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時代の流れを定点観測 時流観測所

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No. 3080

点検商法

JIRYU
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3080

点検商法

悪質リフォーム被害が過去最多

無料の誘いにはご注意を

2024年に全国の警察が摘発した悪質リフォーム業者による『点検商法』事件が66件、検挙者は130人に達し、統計開始以来最多となった。突然家を訪問し、屋根や水道の無料点検を装って高額契約を結ばせる手法で、屋根を故意に破損させるような悪質な例も確認されている。
点検商法や訪問販売は特に高齢者をターゲットとして行われており、警察庁は「突然訪問した業者には無料と言われても点検をさせず、不安を感じたら警察に相談してほしい」と注意喚起している。また、訪問販売は契約をしてしまっても早期であればクーリングオフでの契約解除も可能なため、冷静な対応を心がけたい。
【参考URL】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250306/k10014741301000.html

No. 3079

粉末味ぽん

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3079

粉末味ぽん

食感を損なわないさっぱり味変

スパイシーさも加えた粉末調味料

ミツカンは自社の定番商品「味ぽん」を液体から粉へと変えた『粉末味ぽん』となる新商品、「無限さっぱりスパイスby味ぽん」をドン・キホーテなどでの期間限定の先行販売を行った。胡椒・ガーリック・唐辛子を加えたさっぱりとした味わいに加え、液体調味料の欠点だった「ベタつき」を克服してパリパリ・サクサクな揚げ物や焼き物に適した調味料とのこと。
粉末化の開発は「食感を損なわずに味ぽんを活用できる」点に着目し進められたが、ただ粉末になっただけでは商品としても弱いと考え、従来よりも幅広いメニューに使ってもらえる味を目指したという。今年60周年を迎える味ぽんブランドの、さらなる発展を目指した挑戦となっている。
【参考URL】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000517.000065533.html

No. 3078

メイドカフェ翻訳機

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No.
3078

メイドカフェ翻訳機

外国人でもメイドカフェを満喫

リアルタイム翻訳で言葉の壁を超える

メイドカフェを運営するインフィニアは、落合陽一氏が経営するピクシーダストテクノロジーズが提供する同時翻訳ディスプレイを活用した『メイドカフェ翻訳機』でインバウンド需要の獲得を狙う。秋葉原の「あっとほぉーむカフェ」で会話をリアルタイムで翻訳し字幕表示する仕組みを3月末まで実証実験中だ。
インフィニアは、訪日外国人への対応強化を目的にこれまでも翻訳デバイスを導入してきたが、会話のテンポが合わない問題を抱えていた。今回の実証実験では、翻訳精度や接客のしやすさを検証し今後の本格導入を検討するという。観光立国が進む中、訪日目的の一つが「メイド」になることもあるのかもしれない。
【参考URL】
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2502/25/news144.html

No. 3077

JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)

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3077

JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)

災害級大雪の原因に

交通機関の混乱に要注意

冬場の天気予報で『JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)』という言葉を耳にすることがある。これは「Japan-sea Polar airmass Convergence Zone」の頭文字をとったもので、日本海で発生する雪雲が帯状に連なる現象を指す。新潟県や北陸地方、山陰地方といった日本海側の地域で発生しやすく、局地的な大雪をもたらす恐れがあるため、「ドカ雪のサイン」とも呼ばれることもある。 JPCZは、夏の大雨をもたらす線状降水帯のように、強い降雪を伴う「線状の降雪帯」を形成するのが特徴だ。これにより短時間で積雪が急増し、交通機関の混乱や大規模な停電といった雪害につながる可能性がある。生活エリアでJPCZが発生した際は、最新の気象情報をこまめに確認し、早めの雪対策を心がけよう。
【参考URL】
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/900018003.html

No. 3076

リファービッシュ品

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No.
3076

リファービッシュ品

メーカー保証付きの再生製品

環境負荷の軽減にも貢献

成長著しいリユース市場に、最近『リファービッシュ品』という新たな概念の中古商品が登場していることをご存知だろうか。リファービッシュ品とは、返品や初期不良で回収された製品を、メーカーや専門業者が修理・再整備し、新品同様に仕上げた再生製品のこと。一般的にパソコンやスマートフォン、家電製品などで多く扱われている。新品よりも価格が抑えられることに加え、メーカー保証が付くことが多いため、品質面でも安心感がある点が魅力だ。一方で、新品と比べると在庫が限られ、スペックやモデルの選択肢が少ない場合もあるため、購入時には注意が必要。とはいえ、高品質な製品を手頃な価格で手に入れたい人や、環境意識の高い消費者にとって、リファービッシュ品は賢い選択肢の一つと言えるだろう。
【参考URL】
https://business.ntt-east.co.jp/bizdrive/column/post_368.html

No. 3075

大人のキッザニア

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No.
3075

大人のキッザニア

チケット即完売の人気イベント

新たなキャリアを考えるきっかけにも

子ども向けの職業・社会体験施設として知られる「キッザニア」が、今年2月に約6年ぶりとなる大人向けイベント『大人のキッザニア』を開催し、大きな話題を呼んだ。チケットは即完売し、多くの参加者がゲーム開発やピザ作り、銀行業務などの“お仕事アクティビティ”に熱中した。人気の背景には、リスキリングや転職が一般化し、新たな職業を体験することへの関心が高まっているのでは、という見方もある。実際、普段の仕事では経験できない分野を試すことで、新たなキャリアの可能性を見出したり、自分に合った職業を探すきっかけになった人も多いそうだ。遊び感覚で仕事を学びながら、未来の働き方を考える。「大人のキッザニア」は、そんな貴重な機会を提供しているのかもしれない。
【参考URL】
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2502/23/news061.html

No. 3074

脱・旅行代理店

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3074

脱・旅行代理店

持続可能な観光地づくりに取り組む

日本の観光の在り方を変えるか

旅行業界は今、大きな変革期を迎えている。大手旅行代理店のJTBが進める『脱・旅行代理店』は、単なるチケットや旅行パックの提供から、地域の観光開発そのものに関与する方向へとシフトする戦略だ。小豆島での自動運転ボートの実証実験や、ホテル・交通インフラの整備などの施策は、まさに「脱・旅行代理店」の象徴的な例と言える。この背景には、オーバーツーリズムの問題や地方の人手不足、宿泊施設の廃業といった、従来のビジネスモデルでは対応しきれない課題がある。企業が地域と連携し、交通・宿泊・観光体験を一体化した「観光地づくり」へシフトする流れは、今後も加速していくと考えられる。JTBの取り組みは、地域社会との共創による新たな価値創出の先駆けであり、観光業界全体の方向性を示すモデルケースになりそうだ。
【参考URL】
https://webmagazine-vamos.com/blog/2025/02/17/jtb-travel-myself/

No. 3073

ポケポケ

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3073

ポケポケ

中高生が熱中

ポケモンカードがスマホアプリに

ポケモンカードをスマホアプリ化した「Pokemon Trading Card Game Pocket(ポケモン・トレーディング・カードゲーム・ポケット)」、通称『ポケポケ』が中高生の間で流行している。カードのコレクションや対戦という従来のポケモンカードの魅力がオンラインでより手軽に楽しめるアプリとして人気となっている。人気を集める一方でアプリ内には様々な課金要素があり、のめり込みすぎには注意が必要なアプリでもあるようだ。まだリリースされて半年程度しか経っていないため、今後はよりユーザーフレンドリーな仕組みで利用を伸ばしていくことが期待されている、注目のゲームだ。
【参考URL】
https://school-guardian.jp/useful/popular-app/?doing_wp_cron=1739781194.2388920783996582031250

No. 3072

宇宙水道局

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3072

宇宙水道局

衛星データとAIでインフラ管理

日本の喫緊の課題への貢献に期待

埼玉県八潮市の道路陥没事故から大きな注目を集めることとなった水道管の老朽化。今後全国でも同様の事態が起こると言われる中、水道管の老朽化リスクを衛星データで可視化する『宇宙水道局』が注目されている。
従来の点検作業は人手に頼る必要があったが、衛星データとAIを活用することで劣化リスクを解析し、問題の発生しそうな水道管を特定することができるという。それにより、リスクの高い箇所から優先的に対応し、リスクの低い管については無駄な交換を避けることで、限られた予算内での効率的な管理にもつながる。自治体や水道関連企業からの問い合わせが急増し、点検の労力やコスト削減によるインフラ維持への貢献が期待されている。
【参考URL】
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/900018316.html

No. 3071

恐竜学部

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3071

恐竜学部

国内初の恐竜学部開設

進む恐竜王国のブランディング

日本で最も多くの恐竜化石が発掘され、「恐竜王国」としてブランディングを進める福井県の福井県立大学が、2025年4月に国内初となる『恐竜学部』を開設する。それに合わせて学生向けマンション「白亜紀ダイナ荘」も建設予定で、各部屋には「ティラノサウルス」などの恐竜の名前が付けられるという。キャンパス近くに発掘現場があり、1年次から実際の発掘作業に参加することができる予定だ。カリキュラムは恐竜に関する内容だけでなく、その基礎となる古生物学や地学、地層学、さらにはCTスキャンやドローンの活用など最新のデジタル機器も活用し、卒業後は多様な分野で活躍可能な人材の育成を狙う。地域起こしと学びが結びついたユニークな事例と言えそうだ。
【参考URL】
https://news.yahoo.co.jp/articles/06acee2dc251e6efec32d39e651bd1ba2dbf8627

No. 3070

グリーンスローモビリティ

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3070

グリーンスローモビリティ

地域を支える新たな移動手段

持続可能な地域づくりを促進

『グリーンスローモビリティ(グリスロ)』が今、時速20キロ未満で走行する低速電気自動車(EV)を活用した、新しい交通手段として注目されている。とくに公共交通が不足する地域や高齢化が進むエリアの移動支援として期待されているほか、観光地や商店街など徒歩での移動が多いエリアでも活用が進めば、地域経済の活性化に繋がる可能性がある。さらにグリスロは自動運転技術との相性が良く、ドライバー不足の解消や運行コストの削減にも期待ができる。導入には充電インフラの整備や交通ネットワークの再構築が不可欠だが、自治体・企業・住民が協力しながらモデルを確立することで、持続可能な地域づくりを促進する鍵となってくれそうだ。
【参考URL】
https://spaceshipearth.jp/green_slow_mobility/

No. 3069

ティラノサウルスレース

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3069

ティラノサウルスレース

競うのではなく楽しむことが目的

レースの内容は主催者次第

『ティラノサウルスレース』は、ティラノサウルスの着ぐるみを着て走るユニークなレースで、近年、日本各地で開催されるようになっている。発祥はアメリカとされ、国内では「日本ティラノサウルス保存会」が初めて開催した。このレースの最大の特徴は、明確なルールがないこと。走る距離やスピードに制限はなく、歩いても、ゴミ拾いをしながらでもOK。つまり速さを競うのではなく、楽しむことが目的のレースなのだ。実際に日本各地でさまざまなスタイルのレースが誕生している。たとえば北海道ではジャガイモをおたまに乗せて運ぶレースが、沖縄では砂浜をコースにして走りづらさを楽しむレースが開催された。誰もが気軽に楽しめるティラノサウルスレースは、人と人とを繋げる新しいエンターテインメントの形と言えるだろう。
【参考URL】
https://www.parasapo.tokyo/topics/111247/amp

No. 3068

二日酔い休暇制度

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3068

二日酔い休暇制度

当日の朝に申請が可能

ユニークな休暇制度が続々登場

働き方が多様化するなかで、休暇制度も進化を遂げている。その一例が『二日酔い休暇制度』。飲み過ぎた翌日に休める制度で、当日の朝に申請できるという柔軟さが特徴だ。また個人の事情に配慮した休暇として「失恋休暇」や「推し休暇」を採用する企業も。失恋休暇は年齢によって取得日数が異なるユニークな仕組みで、精神的なリフレッシュを目的としているという。一方、推し休暇はアイドルのライブのために休みが取れる制度で、なかには遠征費の補助を出す企業もあるというのだから驚きだ。さらに社会の動きに対応した「ワクチン休暇」も広がりつつあり、従業員の健康を守りたいという企業の意図が伺える。あらゆる業界で人材不足が叫ばれている昨今。優秀な人材を獲得したいのなら、こうした休暇制度を柔軟に作らざるを得ないのかもしれない。
【参考URL】
https://s.mxtv.jp/tokyomxplus/mx/article/202107060650/detail/

No. 3067

AIPC

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AIPC

AIで進化した次世代のPC

ますます便利な機能に期待

AIPCとは、AI(人工知能)専用のプロセッサ(NPU: Neural Processing Unit)を搭載し、AI処理に最適化されたPCのこと。従来のPCと比べて、処理の高速化や省電力化が実現され、よりスマートな使い方が可能になるという。たとえばAIPCはオンライン会議でのノイズキャンセリング、リアルタイム翻訳、画像や動画の自動補正といったAI処理をローカルで実行できるため、クラウドを介す必要がなく、動作の快適性やプライバシー保護の面で優れている。すでにIntelの「Core Ultra」やAMDの「Ryzen AI」などのプロセッサがAIPC向けに開発され、今後はOSやアプリにおいてもAI機能を活かした最適化が進むと予想される。つまりAIPCは単なる高性能PCではなく、AIによってユーザーの作業を効率化する次世代のPC。パソコンは今、AIとともに新たな進化の時代を迎えている。
【参考URL】
https://www.yec.ne.jp/column/trivia/lcm_20250205

No. 3066

タフティング

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3066

タフティング

オリジナルのラグ制作が可能

ワークショップに若い世代が続々

『タフティング』とは、カーペットやラグを制作するための織物の技法のこと。専用の器具であるタフティングガンを使用し、土台となる布に毛糸を打ち込むことで、絵を描くようにデザインができる。また毛糸の種類や色、毛足の長さなどを変えることでオリジナルの作品を作ることが可能。その自由度の高さが流行に敏感な若い世代の心をつかみ、今、新しいハンドクラフトとして注目が集まっているという。SNSなどでは簡単に模様を描けるように見えるタフティングだが、きれいに仕上げるには意外とコツが必要。なによりタフティングガンはおよそ1キロと重く、使いこなすだけでも一苦労だという。だからこそひたすら糸を打ち込み、作品を完成させたときの達成感はひとしお。没頭できる趣味を探している人は一度、タフティングのワークショップに足を運んでみてはいかがだろう。
【参考URL】
https://jocr.jp/raditopi/2023/09/05/526555/

No. 3065

卒業しない証書

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3065

卒業しない証書

学生限定のキャンペーンを実施中

グッズをサプライズでプレゼント

東京ディズニーリゾートでは今、パークを訪れた学生に、「あなたは東京ディズニーリゾートを永遠に卒業しないことをここに証します」と書かれた『卒業しない証書』シールをプレゼントしている。シールを身に付けることで、さまざまな特典が受けられるという。Xユーザーの一人は、このシールを貼って東京ディズニーシーを訪れた際、キャストから「サプライズプレゼント」の引換券を受け取った。引き換えに向かうと、なんとプレゼントは大きなぬいぐるみ。思いがけない贈り物とともにパークを満喫したという。予想外のサプライズにSNSでは「うらやましい」「楽しそう」といった声が寄せられ、心温まるエピソードとして話題を集めた。学生時代の思い出は一生の宝物。このキャンペーンを通じ多くの学生に特別なひとときを過ごして欲しい。
【参考URL】
https://wish.tokyodisneyresort.jp/sotsugyoshinai/

No. 3064

外国歳入庁

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3064

外国歳入庁

関税引き上げに向けて体制を強化

日本企業も打撃は免れない

アメリカのトランプ大統領は就任前に自身のSNSで『外国歳入庁』の創設を発表し、関税など外国からの歳入を徴収する新たな政府機関を設立すると明らかにした。その際、「アメリカはこれまで国民への課税に依存しすぎてきた」と指摘し、「貿易を通じて外国を豊かにするのではなく、アメリカの利益を優先すべきだ」と主張。具体的には、メキシコとカナダからのすべての製品に25%の関税、中国製品には現在の関税に加えて10%の追加関税を課す方針を示した。実際、2月4日には中国に対する10%の関税を発動。これを受けて中国政府は、アメリカからの石炭と液化天然ガス(LNG)に15%を、原油や農業機器などには10%の関税をかける報復措置を発表した。この関税の応酬が世界経済にどのような影響を及ぼすのか、今後の動向が注視される。
【参考URL】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250115/k10014693661000.html

No. 3063

メンタルヘルス観光

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3063

メンタルヘルス観光

旅行で精神的健康を維持、向上

日本の自然と文化を活用するチャンス

多くの人が心の不調を抱えている現代社会において、『メンタルヘルス観光』が新たな癒しとして注目を集めている。精神的健康の維持、向上を目的とする旅行のことで、とくに力を入れている国の一つがシンガポールだ。シンガポールでは、自閉症やADHD、認知症などの症状を和らげる効果が期待される「セラピーガーデン」が各地に整備されており、現在は16ヵ所が公開中。科学的アプローチを取り入れたメンタルヘルス観光を推進しており、セラピーガーデンはその一環として需要な役割を果たしている。そしてメンタルヘルス観光の盛り上がりに向けた動きは日本でも。森林浴や温泉での「湯治」など、日本の豊かな自然を活かしたメンタルヘルス観光は、心の健康を求める国内外の旅行者にとって魅力的な選択肢となるだろう。
【参考URL】
https://news.yahoo.co.jp/articles/a03db1e4d1b825b97dc14e3adffaa648c7df95d0

No. 3062

SB OpenAI Japan

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3062

SB OpenAI Japan

ソフトバンクとオープンAIが協業

日本のAI産業活性化なるか

ソフトバンクグループは、オープンAIと協業し企業向けAI開発・販売を進める合弁会社『SB OpenAI Japan』を設立すると発表した。孫社長は「世界で最先端AIを日本から提供」と強調し、国内のAI産業の活性化を狙う。
ソフトバンクは以前からオープンAIへの投資を進めており、2023年には約780億円を出資。日本政府もAIの活用に期待を寄せており、石破首相が孫社長・アルトマンCEOと面会し日米間でのAI協力を確認した。AI産業は競争の激化により透明性の確保に苦慮しており、日本では産業を活性化させつつも、安全で透明性のあるAI開発が求められることになる。
【参考URL】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250203/k10014710901000.html

No. 3061

すけ〜るプリン

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すけ〜るプリン

透明なのにちゃんとプリン

ギャップで話題のスイーツ

コンビニチェーンのローソンが、見た目が完全に透明なのに味はしっかりプリンという『すけ〜るプリン』を1月に発売した。わらび餅やゼリーのような透明さでカラメルもちゃんと透明。しかしカスタードの風味はしっかり感じるというギャップが楽しめるスイーツだ。
実は2024年7月にはファミリーマートが「透明プリン?」という似た商品を発売しており、ブームと言うほどの大規模展開はされていないが、ギャップスイーツは今後も地味に続く商品になっていくのかも?
【参考URL】
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/6534efa486178f4ed9a043f863a47aeeaf1292a7

No. 3060

タイパ宴会

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3060

タイパ宴会

最短15分で宴会終了

行き着いたタイパの極み

兵庫、大阪に飲食店を展開する和食ダイニング「ごちそう村」が、2024年10月21日から2025年1月31日までの期間限定で最短15分で宴会が終了する『タイパ宴会』プランを提供した。年末年始のビジネスシーンでの忘年会を想定したサービスで、15分・30分・45分・60分の4コースがあり、最長でも1時間で宴会が終了する。
料理は宴会開始時にまとめて提供し、さらには「上司の挨拶・説教・自慢話」「お酌」「一気飲み」が禁止などのルールが設けられており、時短に対して隙がない。話題作り的なサービスである面も大いにあるが、昨今の「タイパ重視」や「飲み会離れ」という世相を反映するサービスとも言えそうだ。
【参考URL】
https://presswalker.jp/press/57937

No. 3059

音姫

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音姫

女性だけのものにあらず

進む男子トイレの設備充実

トイレを使用する際の排泄音を隠すためにダミーの音を出す装置『音姫』。元々は「女性がトイレの際に音を隠すために何度か水を流す」行為が水の大量使用を招くとして節水を目的にした1988年にTOTOが開発した設備だ。
TOTOの調査では女性の利用率は77%と高く、女子トイレをメインに設置されているものというイメージがあるが、近年では男子トイレへの設置も進み男性も48%が利用するというアンケート結果が出ている。女性のプライバシーの保護と節水のために生まれた音姫は、今や性別を超えて必要とされる製品となっている。トランスジェンダーをはじめ、性別や年齢を問わず誰もが使いやすいトイレの普及のために、男女でのトイレ設備の差を無くす動きは今後も進んでいきそうだ。
【参考URL】
https://www.walkerplus.com/article/1106694/amp/

No. 3058

3秒敬語

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3058

3秒敬語

メール文面を作るのが苦手な人に朗報

手軽に敬語に変換

カジュアルな文章を、敬語を使用した文章やビジメスメールに変換してくれるwebサービス『3秒敬語』が話題になっている。このサービスは、日本人のデザイナーとAI開発者によって開発され、「孫正義育英財団」の支援金によって運営されている。厳密な翻訳でシンプルに変換するモードと、文脈を補完して自然な敬語に仕上げる肉付け翻訳モードの2種類があり、目的に応じて使い分けが可能だ。例えば「先週送ったメールの返事ちょうだい」と入力すると「先週、〇〇についてご連絡した件ですが、ご確認はいただけましたでしょうか。ご多忙中とは存じますが、お時間のある際にご返信いただけますと幸いです。」と変換してくれる。単純にビジネスで使用する以外にもどのように変換されるか試すだけでも楽しそうだ。
【参考URL】
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/yajiuma/1497128.html

No. 3057

トランプノミクス2.0

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3057

トランプノミクス2.0

トランプ政策に振り回される世界

日本経済への影響は?

トランプ大統領は再就任早々にWHOやパリ協定からの離脱を発表するなど、世界が大きな変動を迎えている現在。日本政府や大企業は第二次トランプ政権の経済政策『トランプノミクス2.0』への対応に追われている。
トランプ大統領が主張する方針には「大統領令で可能なもの」「議会の承認が必要なもの」の2つがあり、輸入関税は前者の大統領令で変更が可能なため、実施の確実性は高い。日本の主力産業でもある多くの自動車メーカーは北米を主要市場としており、甚大な影響が懸念される。貿易への影響は軍事的日米関係とも無関係ではなく、今後のトランプ政権と中露との関係性次第では、日本は苦境を迎える可能性もありそうだ。
【参考URL】
https://www.nri.com/jp/media/column/kiuchi/20240117.html

No. 3056

攻撃用ドローン

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3056

攻撃用ドローン

操縦者のリスクを軽減

防衛力強化が目的か

防衛省は昨年末に発表した「令和7年度予算案の概要」の中で、小型攻撃用UAV(無人航空機)取得の方針を明らかにした。小型攻撃用UAVは一定時間空中を飛行しながら目標を捜索・攻撃する無人航空機の一種で、『攻撃用ドローン』とも呼ばれている。車両や戦車などを攻撃目標とし、操縦者の指令で目標に体当たりして破壊。ミサイルと異なり発射前に目標を特定する必要がなく、操縦者が危険地帯に進入するリスクを軽減できるという特徴がある。高性能カメラを搭載することで偵察用途にも使用可能だという。2022年以降、ウクライナ紛争での成功を契機に世界的に普及している攻撃用ドローン。日本が導入する背景には、変化する安全保障環境への対応や、防衛力強化の必要性があると見られている。
【参考URL】
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8c5251540c74203bfdd387c4aac98128653b4b7

No. 3055

公共冷蔵庫

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公共冷蔵庫

食品や日用品を無料で提供

生活困窮世帯の助けに

『公共冷蔵庫』の取り組みが全国に広がりつつある。公共冷蔵庫とは食品ロスを目的に欧州で始まった仕組み。企業や個人から寄付された食品や日用品を保管し、支援を必要とする人が無料で受け取れるシステムで、日本ではコロナ禍を機に拡大した。たとえば名古屋市昭和区では、地元の一般社団法人が「みんなのれいぞうこ」と銘打ち、名古屋市内の5カ所に公共冷蔵庫を設置。LINEで申し込みを募り、困窮状態などを踏まえて配布先を決定する制度になっている。また埼玉県草加市ではスーパーマーケットが敷地内の倉庫に公共冷蔵庫を設置。草加商工会議所と連携し、賞味期限が近付いた食品などを企業が寄付する仕組みを作った。物価高が家計を圧迫する中、こうした取り組みは支援を必要とする人々にとって大きな助けとなっている。
【参考URL】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240604/k10014470901000.html

No. 3054

スポGOMI

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スポGOMI

スポーツ×ごみ拾い

ワールドカップや甲子園も開催

スポGOMIは、スポーツ×ごみ拾いの略。3人1組のチームを結成し、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その量や種類に応じて与えられるポイントを競う日本発祥のスポーツだ。2008年のスタート以来、総開催数約1,500大会、総参加者数約150,000名(2021年12月時点)と全国各地で活動を拡大。いまではワールドカップや甲子園も開催するほど盛り上がりを見せている。さらには日本国内だけでなく、海外からの要請を受けてスポGOMI大会が開催されることもあり、「ゴミ拾いはスポーツだ!」の理念は国境を越えて広がりつつある。2025年秋には日本で「スポGOMI ワールドカップ 2025」が開催予定。運動が得意な人やチームワークに自信がある人、そして環境問題に興味を持っている人は、一度予選大会に参加してみては。
【参考URL】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000071264.html

No. 3053

東海道マッハ便

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3053

東海道マッハ便

「こだま号」を活用した荷物輸送サービス

速達性に優れ、環境負荷が小さい

新幹線を使った新しい荷物輸送サービス『東海道マッハ便』が好調だ。東海道マッハ便は、東海道新幹線「こだま号」を利用した法人向けの荷物輸送サービス。東海道新幹線の安全・正確・高頻度で揺れが小さいという特性を活かし、速達性に優れた環境負荷の小さい荷物輸送サービスとして提供されている。車内販売の終了に伴って空いた業務用スペースを活用しており、1回に段ボール40箱分を運ぶことが可能だ。想定されている荷物は医療関係品や精密機器部品、生鮮食品など。たとえば作り立ての和菓子を朝早くの新幹線で名古屋駅から東京駅に届け、東京駅構内の店舗で午後から販売するといった利用方法も考えられる。スピードと効率が求められる現代にフィットする東海道マッハ便。この登場を機に新たなビジネスモデルが生まれそうだ。
【参考URL】
https://www.jrtl.co.jp/transportation/

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