No. 3003
スポットワーク市場が今どんどん拡大している。古参の「タイミー」「シェアフル」に続き、2024年の春にはメルカリが参入し、『メルカリハロ』をスタートさせた。好きな時間に最短1時間から働けるサービスで、仕事を探す、働く、給与をもらう、のすべてがスマホで完結する手軽さが特徴だ。仕事内容は飲食店やコンビニ、配送、引っ越し、オフィスワークと幅広く用意されており、登録者は興味のある仕事を短時間から気軽に体験することができる。メルカリによるとサービス開始から1ヶ月で登録者数が250万人を突破、その後も好調なペースで登録者数が増加しているという。働き手不足を解消する切り札になるのか、スポットワークのこれからに期待したい。
【参考URL】
https://hallo.mercari.com/
No. 3002
アイドルのコンサートなどでファンが手に持っている応援うちわ。ひと昔前まではすべて手作り、手描きが当たり前だったが、推し活が多くの層へと広がった結果、あのうちわ作りをサポートするサービスが誕生した。それが『推し文字プリント』だ。推し文字とは、推しの名前やメッセージを彩るあのポップな文字のことで、推し文字プリントを利用すると、スマホアプリで作った推し文字の素材を、コンビニで簡単にプリントすることができる。プリントした推し文字をうちわに貼れば即完成、という手軽さが、忙しい人や手先が不器用な人にうけているようだ。もちろん推し活だけでなく、アルバムやメッセージボードで使用するのもあり。デザインで目立たせたいときにぜひ。
【参考URL】
https://www.fujifilm.com/fb/solution/multicopy/oshikatu
No. 3001
マイナンバーカードと運転免許証を一体化させた『マイナ免許証』の運用が、来年の3月からスタートする。警視庁によるとマイナンバーカードのICチップに、運転免許証の番号、有効期限、免許の種類、顔写真などの情報を記録する手続きを行うと、マイナ免許証として利用できるとのこと。取得はあくまで選択制で、引き続き従来の運転免許証を使用することもできる。しかし住所や氏名に変更があった際に自治体だけで書き換えができたり、優良運転者に限って免許更新の講習がオンラインで受けられたりと、マイナ免許証にしかないメリットもある。背景にはマイナンバーカードの普及を急ぐ政府の狙いがあるようだが、個人情報の漏洩など国民の心配事が払しょくされたとは言い切れない。メリットとデメリットを理解したうえで選択したいものだ。
【参考URL】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240912/k10014579351000.html
No. 3000
今、町の中華料理屋に熱い視線が注がれている。『町中華ブーム』の一端を担ったのが、玉袋筋太郎が町の中華料理店で食べて飲んでおしゃべりする番組BS-TBS「町中華で飲ろうぜ」の存在だ。この番組のヒットから「町中華」が一躍ホットワードとなり、テレビで町中華の特集が組まれ、町中華を扱う雑誌が並び、町中華をテーマにした動画がYouTubeに多数アップされるようになった。ブームの背景にあるのは昨今の昭和レトロブームだとされているが、一方で「多くの人の生活が苦しくなったことが、安くてうまい町中華が再評価された理由では」と見る人もいる。理由はどうあれ、コスパが良くておいしい料理店が支持されるのは健全なこと。ブームであろうがなかろうが、町の中華料理店はいつの時代も庶民の味方だ。
【参考URL】
https://otonanswer.jp/post/202671/
No. 2999
アメリカのアマゾン・コムがリモートワークを廃止し、来年1月から全従業員に週5日の出社を求める方針を発表。コロナ禍で普及したリモートワークから、徐々に出社へのシフトが進み、『週5出社回帰』の動きが加速しつつある。リモートワークを一時的な特例と捉えていた中堅以上の社員と、リモートワークが当たり前の働き方となっている若手社員の間でも、反応に大きな差があるという。日本ではリモートワークの普及により東京や首都圏一極集中の是正が期待されたが、東京都の人口増加は2020年、21年はやや緩和されたが、それ以降再び加速。また、リモートワークの実践率も2021年をピークに減少傾向となっている。アメリカのように日本でも今後出社回帰が加速するか重要な転換期が訪れようとしている。
【参考URL】
https://www.tokyo-np.co.jp/article/355271
No. 2998
生成AIの研究者であるデイビッド・ハ氏とライオン・ジョーンズ氏が日本で設立したAIベンチャー『サカナAI』。その社名は、小さな生物が組織をつくって動作する自然界のシステムを見習い、たくさんの小さなAIが協力して働くことで、全体として柔軟で効率的なAIとなる優れたシステムを目指すという開発手法に由来している。すでに国内外の大企業にも注目されており、2024年9月時点で300億円を超える資金を調達。スタートアップの拠点に日本を選んだ要因は、現在AI開発が集中するアメリカや中国に依存しないAI技術の発展促進と、人材面でも優れた才能が集められることにあるという。世界的にAI研究は人材獲得競争が加熱し人件費が高騰中だ。日本人は高い能力を持ちながら未だ市場価値が低い状態にあるため、日本のポテンシャルは今後のAI開発において期待されていると言えるだろう。
【参考URL】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231106/k10014245731000.html
No. 2997
9月にiPhone向けに配信されたiOS 18で、『気をそらすものコントロール』機能が新たに導入された。この機能により、safariでのウェブサイト閲覧中に表示される不要なサインインポップアップや広告など、煩わしい要素を指定して非表示にするほか、自動的にブロックすることができる。ユーザーは目的外の気をそらす要素の干渉を受けず、より集中して必要な情報を閲覧することができるようになる機能だ。
近年iOSでは広告によるトラッキングやサイトを横断した追跡を防ぐ機能なども実装しており、ウェブメディアと広告コンテンツのあり方も見直しを迫られている。無料で見られるサイトが存続するために広告モデルが有効なことは間違いないが、それが過剰になりつつある現状にソフトウェアメーカー側が対策をしている状態だ。適切なメディア、ユーザー、広告のあり方は今後ますます研究されていくこととなりそうだ。
【参考URL】
https://xenospectrum.com/apple-officially-releases-ios-18/
No. 2996
11月5日に投票が行われるアメリカ大統領選。当初はバイデン現大統領とトランプ前大統領の対決でスタートしたが、バイデン陣営の苦戦が明確になると民主党は大統領候補を『カマラ・ハリス』に変更。支持率では巻き返しに成功し、現在は接戦ながらもハリス陣営が優勢と見られている。ハリスはジャマイカ出身の父とインド出身の母を持つ移民2世で、検察官からキャリアを開始し2011年に州の司法長官に就任。その後2017年には上院議員となり、バイデン政権下では副大統領を務めている。大統領就任となればアメリカ初の女性、そしてアジア系大統領となり、その出自や活動からトランプ陣営とは対照的に多様性を象徴する存在となっており、分断が叫ばれるアメリカで今最も注目されている人物と言える。
【参考URL】
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/us-election/presidential-election/2024/profile/kamala-harris.html
No. 2995
8月8日〜13日の間に日本の南海上で台風5~8号が相次いで発生。その要因と見られているのが渦状の低気圧『モンスーン・ジャイア』だ。このエリアでは南西からのモンスーンと東からの貿易風がぶつかり反時計回りに渦状の気圧の谷を作ることで、上昇気流が起こり台風の卵となる積乱雲を次々と生み出すという。
モンスーン・ジャイアの寿命は2週間程度とされ短いものの、今年は例年より海域の海水温が2度程高く、より多くの熱帯低気圧や台風が発生した。ゲリラ豪雨ももはや夏の風物詩となってしまっているが、気温上昇や海水温上昇により劇的な天候の変化は今後も増えていくのかもしれない。
【参考URL】
https://www.yomiuri.co.jp/science/20240815-OYT1T50203/
No. 2994
『バズマーケティング』とは、SNSやインフルエンサーを活用し、口コミを通じて短期間で話題を広げる手法。メーカー発信ではなくユーザー発信の情報として伝わるため受け手側の受容度も高く、特に若年層をターゲットとする場合に強い効果を発揮すると考えられており、代表的な事例としては製品レビューやハッシュタグキャンペーン、バイラル動画などが挙げられる。
しかしその一方でネガティブな情報が広がるリスクもあり、ブランドイメージを損なう可能性もある。炎上を避けるためには、発信するメッセージのコントロールなど適切なリスク管理が必須となり、バズだけに頼らない他施策も組み合わせた長期的な視点での計画性も求められる。
【参考URL】
https://www.torihada.co.jp/media/1735/
No. 2993
『RFID』が私たちの生活に大きな変化をもたらしている。RFIDとは、「Radio Frequency Indentification」の略で、電波を用いて専用タグのデータを読み書きするシステムのこと。このRFIDを採用したシステムのうち、身近な例の1つがJRの「Suica(スイカ)」や「ICOCA(イコカ)」などの交通系ICカードだ。改札機がスキャナの役割を果たし、電波による無線の通信だけでデータの読み書きを行っている。またRFIDの波は小売業界にも。あの一瞬で会計ができるユニクロの無人レジの仕組みもRFIDによるものだ。海外ではウォルマートなどの流通業、BMWといった製造業、デルタ航空などの航空業にまでRFIDが幅広く活用されているという。さまざまな場面で業務効率化・デジタルシフトの期待を背負うRFID。これからさらに社会での重要度を増していくだろう。
【参考URL】
https://blog.rflocus.com/rfid-uniqlo/
No. 2992
アメリカのテレビ界で最高の栄誉とされる第76回エミー賞の授賞式が行われ、真田広之さんが主演、プロデューサーを務めた配信ドラマ『SHOGUN 将軍』が作品賞を獲得した。非英語の作品が作品賞に選ばれたのは今回が初。作品賞の他、真田広之が主演男優賞を、アンナ・サワイさんが主演女優賞をそれぞれ獲得した。同作品はアメリカの作家ジェームズ・クラベル氏の小説が原作で、戦国時代が舞台。徳川家康がモデルの武将を演じた真田さんは、受賞後の挨拶の中で「先人たちから受け継いだ情熱と夢が海を渡り、国境を超えた」と日本語で語り、その様子は日本でも大きな話題となった。早くも動画配信に登場している。機会があれば観てみるとよいだろう。
【参考URL】
https://news.yahoo.co.jp/articles/00e099ba77ec12c719518c5d63aaff613bfc6f9a
No. 2991
住民サービスの向上や、職員の業務効率化を目指し、いま『スマホ市役所』を採用する自治体が増えている。スマホ市役所とは官公庁専用対話型アプリケーション「GovTec Express」をベースにしたサービスで、これまで役所に足を運ぶ必要があった面倒な行政手続きを、スマホ一つで完結させるもの。住民票など証明書の請求や給付金手続き、一時保育の予約などを1問1答の対話型で進めることができる。住民側からは新しいアプリなどをダウンロードする必要がないこと、そして自治体側からは追加開発がしやすいプラットフォームが評価され、「GovTec Express」を導入した自治体はすでに190以上。デジタルを活用することで、行政サービスと住民の暮らしをアップデートするスマホ市役所は、今後も増えていくだろう。
【参考URL】
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2311/30/news085.html
No. 2990
新型コロナウイルス禍における離職や高齢化の影響を受け、バスガイドの減少傾向が続いている。そんななか生まれたのが『バスに乗らないバスガイド』だ。ガイドがバスに乗車せずにリモートで案内する方法で、カメラにガイドが話しかけると、映像がインターネット経由でバスに送信される仕組み。リモートであればこれまでのバスツアーでは当たり前だった“1人1台”ではなく、複数のバスを同時にガイドできるため、会社としてのメリットは大きい。リモートでも楽しんでもらえるよう、クイズ大会を行ったり、観光地にゆかりのあるわらべ歌を歌ったりと、各社工夫をこらしているという。今後は学生向け、インバウンド向け、神社仏閣マニア向けなど、多様なバスガイドが生まれてくるのかもしれない。
【参考URL】
https://www.mbs.jp/news/feature/kansai/article/2024/06/100920.shtml
No. 2989
『WEBREEN(ウェブリーン)』は、TikTokやYouTubeショートなどの縦型動画プラットフォームで配信されるショートドラマを指す、「WEB」と「SCREEN」を組み合わせた造語。タイパを重視する若年層に対し、広告的ではなく物語をキーに短い尺でいかに興味を惹きつけ、メッセージを訴求するかという面で有効なコンテンツとして注目を集めている。企業が注目する理由として、スマホ一台から制作することもできるため制作コストを抑えられ参入障壁が低い点も大きい。若者のテレビ離れが進み広告接点がWEB中心になる中、WEBREENは広告よりも視聴されやすく、オーガニックで視聴者を集めることが可能とされている。特に広告予算勝負では勝ち目のない中小企業の新たなPR手法として、要注目だ。
【参考URL】
https://nokid.jp/blog/8784/
No. 2988
大谷翔平の異次元の活躍が、今年もメディアをにぎわわせている。MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が日本時間8月24日の試合で、今季40個目の盗塁を成功。さらに同点で迎えた9回裏の打席では、今季40本目となる劇的なサヨナラ満塁ホームランを放ち、同一シーズンに40ホームランと40盗塁をする40-40を達成した。40-40の達成は史上6人目の快挙で、史上最速の試合数での達成となった。そんな大谷翔平に今期待されているのが前人未到の『50-50』だ。40-40からさらにホームランと盗塁を10積み重ねた50-50はメジャーの長い歴史でも未だに一人の達成者も現れていない偉業だ。9月16日時点では47ホームラン、48盗塁と記録を伸ばしており、残り13試合で達成が現実味を帯びてきている。二刀流でメジャーの歴史に新たなページを加えた大谷翔平が、また新たな金字塔を打ち立てるのも間近だ。
【参考URL】
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6512302
No. 2987
近年、インターネット上での誹謗中傷や著名人のなりすまし広告が深刻な社会問題となっている。そこで、インターネット上での誹謗中傷や権利侵害の増加を背景に、被害の発生防止や被害者保護を目的とした従来の「プロバイダ責任制限法」から、より迅速な対応と事業者への義務を盛り込んだ『情報流通プラットフォーム対処法』への法改正が、2024年通常国会で可決・公布された。SNSや掲示板などの運営を行う大規模プラットフォーム事業者に対して、削除基準の策定・公表、侵害情報の調査義務、発信者への通知義務などが加えられた。誹謗中傷を行う人物が悪いのは大前提だが、当然プラットフォーム事業者が果たすべき社会的責任も今以上に大きくなっていくことは間違いなさそうだ。
【参考URL】
https://keiyaku-watch.jp/media/hourei/joho-platform-2024/
No. 2986
正社員や契約社員雇用以外の新たな選択肢として、『プロ人材』が注目を集めている。プロ人材とはプロフェッショナル人材の略で、各企業の成長戦略をドライブするのに必要なスキルやノウハウを有する人材を指す言葉。役員経験者などミドル層やシニア層が多いものの、なかにはデジタル化での販路を広げるためのIT専門家や、ブランディング強化のための広告マンなど、若くして活躍するプロ人材も増えている。企業側のメリットはもちろん、課題解決に最適な人材を活用できることと、直接雇用に比べるとコストがかからないこと。最近ではプロ人材を紹介する派遣サービスも登場し、プロ人材市場は今後拡大することが予想されている。成長を後押しする人材は社内ではなく、意外と外部にいるのかもしれない。
【参考URL】
https://pasona-jobhub.co.jp/column/professional-human-resources/
No. 2985
映画やテーマパークといったエンターテインメント業界で『イマーシブ体験』がホットなワードとなっている。イマーシブとは英語で「没入感」。つまり、リアリティあふれる映像や音響を駆使することで、その世界に入り込む体験が今人気を集めているのだ。その人気ぶりを象徴するのが、2024年3月にお台場にオープンした「イマーシブ・フォート東京」。ここでは多くのアトラクションが観客も舞台の構成員として参加する手法を用いており、没入感のあるリアルな体験でファンを獲得している。また映画館やコンサートホールなど、臨場感の高い状態で音を楽しめる「イマーシブオーディオ」を採用する施設も増加中だという。どれほどの没入感があり、どれほど心が躍るものなのか、機会があれば一度体験してみては。
【参考URL】
https://www.trans.co.jp/column/oshikatsu/immersive/
No. 2984
セブン-イレブン・ジャパンが今月3日から東京都、千葉県、埼玉県の一部店舗で『お店で揚げたドーナツ』の販売をスタートした。工場で生地から作ったドーナツを急速冷凍して店舗に納品し、店内で揚げて提供される。同社広報担当者によると、7月に行われた埼玉県のテスト販売で想定を上回る売れ行きとなったため、販売店舗を拡大したという。2022年に発売した「お店で揚げたカレーパン」のノウハウはもちろん、工場のパン生地製造設備や急速冷凍設備なども、そのままドーナツに活用されている。メープル(140円)とカスタード(140円)、チョコ(160円)の3種類が販売中。セブン-イレブンでは、「淹れたて」、「焼きたて」、「揚げたて」などの‟出来たて”に対するニーズの高まりから、ニーズに応えた質の高い商品を展開するとしている。
【参考URL】
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2409/02/news136.html
No. 2983
ケアファームとは近年ヨーロッパを中心に急速に発展している農園付きの福祉施設のことだ。農作業にはメンタルヘルス面での症状の緩和や、癒しの効果があるとして、認知症患者の治療施設として機能するケースもあるという。欧州での発展を背景に、日本でも『日本型ケアファーム』を普及させようと動き出した企業もある。都市緑地株式会社が運営するケアファーム ジャパンだ。具体的な取り組みとしては、都市近隣地に農場併設の低層木造高齢者住宅を作り、その農園で障がい者に就労してもらうと同時に、市民農園を併設してコミュニティの場をつくるというもの。同社は埼玉県所沢市に「狭山ヶ丘ケアファーマーズ」を設立し、ケアファームの体現の場としている。さまざまな社会課題を一挙に解決する日本型ケアファーム。今後の発展を期待したい。
【参考URL】
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2408/23/news138.html
No. 2982
「血統書を確認したら、愛犬の本名がキンタロウだったことが判明した」。そんな報告をきっかけに、X(旧Twitter)では飼い主たちが『犬の本名』を続々と投稿しはじめ、大いに盛り上がった。犬のルーツが書かれている血統証明書には、多くの場合、ブリーダーが授けた登録名が記されている。この登録名こそ、今回「犬の本名」と話題になっているもの。Xに寄せられた例では、ポメラニアンのルネくんの血統書に「ゴキゲンボンバー」と記されていたり、ふわふわのプードルの本名が「マイメロディー」だったり。なかには似た名前が挙げられている例もあったが、ブリーダーの屋号を入れて登録名とするパターンがあることから、どうやら同じ犬舎で生まれた犬である可能性が高いよう。愛犬の本名やルーツを知りたい人は一度、血統書を確認してみては。
【参考URL】
https://news.yahoo.co.jp/articles/685d2ef15f0ae0d36b5a7f94502ec224ccbb30a7
No. 2981
水分補給としてついつい飲んでいるソフトドリンク。しかし、飲み過ぎてしまうとペットボトル症候群を引き起こすことがあるため注意が必要だ。ペットボトル症候群とは、スポーツドリンクなどの多量に糖質を含む清涼飲料水を大量に飲み続けることによって起こる急性の糖尿病のこと。正式名称、糖尿病性ケトアシドーシスの症状となった若い人達の多くが、ペットボトルで清涼飲料水を飲んでいたことから名づけられた。10代から30代の若年層に多く見られ、肥満傾向にある人ほどリスクが高いとされている。血糖値が上昇すると喉が渇くため、さらに清涼飲料水を飲むという悪循環に陥ってしまう。甘味は冷えている方が感じにくいため、キンキンに冷やし過ぎると知らないうちに糖分を摂り過ぎることに。予防するには、普段の水分補給を見直し、水やお茶などを選ぶことが大切だ。
【参考URL】
https://bit.ly/4cwS6Gv
No. 2980
男性国家公務員の育児休業の取得を取得するためのハンドブックの名称が「イクメンパスポート」から『ともそだてパスポート』へと変更になった。名称変更と同時に内容も大幅に刷新。男性が育児を「手伝う」ポジションから一歩進み、男女がともに子育てをする「共育て」を前面に打ち出した形だ。「ともそだてパスポート」の最新号では女性職員による匿名の座談会企画を実施。「頑張りはだいたい空回り」など、育休を取得した夫に対する本音も掲載され、共育ての在り方を模索するリアルな夫婦の姿も紹介している。内閣人事局によると、男性国家公務員(一般職常勤)の育休取得率は年々上昇しているとのこと。パンフレットの名称変更をきっかけに取得率がどう変化するのか、今後に注目だ。
【参考URL】
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20240803-OYT1T50111/
No. 2979
金融・経済に関するニュースのなかで『デジタル赤字』というワードを見聞きするようになった。デジタル赤字とは、貿易や投資による海外とのお金の出入りを示す「国際収支」のうち、海外企業のデジタルサービスを利用することで生じる赤字のこと。クラウドサービスの使用料や、ウェブサービスの広告スペース料などがここに含まれる。この日本の現状を、まるで地主に畑を借りて農業を営む小作人に見えるとして、「デジタル小作人」という言葉も生まれた。デジタル赤字の拡大を食い止めるには、小作人としてより稼ぐ、もしくは国産のデジタルサービスを生み出すかの二択。この危機をなんとかしようという志をもつ企業が増えることを願わずにいられない。
【参考URL】
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4920/
No. 2978
映えるSNSの料理系コンテンツの2大巨頭となっているチーズと卵(卵黄)。実際の飲食店でも定番のTKG(卵かけご飯)ではなく、新たに『TKM(卵かけ麺)』が人気を集めている。つけ麺を提供する三田製麺所は、2023年より器に麺と卵黄2つを乗せたシンプルメニュー「たまごかけ麺」を33店舗で販売し、今年4月末までで15万食を売り上げた。誕生のきっかけはコロナ禍による売上減少を補うために、朝から手軽に食べられる商品としてスタート。当初はつけ麺と同じ麺とタレを使用していたが、今では卵が絡むちぢれ麺にトリュフオイルと牡蠣醤油を使用するなどTKMとしての完成度を高めている。卵黄が乗った料理は見た目にも美味しそうで高級感もありSNSに向きながら、さっぱりとおいしく食べられるという両面でメリットがあり、今後も卵メニューの躍進は続きそうだ。
【参考URL】
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC021KJ0S4A500C2000000/
No. 2977
家電メーカーサンコーが昨年4月に発売をした、乗れる扇風機『のれせん』が初回生産5千台に続き、今年販売した1.2万台、さらに追加の3千台と増産のたびに完売するヒット商品となっている。
製品に乗ると自動で足元から風が出る扇風機で、主に風呂上がりの使用を想定。この時期せっかくお風呂で汗を流しても体が温まってまた汗をかく…。そんなときに乗るだけで全身をクールダウンでき、さらに従来の扇風機のような形ではなく体重計のような平べったい形で置きやすさ、使いやすさも人気の理由となっている。今後は家庭だけでなく温泉や銭湯でも導入が進むようであれば、定番アイテムとなるかもしれない。
【参考URL】
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2408/17/news042.html
No. 2976
任天堂の創業からの歴史や製品の展示、デジタル技術を活用した体験コンテンツなど「知る、体験する、つくる・あそぶ」を備えた『ニンテンドーミュージアム』が10月2日、京都府宇治市に誕生する。
作品展示エリアでは自身の体験や記憶を元に語り合えるような場となっており、体験コンテンツは1人10個もらえるコインを使用して行うが、1度の訪問では遊びきれないほどのボリュームがあるとのこと。大人も子どもも共通してコンテンツに接した経験がある任天堂のミュージアムは、幅広い年代が楽しめることは間違いなさそうだ。
【参考URL】
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2408/20/news099.html