これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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08/04
2014

moba (1)

ジムも、“推して知るべし”


(私)「ルールは守りましょうよ!」
(オバ)「何で!いいじゃない、後ろの人がいないんだから…」
(私)「やっぱり、マナーとして書き換えはいけないですよね。」
(オバ)「そんなマナー、私は知りませんでした。」

“醜い!”と、心の中で叫んでしまった。
(もう少しで、声に出して投げかけるところだったのだが…)
いや、そのオバさんの顔や体型が醜いと言っているのではなく、
言い訳をするその人間性にだ。

このやり取りは、私がメンバーとして通う
フィットネスクラブでのこと。

オバさんは、まずランニングマシンの予約を
13:30~14:30としていた。
ところが、少し遅れてきて、その予約時間を
13:40~14:40と書き換えてまたどこかに行ってしまった。
(私のようにその時間を見て諦め、
別のマシンにする人もいるのだ。)

そして、おのオバさんが13:40過ぎに来たとき、
冒頭のやり取りとなった次第。
(私は、なぜかこんなことでも見過ごすことができないのだ)

実は、このフィットネスクラブ、
マナーの悪いメンバーが結構いる。
大きな音をさせながらランニングする人。
マシンやダンベルを音をさせながら雑に扱う人。

マシンの使用後、汗を拭きとらない人。
仕上げの柔軟体操スペースで、
いつまでもおしゃべりしていて
なかなか場所を開けない人たち。
(う~残念だが…)

そのオバさんとのやり取りは、冒頭の程度で
終止符を打ち、その日の帰りにフィットネスクラブの
スタッフにいくつかの問題点を報告し、
前向きに対応してくれるようお願いした。

仕事柄、たびたび行き着くテーマなのだが、
“そのお店のレベルは、お客で決まる”ということ。
お店のお客やスポーツジムのメンバーを見ると、
そのお店や会社のレベルが見えてくる。
(これも、“推して知るべし”ということ!?)

実は、お店やジムだけでなく、どの業種業態でも
いっしょなのかもしれない。
自分たちが目指すビジネスをしっかり上のレベルに
設定しないと、現場では、このようなことが
起きてしまうのかもしれない。

それにしても、日本もまだまだ民度が低い。
人が見ていなければ、自分にとって都合のいい
行動をとってしまうのだから。

その行動を見て、“推して知るべし”と言われたくないものだ。

まずは、自分も“自分だけ、今だけ、お金だけ”的
価値観を修正しなくては…

2020年は、もうすぐだ。

moba (1)

マナーが民度を語る

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次の人のことを必ず考えて行動したいものです!

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心と体型と行動は連動しているような…

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先取りビジネストレンド

08/04
2014

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「時流ウム」リニューアルオープン

先日、弊社が10年近く毎週続けてきた
“時流”を発信するブログの
“時流度チェック”が、
リニューアルオープンして
「時流ウム」となった。

「時流ウム」はただデザインをリニューアルした
だけではなく、そのシステムと内容が
リンクしたものになり、
時流1つ1つの記事が
繋がりを持ったことが一番の進化だ。

今までの時流のWebページだと、
ファーストビュー(最初に見える画面)では
最新週の時流しか紹介することができなかった。

しかし、「時流ウム」では、
キーワードをプラネタリウムに映る
星に見立てて、
4週分(28個のキーワード)が
一度に見られるように
なったのだ(だいぶ進化したぞ!)。

実は、これが非常に重要な事。
時流キーワードの1つ1つは、
様々な面に向けられれている。

生活者動向や社会情勢、
国際社会についてのものから、
最近の注目の商品や人名、
ビジネスや政治などの
注目すべきワードだ。

そのため、様々なジャンルを
取り上げる4週分のキーワードを
総合的に理解してもらうことで、
今の時代の流れと今後の展開を
多角的に捉えることができるのだ。

つまり、キーワード単体を知る
“点”ではなく、それぞれを繋げて
“線”にして、さらに束ねて
“面”として物事を見ることに
意味があるのだ。

今回のリニューアルページ
「時流ウム」は、まさにその
考え方を実現したものなのだ。

これからの時代はビジネスだけではなく、
生活者の価値観や世界の動き、
情勢などをマクロ的視点で流れを
持って捉えていくことが必要だ。

ビジネスに詳しい人もそうでない人も、
毎週生まれるきらめく7つの時流を、
是非チェックしてほしい。

日々のお客さんとのビジネスシーンでも、
朝礼などのスピーチにも活用できる
「時流ウム」なのだ。
そして毎週継続チェックすることで、
まさに時代の流れを読みビジネスの
先読みも可能にするのだ。

それこそがビジネスを活性化する
土台を築き、未来に向けた
次の一手を決めるヒントになるはずだ。


ビジネスシーンのあなたを輝かせる
時流ウム

毎週火曜日更新

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“時流ウム”トップ画面

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時流記事

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シナジースペシャル

08/04
2014

syn (1)

“掃除に学ぶ会”のシナジー

日常の1つでありながら、
徹底することで大きな影響をもたらす“掃除”。

私のラジオ番組『BUSINESS LAB.』(よろしく!)に、
ついに日本を美しくする会・会長の
田中義人氏が出演してくれたのだ
(私も本部世話人の1人なのだが…)。

今では全国に拠点が125ヶ所、
10万人を超える人が活動する日本を美しくする会。
発足から会長を務める田中氏は、
どのように掃除と出会い、会を発足するに至ったのか?

1991年、田中氏はとある集まりで
当時ローヤル(現イエローハット)の社長であった
鍵山秀三郎氏に出会い感銘を受けたという。

昭和20年代、鍵山氏は自動車関連会社に勤め始めた。
当初、職場は乱雑で汚く従業員も粗野だった。
そこで環境を変えなければと始めたのがトイレ掃除だ。
コツコツと掃除を続けるうちに
社員や社内の雰囲気は気持ちよく変化していったという。

鍵山氏の話を聞き、その場にいた経営者たちも
「掃除にそんな効果が?」と驚いたそうだ。

その可能性に期待した田中氏は、
近所の神社を掃除しはじめた。
数ヵ月すると、他の人々も神社を
綺麗に使うようになった。
そして、荒れていた公衆トイレも
田中氏が根気よく掃除を続けることにより、
ついには建て替えられることになったという。

掃除を通して生まれ変わった神社は、
朝陽を浴びて神々しく見えたそうだ。

鍵山氏に出会い、
掃除の話を聞いてから2年後の1993年。
「鍵山氏の掃除哲学を、
 より多くの人たちに学んでもらいたい」
と考えた田中氏は、
日本を美しくする会の発足を決断。
当初は35名でスタートした。

そして次の春には200人、
その秋には400人(!)という勢いで
規模を増していった。
多い時には全国津々浦々から800人が、
拠点である岐阜県恵那市の
日本大正村まで集まったというから驚きだ。

“掃除”は非常に身近なものだが、
大きなエネルギーを持っている。
日常の1つである“掃除”に真摯に取り組むことで、
人は大切なものに気づかされる。
掃除を通して磨かれた人の心は、
充実感や学びを得られるのだ。

昨年20周年を迎えた日本を美しくする会は、
800人を迎えて記念大会を開催した。
掃除のエネルギーがシナジーとなり、
多くの人の心を突き動かし、
いまや海外でもその活動が注目されている。

掃除は場を磨くだけではなく、
心も磨ける活動なのだ!

8/10、8/17のInterFM『BUSINESS LAB.』では、
田中氏に日本を美しくする会の
活動や哲学についてお話を伺う。
ぜひお聴きあれ!

──────────────────────
InterFM『BUSINESS LAB.』
東京76.1MHz・横浜76.5MHz
毎週日曜 朝 6時から好評放送中!
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田中義人会長と

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大きなきっかけを与えた鍵山氏

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便器と一緒に心もピカピカ!

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全国に広がる掃除の輪

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目からウロコのおすすめ本

08/04
2014

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「嫌われる勇気」自己啓発の源流「アドラー」の教え  岸見一郎 古賀史健 共著

目を惹くタイトルのおかげか、
ベストセラーランキングにも入っているこの本。
私も本屋で平積みされていた一冊を
何気なく手に取って、
2日間で読み終えてしまった。

哲学者と青年の問答という
読みやすい形式になっていることもあるが、
なんといってもその内容の深さに
人気の理由があるだろう。

簡単に言えば、
「どうすれば人は幸せに生きることができるか」
という問いに対し、
「人間の悩みは、全て対人関係の悩みである」
として答えが返される。

そして、
5夜にわたる問答を通して
読者はアドラー心理学に触れていく…
という本なのだ。

様々なテーマが語られる中、
特に印象的だったキーワードをご紹介しよう。

・劣等コンプレックス
「学歴が低いから成功できない」
「器量が悪いから結婚できない」etc…

成功できない理由を
自分の劣等感に結び付けて言い訳にし、
努力を怠っている状態のことだ。

・課題の分離
「エッ、そんな進路を選ぶの?
お母さんは許しませんよ!」
「上司が○○だから、私も○○できないんです」

他者の課題に自分が介入する、
あるいはその逆によって、
できない理由を作ってしまう状態のことだ。
自分の課題と他者の課題とを
分離させていく必要がある、ということ。

・他者貢献
生きていく理由として、
これは非常に重要なものだ。
さらに仕事をする理由としても、
このキーワードが大切になってくる。

他にも、「縦の関係 横の関係」の話。

これは対人関係の基本を、
上下ではなく「横」の関係にすることだ。
そういえば弊社ではすべての社員が~さんと呼び合い、
社長の私も~さん付けを欠かさない。
これぞ横の関係!

そして「使用の心理学」の話など、
重要なキーワードは
たくさんでてくるのだが、
それらは読んでいただくことにして…

読んでいる間、
「これは私が経営をしてくる中で
考えてきたことだ!」と思う部分がたくさんあった。
私が悩みつつも自分流の答えを出していたことに対して、
裏付けをくれたような気がして嬉しかったものだ。

今回この本をおすすめしたいのは、
この本が人生において役立つからだけではない。

ビジネスの上でも、
組織活性化のために非常に「使える」本だからだ。

人間関係に悩んでいる方も、
ビジネスで行き詰まりを感じている方も。

いかがだろう、
一歩踏み出すきっかけとしてこの本を読んでみては!

book (1)

今話題のアドラー心理学!

book (2)

この2つのフレーズがキーワード

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選ばれるビジネス

08/04
2014

126_a

石川酒造の“先義後利”を視察

今回のゲストは石川酒造18代目当主の
石川彌八郎(いしかわ・やはちろう)氏!
「日本酒不況を生き抜く、
〝先義後利〞の地域共生ビジネス!」

これは、10月に行われる
第126回αクラブ定例セミナーのこと。

今回は、福生市で地域コミュニティの役割を担う
石川酒造へ足を運んで、施設内を視察する。

そして、歴史ある酒蔵を見るだけでなく、
現当主である石川氏の
“継続のコツ”を聴くことができる。
もちろん、セミナーの後は
銘酒「多満自慢(たまじまん)」を
美味しい料理とともに味わえるのだ。

毎回好評をいただいているこのセミナーは、
今年でなんと22年目を迎える。

そこで、今まで年6回行っていた
セミナーを4回にする代わりに、
内容をパワーアップ。

現地で“本物”に触れることで
「見る」「聞く」だけで終わらない、
「体験」の要素を取り入れ、
より深く学びが得られるようにしたのだ。

ここで、今回の視察の見どころをご紹介。
それはずばり、石川家に受け継がれる
“地域コミュニティの役割”と
“先義後利の精神”が、
酒造ビジネスに体現されているところだ。

400年以上の歴史を持つ名家・石川家は、
代々その土地のコミュニティの役割を担っていた。

そのため、13代目から始めた酒蔵も、
現当主の石川彌八郎氏が
レストランや資料館などを併設することで、
地域コミュニティ酒蔵へと進化させたのだ。

そして、現代でも石川酒造が選ばれ続けているのは、
昔から続く地域の人々からの信頼によるところが大きい。

この長い信頼を得られたのは、他でもない、
歴代当主が守ってきたビジネスへの姿勢だ。

「人が良心的ならざる時、
良心的になることが長い信用確保の
唯一の道だということを教える」

これは、戦後の激動の時代を生きた、
16代目の日記の一文。

一時の欲や不正に走らず、
良心に従った“先義後利”の価値観を
受け継いできたことが、
現在に至る石川酒造への信頼を築いてきたのだろう。

このように、先人たちは
「今だけ、自分だけ」ではなく
「地域のために何ができるか」
という考えを常に持って行動し、
次代のための(仁義ある)決断をしてきた。

これは、石川家にかぎらず、
全てのビジネスにも通じることだろう。

先ほども触れたように、今回のセミナーでは、
石川酒造の想いが込められた銘酒「多満自慢」や
地ビールを味わいながらの懇親会が予定されている。

先人が遺していった歴史の味を堪能しながら、
未来へ受け継ぐビジネスについて
みんなで考えるのもいいかもしれない。

<先着50名限定!特別セミナー>
■□ 第126回 αクラブ定例セミナー □■
<石川酒造 視察&セミナー>
2014年10月2日(木)
開始  15:30
懇親会 19:00
閉会  21:00
視察場所:株式会社石川酒造
講師:石川酒造株式会社 代表取締役社長
 18代目当主 石川 彌八郎氏
詳しくはコチラ

biji (1)

今回は「体験」要素も!

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地域コミュニティ酒蔵の役割とは…?

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