05/20
2024
AI無くして、令和ビジネスは語れない?! “AIドリブン経営”の必然!!
あの東大の松尾研究室の松尾 豊教授が、半年前の3倍の忙しさだという。
政府の“AI戦略会議”も座長で、G7でもAI会議が開催され、
立場的にもあれこれ当然忙しくなることに。
松尾教授はあるYouTubeの番組で、
“半年前までは幸せだったなぁ”と改めて語っていた。
そのくらいのAIの大きな波が、地球規模でやってきているわけだ。
このビジ達で
「“すべてが加速する”これからのビジネスへ、Beyond 2030」と題して、
これからのビジネスのその変化の大きさを語ってから2年。
“破壊的テクノロジーの融合”という小見出しをつけて
「指数関数的なテクノロジーの融合と加速へ
“弱いAI”から“強いAI”へ
“強いAI”はクラウドコンピュータの中に実装されるだろう
2030年にはパソコンとスマホは消滅している!?」とも。
(当時のある書籍から、ヒントを得て書いていたわけだが…)
まだそれから2年しか経っていないわけだが…
【2022年11月のOpenAIからの“ChatGPT”の出現から…】
みなさんもご存知の2022年11月のChatGPTの出現。
高度なAI技術によって、人間のように自然な会話ができる
AIチャットサービスの登場である。
たちまち無料で利用できる革新的なサービスとして注目を集め、
生成した文章の見事さや人間味のある回答が
SNSなどで大きな話題となった。
その後、勢いを増したサービスは、リリース後わずか2か月で
ユーザー数1億人を突破し、2023年に入ると米Microsoftが
開発元の“OpenAI”に対して100億ドルを投資することが決まった。
(うんうん、Googleを筆頭にメガプラットフォーマーたちも驚いたはず?!)
→もちろん私もあれこれ試してみた。
ある時は物語を創ってもらい、またある時は
この“ビジ達”の材料を創ってもらったりもした。
また、2023年3月には、より性能が向上した“GPT-4”がリリースされた。
そして2024年5月14日、OpenAIが新モデル“GPT-4o”を発表した。
機能面としても、人間との会話と同じスピードで対応可能になり、
複数の声や背景にノイズが入っている場合でも
会話が理解できるようになったという。
(素晴らしい!)
この変化のスピードは理解していただいただろうか?!
【AIの民主化とAIドリブン経営】
このLLM(大規模言語モデル)を入り口に、AIはどんどん進化していくはず?!
今やこれら生成AIを組み込んだ新しいプロダクトが
世界中で1日に100以上生まれて…いや500以上かもしれない。
まさにAIの民主化が始まっているということ。
生成AIとは、深層学習(ディープラーニング)や機械学習の技術を用いて
新しいデータやコンテンツを自動的に作ることができるシステム。
すなわちこの生成AIによるDX化は、大手中小に関係なく
誰でもが発想し活用できて、誰でもが提案できるイノベーションということ。
(この言い方で間違いないと思うが…)
これまでのビジネスイノベーションとは大きく違うイノベーションを
私たちのビジネスにもたらすことになるだろう。
さて私たち経営者でありビジネスパーソンは、
このAIの民主化にどう対処したらいいのか?!
“AIドリブン経営”が、いくらか具体的に見えてきただろうか?!