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はなまるア・ラ・カルト

10/12
2020

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ビッグイシューが“夜のパン屋さん”スタート!

先日、私の住む神楽坂の駅の近く、
かもめブックスという本屋さんの
前に行列ができていた・・・。しかも夜。
普段は行列でにぎわうことなど
ない場所なのに・・・?
と思いながら見たら、“ビッグイシュー”の
パン屋さんだったのだ。
通りかかったその日はいわゆる
プレオープンの日だったのだ。

ビジ達でも何度か紹介している“THE BIG ISSUE”は
ホームレスの人たちが販売する雑誌だ。

この雑誌はコロナ禍の影響で売上5割の減少だという。
リモートワークが多くなり、町に出る人々も
少なくなってきたからだ。
都内で雑誌販売に携わっている人は100人以上。
この人たちも売上減で大変なのだが、
生活に困窮した人たちからの新たな問い合わせも増加し、
ホームレスの人たちの自立支援が厳しくなってきていたわけだ。
そんなおり、ビッグイシューの共同代表である
料理研究家の方がパンを販売する“小商い”を
思いついたという。
私が見た時はお試し営業だったようだが、10月半ばから
本格的に始めるということだ。

通常パン屋さんでは閉店の時に残ったパンは廃棄することになる。
であれば売れ残りそうなパンを安く仕入れ、
ホームレス支援のために“夜のパン屋さん”
として展開しようということなのだ。

報道された効果もあり、結果的に行列ができたということで、
ホームレスの自立支援には使えるビジネスモデルとして
進んで行くことだろう。
現在は都内の有名なパン屋さん4店舗が
協力してくれているとのことだが、
今後はどのくらい協力してくれるかが課題となる。

日本人1億人が1日におにぎり約1個分の食料を
廃棄していると聞いた。
多くのパン屋さんがここに参画さえしてくれれば、
食品ロスの削減にも貢献できる。

“SDGs”の観点からも“ビッグイシュー”の雑誌販売と
“夜のパン屋さん”は意味がある。
“SDGs” 17の目標のうち、
1番目 貧困をなくそう
8番目 働きがいも経済成長も
12番目 つくる責任、つかう責任
この他含め4~5項目に貢献している。

まだまだ世の中には“無駄”が多いのが現状だ。
これからは、さまざまなIT技術を駆使して、
無駄を省き課題解決型の
新ビジネス(?)が多く発生するだろう。

ビッグイシューが始めた“夜のパン屋さん”は
・もの余り
・格差拡大
の課題解決のためにも、今の時代に必要なプロジェクト
に違いないのだ。

今注目の“食品ロス”という課題を解決し
いい仕事にめぐりあわない人も
ビッグイシューで“いいチャンス”に巡り会えるかもしれない。
私たちに“できる支援”がここにあるということでもある。
さて、明日は飯田橋のあのオジさんから
“THE BIG ISSUE”を買うことにしよ~っと。

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夜のパン屋さん

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ぜひ行かなければ!

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