これからの選ばれるビジネス!

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Z世代のよもやま話

12/23
2024

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リーダーズセミナーで学ぶ、 “フォロワーシップ”の重要性。

【“リーダーズセミナー2024”、講義に挑戦!】
先日、今年度のリーダーズセミナーがフィナーレを迎えました。
今年も約1年間のリーダーズセミナーを
みなさまのご協力により完結することができました。
今回は、このセミナーにより
私が学んだことについてお話しします。

私は元々、緊張することが滅多にないので
人前に出ることが苦ではありません。
しかし、人前で話すのが得意と言うのにはまだまだの段階。
そんな中、今回のリーダーズセミナーでは
私がコーナーを持って、
参加者の皆さんに講義をすることになったのです。

年上の受講者ばかりの中、私が参加者に講義をして
学んでもらえる内容は何だろうと考えた結果、
流行りの性格診断の1つである“mbti診断”を中心に
コミュニケーションワークショップを行うことに。

【mbti診断とは…】
日本MBTI協会の公式ホームページによると
他の性格診断とは異なり
性格を診断することが目的ではなく、
個人が、自分の心を理解するための座標軸として
用いることを最大の目的とした診断とのこと。
(無料性格診断テスト、性格タイプ詳細説明はこちら)


【講義をしてみて】
まずは、この講義を楽しそうにそして真剣に学んでくれた
参加者の反応が非常に嬉しかったです。
月に1度、1日約7時間のリーダーズセミナー。
貴重な時間をもらっているからこそ、楽しいだけではなく
学びを持って帰ってもらわなくてはいけないと考えていました。

そんな中、セミナー毎に参加者が作成する"受講者レポート"に
「自分と相手の思考の違いを理解することができた」
「自分も知らない自分の一面を知ることができた」
「良い人間関係の構築のために、同じワークを会社で実施したい」
など、ワークの目的に沿ったコメントがあり
私も大きな学びと共に達成感を感じることができたのです。

【最も印象に残ったこと】
今回講義を担当して学んだことの中で、
最も印象的だったのは“講義を聞いている人の反応”。
講義を始める前は、私が講義の担当ということは
私がワークを作り、空間を作り、
学びを作るものだと思っていました。

しかし、講義が始まってから
私の話に対する参加者の相槌や問いかけに対する積極的な回答、
笑い声などに背中を押され
本来の予定にはなかった展開を作ることができたのです。
ワークの方法について更に盛り上がるように
アドバイスをくれる参加者もいて、非常に助かりました。
講義が全て終わった今、講義の企画資料を眺めると
元々の発信内容に、参加者の反応が加わり
相乗効果が生まれていたことがわかります。

【フォロワーシップの重要性】
参加者の良い反応は、フォロワーシップという言葉と
繋がる部分が大きいと感じました。
フォロワーシップとは、
フォロワーがチームの成功のために主体的に考え、
自律的に支援等の行動をすることを指す言葉。

今回、講義を行っていたリーダーが私だとすると
フォロワーである参加者のフォロワーシップが高かったことが、
講義全体の学びを充実させたのだと思います。
リーダーズとして募集した為、リーダーシップの高い方が
多く参加してくださっているとはわかっていましたが
素敵なリーダーである方は、
高いフォロワーシップも持ち合わせているということが
今年度のセミナーを通してよくわかりました。

皆さんも、自分以外が話していたり
統率している場であったりしても、自分もその空間や関係を
作っている1人だということを忘れないようにすると共に、
周囲の環境を自身で充実させていきましょう!

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学びの多いリーダーズセミナー

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選ばれる仕事道

12/23
2024

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“丸亀うどーなつ”から学ぶ、 突破の秘訣は“挑戦”にあり!

「挑戦の先は“成功”か“学び”しかない」

こんな言葉を発信していた経営者がいたと記憶しているが…
もし成功に至らなくても、学びがあり
“突破”へとつながっていく。
まさにこのすべてが加速する令和の時代は、
挑戦しないことにはその先は見えてこない。
挑戦しないことは、“維持”ではなく“淘汰”側に。

ということで丸亀製麺が“丸亀うどーなつ”で突破する!

【“丸亀うどーなつ”は、2024年ヒット商品番付で上位に!】

袋の中に、味付けパウダーを入れて振る。
“コンポタ”味と“きび糖”味、そして“チョコ”味が…

ん〜何、この食感?!
ふわふわ!で、もちもち!!
まるでポンデリングみたいな食感?!

丸亀製麺が2024年6月に発売した
「丸亀うどーなつ」300円。
チョコ味は350円だった。
串に刺して食べるのもありという。
こうなったら、酒のつまみにもなりそう。

あの丸亀製麺、すなわち“うどん屋さん”が
ドーナッツを出したわけだ。
5個入り300円という手ごろな価格も支持され、
若い世代を中心に人気を集め、
2024年の11月末時点で900万食を突破したという。
そして毎年12月に発表される日経MJの
“2024年ヒット商品番付”で
前頭5枚目にランクされていたのだ。

まず、商品開発担当者によると…
コンセプトは“間食としても楽しめる甘味を作る”。
丸亀製麺はもちろん昼の来客がピークなのだが、
昼だけでなく間食に適した商品を提供することで
新規顧客の獲得を狙ったという。
なんと、構想を練り始めたのは約3年半前のことだと。
そのくらい試行錯誤を繰り返した先の
「丸亀うどーなつ」だったということ。

【“豚骨ラーメン店”も手掛けているトリドール!】

丸亀製麺は現在、店舗数・売上ともに
業界ぶっちぎりのナンバーワン。
丸亀製麺を運営する株式会社トリドールホールディングスの
2023年の売上は、2022年の1883億円からわずか1年で、
約436億円アップの2320億円になっている。 

とにかく“トリドール”は、現状に満足することなく
どんどんチャレンジしている。
うどんで大成功しているのにラーメン店も出している。
豚骨ラーメンを手掛ける「ずんどう屋」だ。
うどんは昼の売上に特化しているが、
ラーメンはランチ、ディナー、ミッドナイトと
1日3回ピークタイムがあり、小さな面積でも経営が成り立つという。

そしてさらに“トリドール”では、
丸亀製麺のほかにもうどん店を出店している。
目の前でうどんを切って天ぷらを揚げる、
ライブ感抜群の「天たま屋」。
こちらは安さがウリの丸亀製麺と打って変わって、
一杯1000円超えの高価格帯のうどんを提供する。

↓ ↓
“トリドール”の挑戦と突破が伝わっただろうか。
先日の“ガイアの夜明け”に粟田貴也社長が登場していて
世界と闘える“グローバルフードカンパニー”を目指すと
発信していた。
ということで冒頭の「挑戦の先は“成功”か“学び”しかない」
を理解していただけただろうか。

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丸亀製麺は今や業界№1の売上

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ファインスピリッツキーワード

12/16
2024

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“IOWN構想”って?! 100分の1のエネルギー効率を実現!

これまでの電気信号を光信号に置き換えることで…
→これまで以上のデジタルネットワークにおける
さまざまな機能を実現!

→さらに情報処理にかかる電力消費を100分の1に!
そして、今後の社会を低消費電力、
サステナビリティへと導く切り札になるという。

先日、いつもの大手町“丸善本店”を物色していると
『IOWNの正体(The true identity of IOWN)』
という書籍が、私に何かを発信していたのだ。
ちなみに“IOWN”は“アイオン”と読むようだ。


【持続可能な社会の実現には、欠かせない技術?!】

近年のデジタル化の進行で
世界の電力消費が急減に増えているという。
これまで様々な省電力化の取り組みがなされてきたものの
処理すべきデータ量が急増。

さらに大量の情報処理を必要とする“生成AI”の登場が
電力消費の増加に拍車を掛け、対応が追いついていない状態。
こうした状況の中でいかに省電力化を進めるかは、
いまや大きな社会課題なのだ。

この課題を解決しようとしている技術が
“IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)”。
2020年には、NTT、米インテル、ソニーグループと共同で
推進団体“IOWN Global Forum”を立ち上げたという。

↓ ↓ ↓

“光”の技術をベースとした、新たなネットワークと
コンピューティングのための技術基盤。
従来は電気信号を用いていた通信や演算処理を
光信号に置き換えていくことで、
これまでは不可能だった様々な機能を実現可能にする。
さらに、通信や演算など情報処理にかかる電力消費を、
将来的には現在の100分の1程度まで抑えることを可能にする。

そのカバー範囲は幅広く、
国と国をつなぐような長距離のネットワークから、
コンピュータ内部の数ナノといった配線まで
すべてが“IOWN”の対象領域。

こうした領域で電力消費を劇的に低減していくには、
従来型の電気信号を用いた半導体技術の延長線上では
工夫を続けても限界がある。

“IOWN”によってネットワークとコンピューティングの世界を
電気から光へと抜本的に置き換えていくことこそが、
今後の社会を低消費電力、サステナビリティへと導く
切り札になると考えたようだ。


【切り札となる“IOWN構想”の見通し】

◆地球規模での協力の必要性

世界のテクノロジープラットフォーマーや
通信事業者が協力することで、
IOWNの実現の可能性を高めることができる。
グローバルな標準化の動きや共同研究開発プロジェクトは、
IOWNの促進には必須の要素。


◆具体的な活動のタイミング

NTTが具体的な製品やサービスを市場に投入する
正確な時期はまだ明らかにはされてはいないが、
通常、大規模な通信技術の展開には数年の準備と実証実験が必要。
したがって2030年にかけて、
段階的な実用化により進行されると考えられる。


◆今後の可能性

IOWNは、IoTや5G以降の通信技術と連携することで、
次世代のデジタルインフラを支える基盤技術となる。
この技術革新は、さまざまな産業や日常生活に
影響を与えると予想できる。
IOWNのようなプロジェクトは、時間と共に進化していくため
定期的にアップデート情報を確認する必要がある。


2030年はすぐそこ。
私たちの地球を維持するためにも、
ビジネスをよりスマートなものにしていくためにも、
ここからは“IOWN”のアップデート情報を
能動的に仕入れていこう。

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“IOWN(アイオン)”は切り札となるか?!

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選ばれる仕事道

12/16
2024

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鍵山掃除道による “掃除の意義と効用”について

2024年12月1日の「鍵山秀三郎一日一話」は
“掃除の意義と効用”。

「掃除にはさまざまな意義と効用があります。
そのなかで、とくに私が感じるのは次の三つです」
とあり

(1)掃除は自己を確立することができる。

  目の前の問題を受け止め、自分で考えて行動するようになる。

(2)掃除は周囲の人に配慮して、

  いつも先のことを考えるようになる。

(3)掃除は人と時間・行動を共にするため、

  目標と価値観を共有できる。

(鍵山秀三郎著『凡事徹底』「一日一話」PHP研究所刊)


ここで鍵山相談役が語る“掃除”は、
「日本を美しくする会」であり
全国の“掃除に学ぶ会”などが実施する、
複数の掃除人が集まって行う掃除のこと。


【この12月の“関西ブロック大会in滋賀”に参加!】

12月7・8日と滋賀県大津市の三井寺にて
関西ブロックの掃除大会があったのだ。
コロナパンデミック以後、
関東以外の掃除イベントに参加したのは初めてかもしれない。

参加してみると、多くの掃除関係者であり知人に会え、
多くのコミュニケーションに出会えるのだ。

“掃除”というテーマであり
“鍵山掃除道”に集い関わるもの同士として
そこには共通の価値観が存在する。
この価値観によるコミュニケーションが
私たちが集う意味なのかも知れない。


【鍵山相談役の語る“掃除の意義と効用”について】

そこで、この関西ブロック大会で体験した
久々のやり甲斐ある“小便器の清掃”も含め
鍵山相談役の語る“掃除の意義と効用”について考えてみたい。


その1◆
目の前の問題を受け止め、
自分で考えて行動するようになる。

→その目の前の尿石であり水垢をどう取り除くか?!
そのための手段として、ときにはマイナスドライバーや
スクレパーを使い、またナイロンタワシだけでなく
金属メッシュをも使い、
研磨剤入りの“カネヨン”で汚れを落とす。
(すべての道具がすでに揃っているところがスゴい!)

その2 ◆
掃除は周囲の人に配慮して、
いつも先のことを考えるようになる。

→掃除の大会には、老若男女、ベテランから初心者まで
さまざまな人たちが参加する。
ということから、それぞれのチームには
リーダーとサブリーダーが存在する。
この人たちが必要と予想される道具をシート上に揃え、
その使い方であり手順をも指導してくれるのだ。
(リーダー、サブリーダーは、
すでにリーダー研修を受けている掃除人)

その3◆
掃除は人と時間・行動を共にするため、
目標と価値観を共有できる。

→掃除大会の冒頭では、主催者がそのテーマを語り
その背景や趣旨も共有する。
そしてそれぞれのチームに分かれてからも、
それぞれの参加の意味を共有してから始まり、
体験後のコメントも共有する。

鍵山相談役の言う“掃除の意義と効用“を
理解していただけただろうか。

2023年に“掃除に学ぶ会”は30周年を迎えたわけだが、
この30年の間、より意義あるものとするために
試行錯誤しながらも、そのシステムとルールが
出来上がってきたのだ。

実は、私は“日本を美しくする会”の広報担当理事ということもあり、
これを発信しているのかも知れないのだが…

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自分で考えて行動する手段としての道具

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やり甲斐ある清掃活動

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はなまるア・ラ・カルト

12/09
2024

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令和時代のリーダーを創る。 17年目の“リーダーズセミナー”

2024年度リーダーズセミナーが
恒例のフィナーレを迎えた。
この先週末の金曜日に、その“V&Tプレゼンテーション”は
リーダーズメンバーはもちろん
多くの経営者たちを迎えて開催された。
会場は今年も(株)フォーカスシステムズのセミナールーム。
(いつもご協力、ありがとうございます)

そしてリーダーズの“V&Tプレゼンテーション”のレベルが
毎年上がっているのは間違いない。
それを継続して見てくれている経営者の人たちも
それを語ってくれていた。
また、参加者同士の関係もより親密になっているようだ。

その後にその関係が続いてくれることを祈っている。

【このセミナーのポリシーは“体験とディスカッション”】

改めてこのセミナーが、いい結果に結びついている理由について
振り返ってみたいのだが。
なんといっても、“参加者みんなが主役”として捉え
互いに切磋琢磨できる環境をつくっているということだろう。

もう17年目を迎えた“リーダーズセミナー”なわけだが
実は、毎年進化している。
その進化を支えるポリシーは“体験とディスカッション”。
1年間で計9回の丸1日セミナーが受講でき、
その訪問先のユニークさと体験の面白さがポイント。
そしてみんなで繰り返すディスカッションに意味があるのだ。

これまでもこの“ビジ達”では紹介してきた体験だが…
◆石坂産業の視察と石坂典子社長の話を聴いて
1)何に注目したか
2)気づきは何か
3)どう日々に活かせるか

◆靖國神社境内のトイレを掃除して
1)何に注目したか
2)気づきは何か
3)どう日々に活かせるか

◆林香寺での坐禅と19代目和尚 川野泰周先生の
マインドフルネスセミナーを聴いて
1)何に注目したか
↓ ↓
◆日本でナンバーワンの道化師“クラウンK”の
パフォーマンスを観て体験して
1)何に注目したか
↓ ↓
そして「コーチング体験」や
「高尾山登頂体験」等も用意されている。

という“体験とディスカッション”が、
相乗効果も手伝って、
参加するリーダーズたちを成長させてくれているということ。
その1…コミュニケーション力が高くなる
その2…自分で考え行動するようになる
その3…プレゼンテーション力がつく
その4…ビジョンを語りその実現に向け行動できるようになる
その5…部下のことチームのことを考えれるようになる
そしてその6として、
多くのかけがえのない仲間ができるのだ。

すなわち、このセミナーの真価は、
体験を通して得られる実践的な成果と、
リーダーズ同士の濃密なディスカッションによる気づきにある。
令和時代を担うリーダーに必要な
知恵と人間力をも育んでいるということ。

ということで…
◆2025年度リーダーズセミナー参加メンバーを募集します!
経営者のみなさん、よろしくお願いします。

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リーダーズセミナー2024年度のフィナーレ

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