これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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06/23
2014

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那須塩原に“きらむぎ”OPEN

ついに地元、那須塩原にオープンした
石窯パン工房“きらむぎ”。
あのパン・アキモトの新しいお店だ。

朝からたくさんのお客様が訪れ、
午後の3時頃には、「売り切れ御免!」状態。
私がお店に着いた頃には、もう品薄だったのだ。
でも“よかった、よかった”。

私共もオープンに向け、
いろいろとお手伝いさせていただいただけに、
いいスタートを切ってくれることはうれしい。

とにかく朝から列をつくって焼き上がりを
次から次へと買って行ってくれたという。
いまどきのオープン工房となっている厨房は、
てんてこ舞いだったことだろう。

クルマのナンバーを見ると、
地元の家族連れがほとんど。
これも“よかったよかった”。

この“よかった”は、たくさんの地元の人たちが
この“きらむぎ”に足を運んでくれたこと。
やっぱり地元の人たちに愛されて
ご贔屓にされることが重要ポイント。

地元の人が、自分の贔屓店のひとつにしてくれる。
すると、たびたび足を運んでくれるし、
仲間を連れて来てくれるのだ。

すなわち、地元の人たちが、贔屓にしてくれる要素を
しっかり持っていることがポイント。
美味しさはもちろんだが、
品揃えや店内の雰囲気に楽しさや活気がないとダメ。

そして、そして、この店ならではの
こだわりや特徴がないと、口コミしてくれないからねぇ~。

その“この店ならでは”の要素が
オリジナルキャラクターであったり、
他にはないパンの商品だったり。
さらに、パン・アキモトらしいお買い上げに比例した
社会貢献活動の支援だったり。

えっ、もしかしたら、この“きらむぎ”には既にある!?

オリジナルキャラクターとして
「きらちゃん・むぎちゃん」が…ほ~。
「石窯甘納豆パン」「石窯食パン」などが…ふむふむ。
そして、「パンの3.3(耳)プロジェクト」が…。

さすが“よかった、よかった”。
パン・アキモトはそつがないね~。
もしかしたら、これって“我田引水”!?

ついついこうなっちゃうんだよねぇ~。
とにかく、地域ともっと仲良くしたい。
しばらくすると、近隣の農家の直売所も
“きらむぎ”と共にあったりして。

するともっと繁盛する店になること間違いなし。
我田引水ならぬ、“我店引菜”

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にぎわいをみせる“きらむぎ”

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石窯甘納豆パンがおすすめ

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写真からでも伝わる美味しさ

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「パンの3.3(耳)プロジェクト」

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きらちゃん・むぎちゃん

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選ばれる仕事道

06/23
2014

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古田土(こだと)式仕事道の極意

スタッフ150名以上。
クライアント1900社超。
社外の人も含めた経営計画発表会、参加者600名超。
実はこれ、会計事務所のことなのだ。

それは、古田土(土に`)満(こだと・みつる)氏が
所長を務める古田土会計。
創立してから31年の歴史を誇る。

「社長は社員第一主義、
社員はお客さま第一主義」という考えで、
社員もお客さまも大切にした経営は
“おもてなし経営企業”にも選出された。

先日、そんな古田土氏とお話する機会があった。
話をする中で、驚くべきは“徹底”の姿勢を貫く古田土式“仕事道”だ。
他の企業が実践していることで、
自分たちが良いと思ったことは積極的に社内活動に取り入れ、
徹底的に追求するのだという。

例えば、会社を挙げての清掃活動。
週3回、駅前から会社のビル周辺を清掃しているという。
また、ビジ達でもおなじみ
「日本を美しくする会」で開催している小中学校のトイレ掃除。
その内の年2回は古田土会計がその中心となり、
全員参加で取り組んでいるのだ
(実は私もその様子を何度か拝見している)!

その他に、社内外の関係者を含めた
経営計画発表会も行っている。
なんと、600名以上の参加があり、
立ち見も出るほどだという。

ここでは、「日本中の中小企業を元気にする」という
経営ビジョン実現のための発表が行われる。
これにより、社内で団結し、社外の参加者には
経営企画書の素晴らしさを伝えているという。
これには、毎年大勢が参加するため、
会場が発表会の度に大きくなっているそうだ。

また、発表会での古田土氏は
とにかくオープンな姿勢を貫いている。

経営企画書による自社の情報を、
社内のスタッフだけでなく、社外の関係者や経営者、
ライバルでもある同業者の人達にも開示しているのだ。

これは、自分たちが今まで行ってきたことと同様に、
他の人にも良いと思ったところを取り入れてもらえば、
共に成長できると思うからだという。

もちろん、掃除や発表会に限らず、
朝礼やおもてなし接客など様々なことは
他の企業でも行われているだろう。

しかし、「まず行動しなければ
結果は生まれない」という考えのもと、
学びも実践も徹底して行っているのは、
古田土式ならではの発想法かもしれない。
だからこそ、冒頭のような企業成長を遂げたのだろう。

これぞ“古田土式仕事道”なのだ。
古田土式の意味ある“徹底”の姿勢は、
今後も企業成長につながっていく。
そして、社員だけでなく、
お客さまに選ばれ続けるのだろう。

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古田土式仕事道の極意とは…?

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長年の徹底が実を結ぶ

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おもてなしも徹底!

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そして人も企業もオープン!

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ファインスピリッツキーワード

06/23
2014

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“糠釘(ぬかくぎ)の流儀”

なんの手応えも無く効き目が無く無駄な事を
“糠に釘”と言う。
この言葉は、通常あまり良いことに
使われないことが多いだろう。

ところが、そんな“糠に釘”な行為も
徹底的に続けると、新しい効果や発見を
生むことにつながることを確信した。

先週、リーダーズセミナーの
レポートの中で紹介したガードレール磨き。
そこでもいくらか語ったが、
ほとんどの人がガードレールは
掃除の対象ではないと思ってきた。

なにしろ、やってもやっても終わらない
作業に思えてならないのだから。
ところが…しっかり磨いてみると、
本当に白く綺麗になっていく。

確かにガードレールの量は、
日本だけでも地球数周分、
いや、数十周分あるかもしれないが、
その時磨いた50メートル程の
ガードレールは美しく復活した。

日本を美しくする会の鍵山相談役は、
50年前に1人で掃除を取り組んだ。
1人でできる掃除の量は知れたもので、
一見すると糠に釘のような行為ともいえる。

ところが、10年続けたところで、
1人2人と鍵山相談役を手伝う人たちが
現れはじめたという。

そして30年経った頃には、
経営者たちが集まり“掃除の会”
が立ち上がり、50年経った今では
支局を含め全国に
125ヵ所の会の規模となったのだ。

まさに“糠に釘”だった鍵山相談役の
取り組みは、今や日本中に拡大して
いったのだ(海外もだけど…)。

また、鍵山相談役がよく口にする
言葉に「1人の100歩より、100人の1歩」
というものがある。

1人の1歩は一見知れているが、
100人の1歩の方が相乗効果があると、
糠に釘であっても、
徹底的に掃除をするということは、
人の心を動かす相乗効果を生むのだ。

なぜなら、その姿は、
人に影響を与えることができるし、
その人自身にもいろいろと
意味ある変化がでてくる。

つまり、掃除をやり続けることは
いろいろな“浄化”作用が期待できる。
物理的な面はもちろんだが、
特に精神面の浄化の効果が大きい。

もしかしてこれが“良知の発現”!?
良知とは、何かをやり続けたことで
潜在的に持っていたものを引き出し、
新しい人間性を芽生えさせること、
つまり浄化の先にある状態のことだ。

私は、拙著でこの発現のことを
「石炭からダイヤモンド」と言っていた。
微底継続することで化学変化のような
ことが起き、同じ炭素であっても
価値あるものへと変化するのだ。

これは、ビジネスにおいても同様だ。
“糠に釘”のようなことも、
微底継続することで何かが起きるのだ。
そうすることで、1人、また1人と
自分のビジネスに賛同、
協力してくれる人が出てくるに違いない。

そして、最終的には協力者との相乗効果で、
より良いビジネスへと
展開していくことができるだろう。

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リーダーズセミナーでの掃除

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決められたガードレールを徹底的に磨く

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限られた道具と水で綺麗に磨く

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50年間掃除をし続ける鍵山相談役

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やり続ける大切さを説く鍵山相談役

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糠釘の流儀

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シナジースペシャル

06/23
2014

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A Hard Day’s Nightミーティング

先日、大満足の内に終わったイギリス視察ツアー。
その振り返りをするために、
西麻布ブリティッシュパブにツアー参加メンバーが集まった。

大体にして私の海外視察ツアーは
ハードだと言われるのだが、
今回のイギリスツアーはまさに“Hard Days”!

何しろ見るものが全て充実していたし、
イギリス料理は毎日食べるにはちょっぴりヘビーだったし…。
ビートルズの名曲に因んだ
Hard Days Night Hotelに宿泊したこともあり、
振り返りの会合を“A Hard Day's Nightミーティング”
と命名したわけだ。

今回のイギリス視察で実感したことと言えば、
イギリスという国の歴史と品格だろう。
通常の観光ツアーでは
なかなか入れないところを訪問できたおかげで、
建物にさえ品格漂う大英帝国の栄光を
深く感じることができたのだ。

オックスフォード大学では、
数百年前の書籍がぎっしりと収蔵された図書室を見学。
さらに、文武両道の学生(紳士)と認められないと
入会できないという、
ビンセントクラブにて食事を摂らせてもらった。

そして入会審査が極めて厳しいという
ナショナルリベラルクラブに
ガイドの高橋氏のおかげで
入ることができたのだ。

そしてイギリス紳士の多くいる中で
食事をさせていただき、
その品格を肌で感じる機会を得た。

現在は国会議事堂として使用されている
ウェストミンスター宮殿のその一部が
あの有名なビッグベンだったのだ。

という驚きの発見をし(これは私だけ?)、
その風格に改めて感じ入った。

並べればまだまだあるけれど、
私が感心したのは歴史ある街並み、
建物、そこに居る人全てに品格があること。

例えば“The DOVE”という17世紀から続く
テムズ川沿いの有名なパブでも
食事する機会があったのだが、
私たちが着席して食事し、
お酒を楽しんだ2時間の間、
ずっと立ち飲みしている紳士達がいたのだ!

立ったままお酒を片手に語り合う彼らの姿は、
風格あるパブとぴったり馴染んでいた。
この人たちの品格こそ、
この街の歴史と品格となっていることがよく理解できた。

実は、こうした「なかなか行けない場所」
を訪ねることができたのは、
ツアーガイドを務めてくれた
高橋三郎氏が“ラガーマン”だったからだ。

イギリスでは国技としてラグビーの人気が高く、
その競技者も紳士として迎えられることが多い。
彼がラグビーをしていたおかげで
様々な紳士と知り合う機会があり、
またその伝手で今回の訪問先に行けた
ということのようだ。
ここで改めて三郎氏に感謝したい!

人の縁、そしてイギリスという国の歴史と品格。
全てが相乗効果となって
今回の言葉に表せない満足感につながっている。
西麻布でのA Hard Day's Nightミーティングで、
改めてそれを確認することができたのだった。

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今回のガイド、高橋三郎氏!

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立ち飲みを楽しむ紳士達

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ナショナルリベラルクラブにて

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ハリーポッターの撮影に使われた食堂

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図書館もこの風格である

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オリジナルカクテルを片手にミーティング

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朝食後のミーティング

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イギリスの食事が続くとハード…

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先取りビジネストレンド

06/23
2014

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人材不足と“仕事道”ビジネス

すき屋の「パワーアップ工事中」や
和民の60店舗年内閉店など、
巷ではあちこちから「人材不足」という
フレーズが聞こえてくる。

これは飲食業界に限った話ではなく、
流通業界やアパレル業界などでも同じだ。
ユニクロやIKEAでは、人材不足の影響から
パートやアルバイトを
正社員化しようとしているという。

私からすると人材不足の問題は、
少子化による労働人口の減少や
過酷な労働環境など
社会的背景はあるものの、
起きるべくして起きているとしか思えないのだ。

チェーン展開で儲けを得て
本部ばかりが得をするような企業は、
人をビジネスシステムの一部としてしかとらえず、
まるで道具のように扱っている。
店舗を1人で切り盛りする
「ワンオペ」などがいい例だ。

1,200円程度の時給さえ渡しておけば
(1,500円という金額を目にしたこともある!)、
たとえ誰かが辞めてもまた新しい働き手は
やって来ると考えているのだ。

しかしこんな価値観での事業展開では、
継続していける可能性は0%!

そして、ついにこんなビジネスモデルは
壁にぶち当たったというわけだ。
たとえお金がもらえたとしても、
プロとしてのスキルやノウハウも得られず、
人間としての成長も見込めないような場所で、
人は働き続けたいと思うだろうか?

5年、10年、30年後の自分を考えたら、
プロとして後に活かせるスキルやノウハウを
得られることはまず大前提だ。

そして、人との関わりや社会への貢献を通して
1人の存在価値のある人間として成長する。
さらに、仕事を通して感動を得られるような場所で、
人は働き続けたいと思うだろう。

つまり、中島流の“仕事道”を
展開できるようなビジネスこそが、
やはり働き手にも選ばれるのだ。

きっとこれは昔から当たり前のこと。
「誰を雇っても同じ」と考えている
会社では人は定着しない。

働き手を消費するようなビジネスは、
もう限界にきているのだ。

少子化が進み労働人口が減った今だからこそ、
ビジネスの根幹となるのは
“仕事道”の価値観だろう。

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無印良品も…

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BURGER KINGも…

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和民も…

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すき屋も人材不足!

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