これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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はなまるア・ラ・カルト

10/11
2016

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“日日是好日”の中の好日(こうじつ)

日曜日の午前中に、飯田橋で白サギの飛来を見ることが
出来たことは先日のモバイルショットでも書いたが…。
その次の日は、さらにいいことが飛来した。

自宅のベランダをふと見ると、可憐な一輪の朝顔が咲いている。
4月に種を蒔いたのだが、なかなか咲かず、
9月から思い出したようにチラっホラっと咲き始めた朝顔。
かなり遅れてだが、咲いてくれただけでもうれしいものだ。

さらに、持っていた株価が突如に値上がりし、
経営者仲間からは長野県産のりっぱな松茸が届いたりもして…。
今日もいいことが続くな~なんて思っていたら、
例の石坂産業の石坂典子社長の秘書の方から
こんなうれしいメールが!

なんと、私がインタビュアーを務めさせていただいている、
月刊CDビジネス・イノベーションの来年の1月号のゲストとし
て出演していただけるというのだ。(やったぁ~!! )

そして、北海道のワインヴァレー構想で協力してくれている
ぶどう農家からは、ぶどうの実がなったので、
収穫のイベントを企画しようという話も出てきた。

おぉ~、こんなにいいことが立て続けに起こるなんて、
本当にラッキーな日である。日曜の白サギを見てからは
ここに書ききれないほどよかったことが集中したのだ。

タイトルの「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」とは、
有名な禅語のひとつで、毎日がよい日であるということで、
だからその日その日のあるがままを受け止めよう、という意味。

実は私、1日の中で「よかった」と思えたことを、
手帳のその日付の覧に毎日書き込むようにしている。
あえて毎日“よかった”ことだけを
ピックアップして書き残しているのだ。
すると毎日がいい日となり、プラス思考で行動できるってこと。

この「よかった探し」は、アニメ『愛少女ポリアンナ物語』
で主人公が習慣にしていた。
(我社のほとんどのスタッフがポリアンナを知らなかったが…)
これは父を亡くして孤児となったポリアンナが
貧しさや不幸に負けずに頑張っていく、というお話しなのだが、
主人公のポリアンナは“よかった”を探すことで、
いつも極めて前向きで楽観的に生きようとしていたのだ。

ビジネスの世界で生きる私たちは、毎日、毎週、毎月…、
と継続してしなければいけないことがたくさんある。
そのときに、いかに前向きに行動するかが、
その結果を大きく左右すると思うのだ。
だから、よかったことにスポットを当て、
気分よくポジティブに行動することが、結果として
“好日”を招くことにつながるということ。
すなわち、それが「日日是好日」となる。

そして、あるがままを好しとして受け入れ、
日々の「よかった探し」をしている中で、
こんな風に「日日是好日」の中の好日、
つまり突出するようなとってもいい日が来ることに繋がるのだ。

さぁ、今日からあなたも
毎日の「よかった探し」を始め、手帳に書き込もう。

毎日が好日になること間違いなし!

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白サギが見れて…

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朝顔が咲いて…

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石坂社長がビジネスイノベーション1月号のゲストに!

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目からウロコのおすすめ本

10/11
2016

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『サービスの達人たち』野地秩嘉・著

あなたはベンツの新車セールスマンだ。
会社が設定した月間ノルマは5台だが、
今月は、月末を待たずに達成してしまったばかりか、
2台もの追加注文が舞い込んできた!

急いで月末までに納車することもできるが、
来月初めに納車すれば、翌月のノルマ達成はぐんと楽になる…。
そんな状況になったら、あなたはどうする!?

…これは “サービスの極意”を追求する達人を取り上げた、
野地秩嘉(つねよし)・著、『サービスの達人たち』
というノンフィクション中のエピソードなのだが…。

これは飛び込み営業でベンツを年間100台売る
辣腕営業マンが語ったことだそうで、
彼は迷わず2台とも月内に納車する、と続けている。
というのも、2台分のアドバンテージを持つことで、
自分の中に「甘え」が生まれるのが怖いからだとか。

ふむふむ、さすがだ。こういう考えでなければ
年間100台なんて売れないだろう。
…この本には、彼のような究極のサービスを追求する8人の達人が
オムニバス形式で登場する。その8人を以下にご紹介しよう。

1.「飛び込み営業」でベンツを日本一売る男
2.「戦後最高」カフェ店主の神接客
3.「デパ地下の女王」とんかつ娘の気迫
4.「稼働率100パーセント」ビジネスホテル支配人夫婦のもてなし
5.「客を母と思え」もつ焼き屋の流儀
6.「餅つき」だけで繁盛旅館をつくった主人
7.保育園業界トップクラスに躍り出た「革命児」の哲学
8.クレーム「ゼロ」熾烈な競争を制するカリスマ美容部員

彼らの話を読みながら感じたのは、
私が発信する選ばれるための7か条、
“新・選ばルール7”に当てはまるなぁ…ということ。

それも、7つのなかの4項目
・とことん追求する
・手間をかける
・大胆で潔い
・徹底の二乗
に、とりわけ共通するものを感じたのだ。

例えば先のセールスマンがノルマ達成を到達点とせず
車を売り続けるのは、まさに選ばれる理由といえるだろう。
他に気になったのは、
“「デパ地下の女王」とんかつ娘の気迫”だ。

これはとんかつ専門店「まい泉」の販売員で、
全国の精鋭が集まる日本橋三越本店のデパ地下で
店長に抜擢された人物の話。
「まい泉」の1店舗あたりの売り上げは、1日80万円。
彼女はそれを3%の商品ロス率で達成しているとか。

彼女は日本橋三越本店の店長に就任してから毎日、
商品の“売れる・売れない理由”に着目し、記録を続けた。
やがて、その商品が売れるか、なぜ売れないか、
どんな商品を開発すべきかがわかるようになったそうだ。

さらに売り場を離れ、売れている他店を見て分析したり、
そこに自分なりのアレンジを加えたり…と、
とにかくとことん、売るための手法を追求し続け、
商品ロス率3%を維持したという!

まさに、これも例の4項目に合致するではないか!
どの“サービスの達人”たちも、「ビジネスの達人」と一緒で、
選ばれるためのルールづくりを徹底し、
追求しているのだなぁ…!

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様々なサービスの達人が登場する

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“新・選ばルール7”

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モバイルショット

10/03
2016

mobamain

“サギの恩返し”

あっ、白サギがこんなところに!
スマホでパシャッ!
おっ、こっちには青サギが…パシャッ!

ここは都心の飯田橋駅。
その外堀にサギが降りるとは…
それも白サギも青サギも…
おっ、あっちにも白サギが。

この時間は、引き潮の時間帯でもあり、
浅くなっていたからだろう。
それにしてもサギは美しい。
その小顔さも、スレンダーな姿も美しい。
自然がつくり上げた姿は本当に美しいものだ。
(私の好きな鳥のひとつなのだ)

それにしても、どこからやって来るのだろう!?
なぜ、ここに!?

もしかしたら…、
ここは私が毎朝タバコの吸い殻を拾うところ。
その行為に対して鶴の恩返しならぬ“サギの恩返し”とか!?
(そんなことはないか)

まぁ~、あの鶴の物語は、
直接助けたから恩返しがあったわけだし…。

それはともかく、いろいろと考えてみると、
サギも住みにくくなったことだろう。
田圃が少なくなったことや、農薬の散布でエサがなくなり、
行き場を失っているのが実際。

いや、それだけでなく、弱い者をターゲットにした
いろんな“サギ”が横行していることも。

実は、彼ら彼女らは、肩身の狭い思いをしているに違いないのだ。
その事例とも言える“サギ”の恩返しを紹介しよう!

            ●

ある都心のまちで働く、北海道出身の青年ビジネスマン。
お金を貯め、起業を目指していたのだが、
働けど働けど、お金はなかなか貯まらない。
そんなとき、痩せぎみで小柄な一羽のツルが、
薄暗くなった皇居のお堀のたもとで
羽根をバタつかせていたという。

その姿を見るやいなや、田舎を思い出し、
手助けのために近づいて行った。
この人ならと思ったその鳥は、
その青年の手助けを借り、無事、西の空に羽ばたいていったという。
青年もその日は、いい気分で帰路についたのだった。

それから数日過ぎたある日、
青年のスマホに知らない番号から、電話がかかってきた。

「不審な者ではありません。あのとき助けていただいた鳥です。
あのときは、ちょっと身体の調子が悪かったもので…
ありがとうございました。
できれば、お礼をしたいと思うのですが…、
残念ながら私は若いこともあり、
機(はた)を織る技術もなければ、羽根の量も少なく、
物語のようなご期待には応えられないのです。
そこで…代々伝わる運気を読むチカラをつかって、
値上がりする株の投資先ならわかるのです。
とはいえ、私たち鳥には、まず元手となるお金もありません。
必ずや、大きく太らせますので、100万円をこちらの
口座に振り込んで欲しいのですが…」

なかなか起業資金が貯まらない青年は、何も疑うこともなく
その話に乗り、ワクワクしながら100万円を
その口座に振り込んだという。

それから1ヵ月経つが、そのツルからは何の連絡も
なかった。そこで、例の番号に折り返してみると…

「この番号は、お客様の都合により通話ができなくなっております」

この時、やっとその青年は気づいたという。
あの鳥は、ツルではなく、サギだったことを…。
<チャンチャン>
(これは中島流の“サギの恩返し”だったわけだが…)

            ●

というわけで、何も悪いことをしていない、
美しい鷺(サギ)は、その名前だけでサギ(詐欺)扱い
されてしまっているということ。

それにしても詐欺集団も、手を替え品を替え、
次から次へとアプローチしてくるねぇ~。
この巧妙さとあきらめないエネルギーを真っ当なビジネスへ活用したら、
社会に喜ばれるようないいビジネス展開ができるような気もするけど…

そう思いません!?
それにしても本物の鷺は美しい!

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外堀に美しい白サギが…

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青サギもいた

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シナジースペシャル

10/03
2016

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ビジネス筋トレ&筋力

人は、負荷を避けようとする生き物だ。
和式トイレより楽な洋式トイレ。
階段よりエスカレーター。
気の強い女性より優しげな女性…などなど。

しかし、適度な負荷(ストレス)は成長に不可欠なので、
むしろ受けたほうが良いそうだ。
ということで、私はついつい負荷のかかる女性を
選んできたわけだが…(・_・;)

負荷によって成長する例といえば、筋トレが代表的だろう。
私もジムへ通っているが、
ランニングマシンで3キロを目指しつつ、
3キロまで来ると、もうひと押しと4キロを目指すことも多い。

あえて負荷をかけて、もっと鍛えようとしてしまうのだ。
上腕二頭筋を鍛えるマシーンでも、
15回を目標にしながら20回までやってしまうことも…。

これをビジネスに置き換えると、
精神的な負荷が人間的成長や、
ビジネス力のアップにもつながっていると考えられる。

とにかく私も若い頃は、朝早くから夜遅くまで…
いや、朝まで仕事をしていた記憶がある。
それも土日関係なくだ。

クライアントに「期待してるよ」なんて言われて根を詰めたり、
部下がトラブルを起こしてお詫びに行ったり、
クライアントに無理難題を投げかけられたり…。
これがある意味、中島流の「ビジネス筋トレ」だったのだ。

ビジネス筋トレによってどんなことが鍛えられるかというと、
以下の5つである。

1、推進力
ビジネスには不可欠の、いろんなことを進行する力だ。

2、耐久力(持続力)
仕事とは、長く続くもの。
会社をすぐに終わらせないためにも必要だ。

3、突破力
あらゆる無理難題・困難を突破する力だ。

4、決断力
日々小さな決断を繰り返していると、
大きな決断もできるようになるのだ。
たとえば、イエローハット創業者の鍵山秀三郎氏は、
売上の6割を占める大手との取引を
辞めるという大決断をしたという。
そこから新たな展開が始まり、
その後のイエローハットになったそうだ。

5、キャパシティ(受容力)
私は、ストレスが人間のキャパシティを
つくり上げると考えている。
つまり、受けてきたストレスの総量は
キャパシティに反映(比例)し、受容力の深さにつながるのだ。

人間はつい楽な方へ行きたくなるものだが、
ストレスから逃げてはいけない。
ビジネス筋トレを続けることで、ビジネス筋力がつくからだ。

ただ、負荷をかけるときに注意してほしいのは、
必ずストレス発散の場をつくること!
私もビジネス筋トレをやりすぎて、
精神的に参ってしまったことがある。

その当時を振り返ると、多忙を極めた毎日が続く中、
唯一ストレス発散の機会だった
草野球のリーグも解散してしまい、
逃げ場を失ってしまったのだ…。

ストレス発散の場だけはしっかり用意して、
良いビジネス筋トレを続けよう!

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ビジネス筋トレ&筋力で鍛えられる5つの力

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適度な負荷は成長に不可欠なのだ

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目からウロコのおすすめ本

10/03
2016

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『地球は「行動の星」だから、動かないと何も始まらないんだよ。』 斎藤一人・著

先日のモバイルショットでちょっぴり触れた、
『地球は「行動の星」だから、
動かないと何も始まらないんだよ。』という書籍。
著者は「銀座まるかん」の創設者にして
日本でも指折りの実業家・斎藤一人(ひとり)氏。

書店でこのタイトルを見つけたとき、
輝いているように見え手に取ったのだ。
「地球は行動の星」、いいタイトルだよねぇ…。
(地球が「行動の星」なら、思えば叶う「思いの星」や
「目標の星」「夢の星」もあるのかな?)

この本では、「夢が実現するしくみ」として、
夢を目標にして、自分ができる努力を具体的に描き
ちょっとずつでも行動すると、夢が動き出すと語っている。

たとえば1億円を貯めたい! と思ったとして、
一気に手に入ようと考えるから、無理だと思いあきらめてしまう。
そうではなく、1億円は100万円を100個分だから、
まず100万円貯めることを目標にし、
それを100回繰り返せば1億円に…と考えれば、
具体的な方針の立て方も見えてくるということ。

そこで思い出したのが
おもちゃコレクター北原照久氏の邸宅、
日本屈指の大豪邸である佐島邸のエピソードだ。

たいへん美しいボートハウスの佐島邸を目にした
30代の北原氏は、いつかこの豪邸に住もうと決意し、
約20年をかけて実現したという。
すなわち北原氏は、30代のその時から
佐島邸を手に入れるための行動をはじめたのだ。

「叶える」という字は口に十と書く。
北原氏は夢を叶えるため、
事あるごとに「佐島邸に住む」といろいろな人に話し、
少しずつ資金も貯めていったそうだ。

斎藤氏は、大きすぎる目標を立ててはだめと説いている。
とにかく実現に向け行動することが大切なので、
「目標は小さく、努力は大きく」で現実的に考え、
行動していくということ。

ほかにも「何事も他人と比べず自分の全力を出し切ると、
力はもっと大きくなって道は開かれる」とか、
「幸せになるのも、成功するのも、
行動なしに達成したことはない」なんてことも語っている。
(うんうん)

やはり、行動することこそ道を開いてゆくのだなぁ…。
これからも、行動を大切にしてゆきたいと改めて思ったのだ。
今後も目的地に向けて、一歩を踏み出し続けたい!

そういえば、斎藤氏は寺田本家の先代、
寺田啓佐(けいすけ)氏の理念にたいへん共感し、
寺田本家を応援していたとか。
そんな寺田本家に訪れる、次回のαクラブ定例セミナー。
ううん、ますます楽しみになってきたなぁ!

第135回αクラブ定例セミナーの詳細は
コチラ

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『地球は「行動の星」だから、動かないと何も始まらないんだよ。』 斎藤一人・著

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おもちゃコレクターの北原照久氏

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次回のαクラブ定例セミナーは10月27日の寺田本家視察セミナー

book4

寺田本家にある「ひとりさん観音」

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