これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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ビジネスの達人

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03/11
2013

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伊勢丹は、私をターゲットにはしていない?

「ようこそ、ファッションミュージアムへ。
まずは美術館を歩くように、ゆっくりとひと巡りしてみてください。」
ですって!

だから私も、その注目の2・3・4階を、美術館を歩くように巡ってみた。

へ〜ただいろいろなブランドを連ねて並べてあるだけじゃなくしたんだ。

ここは、リモデルしたばかりの伊勢丹新宿店。
いろいろとチャレンジした跡はうかがえる。

2ヵ所のエスカレーターを中心とした“PARK”という空間。
ここは、まさにこれまでにない試みをしている。

私自身、こんな高級なところで普段買わないから、
これがお客さまにどんな効果をもたらすかがわからないのだ。
(ときにはマーケッターと言われるけど…)

今回のチャレンジであるファッションのインスタレーション
(ファッションオブジェやアートのディスプレイって言った方がいいかも…)
もちょっとユニークなものが…。

CHANELのペーパークラフトによる(?)オブジェというか、
ディスプレイはとっても面白かった。
さすが伊勢丹! プロを使うねぇ〜。

でも、美術館を歩くように巡ってみたけど、
これで買いにつながるのだろうか。
ただ、このPARKという空間が常に面白ければ、
おのずと滞留時間は長くなることに。

そして、滞留時間は売上げ(販売)に比例するということだから、
結果販売につながるということだ。
本当かなぁ〜?

まぁ〜とにかく、伊勢丹もファッションリーダーとして
春からチャレンジしているわけで、何らかの結果には結びつくはず。

2013年、チャレンジするものは、救われるのだ。

それにしても、何度伊勢丹に立ち寄っても、
自分をターゲットにしてないことはイヤというほど伝わってくる。
私の何がそう思わせるのだろう??

まぁ〜私に似合うのは“H&M”だけど。
いいじゃないねぇ〜“H&M”のデザインセンスも。
そして、プライス!
ははっ…

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なんだこのオブジェは?

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空間の取り方が素晴らしいのかも…

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これはすごいねぇ〜

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外見は変わらないね〜

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これが伊勢丹だ!

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はなまるア・ラ・カルト

03/11
2013

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なぜトイレ掃除なのか

磨けば磨くほど場は清まり、磨けば磨くほど人の心は豊かになる。
そんなトイレ掃除の実践は、生活においても、
またビジネスにおいても、多くの相乗効果を生む。

先日私は「岩国 掃除に学ぶ会」で
佐古利南(さこ・としなみ)氏のお話を聴いた。

教職に就いていた佐古氏は定年退職後、
日本を美しくする会の岩国地区で代表世話人を務め、
多くの学校で精力的に掃除に取り組んできた。

そんなトイレ掃除の報告の中でも、特に印象的だったのが
広島の公立高校の話だ。

その学校は当時、1年間に160人あまりの生徒が
中途退学していたという事実が…。

校内にはゴミが散乱、壁には落書き、
ドアは破壊され、グランドの草は生えっ放し。
生徒は隠れてタバコを吸う。
まさに風紀が乱れきった学校だったという。

そんな学校の一筋の光となったのが、掃除の力だった。

「場を清める」ことが、そこで生活する人にとって
何らかの好影響を与えると考えた当時の教頭先生が、
日本を美しくする会の協力を得て徹底的な環境整備に踏み出したのだ。

トイレ掃除、グラウンドの除草、ドアの修繕など。
徹底的な環境整備に取り組んだことで、さて、どういった効果が得られたのか。

結果(2~3年後?)、何かを達成することなど到底不可能だった生徒たちが、
体育祭を7年ぶりに催すことができ、集団演技まで成功させたのだ
(体育祭ができたくらいで…なんて思うかもしれないが、
この学校にとって、これほどの進歩はなかったという)。

場が清まったことで人の心も清まり、それによって得た成果だった。

この考え方は、まさにビジネスにも応用することができるだろう。

普通、ビジネスにおいて何かトラブルが起こった際は、
まずそのトラブルに対応し、次は起こらないようにと改善を図る。
しかし「なぜトラブルが起きたのか」について、
どれだけ根本に立ち返って考えられているだろうか。

起こった問題そのものと向き合うだけの
対症療法を繰り返したところで、根本を改善しなければ同じこと。
人を育てる環境を整えていくことこそが、
結果としてトラブルの解決につながると思うのだ。

さらに言うと、仕事環境や仕事を進める上での段取りを、
日常の“当たり前”としてルール化し徹底するといった
“前始末”を行うことが、トラブルの回避、また良い仕事につながる。

後始末ではなく“前始末”を徹底しながら、
根本であるの人や環境を改善する。
ビジネスも“場づくり”が大切だということだ。

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相談役からのありがたき訓え

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掃除の大切さを語る佐古利南氏

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多くの体験談に会場は釘づけ

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熟ジュクア・ラ・カルト

03/11
2013

juku

ドジョウ算式相乗効果はどこへ行く

人生は、さまざまな出会いや偶然がハモり
思ってもみない方向で形づくられている。
以前、そんな数々の相乗効果により引き起こされる奇跡のことを
“ドジョウ算式相乗効果”と名づけた。

きっかけは、歩道に生きたドジョウが落ちているのを
たまたま発見して小川に逃がしてやった時の話。

一度市場に出回ったドジョウ
(多分ドジョウ鍋になる運命だっただろう)が歩道に落ち、
私に発見されて…と確率を計算していくと、数々の偶然が奇跡的に
重なっていることを実感したのだ(その確率6561分の1)。

さて、近頃この“ドジョウ算式相乗効果”が
脅かされている気がしてならない!

先日英国で実施された調査によると、
インターネット検索の普及によって
祖父母と孫のコミュニケーションが減少しているそうだ。

孫たちはわからないことがある時やヒントが欲しい時、
祖父母に尋ねるのではなくGoogleやWikipedia、Youtubeを開くという。
つまり、スマートフォンやパソコンに向かって
コミュニケーションをとっている状態だ。

先人(祖父母など)との直接的なコミュニケーションにより、
本来の目的以外の情報やアドバイス、
つまり “副産物”も得られるはずなのに…。

確かにインターネット検索は便利だし、
人に聞くよりも自分で調べた方が早い場合もあるだろう。
しかし、何かのついでに得た情報が、
その後の判断や決断への大きなヒントになることはよくある。

直接的なコミュニケーションの機会をおろそかにすると、
目先の目的だけしか果たせず、相乗効果あるビジネスの展開が
なかなかできなくなってしまうだろう。

プラスアルファがそぎ落とされてしまったら、
人生や世の中の流れまでもが変わってしまうと感じるのは私だけ?

ちなみに、弊社でもちょっと気になることが…。
弊社ではシステム管理のIT化を推進中なのだが、
やはり若い人たちの方がITの活用知識を持っている。

そのため、これまでの“当たり前”であった
「部下が質問して上司が教える」という構図が崩れつつあるのだ。
人との直接的なコミュニケーションが希薄になっていく中で、
上司と部下の立場が逆転し上司の権威が失墜してしまう…な~んてことにも!?

インターネットは確かに便利だが、
その代わりに何か大切なものを失おうとしているように思えてならない!

日々の何気ないコミュニケーションが相乗効果を引き起こし、
結果的に人生が豊かになるのではないだろうか。
“ドジョウ算式相乗効果”は、一体どこへ行ってしまった!?

juku

私は6561分の1の奇跡を大事にしたい

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シナジースペシャル

03/11
2013

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参加倍率10倍超に!

今年で第7回目を迎えた“東京マラソン”。
先日のビジ達でもふれたが、私もしっかり応援に行っていた。

アスリートの参加者から思い思いの仮装を楽しみながら走る人もいて、
今年は3万6,000人の人が参加。

なんと一般参加応募者の倍率は10倍超えの
(一般参加の枠は3万人くらいということのようだ?)、
30万4,508人! すごい人数だねぇ~!

そんなランナーたちの走る姿を見ながら、
この東京マラソンにはどれほどの人が関わっているのかを考えてみると…。

・給水所を担当するスタッフ
・選手たちを先導する白バイ隊員
・選手の後ろを走り、交通上の問題が起きていないかチェックする白バイ隊員
・一定の距離を決められた時間内に
 走ることが出来なかった選手の収容役のスタッフ
・イベント運営の事務に関わるスタッフたち
などなど。

スタッフだけを見てもこれだけ多くの人たちが関わっているのだ。

その他にも、参加者(3万6,000人!)はもちろん、その家族や友人たち。
そして、当日沿道に駆けつけた観客やテレビ取材のスタッフ、
その視聴者も含めるとすごい人数が
このイベントに関係しているのが分かるだろう。

テレビ番組では、ニュース番組はもちろん、特番的扱いもあったような。
ということで、応援に駆けつけた人々が
ランナーの走る姿に触発され、走ることに興味を持つ。

そして、テレビ番組の視聴者も同様に、
何らかの刺激を受け運動することに傾いていく。
この“東京マラソン”というイベントのその相乗効果は図り知れない。

2007年に開催されてから、毎年行われてきた東京マラソンだが、
継続することで、ここまでの大きな相乗効果になってきているのだ。

こうしたイベントでは、継続して行うことが、ブランディング効果を生み、
より大きな相乗効果を期待できるということ。

仕事柄、イベントの企画・運営も行うわけだが、
思った以上にコストや手間がかかるのがイベントだ。
しかし、イベントにはそれ以上のリターンが相乗効果を伴って返ってくる。
勇気ある継続は、相乗効果の母なのだ

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人の数だけ紙コップがある…

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先を見ても人・人・人!

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収容されていくランナーの切ないこと…

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ランナーを見守る勇ましい白バイ隊員!

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先取りビジネストレンド

03/11
2013

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時流度チェックの時流

あなたの時流度は?
このビジ達と同様に毎週弊社から発信されている “時流度チェック”。
もちろん、ときどきチェックしてくれていると思うのだが…。

ここで紹介された最新トレンドキーワードをチェックすれば、
時代の流れ、モノの考え方、最先端アイテムまで、
今知っておくべき情報を網羅することができるのだ!

もちろんそこには、
次なる時代に選ばれるためのヒントも隠れている。

今回は、ここ最近取り上げた最新時流キーワードを、
紹介しつつ、どんなヒントが隠されているのかを読み解いてみよう。

「100円商店街」
 全国のローカル地域を中心に設立された、100円の商品を扱う商店街。
 この事業展開によって、お客さまの滞在時間とリピーター率が
 飛躍的にアップ。

 今や全国各地で95ヶ所にのぼる
 大規模な取り組みとなっている。
 100円商品で地域の活性化につなげるとはね〜。

「静岡コーラ」
 若者にもっと日本茶の素晴らしさを感じてもらいたい、
 という思いから開発された静岡限定の新感覚飲料。

 成分はとことん静岡産にこだわり、
 なんとモンドセレクションで3度も最高金賞を受賞。
 会社にもあったのだが、残念ながら味見させてもらえなかった…。

「第6次産業化」
 生産・収穫(第1次産業)、加工(第2次産業)、
 販売・流通(第3次産業)までの流れを、一貫して手掛ける産業形態。

 この手法は、全国各地で広まりつつあり、
 商工業の事業者との連携にも繋がるとして改めて注目されている。
 全国の農家の方々も頑張っているのだ。

と、まぁまだまだ紹介したい時流ワードは、た〜くさんあるのだが、
今回はここまで。(気になる方は弊社HPの「時流度チェック」へ!)

このたった3個の時流ワードからも、しっかりと時流が読み取れる。

まず、「地域」の活性化を念頭においた動き。

また、大企業ではなく「中小企業」が
あれこれとチャレンジしているということ。

そして、「ジリ貧業界」といわれる業界にあっても、
諦めずに踏ん張っているということ。

まさにここに時流があるのだ。

地域から、中小企業から、そして厳しい業界から
さまざまなチャレンジがくり返されることによって、
それが多くの生活者の目にとまり、新たな時流をカタチづくっていくのだ。

つまり、選ばれ続けるためには、
やはり“チャレンジ”し続けることが重要だということ。
チャレンジなくして、これから来る過渡期の時代を
生き抜くことは難しいのだ。

さて私も負けてられない!
2013年は「Challenge& Challenge& Challenge!」だ!

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あなたの時流度はいかがなものか…

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