01/28
2013
座右の銘の効力
仕事のできるカフェを探して
銀座をうろうろしていた時のこと。
その日は待ち合わせの前に
一仕事しようと思っていたのだが、
そこで目に留まったのが
あのフリーペーパー「R25」をテーマとしたカフェ。
入ってみると…
なんと店内全体がピンク色で
お客さまは女性ばかり!
一瞬後ずさりしそうになったが、
実は今月から「みんなの座右の銘2013」という
キャンペーンを実施していたのだ。
ちょうど新生活がスタートする季節なので
桜をモチーフにした春めいた内装というわけ。
キャンペーンの目的は、R25世代(20~30代)を
対象に座右の銘を決めるきっかけづくりを
しようということらしい。
興味深いキャンペーンだなぁと思いながら、
自分の座右の銘について改めて考えてみた。
私の座右の銘は“美しく、生きる”。
この言葉、シンプルなフレーズということもあり
よく耳にするのだが、ある人は
“美しく、生きる”という言葉の意味を
「頭の中から三毒(貪欲、瞋恚(しんに)、愚痴)を
取り払うことである」と表現していた。
煩悩に支配されると心が濁ってくる。
邪念を捨てれば、“美しく”澄んだ気持ちで
日々生活できるということだ。
そうした心構えはもちろん必要だが、
私は普段の生活の場を“美しく”することも
意識している。
毎朝の入浴が私の日課なのだが、
必ず壁や鏡を綺麗に拭いてからバスルームを出る。
そして、軽い朝食としてヨーグルトを食べた後には、
必ず食器をきれいに洗って片づけてから家を出る。
自分の日常ルールに対して責任を持ち、
人生のプロセスを大切にするのも
“美しく、生きる”ことなのだ。
自分を戒めたり奮い立たせる意味でも、
座右の銘は必要。
日頃から意識したいことは何か! を
意識することができる。
指針となる言葉を決めておけば結果として
一貫した行動をとることができるので、
座右の銘はビジネスにも
十分効果を発揮するということ。
座右の銘は特になしという方がもしいたら、
ぜひこれを機に自分だけの座右の銘を
決めてみてはいかがだろうか!?
…それにしても “美しく、生きる”は
我ながら素晴らしい。
いろいろな場面で私を戒めてくれるからね~!