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時代の流れを定点観測 時流観測所

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No. 3248

リジェネラティブ

JIRYU
No.
3248

リジェネラティブ

環境や社会をより良い状態に

農業分野における実践が進む

最近よく耳にする『リジェネラティブ』という言葉。英語で「再生する」「回復させる」という意味を持ち、傷ついた自然や社会を元の健全な状態へと戻していこうという考え方を指す。これまで広く使われてきた「サステナブル」が、環境をこれ以上悪化させないことを重視するのに対し、リジェネラティブは一歩踏み込み、失われたものを積極的に取り戻そうとする発想だ。いわば“守る”から“よくしていく”イメージに近い。たとえば不耕起栽培などの再生型農業や、海藻を育てて海の環境を改善する取り組みがその例にあたる。環境問題が深刻化するなかで、持続可能性のその先を考えるキーワードとして、リジェネラティブへの関心は今後さらに高まりそうだ。
【参考URL】
https://business.ntt-west.co.jp/bizclip/articles/bcl00192-018.html

No. 3247

ダイヤモンド半導体

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3247

ダイヤモンド半導体

高温・高電圧・高放射線量でも動作可能

経済安全保障上の重要物質に

ダイヤモンドがいま、最先端技術を支える素材として注目されている。『ダイヤモンド半導体』とは、人工ダイヤモンドを基板に使った半導体のこと。現在主流のシリコン半導体に比べ、高温や高電圧、強い放射線環境でも安定して動作するとされ、発熱が少なく放熱性に優れるのが特長だという。こうした性質を強みに、次世代エネルギーや宇宙開発、原子力関連分野など、過酷な環境での活用が期待されている。さらに人工ダイヤモンドは、半導体の精密加工や量子技術などにも欠かせない重要素材で、特定の国に生産が偏っているとされることから、経済安全保障上の観点でも注目されている。各国が供給体制の強化を急ぐ背景には、先端産業の安定運用を支える基盤を自国で確保したいという狙いがある。
【参考URL】
https://diamond.jp/zai/articles/-/1062763

No. 3246

WILL選考

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3246

WILL選考

配属ガチャにサヨナラ

就活生のスタイルに合わせた採用制度

これまで新卒採用では、入社後に会社が配属先を決めるのが一般的だった。しかしその仕組みは「配属ガチャ」と呼ばれ、近年は配属のミスマッチが早期離職につながるケースも指摘されている。そんな配属に関する不安を軽減するために始まったのが、採用時に配属先を確約する『WILL選考』だ。たとえば住友商事では、入社前に希望する部署を選んで応募できる制度を導入。やりたい分野を決めたうえで入社できるのが特徴だ。背景には、将来のキャリアを早くから考える学生が増えていることがあるという。そのほか丸紅やKDDIなどでも同様の制度が導入されている。配属を運ではなく意思で選ぶ、そんな働き方への変化が始まりつつある。若手の早期離職が課題となっている企業は、一度WILL選考の導入を検討してみてはいかがだろう。
【参考URL】
https://diamond.jp/articles/-/362407

No. 3245

AI専用SNS

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3245

AI専用SNS

「Moltbook」が登場

人工知能の自律的進化

人間ではなく、AI同士が投稿し合う『AI専用SNS』の「Moltbook」が話題になっている。掲示板のような空間でボットがやり取りを重ね、人間は基本的にそれを見守る立場だ。背景にあるのは、大規模言語モデル(LLM)を使ったAIエージェントの広がり。クラウド上で動くAI同士がつながり、まるでコミュニティのような動きを見せ始めている。これを「AGI(汎用人工知能)の芽ではないか」と見る声もある。ただし、ボットの発言は人間が与えた設計や指示が出発点。つながって会話しているように見えても、それがすぐに自律した知性を意味するわけではない。それでも、AIが単なる便利な道具から、やり取りを重ねる存在へと変わりつつあるのは確かだ。AI専用SNSという試みは、人工知能がどこまで“社会の一員”のように振る舞えるのかを問いかけている。
【参考URL】
https://forbesjapan.com/articles/detail/91558

No. 3244

CAIO

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3244

CAIO

企業におけるAIの責任者

事業成長のキーマンとなるか

生成AIの普及と企業での活用が急速に進む今、AIの技術面だけでなく倫理面の検討や経営戦略への落とし込みなどを幅広く担う、『CAIO(Chief AI Officer=最高AI責任者)』の重要性が高まっている。
そのタスクは、AI戦略の推進、技術監督、人材・チーム管理、倫理・ガバナンス対応、社内外への教育と発信など多岐に渡る。AIやデータ分析の専門性に加え、経営感覚、リーダーシップ、倫理観や社会性などが求められるため、従来の経営に関わる役職以上に希少な人材とも言える。今後は先進的テック企業だけでなく、多くの企業でも求められることになりそうだ。
【参考URL】
https://www.ibm.com/jp-ja/think/topics/chief-ai-officer

No. 3243

ギフティング

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3243

ギフティング

口コミが意思決定に関与

SNS時代の必須マーケティング

『ギフティング(Gifting)』とは、インフルエンサーに商品やサービスを提供し、その感想をSNSに投稿してもらうマーケティング手法。売る側からの広告感を抑えた自然なPRができる点が特徴で、SNSの拡散力を活かした認知拡大や売上促進の手法として一般化している。
無償と有償の2種類があり、無償はインフルエンサーにフィーを払わず低コストで実施できる一方投稿は任意となり、有償はフィーを支払い投稿してもらう形式となる。ステマ防止のための広告表示などは必須だが、ユーザーと同じ目線でのインフルエンサーによる推奨は現在のマーケティングで欠かせない要素と言える。
【参考URL】
https://zeal-security.jp/blog/snsgifting/

No. 3242

100円家事代行

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3242

100円家事代行

ちょっとしたお願いを頼める

高齢社会でニーズ増加

株式会社「御用聞き」が提供する、5分100円から利用できる『100円家事代行』サービスが注目を集めている。日常のちょっとした困りごとを低価格で依頼できる点が特徴で、2010年に東京で始まり現在は全国13都道府県に拡大。
実際の依頼内容は、換気扇の交換や庭の草刈り、お墓掃除、買い物代行など。ちょっとした家事や外出が難しい人の負担を軽減するサービスとして、分単位料金と柔軟な対応力が生かされている。専門業者より安く幅広い用途で利用できることから、高齢者を中心に生活支援サービスとして今後も需要が高まりそうだ。
【参考URL】
https://www.tokai-tv.com/tokainews/feature/article_20251003_42680

No. 3241

カムジャパン

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3241

カムジャパン

ユニークな食感と見た目

じゃがいもパンが韓国でブーム

米粉やじゃがいもを材料とした生地に、マッシュポテトを餡として包んだじゃがいもにそっくりの見た目の韓国発のパン『カムジャパン』が、SNSを中心に注目を集めている。
見た目の映えだけでなく、新感覚のもちもち食感と甘じょっぱい味わい、グルテンフリーパンであること、自宅でも比較的簡単に再現できチーズ入りやベーコンマヨなどのアレンジも可能な点なども人気を後押ししている。本当に見た目がじゃがいもそっくりなので、ぜひ一度画像検索してみてほしい。
【参考URL】
https://www.cotta.jp/tomorrow/column/?p=211&srsltid=AfmBOooBD2526WOnXgCiJkyp-XTQeNDDp_vkZONXHrKLfR5ARpYG6rC-

No. 3240

ポケパーク カントー

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3240

ポケパーク カントー

キャラクターパークに黒船到来

ポケモンのテーマパークがオープン

世界最大のIPと言われる「ポケモン」をテーマとした体験型施設『ポケパーク カントー』がよみうりランド内で開業。全長500mのポケモンフォレストではポケモンの生態観察が楽しめながら、600匹以上のポケモンに出会えるという。富士急ハイランド×サンエックスやハウステンボス×エヴァンゲリオンなど、近年はテーマパークと人気IP・キャラクターの連携が相次いでおり、日本の強みでもあるコンテンツ力を生かしたIPファンの集客や客単価向上を狙っている。今後もテーマパークとコンテンツとのタイアップは増えていきそうだ。
【参考URL】
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2449861?display=1

No. 3239

HUMAN MADE

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3239

HUMAN MADE

日本のストリートから世界へ

NIGOの新ブランドが躍進

「A BATHING APE」を立ち上げたNIGOの新ブランド、『HUMAN MADE』が国や世代を超えて支持を拡大。様々なブランドや著名人とのコラボで常に話題を提供し、2025年11月には東証グロース市場に新規上場を果たすなど、破竹の勢いを見せている。
「The Future is in the Past(未来は過去の中にある)」をコンセプトに、象徴となるハートのモチーフとレトロ×ストリートデザインを様々なアイテムに展開。そのデザイン性やNIGOの影響力のみならず、広告に頼らずにタイアップや限定供給などで常に話題性と熱力を高めるマーケティング手法でも注目されている。SNS時代のアパレルマーケティングとして今後のベンチマークとなっていきそうだ。
【参考URL】
https://kaitorisatei.info/bwn/humanmade-article682

No. 3238

パープル企業

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3238

パープル企業

「働きやすさ」はあるが「働きがい」がない

成長の実感が得られる職場づくりが大切

残業も少なく、人間関係も穏やか。それでも若者が去っていく。今、そんな企業は「パープル企業」や「ゆるブラック」と呼ばれている。法律違反レベルの過酷さはないが、その分、成長やキャリアアップの機会が乏しい職場を意味する言葉だ。調査では、転職を考える20代の約7割が自社を「ゆるブラック」と感じているという。背景には、終身雇用への不安と「市場価値」を重視する意識の高まりがある。居心地の良さだけでは、将来への安心にはつながらない。いっぽう企業側は、ハラスメントを恐れて指導を控え、波風の立たない環境を選びがちだ。しかし、成長には適度な負荷が欠かせない。若手をつなぎ止めるには、管理職の意識改革や背伸びを促す目標設定、1on1による対話の充実など、「働きがい」を設計する視点が求められている。
【参考URL】
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/9e304c6b8b8adb9373b9659cd60eb594e1264b5b

No. 3237

ヌメ活

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3237

ヌメ活

冬の感染症対策に提唱

自然由来の成分で体を守る

モズクやメカブなどの“ヌメヌメ食材”を日常的に取り入れる『ヌメ活』が、新たな健康習慣として注目されている。九州大学大学院の広瀬直人教授と宮崎義之准教授は、海藻に含まれるヌメリ成分「フコイダン」に免疫細胞を活性化させる作用があることを研究で示し、冬の感染症対策として提唱する。寒暖差や乾燥で免疫力が落ちやすい季節こそ、腸内環境を整えることが重要だという。モズクやメカブのほか、なめこやオクラなどに含まれる天然多糖類も同様の働きが期待される。動物実験ではインフルエンザ感染予防効果も報告されており、科学的根拠に基づく点も特長だ。手軽に入手でき、鍋など日常の食事に取り入れやすい「ヌメ活」。自然由来の力で体を守る、実践しやすい冬の健康習慣として広がりを見せそうだ。
【参考URL】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240604/k10014470901000.html

No. 3236

越境EC

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3236

越境EC

スマホ普及によって利用者が拡大

訪日外国人が帰国後にリピート購入

『越境EC』とは、国境を越えて商品を売買する電子商取引のことを指す。国内向けのネット通販と異なり、海外の消費者に直接商品を届ける仕組みだ。近年、この市場は世界的に拡大している。背景には、インターネットやスマートフォンの普及により、海外商品を手軽に購入できる環境が整ったことがある。中国やアメリカではECが生活インフラとして浸透し、価格や利便性を重視する購買行動も広がっている。日本は「買い手」としては規模が大きくない一方、「売り手」としては海外からの需要が高い。訪日客が帰国後に日本製品を再購入する動きも増えているという。国内市場の成長が鈍化するなか、越境ECは新たな販路を広げる選択肢として、ビジネスの可能性を秘めた分野といえそうだ。
【参考URL】
https://ja.komoju.com/blog/cross-border-ec/market-2/

No. 3235

ゆる受験

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3235

ゆる受験

無理をさせない中学受験

子どもの特性に合った選択を

中学受験を巡り、『ゆる受験』と「ガチ受験」という言葉がSNSで議論を呼んでいる。「ゆる受験」は、のんびり勉強する、本気度が低い受験と誤解されがちだが、本来はそうではない。名付け親である「進学個別桜学舎」塾長の亀山卓郎氏によれば、志望校を絞り、基礎力を重視し、習い事も続けながら無理のない2年間で準備する受験スタイルを指す。首都圏模試で偏差値60以下を目安とするが、模試によって偏差値の水準が大きく異なるため、それを混同して「その偏差値はゆるではない」といった批判が出ることもある。また「ガチ受験を否定している」という声もあるが、トップ校を目指す受験を軽視する意図はなく、子どもの特性に合った選択肢を示すことこそが、本来の狙い。子どもの中学受験を考えている親にとって、一度は向き合っておきたいテーマだ。
【参考URL】
https://hanasone.mainichi.jp/articles/20250804/wom/00m/402/020000c

No. 3234

中古億ション

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3234

中古億ション

中古ですらも高嶺の花

都心の住居価格高騰が明白に

東京23区のファミリー向け中古マンションの平均価格が20カ月連続で上昇し、1億822万円となり過去最高を更新。都心6区では平均1億7305万円とさらに高騰し、タワマンではない一般的な中古マンションでも『中古億ション』が当たり前の状況となっている。
都心居住を望む層にとっては中古ですら手が届かない現実が浮き彫り、検討エリアを都心から郊外・近県へ変更、賃貸継続など住まい選びの見直しが進んでいる。バブル的な一時の不動産価格高騰なのか、インフレ進行の現実的価格上昇なのか、専門家でも判断は分かれており住居を検討するライフステージを迎える層にとっても悩ましい時代となっている。
【参考URL】
https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/3655964/

No. 3233

二重価格

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3233

二重価格

観光地の値段設定で激論

観光客価格は妥当か差別か

訪日観光客の増加などによるオーバーツーリズム対策を踏まえた、日本居住者と外国人観光客で料金を分ける『二重価格』の是非について議論が広がっている。海外では一般的な制度だが、日本では差別にあたるという懸念の声もあり、制度設計と説明が重要となる。
実際に国立の博物館や美術館では今年以降で、外国人観光客は一般料金の2〜3倍程度となる二重価格の導入を検討している。また、逆のパターンとして、JRグループが提供するジャパンレールパスは短期滞在などの訪日外国人観光客向けのおトクな商品などを展開するケースも有る。感情ではなく、観光産業の持続性に基づく、適切な議論と導入が進むことを期待したい。
【参考URL】
https://www.timeout.jp/tokyo/ja/news/dual-pricing-debate-in-japan-011926

No. 3232

キーリングコスメ

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3232

キーリングコスメ

見せなきゃもったいない

かわいいコスメの新スタイル

コスメにキーリングやチェーンを付け、バッグやポーチにアクセサリーのように付けて見せる『キーリングコスメ』が注目を高めている。韓国コスメのポット型リップ&チークの流行とともに、持ち歩きやすさと可愛さを両立しているとして人気が拡大中だ。
fweeやBRAYE、AMUSEといった韓国ブランドを中心に広がり、現在は3COINSやDAISOなどプチプラでも展開が進んでいる。コスメグッズの見た目は昔からこだわられている領域のため、それをアクセサリー的に見せて楽しむスタイルは今後も定着していくのかもしれない。
【参考URL】
https://maquia.hpplus.jp/makeup/matome/105321/

No. 3231

ペコちゃんポコちゃんとゆかいな仲間たち

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3231

ペコちゃんポコちゃんとゆかいな仲間たち

不二家の新キャラクター

新たな顧客層との接点に

1950年、不二家洋菓子店の店頭人形としてデビューしたペコちゃん。翌1951年にはポコちゃんとともに「ミルキー」のパッケージに登場し、1995年には仲良しの子犬ドッグが加わった。それから約30年。今年、新たなキャラクター『ペコちゃんポコちゃんとゆかいな仲間たち』がデビューした。追加されるのは、「ねこにゃん」「うさぎちゃん」「ことりちゃん」「ハムお」「かめ吉」の5体。デビューにあわせて、京王百貨店新宿店では催事「ペコちゃんのチョコレート王国」が開催され、新キャラクターのワッペン付きメッシュポーチが先行販売された。主役キャラクターの世界観を大切にしながら仲間を増やす手法は、ブランドの鮮度を保ちつつ、新たな顧客層との接点を広げる。長年培ってきた資産を活かした、堅実な成長戦略といえそうだ。
【参考URL】
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/2077476.html

No. 3230

スライム電池

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3230

スライム電池

発火しないから安全

家庭用蓄電池への応用に期待

発火事故が相次ぐリチウムイオン電池に、新たな解決策が登場した。その名も『スライム電池』。東京科学大学の研究チームが開発した、発火しない世界初のリチウムイオン電池だ。特徴は、電池内でイオンを運ぶ電解質にスライム状の素材を使っている点。液体と固体の性質をあわせ持つ準固体のため燃えにくく、火災リスクを大きく低減できる。加えて、特殊な乾燥室や高温処理が不要で、通常環境でも製造できるため、コスト面でも優位性がある。さらに、使用後は電解質を水に溶かして資源を回収しやすく、リサイクル性も高い。安全性、製造のしやすさ、環境配慮を兼ね備えた次世代電池として、将来は電気自動車や家庭用蓄電池への応用も期待されている。スライムという意外な発想が、電池の常識を静かに変えようとしている。
【参考URL】
https://www.isct.ac.jp/ja/news/pboszw4s45lz

No. 3229

ワークスロップ

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3229

ワークスロップ

AIによって職場の生産性が危機に!?

「考える」を怠らない

同僚から届いた資料を見て、「きれいだけど中身が薄い」と感じたことはないだろうか。今、こうした低品質なAI生成の成果物は『ワークスロップ』と呼ばれ、世界中のビジネスシーンで問題視されている。見た目は整っているのに、議論や判断を前に進める実質がなく、結局は受け取った側が修正に時間を取られてしまうのだ。調査では、オフィスワーカーの約4割が直近1か月で遭遇し、1件あたり平均2時間を費やしているという。原因はAIそのものではなく、使う側が内容を吟味せず提出してしまうことにある。AIは便利な道具だが、最後に価値を判断するのは当然、人間であるべき。ワークスロップを防ぐ鍵は、透明性とレビュー、そして「考える責任」を手放さない姿勢にあるのだろう。
【参考URL】
https://gai.workstyle-evolution.co.jp/2025/10/05/workslop-ai-generated-low-quality-content-workplace-productivity-crisis/

No. 3228

ドライ・ジャニュアリー

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ドライ・ジャニュアリー

1ヵ月だけの断酒

お酒との距離を考える時間に

年のはじまりに1ヵ月だけお酒を断つ『ドライ・ジャニュアリー』が、欧米を中心に広がっている。年末年始の飲み過ぎをリセットしたい、という動機に加え、近年は健康意識の高まりも背景にあるようだ。研究では、わずか1カ月の断酒でも、睡眠の質の改善や体重減少、血圧や肝機能の回復などが確認されている。完全に禁酒できなかった人でも、飲酒頻度が減ったり、気分が安定したりといった変化が見られたという。この取り組みが興味深いのは、単なる禁酒イベントに終わらない点だ。お酒と距離を置くことで、「なぜ飲むのか」を見直すきっかけになり、その後も酒量を抑える人が少なくない。無理のない範囲で体と向き合う時間をつくること。それ自体に、ドライ・ジャニュアリーの価値があるのかもしれない。
【参考URL】
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/577f37cf56d4bab55a858b821b815acafa765d89

No. 3227

メンパ

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3227

メンパ

コスパ・タイパに続く第3の消費傾向

買い物はAIにお任せ

現代社会では、情報過多やSNSによる心理的プレッシャーの影響で、買い物における比較や検討そのものが精神的な負担となっている。こうした中、心理的負荷を最小化して最大の満足を得ることを重視するメンパ(メンタルパフォーマンス)という新しい消費価値観が注目されている。従来のマーケティングは、消費者にどのような変容を起こしてもらうかを基本としてきた。しかしメンパ時代においては、AIが商品検索から購入判断までを代行し、人間が自ら選択するプロセスを介さない未来が予測される。こうした中、これからの企業には消費者が選ぶ喜びよりも、選ばなくて済む安心感の提供が求められている。メンパは、消耗しがちな現代人がメンタルヘルスを守りながら賢く消費を行うための新しい指針となるだろう。我々は今、選ぶ自由から、選ばない快適さへと舵を切り始めている。
【参考URL】


No. 3226

パペットスンスン

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3226

パペットスンスン

ゆるかわで癒やしと笑いを提供

じわりと人気を広げるキャラクター

青くてふわふわしたからだが特徴のキャラクター・スンスンを主人公とした、いま大注目のコンテンツ『パペットスンスン』がZ世代を中心に人気を集めている。その愛らしいビジュアルと、見るだけで思わず癒される動画が話題を呼び、SNSの総フォロワー数は200万人を超え(2025年中旬時点)。また、カフェ、回転ずしチェーンやファッションブランド(GU)とのコラボ、YOASOBIなどのアーティストとM出演など、キャラクターの枠を超えて幅広く活躍を続けている。さらに、ファンによる二次創作も活発化するなど多様な広がりを見せている。今後、IPとして発展・定着するか注目だ。
【参考URL】
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9810e8b419882717bd117d3cf714cd6ce94eb99

No. 3225

ゼロクリック検索

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3225

ゼロクリック検索

サイトを訪れる必要なし

検索結果画面で疑問解消

各種検索エンジンへのAIの実装により、検索結果ページでユーザーの疑問への答え(概要)が表示され、個別のサイトを訪れる必要がなくなる『ゼロクリック検索』時代が到来。
従来のSEO手法が根本から変更を迫られることになり、これまでの「表示順位」「クリック数」だけでなく、AIによる概要に引用されるかが重要となるとされる。一方でこれまでウェブコンテンツは多くの人に門戸を開く方向で進化してきたが、AIにより利用されない、そこでしか見ることができないことに価値があるクローズドなメディアも登場してきそうだ。
【参考URL】
https://www.geo-code.co.jp/seo/mag/zero-click-seo-strategy/

No. 3224

シン・不易流行

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3224

シン・不易流行

ビジネスは聖域なき刷新の時代

変化に対応せず、乗りこなす覚悟を

『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』。近年よく耳にする“シン”という言葉は、単なる「新しさ」ではなく、本質を問い直し再構築する姿勢を意味する。文化資本経営コンサルタントの中島氏が提唱する『シン・不易流行』も、その延長線上にある考え方だ。松尾芭蕉の“不易流行”を土台にしつつ、「変えてはならないもの」さえ聖域とせず、時代に合わせて再定義していく覚悟を求めている。たとえば富士フィルムは写真フィルムに固執せず、自社技術の価値を問い直し事業転換に成功した。Netflixもまた、自らの収益モデルを壊し、変化を乗りこなした企業だ。AIをはじめ変化が加速する時代、対応に追われるだけでは生き残れない。「変わらないために変わり続ける」。その矛盾を引き受け、聖域なき刷新に踏み出せるかどうかが、2026年以降の企業価値を左右するのだろう。
【参考URL】
https://bt.q-b.co.jp/date/2026/01/13/#20995

No. 3223

ポニーテールリング

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3223

ポニーテールリング

近未来的なヘアスタイルに

洋服はもちろん、和装にもフィット

短い髪でも時にはポニーテールヘアを楽しみたい。そんな発想から生まれたアクセサリーが『ポニーテールリング』だ。エクステの先に付いたメタル素材のリングを自毛に装着することで、ポニーテールのようなシルエットをつくることができ、まるで映画やドラマに登場する未来人のようなルックスがSNSを中心に話題を集めている。このアレンジの原点は、2015年春のChristian Diorのコレクションで披露されたリング使いのヘアスタイル。ショーに衝撃を受けたヘアメイクアーティストのrina氏が、日常でも取り入れやすい形としてハンドメイドしたのがポニーテールリングだという。洋服はもちろん、和装にも映え、結婚式などの特別な場でも活躍してくれる。髪の長さという制約を超えて、アレンジの可能性を広げてくれる新しいヘアアクセサリーからファッションのトレンドを感じてみては。
【参考URL】
https://nlab.itmedia.co.jp/cont/articles/3331691/amp/

No. 3222

監獄ミュージアム

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3222

監獄ミュージアム

旧奈良監獄を新たな観光拠点に

文化財を使いながら守る

明治時代に建てられた「旧奈良監獄」が、いま新たな観光拠点として生まれ変わろうとしている。手がけるのは星野リゾート。同社が奈良で挑むのは、単なるホテル開業ではなく、文化財を“使いながら守る”という試みだ。2026年春に先行オープンする『奈良監獄ミュージアム』は、同社初のミュージアム。重厚な赤れんが建築や、放射状に広がる監獄構造を活かしながら、「美しき監獄からの問いかけ」をテーマに、自分自身の生き方や時間の使い方を見つめ直す場を目指すという。世界遺産や自然に恵まれながら、観光の“通過点”になりがちだった奈良。星野リゾートはその文脈に、監獄という異色の歴史資産を重ねた。過去を保存するだけでなく、体験として未来につなぐ。そんな観光の新しい可能性が、奈良で動き出した。
【参考URL】
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/casestudy/00012/01744/?i_cid=nbpnxr_parent

No. 3221

ドンロー主義

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3221

ドンロー主義

トランプ式モンロー主義

日本も危機感を

ドナルド・トランプ大統領が口にした『ドンロー主義』という言葉が、国際社会で注目を集めている。これは、19世紀にジェームズ・モンロー大統領が掲げた「モンロー主義」を下敷きに、トランプ流に読み替えた外交姿勢を示す造語だ。モンロー主義は「欧州は米州に干渉せず、米国も欧州に関与しない」という不干渉が基本だった。一方ドンロー主義は、「アメリカ第一」を掲げ、西半球の安定と主導権に力を注ぐ姿勢がよりはっきりしている。この動きは、中国にとって米中間の駆け引きを広げる余地を生み、台湾問題などの緊張を高めかねない。結果として影響を受けやすいのが日本だ。国際秩序が揺らぐ今、同盟に頼るだけでなく、自ら考え動く外交と安全保障が、これまで以上に求められている。
【参考URL】
https://news.ntv.co.jp/category/international/5c7008a6cd254de6a1d505df52cc374e

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