これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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はなまるア・ラ・カルト

12/04
2023

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“掃除に学ぶ会”30周年記念イベント 野田元総理、石坂典子社長をゲストにディスカッション

野田元総理は、私のムリな振りにも、さすがに臨機応変に応えてくれたねぇ。
鍵山相談役とも松下政経塾で出会ってからだから
トイレ掃除も含めそのお付き合いは長いという。

そして石坂典子社長は歯に衣着せぬものいいで、スパッと答えてくれるし、
予定外の投げかけにも応えてくれるんだよねぇ(美人だし…)。
忙しい中、時間を割いて登壇してくれたお二人には、心から感謝!

この著名なお二人の話しにも、会場の450人の掃除人たちは
喜んでくれたわけだが、実はパネルディスカッションのPart 2
若手掃除人らによる“掃除に学ぶ会をどう引き継いでいくのか”の
そのリアリティある意見にかなり感動していたという。

若い掃除人たちも十分、鍵山相談役のその“掃除道”の価値であり、
意味を分かっているということ。
(よかった、よかった)

このイベントのプロローグとしての鍵山相談役がこれまで発信した
言葉による“オープニング動画”も評判がよく、
そしてメインイベントのための15分動画も
多くの掃除人から良かったとの声をいただくことができた。
(編集に手間をかけて良かったね)

これらも含めて、1年以上かけてこのイベントの世話係をやってくれた
“30(さんまる)プロジェクト”のみなさんに感謝である。
お陰さまで、意味ある「30周年イベント」とすることができ、
私も今、その役割を全うできたのかもと胸を撫でおろしているわけだ。

【イベントのコンセプトは“掃除に学ぶ会”のバトンをどう渡すのか?】
「この“掃除に学ぶ会”が歩んできた30年を振り返る意味もありますが、
30年を経過した今、この会はその牽引役を担ってきた
鍵山秀三郎相談役をはじめとして、多くの掃除人が掃除の現場で
その役割を担うことがかなり難しい時期に入ったと言えます。
すなわち、今こそこの会は“新たな掃除人”による“新たな在り方”を
見つけるタイミングを迎えているのです。

そして日本だけでなく地球規模で社会課題が山積しつつある今、
この“掃除に学ぶ会”も未来を見据え、何らかのカタチで貢献して行きたい。
ということから、今回のこの30周年を期に、
次なる時代の新たな“日本を美しくする会”づくりの
プロローグとしたいと考えているのです」
(これは私がファシリテーターとして、
パネルディスカッションの冒頭で語った内容)

というコンセプトを持って開催された“日本を美しくする会”30周年記念大会。
11月25日土曜日、西新宿の“ベルサール新宿グランド”にて開催。
全国から掃除人約400人が一同に集まった。
(いや、台湾からも50人を超える方々が集まってくれていた)
応援メッセージ動画は、台湾からはもちろん、
イタリア、ルーマニアからも寄せられていた。

ということで、記念式典、記念大会、懇親会と展開し、
みなさんの協力もあって、いい30周年イベントになったと思うのだが…
(果たして、450人の掃除人の評価は?!)

【これからは、ビジュアル・ストーリーテリングの時代】
何といってもサプライズは、記念大会の終わりに放映した
鍵山相談役からの1分間のお礼のメッセージ動画。
今回集まってくれた多くの掃除人が、90歳となった鍵山相談役の
現状を知りたかったのだ。

ということで、多くの参加者が画面に集中して見入ってくれていた。
今回のイベントでは、会場に大きなスクリーンが2つあることを
より有効活用しようと考え、会場をあえて暗くして動画を中心に展開する
“ビジュアル・ストーリーテリング”イベントとしてみた。

この狙いが奏功したイベント事例となったのかもしれない。
もしかしたらこの動画を活かしてイベント構成する展開も、
動画志向時代の“デザイン思考”なのかも知れない。

今後も“ビジュアル・ストーリーテリング”の時代は深まっていくに違いない。
動画をもっと有効活用しよう!

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“日本を美しくする会”30周年記念大会

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先取りビジネストレンド

12/04
2023

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コーヒーからエンタメ、そして日常生活へ! “サブスク”の新たな波が拡がる

今回のテーマはますます拡がりつつある“サブスク”。
行動経済学でいうところの“情報オーバーロード”であり
“選択オーバーロード”にならないためにも“サブスク”に注目したい。

“サブスク”を上手く利用することは、生活費の圧縮はもちろん、
選択に要する時間も圧縮できるというわけ。
“そもそも選ばないようにする”というのも効率化の戦略となる。

そこで注目したいのがコンビニカフェの“サブスク”。
私も毎朝と言っていいほど「コンビニカフェ」を利用している。
私の場合は、コーヒーそのままが苦手なこともあり、
少しは胃に優しい“カフェラテ”にしているわけだが…。

そんな中、こんな記事を目にした。

「コロナ禍の巣ごもりを背景に、家庭用コーヒーの消費量が激増。
2019年から21年にレギュラーコーヒー市場は、10%以上拡大し、
1日1回以上飲む人の割合は7割を超えていると言う。

コロナ5類移行で外出機会が増えた今、
“常習者”たちは様々なスタイルで外コーヒーを楽しむようになっている」

これは日経トレンディのヒット予測2024の記事。
この後コーヒーのサブスクのテスト販売についても発信していた。

「外出先で毎日飲むコーヒーの受け皿として、大本命なのが
コンビニのコーヒーサブスクだ。
全国展開中のチェーンはないが、兆しは現れている。
23年4月〜7月にはローソンが愛知の1部店舗で
月額1500円(税込)のコーヒーをテスト販売。

10月から11月末まではセブンイレブンが、東京と四国の1部店舗で
30日2000円(税込)のセブンカフェ・サブスクをテスト販売。
JR東日本の鉄道駅構内にあるニューデイズでも、
1部店舗でコーヒーサブスクを実施していた」

これらコンビニの“サブスク”は、ビジネスモデルとしても的を射ているわけで、
今後ますます広がる可能性が高い。
もちろん消費者にとっても安い上、
外出中に好きな場所で楽しめるメリットもあるわけだ。

このコンビニカフェの“サブスク”は、2024年のいつ頃から始まるのだろう。
そして私の飲む“カフェラテ”も、対象にしてくれるだろうか?!

【今や、ユニークな“サブスク”が目白押し!】
ちなみに、貴方がすでに利用しているサブスクはどのくらいあるだろうか?
代表的な“サブスク”としては、すでに多くの人が利用してるだろう
動画配信や音楽配信などがあり、自動車や家具・家電、バッグや服などの
製品をレンタルするサブスクも多く出回っている。

あーそういえば、ビジ達にも度々登場するエアークローゼットの
天沼社長が展開するファッションレンタルも“サブスク”だった。
結果的には上場まで漕ぎ着けたわけだし、事業のビジネスモデルとしても
“サブスク”は意味あるサービスシステムということ。

このところの変わったサブスクだと、日本各地の家に住み放題のサービスや、
提携美容室通い放題など施設利用型もある。
という流れで、今どきのユニークな“サブスク”を検索していると…
思いもしない“サブスク”がどんどん出てきていた。

◆韓国のトレンドが届くサブスク♪「ondat!(オンダ)」
韓国で人気のトレンド商品や、厳選された韓国ブランドの商品が、
自宅に定期的に届く。
(「ondat(オンダ)」とは、韓国語で「来る」という意味)

◆ 小説と珈琲が毎月届く!新感覚の体験型定期便「ものがたり珈琲」
毎月世界No.1バリスタ監修のコーヒー2種類と短編小説がセットになって届く。
→小説にはコーヒーに関するシーンがあり、自分も物語の世界に入った気分に!

◆ ゴルフのラウンド回り放題!「Tee Rex」
対象のゴルフ場のプレー枠を、メンバーがシェアする
サブスクリプション方式の会員組織
→ 追加料金なしで回り放題になるのは、平日のみで、土日祝日は追加料金が

◆ エンタメのサブスク!?「recri(レクリ)」
趣味嗜好や価値観に合わせて自分だけにセレクトされたおすすめの
エンタメチケットが届くサブスク。
→“新たな趣味に出会いたい!”という方におすすめのサブスク

◆ 東京にもう1人のお母さんが!「東京かあさん」
“東京かあさん”は、一言で表すとと「お母さんのサブスク」。
→ 熟練主婦の経験と知恵を活かし、家事代行に留まらず、
子守りや人生相談など、なんでもOKのユニークなサービス

いかがだろうか。
すべてが加速する時代、そのサブスクの波は、
思いもしないところに拡がっていたということ。

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ビジネスモデルとしても的を射ているコンビニの“サブスク”

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選ばれるビジネス

11/27
2023

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にわかに登場し始めた“AIタレント”は、業界の今後をどう変えていくのか?!

「今から、始める。
コレステロール、体脂肪に、美味しく飲みやすい。
特保“お〜いお茶 カテキン緑茶”伊藤園」
50歳くらいの白髪が少し混じった女性が、
笑顔で元気に手前に向かって走ってくる。
そして、“現在”というという大きな文字をバックに、
その女性の20代と思えるハツラツとした可愛い女性に変わる。
そして「今から、始める…」とナレーションが入るわけだ。

みなさんはすでにこのCMを観たことはあると思うのだが…
もしかしたら、このところはテレビ番組の録画を、
CM飛ばしで見る人も多いので、意外に出会ってないことも考えられる。
(ということから、CMの効果は下がっているのかもしれないが…)

【ついにテレビCMに、人間らしいAIタレント登場!】
この伊藤園のCM、今注目のAIタレントを起用した事例なのだ。
この“お〜いお茶CM”は、果たしてビジネスの世界に新たな風を
吹き込む存在となるのだろうか。

このCMの趣旨は、今飲む“お〜いお茶”が、
その後の50代の元気をつくり出すのだということ。
だからタレントを使って特殊メイクをするよりも、AIタレントの方が
効果的に演出できるということなのだろう。
どこかで見たような顔のようにも見えるが、誰というわけでもない美人。
そこがこのCMのポイント。

AIタレントの最大の魅力は、その無限の可能性にある。
不祥事やスキャンダルのリスクがなく、
24時間働けることは、ビジネスにおいて非常に魅力的。
また、多言語に対応し、クリエイティブな活動も可能な点は、
企業や広告業界にとって大きな利点となる。

導入コストについては、初期費用こそ必要だが、
その後の維持費はかなり低コスト。
これにより、人件費や健康診断、保険料といった
通常のタレントにかかる多くのコストを削減できることになる。
そして伊藤園のように、これまではその表現が難しく諦めていたことも
可能になるという。

もちろんクリアにしなければならないこともいくつかある。
肖像権や著作権の問題もあるわけで、
進めるときはかなり慎重にならなければならないことは間違いない。

【AIは脅威にもなるが、取り込めば心強い味方になる?!】
経営者仲間に、外国人タレントに特化してCMやテレビ番組、
モデルなどを供給する会社の社長がいるのだが、
かなり脅威に感じているという。
もちろん現状のビジネスを考えると、AIに取って代わられる可能性は
少しずつ高くなるわけだから、それも十分わかる。

ところが広告業界にしてみると、これまでは不可能と諦めていたCM演出が、
このAIの出現によって可能になったのだ。
20代のみずみずしいタレントと、その未来を想像する50代を
自然に演出できるようになったということ。
やっぱり一番の安心は、常に気にかけていた
不祥事やスキャンダルのリスクがなくなることかもしれない?!

とにかく、人間との共存が重要であり、
AIだけでは人間の温かみや感情、倫理観を代替できないわけで、
AIを使いつつも、人間との調和を保ちながら活用することが
求められるということ。

ということで、その外国人タレントに特化した
プロダクション経営者へのアドバイスは、“AIタレントの取り込み”。
すなわち「選りすぐられた外国人タレントも多く揃えていますが、
これからの業界を演出するAIを駆使した“AIタレントづくり”も
当社にぜひご相談ください」となる。

AIは私たちのビジネスの効率化も含め、可能性をより拡げてくれるもの。
「生産性も上げてくれるし、新たな拡がりも演出してくれます。
ぜひ敵に回さず、味方につけましょう!」と言いたい。

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AIタレントを初起用

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シナジースペシャル

11/27
2023

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満票での2回目MVP受賞の大谷翔平選手は、当然、“大きな岩”を先に入れていた!

「エンゼルスの大谷翔平選手が、今シーズン、
最も活躍した選手に贈られるMVP=最優秀選手に選ばれた!」
のニュースが、あちこちから舞込んできた。
みなさんもご存知と思うが、大谷選手は、2021年に続いて
投票した記者30人全員が1位票を入れる満票で受賞が決まり、
大リーグ史上初めて満票で2回目のMVP受賞となったのだ。
(すげ〜、誰もの想像を超える活躍!)

2023年は、春のWBCでの優勝も含め、日本人の誰もが大谷選手から
たくさんの感動をもらったことだろう。
そして朝がたの大谷選手のホームランを知って、
私たちはとにかく気分をよくして、毎日の仕事に向かった。
その回数はなんと44回も。
(1日に複数本打ったときもあったから…)

さて、先週のビジ達で「あなたは砂利から入れる? それとも大きな岩から?
と投げかけ、大きな岩を先に入れない限り、
大きな岩が入る余地は二度となくなると発信した。
すなわち人生においては、“大きな志”を先に壺に入れない限り、
目先の“欲求”や“必要”でいつの間にか壺はいっぱいになってしまう。

大谷選手は、18歳の高校生の時から“大きな志”、
すなわち大リーグで活躍することを掲げていたわけで、
例のマンダラチャートの中央には、“大リーグでのMVP”が入っていたのかも?!
いや、WBCでの優勝も掲げられていたのかもしれない。
やっぱり壺に“大きな志”を先に入れていたからの活躍であり結果ということ。
先に入れていない限り、日々の発想も行動も変わってくるわけだから
この結果には至らないわけだ。

【“7つの習慣”の時間管理のマトリックスも、ビジネスにおける大きな岩の話】

この「大きな岩と小さな岩」の寓話は、
さまざまなことの優先順位の重要性を語っている話であり、
ビジネスにも充分応用ができるわけだ。
そこで先日のあるセミナーでは、『7つの習慣』(スティーブン・コヴィー著)の
“時間管理のマトリックス”と、この寓話を連携した内容としてみた。
するとビジネスにおける“時間管理”の大切さは、
より理解してくれたようなのだ。

多くのみなさんは知っていると思うが、時間管理マトリックスは、
「重要かつ緊急」「重要だが緊急でない」「緊急だが重要でない」
「重要でも緊急でもない」という4つの領域から成り立っている。
重要度と緊急度を軸に、タスクや活動を分類する手法。

第1領域(重要かつ緊急)は即時対応が必要な重要な仕事や緊急事態。
第2領域(重要だが緊急でない)は計画的で持続的な活動や目標設定など。
第3領域(緊急だが重要でない)は他人の緊急要求や一時的な問題など
中心的な目標から外れたタスク。
第4領域(重要でも緊急でもない)は娯楽など非緊急でかつ重要でない活動。

この時間管理のマトリックスを使うことで、重要な仕事を優先し、
計画的な時間の使い方を促進することができるというもの。
もちろん、この“重要だが緊急でない”第2領域がポイント。

これこそがビジネスにおけるミッションやビジョンを
確認するための時間であり、新しいステージに上がるための
シミュレーションであったり、さまざまな戦略づくりであったり…
もしかしたら異業種の経営者たちとの交流や勉強会もこれに含まれる。
すなわち、緊急ではないが優先的にやらなければならないことである。

そう、この時間管理における第2領域こそが、“大きな岩”のあれこれであり、
優先順位を持って壺に入れなければならないことなのだ。
大谷選手もこの第2領域を優先して時間を活かしているに違いない。

それにしても大谷選手は、大志を抱いていたとはいえ
常人にはできないことをどんどんやって退けている。
多くの人は大谷選手のマネをすることはできないだろうが、
応援はできるわけで、これからも応援はぜひして行きたい。

ということで、私が今更大志を抱こうとしても、私の壺はすでにいっぱいで
多分入る隙間はもうないことだろう。
ならば、そんな大志を抱く若者を応援するのが
これからの役割なのかもしれない。

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大きな岩から入れていますか?

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先取りビジネストレンド

11/20
2023

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mont-bell(モンベル)が、小学生の“通学ブルー”を解消! “発想のジャンプ”が新たなビジネスを創造する

伝統の人工皮革・牛皮製のランドセルが、
いま、ナイロン・ポリエステル製に置き換わろうとしている。
小学生はとにかく重いランドセルを背負わされているわけだ。

今どきの子供が背負わされているランドセルの重さは、
2022年度で4.28kgに達し、半数以上が明らかに負担を感じているという。
そしてそこにiPadと水筒も持っていく生徒はなんと5~6kgだと。

ちなみに私が背負う吉田カバンのバックパックは通常7キロ以上。
かなり重い方だが、セミナーやプレゼンに使うiPad Proから
さまざまなコネクター、そしてコンテンツづくりのための書籍をも
常に持ち歩いているからだ。

とはいえ、私は大人である。
小学生にとっての5~6キロはかなりの負担であることは間違いない。

そんな中、“発想のジャンプ”と新たな組み合わせにより 
課題解決ビジネスが展開されつつある。

【アウトドアメーカーのmont-bell(モンベル)が創る、多機能なランドセルの意味】
少し前にもビジ達でmont-bellの辰野会長を紹介したばかりだが、
ターゲットは違えども、さすがその道のプロがそのノウハウを活かして
提案するランドセルはこれまでとかなり違っていたようだ。

あるニュース記事に「いま総合アウトドアメーカーのmont-bellが、
新しいタイプのランドセルを制作、従来のランドセルとは違った
デザイン・コンセプトで話題を呼んでいる」と。

mont-bellが発表した通学用バックパックは「わんパック」。
2021年に富山県立山(たてやま)町からの依頼で創られた通学用バッグだが、
反響を受けて2022年12月から一般販売もスタートし、
23年度分は早々に完売したという。
なんと一般用の“わんパック”の価格は1万4850円。
(ネーミングも面白いし、保護者には手頃な価格!)

ところでなぜ総合アウトドアメーカーmont-bellが
ランドセルを作るに至ったのか?!
実は、アウトドアを楽しむフィールドが多くある立山町とは
その付き合いも長く“包括連携協定”を結んでいた。
ということからmont-bellがお手伝いすることになったようだ。

そもそも、なぜ立山町はオリジナルの通学用バッグの開発を考えたのか。
入学準備をする保護者などの経済的負担を軽減したい。
そして軽量化によって児童の身体的負担の軽減も考慮してのこと。
新入学児童に対する通学用リュックサックの無償配布についても
検討していたという。

ちなみに2022年4月入学のランドセルの平均価格はなんと5万6425円。
(ゲゲ〜高〜い!)
セイバンの“天使のはね”シリーズの売れ筋は6〜7万円。
ミキハウスの“コードバンランドセル”に至っては、なんと33万円。
55%以上の人たちが5万5000円以上のものを購入しているという。

【今こそ次なるステージへ、“発想のジャンプ”とチャレンジを!】
これからは「課題を発見し、意味を創出する」時代だと繰り返しているが、
これまでのビジネス領域であり市場にこだわっていてはその先はない。
日々の時間の使い方も、ビジネスの取り組み方も変えないことには…

今回の立山町にとってもmont-bellにとっても、
新たなチャレンジにより新たなステージがそこに生まれたわけだ。

先にビジ達で紹介した、“墓石余りのアップサイクル”の事例もそうだが…
今までは産業廃棄物として捨てていた墓石の余りをアップサイクルすることで、
墓石製造会社とは無縁だったレストランや高級旅館との取引に
辿り着いたという。

これまでにない発想と新領域へのチャレンジが、
新たなビジネスマッチングをも実現したわけだ。

まさにこの“発想のジャンプ”がないことには次なるステージは見えてこない。
この事例でも、あるビジネスコーディネーターのような人物が介在していたが、
多くの情報が集まるところに出向き、さまざまな人たちとの交流無くして
新たなチャンスも次なるステージもやってこないということは間違いない。

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通学用バックパック“わんパック”

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