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08/05
2019

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成長性M&Aのススメ

“日本は非常に生産性が低い”。

こんな風に言われて、ええっ!と思った方もいるのでは。

しかし、私の手元のデータでは日本の生産性は世界で28番目。
OECDの調べでも世界で21番目だったというから、
決して高いとは言えないだろう。
ところが同じ調査の「人材評価」部門では、
日本人は4位と高評価。う~ん、ギャップがありますねえ。

経済が停滞しがちな先進国、イタリアの例を見てみると、
人材評価は34位・生産性でも34位と、少なくとも数字は釣り合っている。
そして気になる経済超大国アメリカは、人材評価はアレレの24位。
それなのに生産性では9位となっていて、
これが日本のギャップとは完全に逆。
一体どうしてこうなるのだろうか?

その理由は、日本の経済の構造にある。
例えばアメリカの場合、働く人の半数は
従業員250人以上の企業に勤めている。
対して日本は、250人以上の企業で働く人の割合は全体の12.9%。
残りの人達は250人未満の中小企業に勤めているのだが、
これこそが生産性の低さに繋がっているというわけ。

中小企業では、研究開発に割けるリソースにも限度がある。
当然、採用にも苦労するため、
なかなかいい人材を確保することもできない。
少子高齢化でただでさえ労働人口の減少で働く人が少ないところ、
優秀な人材は取り合いになってしまう。

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まさにひっぱりだこという状況で、
中小企業が大手に負けてしまうのもやむをえない。
そして、生産性をあげるための設備機器の導入もままならない。

その他まだあるだろうが、このような理由から、
労働人口の9割以上が働く日本の中小企業の生産性は
なかなか上がらず、ひいては
日本の生産性も低いままとなっているのだ。
(これは経済識者による客観的意見としてご勘弁を!)

では、どうすればよいのか?
現在の生産年齢人口は77,682万人。
これが2030年には6,900万人に減少し、
2040年には6,100万人と、ぐんぐん減少していくことが分かっている。

今以上に人材は取り合いになるだろう。
10人~30人程度の小さな会社では、
希望の半分程度取れれば良い方だろうと言われているそうで・・・。

そこで注目したいのがM&A。
企業統合により、企業規模を拡大して、
採用効率と生産性を向上させていくのだ。

日本全体の生産性や、会社で働く人たちの労働環境を考えれば、
ある程度の投資ができる環境を整えるべきなのだ。
今こそ、企業統合のとき。成長性あるM&Aを、強く推したい!!

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日本は生産性が低い!?

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