これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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はなまるア・ラ・カルト

06/21
2021

ara0621

SDGsを地球規模で逆算すると“新ホモ・サピエンス時代”となる

ダーウインの言葉、
「最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残る事が出来るのは、変化できる者である」。
この名言に異論を唱えるわけだが・・・。
私たち人類はそう簡単にその生態を変えれるわけではない。
(例えば突然水の中で暮らしたりできないわけだから・・・)
生き残ってきた種族は、結果的に長い長い時間をかけ、
周りの環境に選択されてきたのではないだろうか・・・?

さて、『サピエンス全史』は今から5~6年前注目された本。
手元にいつからあったのかも忘れてしまった本なのだが・・・。
(読んでいて、眠くなったのは覚えている)
この本の最初の方だったが、私が気になった言葉が
「虚構(フィクション)」と「妄想力」。
なぜホモ・サピエンスが今まで生き残ってこれたのかというと
それは、「虚構」と「妄想力」があるからというのが、
一つの結論だったと思う。
(多分、間違っていないと思うのだが・・・)

この時に私の頭に浮かんだのは
地球が誕生して45億年。ホモ・サピエンスが
地球上で存在しているのは長くみても200万年前からという。
ちょっと想像してほしい。
その45億年を4メートル50センチ、すなわち4500ミリとする。
ホモ・サピエンスが存在した200万年はこの計算では
たった2ミリなのだ!
地球誕生の歴史からするとほんの一瞬ということなのだ。
現在の我々人類に近い“ホモ・サピエンス・サピエンス”の
誕生に至っては、約20万年前だと言う。
さて、今は西暦2021年であり、キリストの誕生から
2021年経ったわけだが・・・
ホモ・サピエンスが誕生したという200万年前の、
1000分の1が2000年であり、
やっと私たちの年表に表されている時代に入るわけだ。
何はともあれ、地球の歴史からするといかに人類は本当に
たわいもない存在ということ。

この長いスパンを考えると、私たち人類はダーウインが言うところの
“変化する”ことなんてそう簡単にはできないとわかるだろう。

私たちホモ・サピエンス・サピエンスは
地球環境の変化に対して『サピエンス全史』
にある「虚構」や「妄想力」により
うまく対応できたことで残ってきたのではないだろうか?

さて、ここで今回の結論なのだが、
ホモ・サピエンス・サピエンスの生き物としての性質や構造は
そう簡単には変われないわけだから、
私たちの“欲”で汚してしまった地球環境を、
“ホモ・サピエンス・サピエンス”として
少しでも長く住める環境づくりをしていくことしかできないのでは!?
それが今メディアで多く発信されている“SDGs”なのだ。
「今だけ、自分だけ、お金だけ」的につい考えてしまう
人間の欲望や特徴を理解しながら、地球環境を補正していく。
地球環境の変化に対してどのように自分達が住める
環境を維持できるかが求められている。
その時代のことを中島流で“新ホモ・サピエンス時代”と
ネーミングしてみたわけだ。
その先の孫子の代を考えて、少し欲をおさえて
“SDGs”に取り組もう!

ara0621

『サピエンス全史』は今から5~6年前注目された本

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06/15
2021

moba

これが“大きな努力で、小さな成果”!?

27~8年前に創られた会社案内に若い頃の私の姿が!?
会社は11年目、コンサルタント1年目の私。
1993年だから、すでに28年前である。

さすがに髪も髭も黒い。
そして着ているシャツも、白い!?

オフィスの移転で古い会社案内に遭遇したわけで、
この会社案内であり、掲載されている制作事例を見るだけで
改めて、何をして来て、何をしようとしていたのかが見えて来る。

広告及びPR戦略とその制作をお手伝いする
(株)クオーターバックなのだが、
どうしてもその基となる経営コンサルティングにも踏み込みたくて
ついに経営者の会をつくり定例セミナーを開催したわけだ。

これは第1回のアルファクラブ定例セミナーの様子。
偉そうに片肘ついたボーズをしているが、
初めてのセミナーということもあり結構緊張していたのかもしれない。

お陰様で結構沢山の経営者が集まってくれているではないか!?
(こんな写真でもない限り、永遠に忘れ去られる光景でもある)

鍵山相談役はたびたび『大きな努力で、小さな成果』が大切で、
この生き方の方がより確実なんですと教えてくれる。
この頃は鍵山流の“徹底した掃除”とも出会ってなかったこともあり、
私たちは常に“小さな努力で、大きな成果”を狙っていたような…

残念ながらこの経営者の会は大きな会に躍進することもなく、
メンバーの入れ替わりがありながらも、
今もどうにか続けさせていただいている。

もしかしたら、常にゲスト講師として誰を招聘しようかと試行錯誤して
走り回り、メンバーへのサービスのために
あれこれ施策を繰り返してきたからこそ、継続してこれたのかもしれない。

まさにこれが『大きな努力で、小さな成果』ということか!?

そして28年も続けて来れたということは、さまざまな経営者の方々と出会い、
私も多く学ばせてもらい、成長させてもらったということ。
ゲスト講師の方々はPR戦略にもあれこれ協力してくれているわけだ。

今思えば、これら28年に渡る経営者の会の相乗効果は、
計り知れない効果に繋がっていたのかも…

これでも“小さな成果”だろうか!?
これが鍵山相談役のいう“より確実な生き方”ってこと!!

moba

第1回アルファクラブ定例セミナーの写真が

1993年だから、すでに28年前

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先取りビジネストレンド

06/15
2021

tre

ITリテラシーと“前倒しリーダーシップ論”

まず、タイトルの説明だが、、
先週のビジ達でお届けした“前倒しリーダーシップ論”とは、
“新・JAPANESE LIFE STAGE”のことで、中島流の新しい考え方だ。
また、ITにひも付く要素を理解する能力と操作する能力のことを
“ITリテラシー”と言う。(情報リテラシーとも言うわけだが・・・)

今、まさに世代によって大きく差が生じているのが、
“ITリテラシー”で、ゲームやSNSに対応できていない
50代、60代の人たちはこれからのビジネスに
どんどん遅れるという話。
場合によっては社員、取引先、関係各社に迷惑がかかる
と言いたい。

この“ITリテラシー”の3つのリテラシーを紹介する。

情報基礎リテラシー 
 情報を探し出す能力、情報を精査する能力、情報を使う能力
コンピューターリテラシー
 コンピューターやスマホを操作する技術や知識
 アプリやSNSやオンライン会議ツールを使うことも含む
ネットワークリテラシー
 ネットワークセキュリティに関する技術的な知識を理解する能力
 インターネットの正しい使い方、利用する上でのモラル、
 プライバシー保護やセキュリテイ対策のノウハウ
 サイバー攻撃や情報漏洩、炎上の問題、SNSのトラブル

そして今、このITリテラシーが高くないと、
ビジネスでは、DX(デジタルトランソフォーメーシン)に
ついていけなくなるということ。
おおまかにだが、DXのターゲットは、
*効率化 → 人員削減にも効果
*採用 → WEBからの募集
*IR、PR → オンラインやSNSを利用
*生産性の向上 → データドリブンを使いデジタル化必須
*働き方改革 → オンライン会議など
*新ビジネスモデルへのチャレンジ
*マーケティング → データドリブンを使用
・・・etc.

ビジネスのほぼ全域にデジタル化が関わっているため、
ITリテラシーが高くないと
これからのビジネスへの対応は無理なのだ。
今、このようなDXを実現するために、必ずや
ITリテラシーが求められるということ。

うちの会社は平均年齢高いし・・・
社長も幹部もITリテラシー低いし・・・
うちは現場が強くていいもの作っているから大丈夫・・・
とか言っている、そんな会社の未来はない!?
実際そんな会社に長くいてもそこで覚えたスキルはもう次の時代では
使えなし役に立たない。

そこで、前倒しリーダーシップ論なのだ。
どんどん、今の時代のITリテラシーが
わかっている世代にリーダーシップを渡すべき。
それでは、50代、60代は何をするのかというと
若い人のフォローアップに徹するということ。
そうしないと私たちのビジネスの未来も日本のビジネスの
未来もない!!ということなのだ。
私も語っていて寂しいが、これが現実なのだ!
頑張って60のリテラシー手習いから!!

tre

“ITリテラシー”とは

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“新・JAPANESE LIFE STAGE”

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シナジースペシャル

06/15
2021

syn

川野泰周先生の“Connecting the dots”シナジー

“Connecting the dots”はステーブ・ジョブス氏の
スピーチにつかわれた考えで、“点と点を結ぶ”ということ。
川野泰周先生には、セミナーや取材でも何度もお世話になって
いるわけだが・・・。
今回は私との対談の中で、「セルフ・アウェアネス」について語り、
それと鍵山秀三郎相談役の「徹底した掃除」とが
関係していると話してくれた。

川野泰周先生は臨済宗 建長寺 派林香寺の第19代目
住職で精神科の臨床医でもある。
実は今の日本において、精神科医で
禅宗の住職は他にはいないという。
すなわち、日本の人口を1億2600万人とすると、その中で
たった一人ということなのだ。
皆さんご存知の、「100万人に1人の存在になる方法」の論理では、
まさに1億2600万分の1を実践されている。

では、川野泰周先生はどのようなdotsを打ってきて
今に至っているのかを改めて検証してみると、
1つ目のdot 慶応大学、医学部精神科で学ぶ
2つ目のdot 30歳まで臨床医として活躍
3つ目のdot その後、林香寺の跡取りとしての3年半の禅宗修行
4つ目のdot 林香寺の住職
5つ目のdot “マインドフルネス”を研究し教え広めている

川野先生は他にもdotsを打ってきておられると思うがこの
5つのdotsは他の人ではなかなか打てないdotsばかりだ。
5つ目のdotは、医学的視点と禅宗の修行で得た価値感を
ベースにしての活動なわけで、これぞ川野先生特有の
オリジナルな発信となっているいうこと。

精神的疾患が増加傾向にある時代の自分の役割として
“マインドフルネス”を広め、“セルフ・アウェアネス”
(自分自身を知っておくことで大きなうねりにながされない
こと)の実践の手ほどきをされている。
川野先生は、もともと5つ目のマインドフルネスを広めよう
と目指していたわけではない。
たまたま歩んできたものを足してみたら他の人が
なしえないポジションにいたということ。
ただ求められるものに集中して自分のスキルやノウハウを活かし、
それを結んでみたら、結果として今に至っているわけだ。

私たちは、川野泰周先生のような狭き門を
いくつも通ることはできないが、
日々の何事かに興味を持ち、徹底していくことで、
dotsを打っている。
そして私たちが過去に打ったdotsをつなぎあわせた時に、
他の人ではなかなかなし得ない領域と進み、
自分オリジナルのものが
見いだせるということ。

今回は川野泰周先生なればこその“Connecting the dots”シナジーの
話だったわけだが、私たちもこれまでどんなdotsを打ってきたのか、
そして次はどんなdotを打つのか!?
その後を楽しみに前へ進もう!


syn

川野泰周先生なればこその“Connecting the dots”

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06/07
2021

moba

徳田社長の“挑めばチャンス”の実践‼︎

“挑めばチャンス、逃げればピンチ”という言葉があるが…
まさに徳田社長は“挑めばチャンス”を実践してきたということ。

Business Today 第49回目のゲストは
株式会社ダイアナの代表取締役社長兼会長 徳田充孝さん。

えっ?徳田社長が3代目のオーナー社長!?
ベンチャーキャピタルから派遣された社長だったんじゃ!?
オーナー社長になれることってあるの!?

ということで、創業家とは一切関係のないところからの
雇われ派遣社長が、その気で取り組んでいるうちに愛着が芽生え
それから数年後にはオーナー社長になってしまったというお話し。

“お話し”と言うとまるでフィクションのようだが、
これは実際の話であり、今も徳田社長は
社員からもFCメンバーからも慕われ応援される
オーナー社長として活躍してる。

ちなみに、その気で取り組んでいたとしても
資本(お金)の裏付けのない人がオーナーになれることはない。
…ではなぜオーナーになれたのか!?

ほらほら、この物語聴きたくなったでしょう。
もう少しするとYouTube“中島セイジのビジ達 7 ”にも登場するかも!?
(→もちろん月刊Business Todayの会員になれば視聴できますが…)
https://www.youtube.com/channel/UCkkvLKjXwrb9EWC5xj7eTrQ

そして御覧のように、徳田社長は男の色気もあり何気にカッコいい。
私と並んでいても引けを取らないくらいカッコいいのだ。
(ふむふむ、はははは…)

それはともかく、徳田社長はとにかく次々とチャレンジする。
少しくらい困難に見えても真摯な姿勢で情熱を持ってチャレンジする。
その姿勢、その情熱に触れた関係者たちは
いつの間にか応援者になってしまうということのようだ。

すなわち“挑む姿”は、取り巻きの人たちの刺激やエモーションとなり、
そのエナジーは相乗効果も得て“シナジー”を創り出していくということ。

まさに“Chance to Challenge”ということ。

私たちはついつい目に見えるものに引っ張られがちだが、
本当に多くのことを動かしてきたのは
目に見えない情熱や挑む姿勢なのかもしれない。

ちなみに、私たちが今、翻弄されている新型コロナウィルスも
目に見えていないが…

moba

株式会社ダイアナの徳田社長

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“Chance to Challenge”

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