11/24
2013
11/18
2013
入谷の琉球アサガオの意志
へ~、まだ咲いてくれるんだ。
うれしいね。いい娘だねぇ~(女子かな?)。
もう11月も中旬だというのに
(11月の上旬で終わりって聞いていたけど…)。
ブルーなんだけど、紫に近い感じかな!?
ある時は、ほとんどピンクにも見せてくれる
(そう言えば、朝顔市のお兄さんは
クリアブルーって、言っていた記憶が・・・)。
これは、初心者でも育てやすいという琉球アサガオなのだ。
今年の7月、“入谷の朝顔市”で仕入れてから4カ月半。
思えばず~っと咲いてくれているのだ。
ほとんど毎日のように咲いてくれているのだ。
この季節になってもまだ花を
つけてくれているのだからスゴい!
夏のある日、あまりにもその蔓が長く、
隣の観葉植物やカーテンとも仲良くするもんだから、
ついに出窓から、外のベランダに移した。
すると、朝顔にとってはかなり不本意だったのか、
ぱったり2週間くらい蕾もつけてくれないし、
花も咲かせてくれなかった。
これには驚きだった。
朝顔はやっぱり生きものなわけで、
“意志”がある!? と思った。
だから、こちらの対応次第で、
一生懸命花を咲かせてくれたり、
少しむくれて花を咲かす行為を停止したりもする。
え~これじゃ、人間の女の子といっしょ!
いや男子もだけど。
これを考えると、ビジネスシーンでも
もっともっと気持ちよく仕事をしてもらうためにも、
いろいろと声をかけスタッフの“意志”を
大切にしないとと思うのだ。
それにしても、会社のスタッフを彷彿させる
こんなセンシティブなアサガオの“意志”には驚きだった。
今後、中島流では人も花も“意志”を
尊重するという思いを
“入谷のアサガオ意志”と名づけることに。
おあとがよろしいようで・・・。
11/18
2013
“世の中、甘いから”論
「世の中、甘いから大丈夫!」
セミナーや弊社のミーティングで、
私はたまにこんな言葉を口にする。
すると受講生や社内のスタッフたちは、
「えぇ~なんで? 世の中は甘くないでしょう?」
とでも言いたげに、怪訝な顔で私を見る。
何事も真剣に取り組めば、
さまざまな問題や困難が立ちはだかる。
それを世間的には「世の中は厳しい」と言い換え、
親や先輩たちは子どもや部下にそんな言葉をかける。
私が思うに、ビジネスマンの多くは、
問題が起きないような行動をとろうとする。
大きなチャレンジをすればリスクを伴うが、
多くの人はリスクを避けるために、
チャレンジすることを諦めたりラクな道を選んだりする。
そうそう、私は数十年間ランニングや
腕立て伏せを習慣にしている。
以前は、1週間のうち4日は自宅で
腕立て伏せを100回していた。
しかし50代半ばに差し掛かると、
段々そのペースが週2日になり、
次第にしない日が増え…。
やはり人は、ついラクな方へと流れてしまいがちなのだ
(私もこれではダメだと思い、ジム通いを始めたけど)。
だが、ラジオ番組『BUSINESS LAB.』に
登場していただいた経営者の方たちは、
たとえ困難が立ちはだかったとしても
逃げずに正面からぶつかり、
突破口を求めて試行錯誤してきた人たちばかり。
だから人間性も磨かれていくし、
それが経験値になり、
次なるステージへのチャレンジに
活かすことができるのだ。
私の勝手な統計では、98%の人は
困難を避けてラクな方へ行こうとしてしまう。
先のことを考えてリスク覚悟でチャレンジを続け、
さまざまなことを徹底して
継続していける人たちはわずか2%程度。
2%の人々は、決して諦めず困難に
立ち向かうからこそ、新たな道も開けてくる。
さまざまな問題に対して正面から対処すれば、
対処できるスキルと精神力が身につくのだ。
すると、さらなるチャンスが訪れることも…。
さらに、日々の中での鍛錬を習慣にし、
凡事徹底を忘れない。
すると、徳を積むことにも通じ、
人間性も磨かれる。
だから多くの人から選ばれ、
協力を得られる立場となるのだろう。
大半の人々のように、一度困難を
避けてラクな方へ逃げてしまうと、
逃げることが癖になってしまう。
当然、人間性も磨かれないし、
突破するためのスキルや精神力は身につかないので、
いつまでたっても成長はできないということに。
私が「世間は甘い」と言うのは、
98%の人は「逃げて、ラクで、責任をとらない」ことを
いつの間にか選ぶから。
つまり「逃げない、ラクを優先しない、
責任を覚悟」すれば、
それほどの才能やセンスはなくても、
2%に残れる可能性が高いということだ。
まぁ~私自身がそれに近いことを
実践してきたとも言えるかも。
だから「世間は甘いから大丈夫」ということになるのだ。
11/18
2013
『とこトン村の花子』 ささざきよしてる 著
とこトン村に生まれ、大きな鼻をした花子は、
鼻の大きなことを理由に友達から
たびたびいじめられていました。
しかし転機は突然現れます。
花子はお父さんにおべんとうをもっていきました。
草むらにねころがった花子は、
おもいっきり山の空気をすいこみました。
「おや?」花子は、たおれた木の穴の方から、
いい香りがしてくるのに気づきました。
「?!?!……」花子の鼻がピクピクうごきます。
花子は、そばにあった、スコップをかりて、
穴をほりはじめました。やはり穴のなかから、
ほんのりいい香りがしてきます。
その日から、花子はひとりで
穴をほりすすめることにしました。
この物語は、ささざきよしてる氏作の
絵本『とこトン村の花子』の一節だ。
そこに登場するのは、すべて豚のキャラクターたち。
鼻が大きいことでいじめられていた花子が、
そのコンプレックスだった鼻がきっかけで温泉を掘り当て、
みんな仲良く過ごせるようになった…というストーリー。
実は「ささざきよしてる」とはペンネームで、
実名は笹崎静雄氏という。
笹崎氏はなんと、埼玉県日高市で
つくられる絶品ハムが有名な
サイボクハム(埼玉種畜牧場)の
社長でもあるのだ。
そのサイボクハムにはテーマパークを
彷彿させる集客力があり、
年間350~400万人が訪れるという。
そんな人気の牧場を経営する笹崎氏が、
どうして絵本をつくろうと思ったのだろうか。
もちろん、絵本がその昔から
好きだということはあったようだが…。
そこには3つの理由があるという。
1つ目は豚や地域への感謝の気持ち。
サイボクハムの人気の理由は、
ただ美味しいと言うだけではない。
商品である豚に対してや地域の人たち、
働く人への感謝の気持ちがあって
サイボクハムは成り立っているからだ。
次に絵本にはその国の文化が反映するから。
日本特有の地域や仲間を思いやる気持ちを
表現するのにぴったりなのだ。
3つ目は生物多様性。
人はそれぞれ個性を持っている。
それはごくごく当たり前のことで、
それを活かしていけば
それぞれのところで貢献できる
ということを伝えたかったという。
うんうん、絵本も奥が深いね~。
絵本とは、子どもにとっては
いろいろなことを知る大切な入口なのだ。
実は私はこれまでにサイボクハムを何度も訪問している。
5回、いや6回だろうか。訪れるたびに新しい
プラスアルファがあることに驚いているのだ。
肉やハム、野菜が所狭しと陳列されており、
食のテーマパークのようでもあるし、道の駅風でもある。
先代の社長は何度かお話を伺ったことがあるのだが、
まさか現社長が絵本を出しているとは…。
この絵本を読んでいると、
笹崎社長の豚への感謝の気持ちと
思い入れが伝わってくる。
ところでこの絵本、サイボクハムの
お店で売っているのだろうか…。
今度確かめてみよ~っと。
11/18
2013
偽装・隠ぺいは実力主義の結末
阪急阪神ホテルズで食品偽装発覚!
老舗百貨店でも食品偽装発覚!
その他有名ホテルで次々と虚偽表示の事実発覚!
ご存知の通り、最近世間を騒がせている、
食品の産地などに関する表示の偽装問題。
提供している商品が表記の内容と異なるなど、
内容はさまざまだが、ほとんどが
百貨店や有名企業のホテルだという。
同様に、隠蔽問題も話題に上がった。
これらは、今まで信頼をおいていた
老舗の企業が多かっただけに、
私たち庶民にはかなりのショックだった。
これらの偽装や隠蔽の事件は、
40年、50年とかけて少しずつ作り上げてきた信頼関係を
一気に崩壊させてしまうのではないだろうか。
しかし、この現象は起きるべくして起きているとも思うのだ。
中島流の解釈では、「実力主義がもたらした結末」なのだ。
実力主義の背景において、自分の安定した地位を得るために、
目先の売上・ブランド保持を重視した結果だということだろう。
「今だけ・自分だけ・お金だけ」な考えで、
目先の利益ばかりを追い求めた経済優先主義の結末が、
このような事態を招いたのだろう。
この経済を立て直す方法。
それはずばり、ビジ達で度々紹介している
「先義後利」の考え方ではないだろうか。
この言葉は中国の儒学の考え方だが、道義を優先させ、
利益を後回しにしたビジネスは、やがて信頼が集まる。
そこから相乗効果を生み出し、
目先の利益よりはるかに大きなビジネスへとつながっていくのだ。
私が提唱する“見・投資”の考え方にもあるように、
いまこそロングレンジで物事を考えて
行動することが求められている。
近い未来だけではなく、
数十年先の(もっと先かも)未来にまで及ぶ影響を考え、
見通しの良い投資ができているかどうか。
つまり「先義後利」の考えに基づいた行動こそ、
見通しの良い投資につながるということ。
「義」を欠いた行動をすることは、
今回の偽装問題を起こした企業のように、
ブランドも信頼も無くしてしまうだろう。
お~。今更ながら、いや、昔から変わらず
「先義後利」の考え方は求められている。
これからは、国内だけでなく、世界に向けて
「先義後利」のビジネスを実践・発信して行くべきだろう。
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