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02/01
2016

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キーワードは“リアリティ”

「あなたの毎日をワクワクさせるのは、
きっと“にっぽん”のモノ・コトです」
うんうん、私も“にっぽん”に注目してるよ!

「日本には、たくさんの逸品や伝統があります。
食材、工芸品、文化、祭事等…」
確かに、私もあちこち行ってその地域の
逸品も見てきたし、食べてもきた。

「その土地風土があってこそ
生まれる価値あるモノ・コト。
それらを一堂にご紹介します」
お~期待だねぇ~。
ということで浅草へ。

目的地は、1ヵ月ほど前に開業した
“まるごとにっぽん”。
冒頭の「」内の話は、
“まるごとにっぽん”の
PRのための言葉だったのだ。

それにしてもたくさんの人が
浅草に集まっていること。
雷門の前はもちろん、
あるお菓子店の前には100人以上の行列が…
食べながら歩く人、人力車に乗ろうとしている人、
そして、いろいろな国の人たちもすれ違う。

ROX、浅草演芸ホール前を通り、
ついに“まるごとにっぽん”のビルに到着。
お~ここにも、多くの人たちが!

誰もが「まるごとにっぽん」のネーミングにも
期待して集まったのだろう。
それにつけても、ビルの前から、
各フロアの通路も人で埋め尽くされている。
みんな休みの日に出向くところが
欲しいんだねぇ~。(私もだけど~)

こんな風に中継風に語っていると、
本来の言いたいことが遠のくのでズバリ言うと…

北海道から九州までの50店舗が出店しているというが、
どの店がどの県、どのまちなのかよくわからない。
(これも混んでいるせい!?)
一店一店が小さいせいか、
点が沢山あるけど面になってないというか、
それぞれの存在感が伝わってこないのだ。

ご存知のように、私は里山をテーマにして
話をすることも多いし、街づくりについても
いろいろな角度から研究している。
だからこそ、日本のそれぞれの地方のまちを
どう紹介し、どんな商品を揃え、ウリにつなげるのか、
非常に興味があったのだ。

私がついつい買いたくなり、手にしたのが築地の“タワシ”と
瀬戸内産の“カラスミ”だけ。
もっといろいろと手に取って見たかったし、
その講釈も聞いてみたかった。
ところが、遠目に見ながら、通り過ぎるだけに終わってしまった。

一見きれいにディスプレイされているのだが、
もっとそれぞれの土地の文化であり、
雰囲気を演出し、できればその土地の人がいて、
あれこれ語ってくれないと
人は引きつけられないということだろう。

せっかく、ビルまるごとの企画展開なのだから、
もっともっとそれぞれに特徴をもたせて、
その土地がその商品が魅力的に伝わる思い切った
アプローチにして欲しかった。
こんな風に思うのは私だけだろうか…

このところ度々、語っていることなのだが、
日本の地方であり里山がもっともっと
注目されることは間違いない。

だからこそ、もっとその土地柄を大切にして、
特徴をもたせて発信してもらいたいのだ。

キーワードは“リアリティ”。
現実であり、真実性、本質がそこにあるか!?ということ。
やっぱり“リアリティ”があるかどうかなのだ。

なんて、人の企画に対して語りながらも
私のテーマは、“十勝の里山”をどう日本中に
アプローチしていくか、だ。
まずはワイナリー構想を着実に進めなくては…

リアリティある“まるごと十勝”構想、発進!
なんちゃって…

もう“まるごとにっぽん”に乗っかろうとしちゃった。

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