時代の流れを定点観測 時流観測所

1946

GLOO

コクヨの接着用品の新ブランド

デザインをnendoが主導

「インスタ映え」という言葉の流行とともに、商品の見栄えは近年ますます重要視されるようになり始めた。そんな世相を反映してか、何かを「貼る」という作業を創造的な行為と位置づけ、そばに置きたくなるをコンセプトにデザインオフィスと協同し開発された接着用品ブランド『GLOO(グルー)』がコクヨから誕生した。
商品ラインアップは、「角までぬりやすいスティックのり」「持ち方えらべるテープのり」「色が消える瞬間接着剤」「片手で軽く切りやすいテープカッター」の4つ。コクヨがこれまでに培ってきた接着技術に、デザインオフィス「nendo(ネンド)」によるデザインを加えスタイリッシュな美しさを追求した商品となっている。機能性と美しさを兼ね備えたブランド文具が今後さらなる広がりを見せるか、注目していきたい。
【参考URL】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000023621.html

1945

wifi6

次世代無線規格

高密度な環境での通信速度アップ

スマートホーム家電などのIoT端末が普及し、強靭なネットワーク環境の整備はますます重要なものになりつつある。そんななか、最大転送速度がWi-Fi5からさらに高速化された無線LANの次世代通信規格『Wi-Fi 6』の実用化が進んでいる。
最も大きな改良点は、無線電波の利用が混雑する「高密度な環境」での通信速度がアップしている点。これは、今後ますます高まるだろうIoT機器のインターネット回線需要に応えられるほか、集合住宅や空港など多数の端末が狭い範囲で回線を奪い合う環境でも、通信速度が落ちにくいという利点がある。2019年内には、Wi-Fi 6対応のノートPCやスマートフォンなどの端末が出てくるとの見込みで、今後ネットワーク環境はさらに快適になっていくだろう。
【参考URL】
https://www.gizmodo.jp/2018/10/wi-fi-6-fast-and-eco.html

1944

デザインファースト

商品の設計段階からUXデザインを取り入れる

デザイン優先は世界的な流れ

商品開発においてユーザーインターフェースに限らず、プロダクトの設計段階からユーザー体験のデザインを取り入れるという考え方『デザインファースト』が広まり始めている。
その顕著な例が、機能重視のブラックベリーから、機能は劣るものの画期的な操作性を実現したiPhoneの台頭だ。近年では、IoT家電の普及によりユーザ体験の重要性が増しており、今後もデザインファーストの視点はますます必要となってくるだろう。
【参考URL】
https://tech.nikkeibp.co.jp/it/atcl/watcher/14/334361/012900766/

1943

本庶佑

2018年のノーベル生理学・医学賞を受賞

免疫抑制の阻害による新しいがん治療法を発見

2018年のノーベル生理学・医学賞に、日本人医学者の『本庶佑』(ほんじょ たすく)氏が選出された。
本庶氏は、免疫抑制の阻害による新しいがん治療の方法を発見した、京都大学の特別教授。細胞に含まれる「PD-1」という物質を発見し、免疫の働きにブレーキをかけていることを突き止めたという。そこからさらに、免疫に働きかけがん細胞を攻撃させる治療薬「オプジーボ」を開発。がんは、外科手術、放射線療法、化学療法とあるが、治療の過酷さに苦しむ患者も多い。本庶氏の開発した「オプジーボ」による免疫療法は副作用も小さいため、第4の治療法として患者を救うことが期待されている。

【参考URL】https://www.sankei.com/life/news/181002/lif1810020002-n1.html

1942

東京戦略2018

日本とメコン地域の国々による共同文書

人材育成や質の高いインフラのため協力を表明

先日、東京で「日本・メコン地域諸国首脳会議」が行われ、『東京戦略2018』という共同文書が採択された。
参加したのは、日本、タイ、ミャンマー、ベトナム、ラオス、カンボジアの6カ国の首脳陣。国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の実現に向け、人材育成や質の高いインフラ、水資源管理などでの連携・協力をするため掲げられたという。これには、郵便・郵便局の近代化や、金融分野の技術協力に関する30項目が盛り込まれた。今後日本とメコン地域が協力し合い、豊かな未来を共に築いていくためにも、このような「戦略的パートナシップ」関係を深化させていくことは重要といえるだろう。
【参考URL】
https://www.sankei.com/politics/news/181009/plt1810090006-n1.html

1941

ポータル

FBが発売するビデオ通話端末

個人情報流失に関する不安の声も

アマゾン、グーグルがその領地を広げる「家庭向けスマートディスプレイ」市場。そんな中、米フェイスブックが、ビデオ通話ができる据え置き型端末『ポータル』を11月に米国で発売すると発表し、話題を呼んでいる。
「ポータル」は自動追尾カメラを搭載し、ユーザーが友人や家族とビデオ通話を行う際、ハンズフリーで動き回れるという。マイクとカメラはオフにできるが、録画はできず、ユーザーの音声命令はデバイス内で処理される。同社は個人情報の流出で批判を浴びた経緯を踏まえて、プライバシー侵害を巡る懸念が生じないよう機能面で可能な限り配慮したという。渦中にあって、人のすべての動きを追跡する製品を発売することには批判的な声もあがる中、「ポータル」の今後の評価に注目したい。
【参考URL】 
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-10-08/PGAXHY6K50XY01

1940

ネコ家具

精密に作られたネコ用の家具

海外からも注目

近年の猫ブームとともに、日本の職人技を駆使した猫グッズに注目が集まっている。そんな中、福岡県大川市の家具職人が作る、人間用の家具を猫のサイズにあわせてそのまま縮小した家具『ネコ家具』が国内外で人気を呼んでいる。
日本一の家具産地として知られる福岡県大川市が、大川家具をつくる職人の“技術”と“センス”を証明するため、昨年10月に立ち上げた「ネコ家具」プロジェクト。プロモーションをスタートして以来、市役所へ様々な国から問い合わせがあり、第1弾で作った「ベッド」と「ソファ」は、値段は11万円にもかかわらず既に各30本ずつ売れているという。世界的にペット関連消費が大幅に増加している今、職人技に注目した地方創生の新モデルとして今後の動向に期待したい。
【参考URL】
http://www.okawa-kagu.net/neko/