これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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01/27
2020

moba

UberEatsが新たな価値観をつくる!?

おーUber Eatsだ。
あそこにも、Uber Eatsが…
へ~、レンタル自転車でやっちゃう。

とにかく都心は、Uber Eatsのブラックボックスを背負った
若者がいっぱい。
このところ、とにかく増えたのだ。

そして、錦織が全豪オープンに出場してないと思っていたら
Uber EatsのテレビCMに出ていた。
(そりゃこっちの方が稼げるかもねぇ~)

ところで、これだけ配達する人を度々目にするってことは
それだけUber Eatsを利用する人も多いということ。
(ほ~そんな時代になったんだね~)

どんな人達がUber Eatsを利用してるんだろうねぇ~
なんて思いながら昼過ぎにオフィスに戻ると…

なんと、マクドナルドのハンバーガーとナゲットが何人分も
あのUber Eatsのブラックボックスから
取り出されている最中だったのだ。

はははは、まさに灯台下暗し。

さて…
スマホのプラットフォームとアイデアを活かし、
次から次へと便利なサービスが提供される今頃であるが、
これらを度々体験する人たちは当然のように
ライフスタイルに組み込まれていくことになる。

「一度覚えた贅沢は、ある日“日常”へと変わる」
自分の奥方との体験から、諺のように語っていた
先輩コンサルタントがいたが…正にである。

先端技術とアイデアにより、競合しながら新しい便利なサービスが
どんどん生み出される。
生活者はそれらを日々享受することで“日常”へと変化する。
すなわち、それは“新たな価値観”へのシフトでもあるのだ。

本来、長い時間をかけて変化する価値観が
これまでの倍以上のスピードで変化しているということ。

中島流ではこの現象を
『価値観の玉突き現象』と呼んでいる。
だから、各世代によってその価値観は大きく違ってくるわけだ。

私が1年前頃に提唱した『商流革新』。
(うんうん、いい響きのキーワード)

それは、金流、物流、人流、情流の4つの流の大きな変化のことだが、
ついに『商流革新2.0』の時代とした。
世の中の流れが次なるステージに移ったということだが…

『商流革新2.0』の詳細は、次週の“ビジ達”で!

moba

そこにも、あそこにも、Uber Eats

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先取りビジネストレンド

01/27
2020

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Business beyond ~その先のビジネスへ~

20数年前に初めてアメリカへ行った時に
“ベッド・バス・アンド・ビヨンド”という店に入った。
日本で言うところの家具屋(?)だが家具だけに止まらない、
家具周辺グッズまでかっこよくディスプレイされていた。
あのニトリもこの店を見てヒントを得、今に至っていると聞く。
(これは似鳥会長にその昔直々に聞いた話)

このbeyondとはリビング・ベッドルーム・バス・キッチン
“その先の” 様々なモノをもそろえるという意味で使われていた。

一時期、アメリカでは ”beyond” という言葉がトレンドとなり
よく使われていたという。
今回 Business beyondという言葉で、
「その先のビジネスへ」を表現してみた。

ご存知のようにGAFAMという世界のプラットフォーマー
が出てきて、売り方、買い方が変わり、お金の循環も変わった。
中島流 “商流革新“で以前話したように、「金・物・人・情」
すなわちお金の流れ、物の流れ、人の流れ、
そして情報の流れも変わったということ。
こうなると当然、なくなっていくビジネスが出てくる。

私達のビジネスをどこかにシフトしないとビジネスとして
成立せず、生き残ってはいけないのだ。
そう”beyond”。すなわち“その先”である。
さぁ、その先はどこに行くのか・・・。

事例として私が長年携わってきた広告・マーケティング・
PR業界についてお話したい。
今や、この業界も大きく変わろうとしている。
中島的に、“その先”は「動画の時代」になってきたのだ。

ビジネスは“可処分所得”の奪い合いであり、“可処分時間”の
奪い合いでもあり、“可処分意識”の奪い合いにもなってくるのだ。

自由にできる時間をどのように奪うか、自由にできる意識を
どのように奪うかを考えた時に動画に行き着くのだ。

今や、動画が当たり前になってきた。
東京の主要な駅の改札を出ると、
柱という柱にデジタルサイネージで動画広告が
常時流されている。
また、山手線内も紙の広告は激減し、額面広告スペースも
動画となっている。
東京メトロにもあらゆるところに動画広告が導入されている。

自社の商品を、自社の技術を、自社のPRを
視覚的にストーリーにして伝えるのだ。
すなわち、”Visual Story Telling”ということ。
人々が飽きないで観てくれる短い動画で
いかに“伝えるか”ということが課題になってきている。
短時間で多くの人に興味を抱いてもらうためにも
私は今“マイクロドローン動画”に注目しているのだ。

このように広告業界は紙媒体主体から動画へとシフトしてきている。
あくまで私に近い業界だけでも、かなりの変化である。
これと同じことがどの業界にも起きている。

全ての業界のビジネスが変わっていく。
それは世の中の技術・ノウハウが進化し、
価値観も生活スタイルも変わるから。
だから新しいビジネスへシフトしないと!ということ。
そのことを、私は “Business Beyond“と名付けてみた。
さて、皆さんのビジネスの“その先”は何かな・・・?(チコちゃん流!)


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いたるところに動画広告が

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デジタルサイネージは今や当たり前

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ファインスピリッツキーワード

01/27
2020

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FACTFULNESSとは?

今先日もビジ達モバイルで紹介したFACTFULNESS。
これは2019年ベストセラー第一位の注目の書籍だ。
ハンス・ロスリング、その子どものオーラ・ロスリング、
その伴侶のアンナ・ロスリング・ロンランド、3人の共著だ。
残念ながらハンスさんはベストセラーになる途中で他界してしまっている。

この本のイントロダクションにあったクイズ13問のうち
4問を紹介するので答えてみてほしい。

質問 1 世界で最も多くの人が住んでいるのは?
a.低所得国
b.中所得国
c. 高所得国

質問 2 世界の人口のうち、極度の貧困にあたる人の割合は
過去20年でどう変わったか?
a.約2倍になった
b.あまり変わっていない
c.半分になった

質問 3 自然災害で亡くなる人の数は過去100年でどう変化したでしょう?
a.約2倍以上になった
b.あまり変わっていない
c. 半分になった

質問 4 世界中の一歳児の中でなんらかの病気に対して
予防接種を受けている子どもはどのくらいでしょうか?
a. 20%
b. 50%
c. 80%


ちなみに質問2に対しての答えだがアメリカで
正解率が5%で日本は10%, 世界平均では7%とのことだ。
これはオンラインで14カ国のエリートに対して質問をした結果だ。

さて答えだが・・・、
質問1から順に b c c c だ。

平均の正解数は、なんと12問中(事情があり1問はなかったことにして)
2問だ。

なぜ正解率が低いのかというと、人間のもっている「思い込み」本能に
起因しているという。すなわち、

分断本能 ・・・ 世界は分断されているという“思い込み”
ネガティブ本能 ・・・ 世界はどんどん悪くなっているという“思い込み”
直線本能 ・・・ 世界の人口はひたすら増え続けるという“思い込み”
恐怖本能 ・・・ 危険でないことを恐ろしいと考えてしまう“思い込み”
(書籍にはもっといろいろな本能が書かれていたが・・・)

これらの“思い込み”が人間の思考に大きく影響をしているという。
結論として著者が言いたいことは、
この思い込みを払拭しない限り、正しい判断ができないということだ。

少し前に“超マクロ思考マトリクス”をビジ達で発信した。
このマトリクスの活用も、これらのように“思い込み”があっては
将来通用する再構築プランはできない。

正しいデータで判断しないと間違った答えを導いてしまうということ。
それにしても、私もかなりの“思い込み”があったのだ。
やっぱり、メディアのニュースに囚われていては正しい判断はできない。
もっともっとデータに裏付けされた判断をしなければ!


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次世代の注目ワードFACTFULNESS

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01/20
2020

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一目瞭然!“先進グローブマップ”

日本はお陰様でいいところにいるねぇ~。
“一目瞭然”とはこういうことなのか。
うんうん、このマップは素晴らしい!

世界の国々を比較するには最高のマップであり、
本来の地球儀マップ以上の価値を感ずるのだ。

日本は寿命が一番に長く、所得レベルも高い方。
そして、ヨーロッパの国々は所得も高いし、
長生きもしているってことがよ~く分かる。

アジアの人口の多さも分かるし、
中国とインドは群を抜いて人口が多いねぇ~。
そして所得もまあまあというところ。

アフリカの国々は所得も低い国が多いし、
寿命も60~70歳てとこ。
このマップをじっと眺めていると
経済状況と健康とに因果関係があることがよ~く分かってくる。

このところ試行錯誤して中島流のオリジナルチャート
「超マクロ思考マトリクス」を仕上げたこともあり、
このように新しい価値を感ずる創造物には
創った人達の思いも伝わってくる。
(→「超マクロ思考マトリクス」は今週の“ビジ達“で見てね)

さて、この世界チャートはどこで出会ったのか!?

今話題の書籍「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」の見返しにあったのだ。
書店で手に取り表紙をめくったところ、
私の視線はこのマップに釘付けとなった。

このマップの魅力だけでも買う価値があったということ。

もちろん書籍自体も、50万部突破の2019年ベストセラー第一位。
私たちが往々にして勘違いをしていることを示唆してくれ、
“データを基に世界を正しく見ること”を教えてくれている。

とにかく、新宿の紀伊国屋書店でいい出会いをいただいたわけ。
さて、このマップというかチャートのネーミングだが…

→世界各国の2017年の平均所得と平均寿命を表している
「世界保健チャート」と脇の方書かれていたのだ。
それにつけても「世界保健チャート」ではその価値は伝わらない。
(訳し方の問題かもしれないが…)

ということで、その価値も含め中島流にネーミングすると
「一目瞭然!“先進グローブマップ”」となる。

何につけても“ネーミング”が大切な要素であることは間違いない。

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ファクトフルネスマップ

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目からウロコのおすすめ本

01/20
2020

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「一秒で捨てろ!」

成毛眞著の書籍で、
サブタイトルは “人生がときめく「逆転の整理術」”。
成毛氏は日本マイクロソフト株式会社の元社長で
今は投資コンサルタント会社社長。
直近では「amazon世界最先端の戦略がわかる」を読み、
参考にさせていただいた。

さて、この本の「はじめに」に、
“あなたが大切にしているものは全てゴミ”
と衝撃的な言葉が書かれている。

この本は「こんまりブーム」の影響もあるのだろうが、
“断捨離”をテーマにしているのだが、実は成毛氏は、
“カタチのあるものだけでなくむしろ無形のものの方が捨てにくい。
それをどう捨てるかが大切。“だと言っているのだ。

かく言うものの・・・なかなか捨てられないのが実態。
では、何を捨てるべきかと言うと、

・これまで常識だと思っていた固定観念
・成果に直結していない仕事
・断ち切れない人間関係
・集めても役に立たない情報・役に立たない書籍
・投稿しているが「いいね」が全くつかないSNS

どれもこれも捨てるには勇気がいるものだ・・・。

私の話になるが、実は5年前に社長を捨てた。
いや、交代したのだが・・・。
これが結果的にいい機会になったのだ。

それを機にさまざまな会議に出なくなった。
営業活動もしなくなった。
そうすると自分の時間の使い方が見えて来て、
優先順位がわかるようになったのだ。
すなわち社長交代をして結果的に“捨てる”ことに
つながったのだ。

パラダイムシフト75でもお話をしている通り、
今は大きな過渡期だ。
5G、自動運転、RPA、サブスク、ブロックチェーン
と次々に新しい技術、サービスが生まれてきている。
この新しい波を取り入れていかないと世の中の
流れから取り残されていく。
しかも、これらは今までのものを“捨て”ないと
入っては来ないのだ。

工場でRPA導入するのであれば、今までのものは捨てる
ことになるし、サブスクも所有せず使用する概念だ。
ブロックチェーンも今までの銀行との関係を
変えていくことになる。

iphoneも10を捨てない限り11にいけないし、
パソコンも同様だ。

過去のものを捨てない限り新しいものが入ってこないと
成毛氏が語っていることに全面共感する。

捨てる勇気が新しいものが「入ってくる力」となるのだ。

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捨てる勇気が必要だ!

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