これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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選ばれる仕事道

07/19
2021

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“ダイバーシティ&インクルージョン”だから選ばれる“BERG(ベルク)”!

ダイバーシティとは“多様性”のことで、
インクルージョンとは、多様な人の多様なタイプ・嗜好を含めて
全てを受容することだ。
職場において、個性を活かした働き場所をつくることが
“ダイバーシティ&インクルージョン”につながるわけだ。

さてそこで紹介したいお店が、“BERG(ベルク)”というカフェ。
少し前にビジ達モバイルでも一人飲みの聖地“BERG(ベルク)”
として紹介させてもらった。
この店は、新宿駅東口の改札のすぐ近くにあるお店で、
31年前に喫茶店からカフェとして業態を変えたとのこと。

なんと、一日に1500人が訪れるという繁盛店。
このお店はメニューが豊富で
レギュラーメニューだけで100種類以上ある。
通常なら効率を考えてメニューを絞り込むが
“BERG”はそれとは違う戦略。
モーニングサービス、ビールモーニング、ランチサービスとあり、
入り口付近には弁当も置いてあった。
看板メニューの名物ホットドックは大人気で、
天然酵母のこだわりのパンと職人がつくるソーセージとの
相性がいい。どれも味つけはポピュラーで万人受けする。
また、朝から“飲める”ということでも有名だ。
アルコールを飲みたい人にとっても、コーヒーだけの人に
とってもなんか魅力があり、また行きたくなるような
そんなお店なのだ。

新宿での朝の清掃のあと、5~6人でお邪魔したのだが
その時も行列ができていた。
私たちはモーニングサービス付きのコーヒーを頂いたが、
何人か“朝飲み”している人も見かけた。

そしてここは、“女子の一人のみの聖地”としても有名なお店。
30年前は、女子の“一人飲み”が
はばかれる風潮の時代。
女性の副店長が女子が一人で飲める店づくりを目指したという。
そして壁には、「ナンパ・声かけ禁止」のpopがあり、
女性たちも安心して飲めるという。

さて、“ダイバーシティ”のワケが伝わっただろうか。
この“BERG”は、外国人、若いカップル、一人飲みのおじさん
おばさん、60代、70代、老夫婦もいて
まさしくいろんな人たちを受容してくれる店なのだ。
ちなみにこのお店は、JR東日本との立ち退き問題もあったのだが、
多くのお客様からの支援運動もあり
同じ場所での存続が決まったという。

昭和の雰囲気を残しながらも、
“ダイバーシティ&インクルージョン”を実践していることで、
これからも選ばれるお店となることだろう。
これそ“BERG(ベルク)”の仕事道!



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一人飲みの聖地“BERG(ベルク)”

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“ダイバーシティ&インクルージョン”を実践

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07/12
2021

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新宿名物!?“巨大三毛猫”とAdd Value‼︎

JR新宿駅の東口広場に到着。
そうあの懐かしいアルタ前であり、
そして度々“東京掃除に学ぶ会”として早朝清掃する東口広場である。

ここから観える大型街頭ビジョンにその3Dの巨大三毛猫は
現れると聞いていたわけだ。
私の立つ東口広場の殆どの人がその街頭ビジョンに向けて
スマホを構えているではないか!?

ふっふっふっ…あのビルの街頭ビジョンに間違いない。
なぜかワクワク気分。
(なんて思っていたら…)

えっ、あっあっ、三毛猫だ。
あまりにもあっさりと現れた3Dの巨大三毛猫。
(あっあっ、動画か写真か…え〜)

ということで、1回目はシャッターボタンを押すかどうかで
あっさりと消えてしまった巨大三毛猫。
2回目はしっかりと動画撮影にも成功するわけだが…

この“クロス新宿ビジョン”に三毛猫が現れてから
まだ数日しか経っていないようだが、
実はこの巨大三毛猫のお陰で、広告スペースとしても注目され、
動画広告としての3D映像への問い合わせも既にもらっているという。

やっぱり、今や“Add Value(アド・バリュー)”である。
すなわち“高い付加価値”があるかどうか。

今週の“ビジ達”でも語っているが、
“ストーリー”があるか!?
“今どきのセンス”があるかどうか!?
“新しい”があるか!?
“インパクト”があるかどうか!?である。

Twitterに投稿した動画は、500万回を超えるアクセスだったという。
今どきはインスタ映えであり、SNS映えであり、
そして“Add Value”なのである。

とどのつまりは、このコロナ禍でみんなを癒してくれる猫を選び、
その中でも幸運を運んでくれるの“三毛猫”の3D映像としたことが、
“話題”というご利益をもたらしてくれているのかもしれない。

この三毛猫効果も、中島流では“Add Value”なのである。

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大型街頭ビジョンに3Dの巨大三毛猫が

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ファインスピリッツキーワード

07/12
2021

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令和ビジネスは“Add Value”で勝つ!

“Add Value”とは“付加する価値”のこと。
“Japanese UP-CYCLE” VOL.3にて、
日本の労働生産性をどう上げるか?と経営者に投げかけたところ、
「日本のことより、自分の会社の生産性をどうあげたらいいか
具体的なヒントが欲しい」と言われてしまった。

実はこれは、日本のことでも企業のことでも同じで、
DX、キャリア転換、M&Aを促進すべきなのだが、
今回着目したいのは“高付加価値化”だ。
“高付加価値化”とは、「従来の商品やサービスに
それまで以上の価値を付けてより高価格で
販売できるようにすること」だ。

企業が“高付加価値化”を実践するために着目する3点をあげる。
1.商品開発とサービス開発
人財の投入、研究開発
2.ブランドつくり(ブランディング)
高クォリティであり、アイデアがあり、
センスのよい商品を提供していくことで
会社のブランドイメージを少しづつ高めていく。
  また、コーポレートサイトなどWEBデザインに
おける洗練さも必要。
3.人財づくり(教育・採用)
(いい商品開発やサービス開発をするための)
人材教育、人材採用

この3つの“高付加価値化”実践に向けたキーワードが
“Add Value”。商品やサービスに付加する価値なのだ。

ではどうしたらいいかというと、
◎ストーリーづくり
商品をとりまくかかかわりをストーリー(物語)とする。
◎コトの創出
 モノ消費からコト消費へと。そこで“コトの創出”。
モノより“コト”を創り提案しよう。
◎デザイン性
今や、どの商品も機能は既に充分にあるので、
これからはデザイン性が大事。

この3つの要素にさまざまなデータを裏付けにした
“データドリブン”を加えていかねばならない。

“Add Value”の例として、紹介するのは
パン・アキモトの備蓄食のパンの缶詰だ。
パン・アキモトはパン缶をつくっただけではなく、
パンの缶詰を有効活用する目的で
期限の迫ったパン缶を回収し、飢餓地域へ提供する
“救缶鳥プロジェクト”を開発。この“Add Value”はかなり
注目されたが・・・。
次はユーグレナとの共同開発により、
より栄養価の高いミドリムシの入った
“みどりの救缶鳥”プロジェクトを展開している。
備蓄食としてストーリーを作り、そして社会貢献へ。
そしてパン缶のラベルのデザインがそのコトを演出しているわけだ。
(弊社がお手伝いをしている案件だが・・・)
まさしくパン缶に“Add Value”を実践したわけだ。
このように次から次へとステージアップしていくことが“Add Value”!

令和ビジネスは“Add Value”が決め手となる!


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“Add Value”とは“付加する価値”のこと

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パン・アキモトの備蓄食のパンの缶詰

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“みどりの救缶鳥”プロジェクトを展開

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選ばれる仕事道

07/12
2021

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次なる時代へ“美しい閉店”!!

日本一美味しいと言われていたクリームパンで
有名な神楽坂の亀井堂が閉店となった。
閉店のお知らせには、
「日頃より亀井堂をご利用頂き厚くお礼申し上げます。
この度、ビルの老朽化と職人の高齢化により
6月14日をもちまして営業を終了することとなりました。
オープン以来25年間皆様には温かく支えられ、
長年にわたるご愛顧に心から深く深く感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
神楽坂亀井堂 店主」と書いてあった。
筆文字で書かれているお知らせの紙の上部には
“KAMEI-DO”の文字と有名なクリームパンを擬人化して
パンに顔が描かれ、閉店のお知らせを小さな手で
持っているかわいらしい絵が添えられていた。

亀井堂は、数寄屋橋で35年間、
その後神楽坂に移転して26年間なので合わせて61年の
長きに渡り営業をしていたパン屋さんだ。
このお店は“昭和のお店”そのものだった。
お店での対応の仕方、店のつくり、販売しているパンの種類、
どれをみてもまさしく“ザ・昭和”のお店だった。

私も神楽坂に引っ越してきて16-17年経つが
亀井堂のパンはお土産にもらったり、お土産として渡したり
もちろん自分で食べもして、長いお付き合いだった。

この“閉店のお知らせ”を見て・・・、
“美しい閉店”だと感じた。
閉店の潔さ、必要と思われながら、惜しまれながら
閉店するのもいいものだと感じた。
お店にいたオバちゃんの顔を思い浮かべ、
元気なうちに閉店したことも嬉しいものだ。

私が創業したクォーターバックは今年で39年。
6-7年前に山田社長へ交代したが、
100年企業を目指しているわけではない。
ご存知のようにクォーターバックのウリは
“鮮度あるクリエイティビティ”。
時代に選ばれる仕事をしているのだが、
時代とともに必要とされる要求もセンスも変化していく。
もし、時代に求められなくなったら早いうちに察知して
閉めてもいいと思う。

企業にとって、大切なことは“存在理由”なのだ。
そして、存在理由に陰りが見えてきたら、
閉店でもいいではないか。
それこそが時代の変化とともに行われる
新陳代謝なのだ。

令和の時代にになった今は、人々が動くことで、
活性化が生まれ、生産性も上がるわけで、
企業としての新陳代謝も必要条件である。
新しい時代へと繋いでいくためにバトンを渡して
いくことも企業の役目だろう。

亀井堂は、昭和の時代には存在理由があったのだが、
今はその役目を終えたということ。
閉める店があれば、オープンする店もある。
役目を終えて、惜しまれながらも閉店した
亀井堂は次なる時代へバトンを渡す
“美しい閉店”だった。

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神楽坂の亀井堂が閉店となった

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次なる時代へバトンを渡す “美しい閉店”

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07/05
2021

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金沢で“IMOKO”のかき氷を堪能!!

金沢の竪町(たてまち)通りを歩いていると、
ちょっとオシャレなスイーツカフェ!?
はさすがに一人で入ることはまずないのだが…

実はスイーツではなく、“かき氷”のお店だったのだ。
なんと7月の今日、夏季限定の“かき氷”の店として
新装オープンしたばかりだという。

“かき氷”づくり担当の女性も、
お店として初めて、お客様に“かき氷”を出したという。
(一番乘りは何か嬉しい気分!!)

私も久々の“かき氷”だったのだが、
かなり跳躍した感の美味しい“かき氷”を堪能したわけだ。

私はマンゴーの“かき氷”を注文。
氷も柔らかく、マンゴーの果肉も多く、中程では練乳が活躍して
最初から最後まで隙なく美味しさを楽しめる“かき氷”だった。
(うんうん、食レポは難しい…)

実はこの“IMOKO”というお店、最近流行りのモンブランのお店で
和栗とさつまいものモンブランで注目のお店。
昨年11月にも、東京自由が丘に“さつまいもスイーツ専門店”として
オープンしたという。

私はスイーツ通なわけではないので、スイーツの話はこのくらいにしてと…

ところで、“かき氷”の歴史は結構古いと聞いてはいたが、
冷蔵庫がなくても“かき氷”は成立するのか?

そう、冷蔵庫などない平安時代の『枕草子』に
“削り氷(けずりひ)”として登場してるという。
清少納言もしっかり食べていたからこそ、
ここに書いたということなのだろう!?

削った氷に甘葛(あまかづら・あまづら)という樹液をかけて、
金属製の新しいお椀に入れて食べていたというから、
今の私たちと変わらず、甘いシロップをかけて
贅沢品として食べていたということ。

なんと1,000年以上前に器にも凝り、上流階級の人たちは
“かき氷”を夏の風物詩として楽しんでいたわけだ。

江戸時代には、ここ加賀藩が冬期に切り出しておいた雪氷を、
夏に入る頃将軍に献上していたという。

その加賀藩で今、私はマンゴーのかき氷を食しているわけだが…

実はその江戸時代に献上していた川の雪氷を使い
“IMOKO”のかき氷をつくってますというと、
そのストーリーは完璧なんだけどねぇ~。

などとアタマで巡らせてソフトな感触を楽しんでいると、
金沢の“かき氷”はもっと価値が膨らんでくるのだった。

ちなみに、壁一面のこのアーティスティックな口は何!?

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“IMOKO”のかき氷

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壁一面のこのアーティスティックな口は何!?

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