これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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はなまるア・ラ・カルト

02/27
2023

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サウナがアイデアを生み出す場に!! ついに“サウナー”の仲間入りかも?!

7〜8か月前、このビジ達で“私もサウナーの仲間入り?!”と称して
週に2〜3回サウナに入るようになったと発信した。
その後も足繁くあの東京ドームのラクーアビルに通っているのだ。
足繁くといっても、ほとんどは自転車を足繁く漕いでの行き来だが…
(この2〜3キロの自転車通いも、いい運動になっているはず)

今度こそ、“私もサウナーの仲間入り”といっていいのかもしれない。
私は使える時間の関係もあり基本2セット。
1セット目/サウナ12〜15分+水風呂、2セット目/サウナ8~12分+水風呂。
シャワーも含めトータル35〜45分がサウナ時間となる。

もちろん爽快感とリフレッシュ効果を求めてのサウナ通いではあるのだが、
ぐちゃぐちゃで整理できてなかったことが、
キレイに整理できてしまうのも、このサウナの中だ。

しっくりきていなかったことが、アイデアにより解決するのもサウナの中。
クライアントから求められていたことに何らかのアイデアが出るのも、
このビジ達のコンテンツが浮かんでくるのもサウナの中なのだ。

そう、ここまで足繁く通うサウナーとなった理由は、
まさに、サウナが「アイデア生産場」だったということ。

そういえば『人生を変えるサウナ術』(本田直之、松尾 大著)にも
中程に「なぜ、サウナでアイデアが生まれるのか?」という小見出しがあった。
起業家やクリエイターという切り口でサウナを語る際には、
“アイデア”というのがひとつのキーワードになるだろうと書いてあった。

サウナに入る前はさまざまな思考が渦巻いているが、
サウナに入ると重要度が低いものと、緊急性が高いものがスッと消える。
熱くて複雑な思考ができない中では、これらはあっさりアタマから削除されるのだ。
すると“重要度が高く緊急性が低いもの”だけが残り、じっくり考えやすくなるという。

私の場合は、テーマとしたいものをアタマに浮かべると
余計な情報を遮断でき、そこに集中できるのは確か。
強制的に雑念が取り払われ純度の高い思考が、
結果“アイデア”として結晶化するのかもしれない。
あの密閉し会話無しの90度の木質サウナスペースが、
インスピレーションやアイデアにいい空間を演出してくれているのだろう。

この本では、経営者にとってのサウナの活かし方も語られていた。
「“決断“も経営者にとっては重要なキーワード。
サウナでじっくり考え抜き、そして水風呂へ。
あの冷たい刺激を受けて、一気にクリアな思考となり、確信と共に決断へ。
だからサウナ好きの経営者は“サウナで考え、水風呂で決断する”」と書かれていた。

経営者は自分だけの問題でなく、会社や社員にとっても命運を握るような決断を
求められることも度々ある。そこには大きなプレッシャーと迷いもやってくる。
サウナは大事な決断の場にもなり得るわけだ。

さて、前回のビジ達では、以下のようなフィジカル面のサウナの効用を紹介した
1.運動後の爽快感とリフレッシュ効果
2.良質な睡眠が得られる
3.ご飯が驚くほど美味しくなる
4.免疫力が高まり、風邪を引きにくくなる
5.心臓病、アルツハイマー病などの健康リスク低減

これらの効果も期待してはいるのだが、
今の私のサウナの活かし方としては、やっぱりこのインスピレーションと
アイデアと言っていいだろう。

もちろんその上の階にはランニングマシーンや筋トレマシーンが並び
フィジカル面を鍛える空間もあり、私も週1回は利用しているのだが、
このところの一番のフィットネスクラブへの目的は、
この「アイデアサウナ」としての利用であることは間違いない。

今日もタオルとサウナ帽を持って、自転車を漕ごうかな〜?!

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サウナの一番の活かし方は?

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はなまるア・ラ・カルト

02/06
2023

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日本を美しくする会も 凡事徹底から“シン凡事徹底”へ

ついに認定NPO法人“日本を美しくする会”が、今年で30周年を迎える。
鍵山秀三郎相談役と田中義人顧問とで、この意味ある「トイレ掃除」を
全国に拡げようと“掃除に学ぶ会”をスタートして30年だ。

私は“鍵山掃除道”とは20年くらいのお付き合いだと記憶するが...
とにかく、この掃除の会がここまで継続できたことも
そこに“存在理由”があったということだろう。
今年の11月には30周年イベントも予定されている。

ということでこの2月の定例の総会では、
30周年を意識しての座談会が計画されているが、
この“日本を美しくする会”も世代交代の時を迎えているということで、
“次世代に向けたセッション”を展開することに。

そこで私は広報担当の理事として、この座談会の企画と
モデレーターをお手伝いすることになっている。

テーマについて、あれこれ考えたわけだが、
“鍵山掃除道”は行き着くところは、やっぱり「凡事徹底」だ。
この“凡事徹底”の意味合いは、時を超えても変わらない価値観。
とはいえ...新しい世代の人たちにとっての新たな“凡事徹底”があるのでは?
ということから「シン凡事徹底」としてみた。
(『シン・ゴジラ』も『シン・ウルトラマン』もなぜか
“新”ではなく“シン”だったのも、“真”の意味も兼ねていたのかも!?)

座談会は以下の3つのPartに分けての展開を計画している。
[Part 1]掃除道30年の記憶とその意義の確認、
そして今後の日美会の在り方とその未来について
→ 利会長+田中顧問+白鳥副会長

[Part 2]新副会長としての役割と“掃除道”による可能性の追求
→新任の副会長3人に登場してもらい、それぞれの地域も含めての
今後について語ってもらう

[Part 3]次代を担う若手掃除人による“掃除道“の可能性
→会の若手掃除人に登場してもらい、
若手から見た今後の可能性にについて語ってもらう

イエローハット創業者の鍵山秀三郎氏を、書籍やメディアを通して知り、
掃除現場での鍵山相談役の掃除との向き合い方見て、
この会に入った人がほとんどだ。

その掃除と取り組む相談役の姿には、
誰もが掃除に引き込まれるオーラがあった。
だからいつの間にか、何か大切なモノを学べていたのだ。

会の設立から30年経った今、もう掃除の現場では
鍵山相談役の姿を見ることはできない時代に入ってしまっている。
だからこそ、この”掃除の会”の存在意義が求められると言ってもいいだろう。

ビジネスも令和という新しい時代のビジネスに移行しようとしているわけだが、
“掃除道”も新たな時代の“掃除道”に移行するタイミングだということ。

山口周氏の言う“ニュータイプの時代”の人たちは、その前の人たちと違い、
自分たちで課題の発見も、新たな意味の創出もしてくれるはず。
試行錯誤しながらも、新しい時代の“掃除の意味”を見つけて欲しいのだ。

「凡事徹底」から「シン凡事徹底」へ。
あっさり創った割には、意味あるフレーズなのかもしれない…。
11月の30周年の記念イベントも「凡事徹底から、シン凡事徹底へ」を
そのままテーマに展開しようかな?

相談役、その“鍵山掃除道“は、必ずや次代に引き継がれていきますよ。
ご安心ください!

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30周年でシン時代へ突入

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はなまるア・ラ・カルト

01/30
2023

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“カットりんご自販機”で活躍する石田社長の 「人間万事塞翁が馬ism」

「縁は求めざるには生ぜず」というテーマで
先に紹介した“カットりんご自販機”のMVM商事の石田社長。
ついに“月刊CDビジネスイノベーション”に登場してもらった。
(2月号なのでそろそろみなさんの手元に着く頃かもしれない)

私が地下鉄メトロの駅の“カットりんご自販機”に注目して勝手に記事を書き、
そこから1年ほど経った頃、私がパーソナリティを務めるNBCの
Beyond Business Channelの収録にその石田社長が偶然現れたのだ。
という偶然の出会いから「縁は求めざるには生ぜず」となったわけだが…

さて、MVM商事は兵庫県神戸市に本社を置く会社なので、
石田社長には収録のために東京まで出てきてもらうことに。
(石田社長、お忙しい年末にありがとうございました)
やっぱり直にいろいろ話を聴いてみると、
そこには予想だにしなかった経営のストーリーがあったのだ。

今でこそグループ連結で売上高130億円、社員数210人の業容だが、
2001年二代目社長として石田 希世士氏が事業を引き継いだ時点では、
売上高はピーク時(27億円)の約3分の2、債務超過は3億円、
そして社員は12名にまで減っていたという。

1975年創業のMVM商事は高度経済成長期を経て
90年代始めくらいまではその業容は順調に成長していたが、
バブル崩壊と阪神淡路大震災などを経て、1996年頃には倒産の危機にあった。
そこからの企業再生、すなわち借金の返済と債務超過解消には
5年ほどの時間を要したという。

私としては、そもそもMVM商事を知るきっかけになった
“カットりんご自販機”に行き着いたワケをお聴きしたかったわけだが、
様々な紆余曲折を経て今に至っていることがわかった。

やっぱり人生も、経営も“人間万事塞翁が馬”!!

とにかく経営をしていると、
思ってもみない“災い”であり災難は、必ずやってくる。
バブル崩壊もそうだが、阪神・淡路大震災や東日本大震災も、
リーマンショックも、そしてこの“新型コロナウイルス”というパンデミックも。
いやいやそんな大きな災いだけでなく、身近で固有の災難も当然やってくる。

その時、その災いをどう捉えてどう対処するかが
その後に大きく影響する、ということがポイントなのだ。

石田社長曰く、企業再生の5年は厳しかったが、
その後14年間は増収が続いたという。
多分その時の経験が活き、“転ばぬ先の杖”として何らかの対処を
先んじているからなのだろう。

その少し前に“月刊ビジネスイノベーション”に登場してもらった
『シン・メイド・ジャパン』の著者、株式会社セルコの小林延幸会長も
年間売上9割減を経験したと語っていたが、
その経験からいろいろ学び、企業再生して新たな境地として
“シン・メイド・ジャパン“に行き着いているわけだ。

『その“災い”をどう捉えるか?!』
これこそが“運の良い人”と“運の悪い人”との違いなのかもしれない。
ということは、その“災い”をしっかり受け止め、分析し、
“今後にどう活かすか”まで考察する経営者は
「運のいい経営者」と呼ばれるということ。

災いを甘んじて受け止め、これも今後のための“必然”と捉えられるか?!
この極意を中島流では「人間万事塞翁が馬ism」と命名しよう。

この昭和・平成時代と40年~50年継続できている中小企業は
少なからずこの極意「人間万事塞翁が馬ism」を理解しているってことだ。
おっと、我が社“クオーターバック”も創業41年目入ったわけで、
私もすでに“運のいい経営者”の仲間入りをしているのかもしれない。
ふっふっふっ…

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かつてビジ達で紹介していた!

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中央がMVM商事の石田社長

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はなまるア・ラ・カルト

01/16
2023

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“アラ古稀”のタイパとWantsソリューション

アラフォー(around forty) という流行語から始まり、
アラフィフとなり、アラカン、
そしてついに私も“アラ古稀”となってしまった。
40代後半で始めたこの“ビジ達”も、20年以上続けてきたので
当然ではあるのだが…
とはいえ、私が若い頃見ていた“古稀の先輩たち”の頃とは
取り巻く環境も行動も自己実現欲求もかなり違ってきている。
少し前にこのビジ達でも、“コスパからタイパへ”、
“シン・コモディティ化”の話をしたが、
私自身、日々の決断からそれらを明確に語る
状況があった事例をいくつか紹介しよう。

【ルンバへの決断】
年末、ついにルンバを購入した!
Dysonの掃除機が壊れたこともあり、いろいろ検索し
行き着いた先はルンバだったということ。
プライム会員ということもあり、Amazonで
たった2 回のタップで買えてしまうのだ。

【日立のドラム式洗濯乾燥機の活躍】
この洗濯機は我が家に来てもう2年以上経つわけだが、
本当に活躍してくれている。
オフィスに向かう前に洗剤を入れ、セットしてスタートを押せばOK。
タイパにも効果的で、充分便利なのだが、
思わず…たたんで欲しいとも思ってしまう!?

【Amazon での買い物】
創業者のベゾスは、あまり好きではないのだが、
便利なのでつい買ってしまう。
洗濯洗剤やシャンプー、お風呂や洗面所の石鹸には
こだわりもあり、固定の商品を定期的に買っている。
元々柔道家でマンガ家“小林まこと”ファンの私としては
『女子柔道部物語』を単行本が出るたびに
Kindle仕様で買っている。
ということで、便利でタイパにもいい商品を
楽に買い物できるECサイトを利用する頻度が高くなった。

【自己実現欲求の“Wants ソリューション”】
その1 ロードバイク“GIANT”を購入
愛車のロードバイクBianchi(ビアンキ) が
経年劣化してきたので日本製“GIANT”ブランドの
赤のロードバイクをこの年末に買った。
それなりの金額だったが、クルマを持たない分
このくらいの“Wantsソリューション”はいいだろう。

その2 ついにNetflix やAmazon プライム・ビデオを観るように!
夜もある程度落ち着いた頃は、寝室でスポーツ関連番組を観るか、
YouTubeも含めた動画番組を観ることに。
私もテレビに頼らない時代に入ったということか⁈

タイパ重視の傾向は、若い世代の意識によるところが…と言っていたが、
私もかなり“タイパ”に傾いていたということ。
情報化社会によるさまざまなテクノロジーの進化により
演出されているので、
もしかすると世代に関係ないのかもしれない。
タイパによって生み出された時間を
どう自己実現に向け演出するのか⁈
ありふれた“安くて良いモノ”よりも、
“多少高くても質の良いモノ、時間価値を上げてくれるモノ“に
支持が集まるということだ。

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私のタイパとWantsの数々

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はなまるア・ラ・カルト

10/31
2022

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令和トランスフォーメーション 中島流“DXマンダラチャート32”

今、求められているデジタルトランスフォーメーション(DX)とは?
AIやIoTを始めとするデジタル技術を活用して、
業務プロセスを改善していくのはもちろん、
製品やサービス、ビジネスモデルそのものも変革していく。
結果として組織、企業文化、企業風土をも改革し、
競争上の優位性を確立すること。
とはいえ、なかなかうまくいっていないのが実際だとは思うが…。

ビジ達では先にも紹介したが、大手はもちろんさまざま中小企業も
AIやデジタルテクノロジーを駆使して新たな製品やサービスを
日夜開発している。そのいくつかを紹介しよう。

・ブルボンは“メタバース”に独自のコミュニティ空間
“お菓子の国”を開設
・キューピーがサラダ、スープなど65品目を対象に
“D2C“事業展開
・相鉄が“AIアバター”でPR動画を制作し、
YouTubeや電車内や駅のデジタルサイネージで公開
・“会話アプリ”を使い、会話音声から認知症兆候の判定
・工事現場、資材置き場での盗難対象として、
“AI防犯カメラ”を貸し出す

いかがだろうか。
もはや、DXに取り組まないことは
その企業の存在も危ぶまれるということになりかねない。
ということで、中島流、DX実践のための“お助けツール”
自社のDXへの取り組みを探り出す“DXマンダラチャート32”を
創ってみた。
32個のDXアイテム及びキーワードを一通り確認してほしい。

1.  AIによるアルゴリズム
2.  AIによるパーソナライゼーション
3.  メタバース
4.  web3
5.  D2C
6.  TikTok & Instagram
7.  キャッシュレス決済
8.  サブスプリクションビジネス
9.  ジオマーケティング(位置情報マーケ)
10. NFT
11. ブロックチェーン
12. ファンベースマーケディング
13. インフルエンサーマーケティング
14. RPA
15. ロボティクス
16. ロボ接客
17. サイバーセキュリティ
18. O2O
19. チャットボット
20. シェアリングサービス
21. ダイナミックプライシング
22. ローカル5G
23. ドローン
24. アート思考
25. セレンディピティー
26. Dプリンティング
27. フードテック
28. ナノテクノロジー
29. AR、VR、MR
30. ビッグデータ
31. バイオテクノロジー
32. 衛星データ

これらを自分たちのビジネスにどれを選び組み合わせるかだ。
新たな商品サービスを考えてもらうためのもので、
このマンダラチャートから自社の可能性を拡げる“DXアイテム”を
いくつか選び、その可能性を探っていってほしい。
その事業との相性もあり、どう膨らますかもあなたの創造性次第。
これらの実践にはスピードも求められることから
そのDXアイテム活用のストーリーがある程度決まれば…
“Who not How”「どうやるか」ではなく「誰とやるか」なのだ。

これを活用して自社ならではのDXを実践し、
市場における優位性を確立して欲しい。
今このチャートを利用しない手はない!
利用してどんどんDXを進めて行きましょう!!
もちろん社内システムのDXもね!?

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DX展開事例

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