これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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選ばれるビジネス

11/21
2016

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“十勝スイーツヴァレイ”の理由

「なっ…ない!」
というシーンはすでに2回連続。
とかち帯広空港の「六花亭」のお土産売り場にあるはずの
どら焼きが売り切れてしまっているのだ。

月1回の北海道出張の帰りのことである。
私がいつも乗る東京行きの飛行機は13時台。
ということは12時過ぎには空港に着いているのだが…、
その時間にはもう売り切れているのだ。
このことだけでも、このどら焼きがどれだけ人気か皆さんにも伝わるだろう。

この「六花亭」のどら焼き、本当に美味しいのだ。
どら焼きで有名な老舗「うさぎや」のものも食べたことがあるが、
やはり私には「六花亭」が一番!
そんなわけで出張の帰りには、
東京で首を長くして待っている人たちのために
どら焼きを買って帰ろうとするのだが…、なかなか難しい。

そんな話を、帰る前日に街中の「六花亭」店舗で話したら、
なんと「今ここでご注文いただければ、空港でご用意しておきますよ」とのこと!
その日につくられたものを空港で受け取れるようにしてくれるという。
(すばらしいサービス!)

小豆や大豆はもちろん、小麦、
乳製品であるバター、チーズ、生クリーム、
そしててんさい糖など…、ここ十勝にはお菓子づくりの素晴らしい食材が揃っている。
そんなこともあってか十勝には共に何十年も続く
人気の大きなお菓子店の2社、先程の「六花亭」と「柳月」がある。

この2社が切磋琢磨して競い合うことで、
より美味しいお菓子が創り続けられているということ。
そして近年、次なるお菓子店もそこに入ろうと
質を追求しながら台頭して来ている。
先日立ち寄り、注目のロールケーキを購入した
「あさひや」もそのひとつなのだろう。
(思わず1人で1本を食べてしまった。ごちそうさまでした!)
うんうん、日本の十勝はスイーツヴァレイといえる地域なのだ。

私と同じく十勝の芽室町出身である「スイーツ親方」こと芝田山親方。
親方がスイーツで注目されたのも、
十勝の美味しい食材でつくられたお菓子を食べて育ったことも
その理由にあると語っていた。
やっぱり、十勝のお菓子は和菓子も洋菓子も本当に美味しいのだ。

この土地だからこそ、お菓子の競合ができる。
そして、切磋琢磨し合うその競合状況が
サービスや質の高さに繋がっているってこと。
私たちのビジネスでも良きライバルを持ち、
多くの中から選ばれるように日々追求を重ねていくことが、
存在理由となり継続に繋がるということだろう。

そして十勝を訪れた際には、
是非皆さんもこの十勝スイーツヴァレイの美味しさを味わっていただきたい!

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「六花亭」のどら焼きはMr. セイージも大好き!

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良質な素材にこだわりお菓子づくりをしている「六花亭」

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坂本直行氏による草花のモチーフのパッケージも有名だ

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「あさひや」のロールケーキも美味しかった

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皆さんにも是非、十勝スイーツヴァレイの美味しさを味わっていただきたい!

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11/14
2016

mobamainのコピー

“素読”が脳のアンチエイジングに!

1から120まで順番に声に出して数え、そのタイムを計る。
あなたは果たして、何秒でクリア!?

まぁ、わけないこと…と思い、
スマホのストップウォッチをスタートさせる。

1、2、3、4、5 ・・・・・115、116、117、118、119、120っと。
46秒だ!
果たして、どの程度のタイム!?

実はこれは、脳の衰えを計るテストだという。
ある雑誌の中で、「脳を鍛える○○」の川島隆太氏はあっさりと、
「大学生であれば、30秒を切るぐらいで数え終わり、
60代の方は50秒以上かかってしまいます。
これは脳が衰えたことで言葉のスピードも遅くなっているわけです」

げっ! 50秒はかからなかったが…、ショック。
脳が衰え始めているということか? いや、認めたくはない。
では、もう一度チャレンジしない手はないだろう。
今度はその気でチャレンジ!
うっ、42秒。(くやしい!)
100を超えたところから、口がうまくまわらなくなるのだ。
(何か釈然としない気分だが…、老化を認めるしかないようだ)

その雑誌のコーナーのテーマは“素読(そどく)”。
川島氏はその中で、頭の回転速度と記憶の容量は、
20歳過ぎると遅くなり、小さくなる。(へぇ~20歳がピークなわけね)
だから“素読”が効果的だという。
すなわち黙読以上に声に出して読んだ方が、
より脳の活動を活発にしてくれると言ってくれているのだ。

そして、1日に10分から15分の“素読”を行うと、
脳の前頭前野の両側の体積が増えて、
記憶力だけでなく別の脳力(能力?)まで
伸びると語ってくれているのだ。
ほほ~、これだけ専門家がはっきりと言ってくれているわけだから、
ここは実践するしかないでしょう。
脳の老化を危惧するより、ここは脳力アップにチャレンジでしょう。

私たちの年代は、まだまだアタマもカラダも
使わなければいけない立場なわけだし…。

少し前に「週の攻防“死(し)×守(しゅ)=16”時間」という話をしたが…、
やはり週に16時間は自分の時間をしっかり確保して、
その中に“素読”を組み込まなくては! …

この“素読”によって、脳が活性化し、
加齢に対抗できるのはもちろん、
新たな脳力向上も期待できるんだからねぇ~。

ちなみに、認知症のお年寄りに“素読”を続けてもらうと、
認知症の進行を止めるだけでなく、改善もみられるという。
すばらしい!“素読”。

ところで…、“素読”の効果はともかく、
こんな風に老化を気にするようになったことが、
まずの老化現象なのかもしれないが…。


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“素読”で、脳が活性化させよう!

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はなまるア・ラ・カルト

11/14
2016

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中島流「GRIT SCALE」という砂時計

上からサラサラと砂の落ちる砂時計は、
皆さんもちろんご存知だと思うが、
頭の中にこの砂時計を思い描いてみてほしい…。

上の部分にたまっている砂は、人が持つ能力であり、潜在能力。
これが下へ落ちると、成果につながる
GRIT(やり抜く力)へ変わってゆく砂となる。
この下の部分にたまる砂が多ければ多いほど、GRITが高いというわけ。

この砂が、なかなか下のフラスコへたまらない…。
なぜならそこにボトルネックがあるからだ。
この砂時計を、中島流に人生の達成・成功をはかる
“GRIT SCALE”と名付けよう、というわけなのだが…。
これは先日ビジ達でおすすめした本『GRIT やり抜く力』から発想したもの。

そして、この本の中で紹介されている、
1.物事をつきつめる原動力となる「興味」。
2.物事を達成するためのスキルを粘り強く磨く「練習」。
3.その練習がたどり着く先のヴィジョンである「目的意識」。
4.そして試行錯誤を継続させるエネルギーとなる「希望」。

これら4つがボトルネックを通過するための必要条件であり、
持っている能力をGRITへと変化させるのではないだろうか。
では、このボトルネックを通過しGRITへたどり着くというのは、
具体的にはどういうことなのだろうか?

たとえば、このビジ達でも何度もご紹介している
イエローハットの創設者にして
「日本を美しくする会」の相談役・鍵山秀三郎氏。

鍵山氏は50年間以上掃除を徹底してきたが、
掃除だけでなく、ビジネスにおいても、
あらゆる“上質の当たり前”を日々徹底してきた。
この上質の「凡事徹底」を貫いたことでGRITが磨きあがり、
様々な厳しい状況でも潔い決断を下せる、理念ある経営を続けてこれたのだ。

そして、「奇跡のリンゴ」の木村秋則氏。
木村氏は、15年以上もかけて自然栽培のリンゴづくりにチャレンジし、
さまざまな試行錯誤を粘り強く繰り返して完全無農薬栽培を達成した。
この厳しい環境のなかで耐え抜いた力こそが、木村氏のGRITの大きさなのだ。

鍵山相談役と木村氏には、
「興味」「練習」「目的意識」「希望」がうまく作用したからこそ、
その能力をGRITに変えることができたのだと私は思っている。

さらに、このお2人の事例からも、
私はGRITにプラスして“人間力”の存在の重要性を発想する。
お2人とも、厳しい環境で物事を粘り強くやり抜くなかで、
人間性も磨かれていったということなのだろう。

人間力の高い人には多くの人が共感し、
支援も集まるため、目的達成も早くなる。
つまり、GRITに人間力がプラスされることで、
何倍もの相乗効果が生まれるということ。

さて、あなたのGRITはもうどのくらい下のフラスコにたまっているだろうか?
ボトルネックを通過するためのチャレンジを、
日々しっかりやっているだろうか?
今からでも遅いことはない!
私ももちろんまだまだ“GRIT SCALE”を意識し、
チャレンジしていきたい!

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中島流「GRIT SCALE」という砂時計

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「日本を美しくする会」の鍵山秀三郎相談役

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「凡事徹底」を貫き50年以上も掃除を続けてきた

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試行錯誤を繰り返して完全無農薬栽培を達成した木村秋則氏

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木村氏の自然栽培のりんご

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選ばれるビジネス

11/14
2016

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さいちの行列の理由(わけ)

また行列ができていた!
お店の前にも、中にも、駐車場にも…。
コンビニほどの小さなお店の「さいち」は連日大賑わいで、
年間7~8億円の売上があるそうだ。

さいちは仙台の秋保温泉にあるスーパーマーケットで、
私はもう15年(?)ほど前からしばしば通っている。
このときも4つある駐車場はほぼいっぱいで、
変わらない人気ぶりが伺えた。

早速店の中を覗こうと近づいたら、
なんと入り口で既に8人ほどのお客様が並んでいる!
祝日とはいえ、こんなのは初めて。

中へ入ると、店のメインであるお惣菜、お弁当、
おはぎが並ぶ通路はひときわ混雑していた。
店内でも順番を待たないと、
ここのおはぎを買うことができないのだ。
私はここを「さいちの銀座通り」と名付けている。

この「おはぎ」は1日平均5000個、
春と秋のお彼岸には、なんと1日で2万個売るそうだ。
小さなスーパーの「さいち」は、
なぜここまで繁盛店になったのだろうか。

その昔、さいちには250~300のお惣菜のマニュアルがあったそうだ。
ところがある日、マニュアルで作られた
きんぴらごぼうを食べたお客様が、「昨日のは塩辛かった」と
社長の奥様である専務に伝えたという。

専務が早速担当スタッフに確認したところ、
「マニュアル通りに作りました」という答え。 

この出来事を受けて、社長と専務は
朝の5時くらいまで話し合ったという。
そしてその結果、300種のお惣菜マニュアルを
すべて捨てるという決断となった。

つまりマニュアルがあることで、スタッフは
自分の作ったお惣菜の味に責任を持たないようになってしまった、
という結論に至ったのだ。

この決断により、当然手間はかかるようになったが、
お惣菜もおはぎもさらに美味しくなったという。
スタッフが味に責任を持ち、新人にもそのコツを
きちんと教えてくれるようになったからだ。

選ばれる理由には、目先のことに惑わされない
思い切った決断が大切だということ。

株式会社イエローハットの創業者である鍵山秀三郎氏は、
「価格だけが競争ではありません」と
ほかの要素の大切さを語ってくれている。

そして、吉田カバンの吉田吉蔵氏も、
人件費の安い外国に頼らず、
職人を育むために国内だけで製造を行うと決断した。
 
このように、目先の利益や効率、お金、
経済だけではない決断が、選ばれる理由になっているのだ。
そしてさいちの行列も、その当時の経営者の決断によるもの。
この美味しいおはぎの味も、その時の「英断」のお陰なのだ。

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仙台の秋保温泉にあるお店「さいち」

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こんなに行列が…

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お彼岸には1日2万個も売れるというおはぎ

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店内にも順路があるほどの人気ぶり

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経営者の「英断」が大繁盛店へと導いたのだ

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11/07
2016

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キャラの存在が“attention”をつくる

“うわ~カワイイ~” だって。
なんで本人より人気があるのか?それがわからない!
まるで、ものまねするコロッケの方がその本人より
人気があるようなもの。(ちょっと癪にさわる思い)

それはともかく、Mr.セイージは国内はもちろん、
海外でも人気者で、言葉なしでコミュニケーションをとり、
相手の笑顔を引き出してくれる。
私もMr.セイージのお陰でいい思いをさせてもらうこともあるのだが…。
(若い娘が寄って来てくれることも)
海外で観光名所を撮った写真でも、彼がそこにいるだけで、
存在感のあるオリジナルの写真となってしまうのだ。
(すごく活躍してくれている)

なぜ、ここまで一体の“ぬいぐるみ”が存在感を発揮できるのだろう。
なぜ、多くの人の笑顔とコミュニケーションできるのだろう。

Mr.セイージが誕生したのは、2014年の5月。
きっかけはバックパッカー・シェルパ斉藤氏の
「ニッポンの良心」を見たことによる。
UP BOOKS&MAGAZINESのWEBコラム

そこには、木彫りのお地蔵さま「良心くん」が登場する。
(Mr.セイージと似たようなサイズだ)

その「良心くん」がそのコラムでは主役であり、
存在感がとにかく半端ではない。
シェルパ斉藤氏が旅する先々で、
なんとも言えない趣きのある空間を演出してくれるのだ。

一体の木彫りのお地蔵さまがいるだけで、
ここまでその空間を変えてしまうとは!? すばらしい「良心くん」!

というわけで、この感動があり、
“Mr.セイージ”の発想となったわけだが…、
とにかくMr.セイージも私たちが思っている以上の
コミュニケーション力と存在感を発揮し、活躍してくれる。

同じ仲間と表現していいかわからないが、
大人気マスコットキャラクター「くまモン」を思い出して欲しい。
彼も、人の心を惹きつけ、安心感を演出し、
話はしないのに多くの人たちとコミュニケーションしてくれているのだ。
結果として多くの稼ぎ、すなわち経済効果も生み出しているのだとか。

やっぱり、マスコットキャラクターも、その質と使いようでは、
すごく活躍してくれるわけだ。
いまや「ゆるキャラグランプリ」なるイベントもあり、
企業や地域には、たくさんのゆるキャラが存在しているようだが、
果たしてうまく活かされているのやら。
どのような場面でどう使うかで、その効果に大きく差が出てくるということ。

もちろん、キャラクターの質もかなり重要!
そして、使う側のアイデアと活かし方がよくなければ、
ただのキャライラストであり、ぬいぐるみで終わってしまうわけだ。
いかにその特性を活かし、どのステージでどう活用するかなのだ。

いまの時代、ICTでありAIが進化してくると、
誰がやっても、あるところからは
ほとんど差のないことができるようになって来るわけ。
ということは入り口のアイデアであり、
キャラクターの質が重要になってくるってことか!?
…それにしても、Mr.セイージの出来はすばらしい!
(大棟さん、安楽さんありがとうございます!
ぬいぐるみのお問い合わせはプレジャー企画さんのホームページへ♪)

さて、Mr.セイージを今後、どう活かすか。
Mr.も協力してね!


Mr.「まぁ~、あなた次第ってとこかな!? 」


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フランス・ボルドー研修でも活躍

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本人より人気なのでは!?

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こんなかわいい女性にも

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石坂典子社長とも一緒に

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寺田本家の寺田ご夫妻とも

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鍵山相談役のぬいぐるみも大人気

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イタリアのコロッセオでもこの存在感

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さて、Mr.セイージを今後、どう活かすか。

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