これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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ファインスピリッツキーワード

11/25
2024

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令和の時代も成功のカギは SPIRAL Synergy螺旋的シナジー

私たちのビジネスにおいて、より大きな“相乗効果”を得るには
どうすればいいのだろう?

→異なる部門からのメンバーを集め、
多様な視点や専門知識をもとにプロジェクトを進める。
→他の企業や団体と提携し、それぞれの強みを活かすことで
リソースを共有しながら進める
ふむふむ…

今回は、私が実体験した弊社“クオーターバック”における
相乗効果、SPIRAL Synergy[螺旋的シナジー]を紹介したい。
長期に渡る効果的な相乗効果である。

【1993年、中小企業の経営者向け会を発足!】

私は会社を創業して、10年ほど経ってから“経営者の会”をつくり、
経営者のためのセミナーを定期的に開催することに。
毎回、著名な経営者をお迎えし、
講演もしてもらうが対談セッションもさせてもらった。
そしてそれら多くの経営者には、全国の経営者向けの
月刊CDにも登場してもらったのだ。

1993/中小企業のための未来戦略研究会「αクラブ」発足
→定例セミナー開催
2004/月刊CD“ビジネスの達人”発刊
2004/月刊CD“ビジネスイノベーション”発刊
(船井総研元会長・社長/小山政彦氏)
2007/書籍『非効率な会社が上手くいく理由』上梓
2009/書籍『儲けないがいい』上梓

◆お付き合いのある注目の経営者を取材させてもらい、
その経営の流儀を中島流に解釈させてもらい
書籍も出版させてもらった。
◆ビジネスをテーマに民放のラジオ番組もプロデュースし、
そのキャスターも務めさせてもらった。

【本来の“クリエイティブ事業”に相乗効果が!】

私が創業した“株式会社クオーターバック”の本来は
広告やブランディングに関わるクリエイティブ事業。
だが私が経営者向けのコンサルティングにも興味が
あったことにより、これら事業施策になっていたということ。
(すでにシナジーを期待しての展開だったかも…?!)

そしてこれら経営者向け施策に登場してもらった
多くの著名人や経営者とのお付き合いが、
競合他社にはなかなか実現することのできない
“クリエイティブ事業”の企画提案につながったということ。
それら企画は、多くのコンペティションでも選ばれ、
そして好評を得ていたのだ。
まさにここに相乗効果が発揮されていた。

◆経営者向け情報誌企画編集
月刊「V-shot」発刊、他いろいろ
◆周年記念動画企画制作
◆企業のブランディング施策
→イベントの企画実施
→YouTube動画の企画制作
◆さまざまなキャンペーン施策
政府広報キャンペーン
大手ビール会社の新商品キャンペーン
カード会社キャンペーン
厚生労働省キャンペーン
地方自治体活性化イベント

↓ ↓ ↓
ということで、私たちが展開する“クリエイティブ事業”は、
他の業界に比べて、そのほとんどが企業規模も小さく
そして競合も多い厳しい業界。
その中にあって成功の鍵となるのが“相乗効果”。
単独のアプローチよりも、複数のアプローチにより
さまざまな要素が組み合わさることで
シナジーが働き、より大きな成果につながるということ。

これは私たち業界だけではなく、
すべてのビジネスにも言えることだろう。
「“相乗効果”を制する者は、ビジネスを制す!」
ということのようだ。
ちなみに、なぜ“SPIRAL Synergy螺旋的シナジー”
と呼ぶのかは、また次の機会に!

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より大きな“相乗効果”を得るには

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はなまるア・ラ・カルト

11/18
2024

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デジタル時代の健康管理と “フィットネスコーチ”の存在

デジタル時代の健康管理において、
あなたはどれくらい対応できてますか?!
肩は凝っていませんか?!
何か運動は続けてますか?!

今や週一は通う“スマサン整骨院”。
結構運動する私にとっては、相性のいい整骨院。
友人が経営する整骨院グループでもあるのだが、
定期的に通うことで、自分の今の状態が常に把握できるのだ。

そして体幹が鍛えられ、肩こりや腰痛などの
予防もできるということで、
毎回“楽トレ(複合高周波EMS)”にもお世話になっている。
(小島院長、木村社長、いつもありがとうございます)

元々は整骨院に通うことのない私だったのだが、
パソコン(iPad)でありオンラインでの仕事が多くなるにつれ
次第に首、肩が凝るようになっていった。
そしてあるときは“むち打ち症”になったような状態となり、
その痛みと硬直で首が固まった状態に。
(私たちは意外に、環境の違いに弱いということなのだろうか)

これまでの“当たり前”だったリアルの打ち合わせや会議から
パソコンに向かっての作業がほとんどになったことが
一番の問題ということだろう。

このビジ達の原稿も、iPadに向かって書き込んでいる。
(→多分、パソコン画面を見る時の首との角度の問題と
細かな画面への凝視が問題だったようだが…)

常に背負うパソコンでありセミナー用のツールたちが
意外に重いということもあるのかもしれない。


【デジタル時代における“フィットネスコーチ”のおすすめ】

とにかく、いま私たちはDXもあり
次なるステージへの避けられない狭間にいるということ。
特に、新型コロナウイルスの影響もあり
私たちの生活スタイルもビジネスも大きく変化し、
多くの人々がパソコンを相手にデスクに向かう時間と
スマホを凝視する時間が増えた。

そして腰痛や肩こりなどの健康問題が深刻化することに。
このような健康上の悩みは、
年齢や職業を問わず広がりを見せているという。

フィットネスクラブや“スマサン整骨院”のような専門機関が、
その役割を果たす重要性はますます高まっている。

これらの機関では専門的な知識を持つスタッフが、
個々の症状に合わせたケアやトレーニングを
提案してくれることが重要となる。

特に、運動不足や姿勢の悪さから生じる体の不調には、
定期的な通院が効果的で、
自分自身の体調管理もしやすくなるはず。

特に、正しいフォームや動き方を指導してもらうことで、
怪我や疾患を避けることができ、
より効果的に体を鍛えることが可能となる。

ということで、“フィットネスコーチ”をおすすめしたいのだが…

↓ ↓ ↓

とにかく、私は古稀という年齢のこともあり、
日々健康に過ごすためには、自分のパーソナリティを
理解してくれているフィットネスコーチであり
トレーナーが必要ということ。

昭和のビジネスでありライフスタイルが
当たり前だった人たちは、整骨院でなくてもいいが
どこかにフィトネスコーチ的アドバイザーが必要ということだ。

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中島専属?!“スマサン整骨院”

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シナジースペシャル

11/18
2024

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画業50周年、 弘兼憲史氏が描く漫画の影響力

先日参加した「弘兼憲史 画業50周年」のイベント。
なんと300人を超す人たちが参加していたような?!
そして、なんと総理大臣を含む政治家が
6人(もっといた?)も参加し、
壇上で“ある思い”を語っていた。

それは弘兼憲史氏が描いた『加治隆介の議』のこと。
さすがに政治家をテーマとする漫画は少なく、
多くの政治家であり政治家志望の人たちが
この『加治隆介の議』を読んでいたのだ。

そして“『加治隆介の議』テレビドラマ化を実現する議員の会”
を超党派で作っていたという。


【1990年から1998年にかけて連載された政治家の漫画】

一介のサラリーマンであった主人公が苦戦しながら
政界へ進出し、困難を乗り越えて内閣総理大臣へ
上り詰めていくという斬新な物語。

主人公は地元に利益を還元するのではなく
日本全体の国益を重視し、
世界全体を視野に入れた政治を行う人物として描かれた。

ということもあり、私の記憶では…
選挙の時に、地元の利益より国益を重視する発言をして、
地元の選挙民から腐った柿を投げつけられる一コマが
印象に残っている。

そしてこの時、私が思い出したのが…


◆政府広報としての、弘兼憲史氏による大臣インタビュー企画

政府広報として「文藝春秋」を媒体とする
各号6ページに及ぶ年間広告のコンペティションで、
この『加治隆介の議』全巻を資料として携え、
弘兼憲史氏が“加治隆介”に変わって
大臣インタビューをする企画をプレゼンテーションした。

結果、企画が通り当時の6~7人の大臣にインタビューし、
広報として発信した記憶が…

そして弘兼先生には、インタビュー後に
大臣の似顔絵を描いてもらい、それを広報にも活用し
その後、大臣に原画をプレゼントするという企画。
(大臣の先生方には大好評だった!)

もちろんそれぞれの大臣のことを先に調べ、
投げかける内容は私が創っておくことになるわけだ。
毎回、大臣とのインタビューにディレクターとして
立ち会えるのは有意義で面白かった。
(弘兼先生には、本当にたくさんお世話になっているなぁ~)

2002年ごろの小泉内閣の大臣たちで
竹中平蔵経済担当大臣、川口順子外務大臣、
中谷防衛庁長官、細川 博之国務大臣など
もう20数年前のことだったということ。

↓ ↓ ↓

話をイベントに戻すが…
いまだに『社外取締役 島耕作』(講談社)そして
『黄昏流星群』(小学館)は続いて連載されているのだ。

弘兼憲史先生の大きなお祝いイベントには、
必ず講談社と小学館の両社長が参加し、
「弘兼先生のお陰でたくさん稼がせてもらっています。
先生、これからもよろしくお願いします」
というメッセージから始まる。

もちろん、これらイベントの主催が
この競合の大手出版社2社ということもあってなわけだが…

ただ、この「弘兼憲史 画業50周年」のイベントでは、
著名人は多いのだが、私の知っている人は少なく
身の置きどころに困り、早々に帰路についた次第。

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祝!弘兼憲史氏 画業50周年

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先取りビジネストレンド

11/11
2024

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新しい働き方の潮流と “スポットワーク”の可能性

近年、働き方の多様化が進んでおり、
特に“スポットワーク”の人気が高まっている。
“タイミー” “シェアフル”に続き、“メルカリハロ”が参入。
好きな時間に最短1時間から働けるサービスで、
仕事を探す、働く、給与をもらう、
のすべてがスマホで完結する手軽さが特徴。

メルカリによると、サービス開始からわずか1カ月で
250万人以上が登録したという事実は、
急速に進化する労働市場を象徴している。
働き手不足の解消のみならず、
個人のライフスタイルやニーズに合わせた働き方が
求められる現代において、
スポットワークはますます重要な選択肢となるだろう。

そういえば“バイトするならエントリー”で注目の会社
(株式会社エントリー)も「スマジョブ」という
スポットワークサービスを数年前から展開していた。
(その経営者は友人でもあるのだが、早くから取り組んでいた!)

【ライフスタイルに合わせた働き方が求められる】

“パラレルワーク”の普及もあり
複数の仕事を同時に行うスタイルも
今後ますます一般的になるに違いない。
従来の“一つの職場に一つの仕事”という考え方に対し、
個人が複数の収入源を持つことが、
リスク分散や安定性確保の手段として認識されつつある。

さらに、テクノロジーの発展により、
自宅で作業が可能な仕事が増え、
フレキシビリティが向上する中、多くの人々が
自分のライフスタイルに合わせた働き方を求めている。

このような変化は、特に若い世代に顕著であり、
彼らは仕事を選ぶ基準として、報酬だけでなく、
柔軟な働き方や自己実現の機会を重視しているということ。

【働き方はもっと変わる、その理由】

例の中島流消費のキーワード
“モノからコトへ、コトから意味へ”にも通ずることだが、
働くことにも自分なりの“意味”を求めているということ。

その1 ◆個々の生活スタイルの多様化
子育てや介護といった家庭の事情を抱える人々は、
フルタイムの仕事を続けることが難しい場合がある。
そこで、スポットワークやフリーランスの選択肢が
重要な役割を果たすことになる。

その2 ◆経済的な要因
景気の変動が影響を及ぼす中で、
安定した収入源を確保するために、
複数の仕事を持つことが新たな標準となる可能性がある。
また、企業側も必要なときに必要な人材を確保できるため、
柔軟な雇用形態を望む声が増えている。

その3 ◆“コスパからタイパへ”的価値観の変化
現代ではコストパフォーマンスだけでなく
タイムパフォーマンスの観点が重要視される。
限られた時間を有効活用し、
自身の価値を最適に表現できる働き方が求められている。

↓ ↓ ↓
スポットワークの台頭とパラレルワークの普及、
そしてリモートワークビジネスの拡大は、
今後の“働き方”において重要な変化をもたらすことは間違いない。
いまインターネットさえあれば、
どこでも仕事ができる“デジタルノマド”という働き方も
その一例だろう。
この働き方の推移が、私たちのビジネスの今後の在り方にも
大きく影響することになるだろう。

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スポットワークの普及の意味するところは

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選ばれるビジネス

11/11
2024

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このデジタル時代に “イマーシブ体験”が注目される理由。

次のうち、“イマーシブ体験”として該当するものはどれ?
A) バーチャルリアリティ(VR)技術を利用して、
異なる世界に入り込む体験をすること。
B) チームラボのようなデジタルアート空間で、
鑑賞者がアートと相互作用すること。
C) 趣味で好きな音楽を聴きながら、リビングでゆったり過ごすこと。

「イマーシブ」とは、“没入”“没入感のある”と訳される言葉。
ということで、3択のAとBの2つが正解。
とにかく、“イマーシブ”であり、“没入感”という言葉を
たくさん耳にするようになった。

この言葉を耳にして、最初に頭に浮かんだのが
猪子寿之代表が率いる“チームラボ”が創るさまざまな施設。
私が最初に“チームラボ”を体験したのが、
2018年に豊洲に創られた“チームラボプラネッツ”。

“Body Immersive”な空間を創り、
私たちを巨大な作品の中に取り込んでしまう。
身体ごと没入することによって、身体と作品との境界を曖昧にし、
自分と世界との間にある境界の認識を揺るがすのだ。
いま思うと、入場口で“素足に”させられるところから
その没入感は始まっていたということ。

猪子氏は言う
「人は都市の中では、
自分は独立して存在できていると錯覚しがちです。
自分と世界との間に境界があるかのようにすら思ってしまう。
しかし本当は、そこに境界はなく、
自分の存在は世界の一部であり、
世界は自分の一部であるのです」と。

【今なぜ“イマーシブ体験”が注目されるのか?!】

こうしたイマーシブ体験が注目される理由の一つは、
その体験がもたらす感情的なインパクト。
没入感が高まることによって、
参加者は現実から乖離した感覚を味わい、
心のリフレッシュや新しいインスピレーションを
得ることができるのだ。
また、デジタル技術の進化により、
よりリアルな体験が可能となり、
今まで想像することすら難しかった世界が
現実のものとなりつつあるということ。

◆イマーシブシアターとは…
2000年代にロンドンで始まった体験型演劇作品。
特徴は、空間全体を舞台とすること。
従来のようにステージから離れて観劇するのではなく、
観客も舞台の構成員として参加する。
作品の世界観に入り込みやすい鑑賞法として注目されている。
“イマーシブ・フォート東京”で楽しめる多くのアトラクションは、
このイマーシブシアターの手法を用いている。

◆イマーシブオーディオとは…
全方向から聴こえるなど臨場感の高い状態で
音を楽しめるコンテンツで、立体音響、3Dサラウンド、
3Dオーディオなどとも呼ばれている。
音を通して映像や音楽作品への没入感を
高められるコンテンツとして映像配信やゲーム、映画館など
幅広いサービスや空間で取り入れられている。

◆イマーシブビューとは…
Googleマップで場所を探索する際に、
実際にその地点にいるような感覚を持てるほど
リアルなシーンを提供する機能。
多数の画像と航空写真を組み合わせ、
デジタルと高度なAI技術を活用し、
バーチャル画面を通して必要とされる情報を表示する展開。

↓ ↓ ↓

とにかく“イマーシブ空間”は、今やあらゆるところに存在する。
今後のエンタメ業界において、
イマーシブな要素を取り入れた企画は、
商品やサービスの付加価値を上げ
熱烈なファンを獲得するカギとなることが期待できる。
“イマーシブ体験”は、エンターテイメントの枠を超えて、
観光産業や教育分野にも広がりを見せている。

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没入感を体験

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豊洲の“チームラボプラネッツ”

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