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10/22
2018

biji2

AmazonのAI投資の脅威

もはや脅威すぎて、第何弾か
わからなくなってしまったが
好評“Amazonの脅威”シリーズだ
(たぶん第4弾かと思う。気になる方は
バックナンバーをチェック!)。

小売流通というイメージが強いAmazonだが、
実はAI技術への投資にも力を入れている。
“自動運転技術”“顔認証機能”“翻訳システム”
などが主な対象となる。

“自動運転技術”とは、その名の通り
AIによって自動車を無人で運転する技術。
将来的に、物流の効率化には欠かせないだろう。

“顔認証機能”は、無人店舗「Amazon GO」にも活用されている技術だ。
店内でお客さんの動きを顔認証機能で追跡し、
手に取った商品を判別。
退店時に、自動で電子マネーによって
精算してくれるという仕組みだ。

そして“翻訳システム”は、流通業として
世界各国でビジネスを展開している
Amazonにとっては必須の技術だろう。

これらのAI技術も含めた
2017年の研究開発への投資は、
なんと約226億ドル。
日本円にすると、2兆円を上回る額だ。
この投資金額は、MicrosoftやAppleの
2倍以上といわれている。

なぜ、新たな技術に対してこれだけ巨額の
投資をしていくのか。
その理由は、先のビジ達でも触れた
“自前主義”にある。

Amazonでは、既存のビジネスを
よりよい形で展開していくために、
自社でシステムを開発・活用している。
そして十分なレベルを確立したうえで、
AWS(アマゾンウェブサービス)のように
他の企業にも提供し、
さらにビジネスの幅を広げているのだ。

「自分たちがテクノロジーの面でも
一番になれば、より企業としての価値は高まる」

このAmazonの手法は、
創業者のジェフ・ベゾスの思想が
根幹にあるのではないだろうか。
彼は、創業の際にAmazonではなく
別の名前をつけようとしたという。
「relentless」=リレントレス
日本語では、情け容赦ないという意である。
ベゾスにとっては、
お気に入りの言葉だったようだが、
残念ながら周りの人たちからの反対もあり、
諦めたという。

このエピソードに、彼の思想が
集約されているのではないだろうか。
徹底したビジネス展開をしていくことで、
熾烈な競争に打ち勝っていく。

さまざまな分野への投資も、
Amazonの理念「すべては顧客のために」を
徹底した結果なのだ。
ユーザーの利便性を誰よりも徹底し、
ビジネスの常識を塗り替えつづけている。
“Amazonの脅威”というよりは、
“ジェフ・ベゾスの脅威”といっても
よいかもしれない。

ビジネスに携わるものとして、
この徹底する姿勢は見習うべきだ。
常に新しいものは、エンドユーザーなのか
クライアントなのか、顧客に喜んでもらう
という発想から生まれるのだから。

biji2

もう何度目かの脅威シリーズ

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