04/28
2014
日本人のプライドを復活!
「あのばばぁの方は愛想悪いなぁ。
オレはダメだなぁ。」
70代も中頃だろう二人組の男性の1人が
その中居さんに聴こえるかもと思える声で
この言葉を口にしていた(昼食時の和食店でのことだ。
確かに愛想のない中居さんではあるが…)。
すでにワインを飲んでいた様子から、
言葉が軽くなっているよう。
とにかく美しくない! 言葉も美しくないが、
その言葉を口にする姿が美しくない。
この発言は年齢からくる“羞恥心”の
欠如からくるものだろうか。
それとも、社会的立場からの
“自尊心”によるものだろうか。
とにかく、周りに聴こえるような
声で発言していることには、
その人間性に醜さをも感ずるのだ
(どうしたらこんな風になってしまうのだろう!?)。
こんな良くない言葉を度々口にしていると、
少しずつ少しずつその人の運気は良くない方に
動いていくことを教えてあげたい。
そう“言霊”のことだ。
実はこの事件だけでなく、
年輩の男性がマナーやモラルない行動を
取っているシーンをよく目にする。
先日も、私の前を歩いていたオジさんが、
手にしていたゴミだろう紙くずを道路脇に
臆面もなく捨てているのだ。
「それ!醜い!」と声に出しそうになってしまった。
こんな言葉を投げかけると、一悶着起きちゃうからねぇ~
(何度か起こしたことがあるけど…)。
できれば先輩たちには、その経験を活かして
みんなの手本となるような言動をして欲しいと
思うのだが…。
先の石門心学・実践講座のゲストスピーカーとして
来て頂いた「富の山の人」の著者・森田裕一さんが
こんなことを語ってくれていた。
富山の薬売りは、
「いつもテレビに映されていると思って行動しろ」
と言われていると。
まさに多くの人の前で言えないこと、
出来ない事はしてはダメなのだ。
これが、“プライド”を持つということにつながる。
私も 実は、よく上から誰かに
見られていると思って行動するようにしている
(気が緩むときがあるからねぇ~)。
先程のオジさんたちは、“プライド”を
どこかに置き忘れてきたのだろう。
東京オリンピックが開催される
2020年に向けて、“日本人のプライド”を
より確かなものにしようと思っているのだが、
残念だがまだまだのようだ。
道に落ちている目に見えるゴミは拾えるが、
オジさんたちの心のゴミはなかなか拾えない。
どうやって“日本人のプライド”を復活させるか!?