これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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06/17
2019

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プレゼン資料もノベルティも「6G」

げげっ、のっけの画面も5Gでなく「6G」。
どの画面にも「6G」が飛び交っているではないか。
私たちは、まずは5Gの現状であり、
その実質的メリットを確認したかったのだが…

そしてオール大学プログラムマネージャーのMr.Posioが話し始める。
「今日はワイヤレスコミュニケーションについて話すわけですが…」
といいながら、上手くパソコンと連動しないスクリーンのため、
何度もケーブルの接続を繰り返すのだ。

そして、Mr.はこんなことを…
「もちろんキャンパス内には5Gのネットワークは行き渡っています。
ところが、このように机上にはまだまだケーブルが存在してるんです。
いつの日かこれらケーブルが全てなくなる日を願ってます(笑)」

てなわけで、「6G」の研究はすでに始まっているようだが、
その実態は…
「5G」の実質的活用でありソリューションも
これからと言っていいだろう。

とはいえ、それぞれの技術開発とプラットフォームづくり、
そしてさまざまなソリューションとしっかり向き合っているのは確か。
この「6G」へも取り組む姿勢が
世界のさまざまな企業からの共同研究やソリューションのアプローチに
繋がっているのは間違いないだろう。

これらプロジェクトによる実質的経験が
今後の技術開発にも活かされることは間違いないだろう。

先日のビジ達で、
「5Gはまだ作業中で、6Gもすでに形状を取ってます」
というキャッチコピーからフィンランドの最先端技術の可能性を
発信したわけだが、実態もそれに近い状態だったということ。

だが「5G」による実質的ソリューションには
まだまだ時間はかかるようだ。
日本もそうだが、2020年がまさに“5G元年”というところだろう。

5G対応のデバイスの普及も必要だし、対応アプリも。
そこでその超高速大容量であり、多接続、低遅延を活かした
インフラの整備、Iotやロボットの開発が必要となってくるわけ。
やっぱりまだまだ時間はかかるわけだ。

ということは、これからの開発意欲と技術力の集約により、
そのイニシアチブはどの国の誰が握る分からないということ。
このICTの世界地図はどう描かれるのだろう⁈

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ICTの世界地図はどう描かれるのだろう

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プレゼン資料も6G

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先取りビジネストレンド

06/17
2019

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「Think GIobal ,Act Local」実践のとき!

エストニア、そしてフィンランドが、
なぜ電子国家とか、IT産業大国とか呼ばれ
ICT先進国として世界から注目を集めているのか⁈

エストニアは130万人。
そしてフィンランドでも550万人だという。
この数はエストニアの首都タリンの人口でも、
首都ヘルシンキの人口でもなく、
どちらも国のトータルの人口なのだ。
フィンランドでも日本の4.5%でしかないということ。

なのにICT先進国として、
世界から多くのイノベーターであり企業家たちが注目し、
その実態を観ようと訪問しているという。

その先進の技術はどこまで行っているのか⁈
どうしたらそこまでの技術集約ができたのか⁈
その技術は今後どう活かされるのか⁈

ほらほら、知りたくなったでしょう⁈
ということで、はるばる10数時間かけて訪問したわけで…

☆エストニアは行政サービスのなんと99%がオンラインで対処可能
☆電子IDカードは15歳から
☆会社づくりは18分あれば設立可能
(へぇ〜)
フィンランドのオウルは北欧のシリコンヴァレーと呼ばれるわけで
☆スタートアップを応援する体制も万全
☆IT関連企業が1,000社以上集積
☆次世代通信規格“5G”はもちろん“6G”にも取組を始めている
☆ヘルシンキではMaaSも実践
(うんうん、素晴らしいね。
詳しくは、今後の“ビジ達”に注目!)

確かにエストニアもフィンランドも
先新の取り組みをいろいろとしているわけだが…
どれも目に見えないモノだけに、
ICT先進国として“実感した”ところまでは至らなかったのだ。

まぁ、人口の少ない国だからこそ、
未来技術に能動的にチャレンジして
世界にその存在理由を発信しようとしている姿は
垣間見ることができた。

さて、1億人を超す人口を持つ日本は
今後、さまざまな技術やノウハウをどう集約し、
世界にどんなカタチで存在理由を発揮すればいいのか⁈

今こそ、地球規模で捉え“選択と集中?”により、
「日本」を発信していかなければ!
まさに“Think GIobal ,Act Local”実践のとき。

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エストニアやフィンランドがなぜIT産業大国と呼ばれているのか!?

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“Think GIobal ,Act Local”実践のとき

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IDカードは子供のときから!

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シナジースペシャル

06/17
2019

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“0~1”の実践者たち

木村秋則氏といえば、完全無農薬の
“奇跡のリンゴ”で知られる農業の偉大な先駆者だ。
1978年にリンゴの無農薬栽培を志したものの、
失敗に次ぐ失敗で、やっと花をつけるようになったのが8年目。

販売できるようなリンゴになるまではさらに遠く、
10年以上無収入が続いたという。
そんな彼の著作『リンゴの花が咲いたあと』
を読んでいて、実感したことが1つ。
それは、「“0~1”を成し遂げた人は、
そのあと社会のために貢献する」ということだ。

常識破りの無農薬リンゴという“0~1”を
成功させた木村さんは、
そのあと少年院でのトマト栽培指導に携わることになる。

当初少年院にいる子どもたちは、文句ばかり言っていたという。
「なんでこんなことしなきゃならないんだ」と。
しかし、木村氏は
「農薬・肥料に頼らないトマトの持っている力を信じて、
何も与えず育てなさい」と言い続けた。

次第に子どもたちはトマトの生育を熱心に観察し、
自分のトマトの出来栄えを競争するようになっていく。

買ってきたトマトはすぐ食べても、
自分で愛情を注いで育てたトマトはもったいなくて食べられない。
こうして“育てる喜び”を知ると、
自然と親の愛情も痛みも分かるようになるのだそうだ。
すねていた子どもたちの口から自然と
「お父さん、お母さん、ごめんなさい」
という言葉が出てくる…。

著作の中では、少年院を出た少年少女が夫婦になり、
立派にやっていく姿も描かれている。
全ては木村さんの農業を通した指導の賜物。
こうした社会貢献は、損得勘定でできるものではないだろう。
一切を越えた人の“悟り”によって実現していると言ってもいい。
リンゴの無農薬栽培という、
とてつもない“0~1”を成し遂げたからこその悟りだ。

考えてみれば、ユーグレナ社の出雲社長、
TBMの山崎社長、そして鍵山秀三郎相談役も、
皆偉大なる”0~1”の実践者にして、
多くの人に影響を与える社会貢献家。

残念ながら悟りとは遠いところにいる私だが、
自分なりに学んだ石田梅岩によれば、
こうした悟りは“見性悟道”という仏教の言葉で表される。
悟りを開き、道理を会得すること。
そのためにはきっと、誰もが挑戦さえ
諦めてしまう“0~1”の実践が必要なのだ。

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0~1の実践者たち!

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