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04/22
2013

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“とらや工房”にみる虎屋の幅と奥行

瀟洒な建物“とらや工房”での手作り和菓子と淹れたてのお茶。
そして季節の流れが手に取るようにわかる庭園。

まさに非日常の贅を感じられるひと時がそこにある。
(うんうん、私でも、十分その価値が感じ取れる)
これで、“とらや工房”は2度目の体験。

都心からかなり離れた御殿場のここでも、
たぶん3度目4度目があると予想するのだ。

なぜ、虎屋は採算に合いそうもないこの
“とらや工房”をつくったのか。
当主の道楽?
いやいや、そんな17代目当主ではないことは知っている。

そんなことを考えている矢先に、ある記事を発見。

実は、あの六本木の“とらや東京ミッドタウン店”であり、
“TORAYA CAFE”と関係があるという。

日本人がいつまで羊羹を、和菓子を食べ続けてくれるのか。
そこから発した革新=“虎屋が作るもう一つのお菓子”の模索が、
ミッドタウン店やTORAYA CAFEという“発信”につながったのだ。

一方、「新しいお菓子もいいけれど、やはり
和菓子屋であることを自信にしなくては…」ということで
創られたのがここ“とらや工房”だという。

そこで徹底した和の演出が、茅葺きの門構えから竹林、
自然の小道、そして瀟洒な工房の建物へと導くのだ。

虎屋のチャレンジには、時代の変化を先取りするチャレンジと
虎屋の存在理由を確認するチャレンジの
大きな2つが常にあるということ。

まさに、17代目当主が度々口にする「“伝統とは革新の連続”である」を
実践しているのだ。

これが、虎屋500年の“幅と奥行”ということだろう。
30年の弊社、クオーターバックも、そろそろ“幅と奥行”を
発信して行かないと…。

500年と30年、すごい差だけど…
虎屋だって創業30年のときがあったんだなぁ~

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今だけは都会の喧騒を忘れよう。

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上品な味!

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作りたての味が楽しめる

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心やすらぐ空間

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見事な庭

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季節の美しさも楽しめる

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