これからの選ばれるビジネス!

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07/10
2017

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「カヌレ専門店」という発想

カヌレ専門店“CANNELE dè BORDEAVX”が
北海道十勝の山奥から発進!
いいねぇ~

2号店はもちろん神楽坂に!

先日紹介したブルーボトルコーヒーもそうだけど、
小さな街のガレージから発進し、
そのこだわりは地球規模で展開されて行く。
そんな時代に入ったと思うのだ。

スタバを活用している人でも、次なるこだわりの
コーヒーを探している人はたくさんいるはず。
スタバの世界の店舗数は、1万6,500店舗だというから、
ほんの一握りの人たちが、次なるコーヒー店を
探しただけでも、スゴい数の人たちが求めてくれることに。

実はこの発想、ブルーボトルコーヒーの創業者
ジェームス・フリーマン氏が語っていたことなんだけど、
やっぱり選ばれる理由でありストーリーを
しっかりつくらなきゃだめだということ。

この“カヌレ専門店”の発想。
たまたま立ち寄った帯広にある友人の
フレンチレストランで、Memuroワインヴァレー構想についてヤリ取り
しているときに出てきたもの。

もちろん、友人が若い頃フランスのボルドーに
料理の修業に行っていたからこそ行き着いたアイデアなのだが・・・。
もう一度くり返すが、約束もなく、
たまたま店の近くを通ることになったから、
“だったら加藤さんに報告を・・・”。となったのだ。
このとき立ち寄らなければ“カヌレ専門店”の
発想は浮かばなかっただろう。

それも、サンフランシスコでブルーボトルコーヒーに出逢い、
改めてブルーボトルコーヒーを再認識したことから、
店のこだわりやセンスに着目することとなり、
その地球規模の発想が、ボルドーの“カヌレ専門店”発想に繋ったわけ。

ふと頭に思い立ったとき、それを行動に移すかどうか。
そのちょっとした行動力がアイデアとなり、
次なる実践のための行動に繋がっていく。
やっぱり“思い立ったが吉日”なのだ。

実はこの“カヌレ専門店”の発想が、
次なるアイデアの呼び水となり、
その後の打ち合せをより盛りあげ、
このプロジェクトが、より可能性の高い夢あるものへと
推移していったのだ。
やっぱ明日の行動力より今日の行動力だよねぇ~。

「今日の私は、もう昨日の私ではない。
今週の私は、もう先週の私ではない。
今月の私は、もう・・・・」と続く、
中島流の“プロセス進化論”という概念があるのだが、
まさに、昨日の自分の行動が今日の自分を創るということ。

この日々の積み重ねこそが、自分を創り、
関わるプロジェクトをより面白くし、
可能性あるものに創り上げていくことは間違いないだろう。
“プロセス進化論”と検索してもらえば、たぶん中島流のプロセス進化論が
しっかり画面に出てくるはず。

さて、北海道発、本場フランスボルドーの
レストラン公認の“カヌレ専門店”って人気でそうじゃない!? 
あとは、ブランドづくりと商品開発。
やっぱり、美味しくなきゃ話にならないからねぇ~。

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ブランドづくりと商品開発

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加藤さんに報告

プレゼンテーション1

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ブルーボトルコーヒー

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目からウロコのおすすめ本

07/10
2017

book

『人生をひらく100の金言』著・鍵山秀三郎

☆“今日まで歩いてきた人生を一言で言うとすると、
「だれにでもできる簡単なことを、
 だれにもできないほど続けてきた」
というのが、私の人生のすべてです。”

これは鍵山秀三郎相談役の著書・『人生をひらく100の金言』
に掲載されている最初の金言。
これまでビジネスの達人では、鍵山相談役の
考え方や行動を度々ご紹介してきた。
今回は、6月に致知出版社から発売されたばかりの
この本の中から中島流に抜粋したものをご紹介していく。

☆“本来は「小さな努力で大きな成果」というのが
経済の原則のように見えますが、そうではない。
結果的には、大きな努力で小さな成果を手にするほうが確実なのです。”

これは、私が鍵山相談役と初めてお会いした時
教えていただいた言葉だ。
私は当時、「小さな努力で大きな成果」の方が
よいのではないでしょうか?などと
いかにも凡人らしい切り返しをしてしまった。
(もちろん、それが私の役割でもあったのだが…)

☆“縁というのは、ひとりでにできたり、
ひとりでにつながってくるものではなく、
つくろうという意思がなければつくれません。
それから、つなごうつなごうという気持ちをいつも
持ち続けていないとつなげないものです。”

つまりこの言葉は、人との関係をつくろうという
自分自身の意思が大切であることを
語っているのだ。

☆“神戸女学院大学名誉教授の内田樹という先生が
書いた本の中にこういう言葉が出てきます。
「私の仕事ではない。あなたの仕事でもない。
 誰の仕事でもない仕事が放置されている組織は、
 そこから腐敗する」
会社の中にはいろんな仕事があるわけですけど、
細分化していくと必ず間が空くんですね。
この間を補い合って、微妙に重なり合っている
企業は発展していきます。”

(うんうん、誰の仕事でもない仕事って結構あるんだよねぇ~)
このように、『人生をひらく100の金言』の中では
鍵山相談役のたくさんの金言が紹介されている。
私はこのうちの半分以上の金言を直接お聞きしたが、
その度に頭を上下しながら、
いくらかでも自分の仕事に反映できないか考えていた。

しかし、金言を自分に反映し、実践することは
そう簡単ではない。
なぜなら鍵山相談役は、さまざまなことを徹底して
実践し、そこから気づきとして発信しているわけで…
その言いたいことが分かったとしても、実践することは
1~1000よりも遠いのだ。
(先週の復習? )

まずは鍵山相談役のお言葉を常に意識して
日々を過ごすことが、大きな成果への第一歩だろう。
みなさんも、この本を身近に置いて
日々の指標として取り入れてみてはいかがだろうか。

book

鍵山相談役の著書・『人生をひらく100の金言』

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選ばれる仕事道

07/10
2017

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大沢悠里流“先義徹底”の極意

「道義を優先させ、利益を後回しにする」という言葉の“先義後利”。
ビジ達でも何度も登場している言葉だが、
今回の“先義徹底”を使うのは私も初めて。
というのも、今回のビジ達に向け私がつくった造語だからだ。

デイリーのパーソナリティーを降りてから1年、
久々に大沢悠里氏と改めてお話する機会があった。
皆さんご存知大沢氏は、ラジオ番組「大沢悠里のゆうゆうワイド」を
30年間継続された名パーソナリティにして、
超ベテランのアナウンサーだ。

もう30年(?)ほどお付き合いさせていただいているが、
今回お話して、その考え方であり
行動の素晴らしさに改めて気付かされたのだ。

番組を聴いていた方は知っていると思うが、
「大沢流エンドロール」というものがある。
エンドロールをラジオで? と思われるかもしれないが、
大沢氏は番組の最後に制作スタッフや登場者の名前を
一人ひとり読み上げていくのだ。
(裏方に徹するスタッフにはこれは嬉しいよねぇ~!)

さらに、大沢氏主催のお店貸し切り懇親会なんてものも!
氏が店を1日貸し切り、番組で関わった人たちを
毎回150(?)人以上ごちそうする催しを、
それも年に数回開催するのが恒例だったという。

もっとすごいのは、
氏の番組は8時半オンエアーだったにもかかわらず、
毎朝必ず6時にはスタジオに着き、
清掃からその日の番組の準備もしていたそうだ。

これだけスタッフを大切にして“あたりまえ”を徹底してきたからこそ、
多くの関係者に支えられ、30年も番組が続いたのだろう。

これだけではない。氏はリスナーにも気を回して、
「運転しているあなた、雨だから運転に気を付けて」と呼び掛ける。
さらに、大沢氏が一度病に倒れ入院してからは、
「病院のベッドで聴いておられる方もいらっしゃると思います」
という一言も添えるようになったという。
リスナーがどんな状況で聴いているかを気遣う言葉が、
氏の番組にはあちこちに散りばめられているのだ。

こんな話もあった。氏はタクシーを使うとき、
例えば短めの距離で900円くらいの運賃だったとしたら、
運転手には1500円渡すんだとか。
タクシー運転手には大沢氏の番組のリスナーも多いそうだが、
こんな気遣いをされたら、ますますファンになってしまうだろう。

こんなさりげない“義”を常に優先した行動を
氏は“徹底”してきた。
これはまさしく“先義後利”と鍵山相談役がよく使う
“凡事徹底”のハイブリッド、“先義徹底”といえるだろう。
この“先義徹底”が、大沢氏の番組が長年愛され、
選ばれ続ける理由となったに違いない!

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清掃からその日の番組の準備も

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ラジオ界の“伝説”大沢悠里氏

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鍵山氏の“凡事徹底”と…

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拙著にも登場する“先義後利”を組み合わせたのが“先義徹底”だ!

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