これからの選ばれるビジネス!

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10/16
2017

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リーダーの哲理哲学って!?

人間だけが2つの胃袋を持っていて…
1つは身体を養う胃袋で、
もう1つが思いやりを育む“心の胃袋”ということ。

「わかりますよねぇ~」と上神田校長が言葉を続ける。

先日、第6回目のリーダーズセミナー
(アルファクラブ定例会も兼ね)として、
新宿調理師専門学校を訪れ、
視察と上神田校長の話を聴かせていただいた。

母親たちが忙しいからとワンコインを渡し、
コンビニ弁当のようなものばかり
子供たちに食べさせているから、
もう1つの“心の胃袋”がほとんど活用されずに
日々を送ることになっている。

だから、子供らは、人への思いやりが育めず、
いじめという行動となったり、電車での
席を譲るという行為ができなくなっていると
上神田校長は言うのだ。

和食の料理人として40年以上
第一線で活躍してきた上神田校長ならではの解釈であり、
発信のし方といっていいだろう。

経済性だけ、目先だけを追い、
この目に見えず数字にも置き換えられない価値に対して、
今どきの人たちは、その価値に気づかず生きているということを
語ってくれていたのだ。

ふむふむ。
私が度々、語ってきたことを
上神田流の表現で語ってくれたということ。

だから、今回私たちが視察させてもらった
新宿調理師専門学校が、いま素晴らしい学校として
注目されている理由もよ~く理解できた気分。

時代を見据え哲理哲学をもって取り組む
リーダーがいる学校や企業は、
目先の数字だけでは伝わらない社会貢献を
してくれているってこと。
こんな学校や会社を応援しなくちゃねぇ~。

とにかく、リーダー次第で会社も国も決まってくると考えると
この一票を大切にしないと。
(もうすぐ選挙だし…)
そのためにも、表向きやデータにごまかされない
こちら側の見抜く目を育まないことには、
選ぶチカラもつけられないということだ。

ちなみに、この上神田校長、先日の築地での
「トイレ掃除に学ぶ会」の全国大会でも
ヤリガイのあるトイレと真剣に格闘していたのだ。
やっぱりリーダーはここからやらないと、
哲理哲学は身につかないのかもしれない。

もちろん、私も素手でしっかりトイレ磨けますよ。
はっはっはっ…

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上神田校長

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先日の全国大会トイレ掃除

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選ばれるビジネス

10/16
2017

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ストレス耐力が“リスク回避力”を増強

名のある経営者や、多くの人から評価される
経営者に共通しているもの…
それは“リスク回避力”が非常に高いということである
(ビジ達でおなじみの“リスク回避力”はもちろん
中島流の造語だが…チャレンジしていることへの
成功率を高める力でもある)。

そのよい例として今回ご紹介したいのが、
一風堂の社長…正しくは
株式会社力の源ホールディングスの社長
清宮俊之氏(43歳)である
(このところ清宮氏とは何度かお話をする機会があった)。

彼は一風堂に入社して3年で社長に就任。
今年で社長になって3年目、
そして、はやくも会社を上場に導いたのだ!

そんな彼が以前勤めていた先は、
あの“TSUTAYA”を展開する
“CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)”。
様々な部署で活躍していたようだが、
なかでも1番大変で記憶に残っている仕事として
あの「代官山蔦屋書店のオープン」を挙げていた。

あの立地に、蔦屋書店を中核とした
生活提案型商業施設“代官山T-SITE”を
オープンするまでは、とにかく長く険しい
道のりだったという。
結果的に代官山蔦屋書店は大盛況となり、
注目のスポットとなるわけだが、
2度と同じ経験はしたくないと思うほど
ストレスの溜まる日々だったと彼は語っていた。

しかし、勝手な話ではあるが、この経験が今の彼の
社長学に活かされていることは間違いない。
これがまさに“ストレス耐力”であり、
立ちはだかる問題を解決し、本来の目的を達成できる力は
新しい時代のリーダーにとって重要なのでは…!?
(あのやり抜く力-GRITをも思い出す)

彼はこれまで一風堂の海外展開も任されているが、
そこには当然大きなリスクも伴っている。
すでに世界に70店舗を開店してきたという。
そして目標は200店舗だと。
それでも、彼が今まで培った“ストレス耐力”があれば、
問題に対し余裕を持って対処することが
できるのではないだろうか。

すなわち、この“ストレス耐力”とそれまでの
さまざまな経験知が“リスク回避力”となって、
よりチャレンジを成功へと導いてくれるということ。
“ストレス耐力”すなわち“めげない力”を鍛え
“リスク回避力”を高めないと、
大きなチャレンジは永遠にできないのだ。

あの鍵山氏も、奥田シェフも、石坂産業の石坂典子氏も…。
この方々も遡ると大きなストレスを乗り越えて
今の立場をつくってきている。
“リスク回避力”の増強に“ストレス耐力”は
欠かせない要素なのかもしれない。

変化の激しい今の経営を制するには、
“リスク回避力”の高さが求められる。
大きなストレスに屈さず、“ストレス耐力”を
高めることで、“リスク回避力”のある経営につなげよう!

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清宮氏の講演の様子

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株式会社力の源ホールディングスの社長、清宮俊之氏

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10/16
2017

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集客力と“衆客力”

集客力とは、
その名の通り「人を集める力」のことである。
では“衆客力”(しゅうかくりょく)とは何か?!
それは、「多くの人が集まった力」を
意味する中島流のキーワードなのである。

というわけで、今回お話したいのは
「衆客力を利用しないでどうする?!」ということなのだ!

先日、代々木公園で開催された北海道フェアに行って来た。
私は、北海道十勝の芽室町の出身なので、
休日に自宅から思わず自転車で会場へ向かった。
代々木公園での開催はもう6年目だという。
フェアの出店者は、企業や飲食店だけでなく、
各自治体もPRの一環としてブースを出しているのだ。

会場に着くと、そこは人、人、人の山!
“北海道フェア”というのは、それだけで物凄い集客力があるものだ。
飲食ブースはどこも行列で、隣の邪魔になるからと、
ブースの裏に回って列をなしているほどだった。

北海道の定番、ウニいくら丼をはじめ、
松尾のジンギスカン、
メロンを豪快に二等分し生クリームをトッピングしたスイーツなど、
多くの人がその味を求めて並んでいた。

さて、これだけの集客力をもつ北海道フェアだが、
このうちのどれだけの人たちが、
北海道の地まで足を運んでくれるだろう。
もちろんこう考えてしまうのは、
今Memuroワインヴァレー構想を展開しているからではあるが…
そう、北海道の地を実際に体験してもらうことが、
より“北海道”のブランディングにつながるということ。

東京でフェアを開けば、これだけ多くのお客さまが
北海道の食に興味を持って集まってくれる。
だが、このフェアをきっかけに、
北海道まで遊びに行きたくなるような仕掛けや工夫はあるのだろうか?

要するに、
中島流“タテの発想”で物事を捉えていくといくことが、
次なるステージに上がるための必須の思考なのだ。
今ここにたくさんのお客さまを集めるだけで満足してはダメということ。

どうにか、十勝に多くの人たちが来てくれたとする。
でも、彼らが東京に戻ったあと、
「次なるお客さま」を巻き込むような行動をしてくれるだろうか?
ただ来てもらって終わりではなく、
その場所の魅力や体験を、どうすれば周囲へ発信してもらえるのか。
そして、リピーターになってもらえるのかなのだ。

これが“衆客力”を活かすということ。
この“衆客力”を活かさずして多くの人が
継続的に来てくれる魅力的な地にはなり得ないのだ。

「今だけ」を見た単純な集客ではなく、
その先の発展や継続を見据え、サービスを作る。
これこそ、中島流“衆客力”の可能性であり、
選ばれるサービスを作る上で欠かせない視点なのである!

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「ザ・北海食道」、その名の通りのイベントだった

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芽室町の相撲部屋から参戦

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次々と完売に

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定番の海鮮丼ブースは一際賑わっている

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身動きするのも難しいほどの人!

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ブースのPRに練り歩く

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十勝はこんなに豊かな場所なのだ

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