これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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05/25
2020

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まさに「終わりの、始まり」!?

→米高級百貨店の“ニーマン・マーカス”が破綻‼︎
昨春、念願NYマンハッタンに上陸したばかりなのに…
→米老舗百貨店“JCペニー”も連邦破産法申請‼︎

→英“ローラ アシュレイ”が経営破綻、
新型コロナが業績悪化に追い討ち‼︎
→“キャスキッドソン”の英国内60店舗すべて閉店‼︎
心配していた日本法人も破産に‼︎

↓ ↓ ↓

私が初めてアメリカ大陸に上陸した1990年代、
コンサルタントの先輩に連れられて“ニーマンマーカス“も“JCペニー”も
あるショッピングモールで入店し、
「これがアメリカの百貨店かぁ!?」と見上げた記憶が。

そこでショッピングする経験も大切と教えられ、
いろいろ物色するわけだが、残念ながら私が買うものは一切なかった。

そして話は英国に移るが、“ローラアシュレイ”の商品イメージは
大体頭に浮かべられるが、残念なら“キャスキッドソン”の花柄プリントとの差を
言葉にするのは難しい。
(私からすると、遠くにある存在ってこと)
とはいえ、人気のブランドであったことは分かる。

とにかく、新聞やオンラインニュースには
連日このような見出しが発信されている。
日本ではご存知のようにレナウンが民事再生手続きをしたばかり。

確かにアパレルブランドと百貨店はこの“コロナ危機”がなくても
厳しい背景にあったわけで、まさに追い討ちをかけられた状況だ。

私にとってはファッション業界についても企業の破綻情報も
得意な分野ではないのだが…
ある情報誌紙には、今回のレナウンはアパレル業界の
「終わりの、始まり」とあったのだ。

おーまさに「終わりの、始まり」。

アパレル業界だけでなく、全ての産業構造の変革期でもあり、
そのタイミングでのこの“コロナ危機”。
ということで、これら“終わり”のニュースは
あくまでプロローグと捉えた方がいい。

このコロナ危機は地球規模のグローバル経済下において
広さ、深さ、長さのどれをとっても強い破壊性を持った存在なのだ。

ならば、コーポレートアーキテクチューを根こそぎ転換して
新たなステージに進もう。

これが私が提唱する「コロナ・トランスフォーメーション」というわけ。
「ビジ達 7」で熱く語ってます。
https://www.youtube.com/watch?v=IzaXinJatGY

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変わるなら今!

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05/25
2020

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“Coronaトランスフォーメーション”の実践!

先週も“Chance to Challenge”と題し、
今こそ“Nextステージ派”になるべきと発信した。

私は、“パラダイムシフト75”として、
グローバル経済化、デジタル化の促進により、
価値観が転換する時と以前から発信していた。
そしてデジタル革命による“破壊的イノベーション”が起き
産業構造の大転換期だと目されていた、まさにこのタイミングで
コロナショックが起きたのだ。

コロナによる影響が出始めたのが2月からだとすると
まだ3ヶ月しか経過していないのに、“広さ・深さ・長さ”
において既に過去の危機を上回る“破壊的危機”
となるのは間違いない。

アフターコロナでは以前に戻るのかというと・・・、

旅行について・・・
海外からのインバンド需要はコロナが収束したとしても
簡単には戻らない。一度ボーダーが出来てしまったので、
しばらくは海外への旅行を控えるだろう。
国内旅行は徐々に増えて行くだろうが、完全に戻るには
数年の歳月がかかる。

外食産業について・・・
オンラインをベースにしたデリバリー需要が大きくなっていく
のは間違いない。
実際、都心では、ウーバーイーツや出前館のバイクを
頻繁に見かける。
(店需要が以前のように復活することはないだろう)

働き方改革について・・・
私の会社でもほとんどのスタッフは自宅で仕事をし
ほんの数名だけが出社している状態。
テレワークが浸透すると、スタッフ全員が集まることは
特別なとき以外ないだろう。
それは、時間の節約、交通費の節約、賃料の節約にもつながる。
その上、都心への人口の集中は地震や災害を考えると
リスクが大きく避けるべきだと多くが気づき始めた。

この3点をとってももう以前と同じにはならないことが明白だ。
そこで、私は声高く“コロナ・トランスフォーメーション“の実践!
と発信したい。
トランスフォーメーションとは、“大きな改革”という意味。
すなわちコロナ禍により、より速く、より大きく、より確かに
変革しなければならなくなったわけだからだ。

それは、
1.日本社会における Japaneseトランスフォーメーション。
 足踏みしていた日本の産業構造も含めた社会構造の大変革ととき。
 少し前までは Japanese up-cycleと発信していたが、
 もはや、up-cycleでは不十分となったがゆえの
 トランスフォーメーションなのだ。

2.Corporateトランスフォーメーション。
 会社の中での組織、評価基準、デジタル化、働き方等を
 ドラスティックに変えていく。

そして、この2つのトランスフォーメーションを進めていく上で
大切なことはミレニアム世代へ委ねていくことだ。
これからの時代をつくるミレニアム世代が
この難局に対応することで、新たな価値観がビジネスに反映されて
いくということなのだ。
さぁ、この期に、私達の世代交代も進めていこうではないか。

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今が変化のとき!

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目からウロコのおすすめ本

05/25
2020

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“曹操孟徳”は超マクロ思考の哲学家

この本のタイトルは『蒼天航路』。
これは、モーニングに掲載されていた漫画で、
1994年から連載開始(約10年間)。もう四半世紀前の作品だ。
実は、当時の私は『課長 島耕作』のついでに(!?)
ときどき読んでいたものだ。

コロナ禍で、お店が開いておらず、自転車で走っていると、
高田馬場のTSUTAYAが開いていた。
店に入り、思わず手に取ったのがこの本なのだ。
ステイホームということもあり、
この際、じっくり読んでみたくなり、
5~6冊づつレンタルして、数週間に渡り、
全36巻を読破したところだ。

原画は王欣太(KING GONTA)氏。
『三国志』を描いている物語。
もともとの三国志は劉備玄徳を主人公に描いていて
どちらかというと曹操は悪役として描かれているわけだが
ここではその曹操が主人公だ。

この本は、とにかく、絵がかっこよく、美しい。
画力がすばらしく、迫力と臨場感は圧巻だ。
加えて、文学的そして哲学的要素も取り入れられ
曹操の語りの表現も詩的で美しい。

こんな表現もあった。
「それだ。政(まつりごと)だよ。
自分のやりたい戦(いくさ)を考え続ければ、
おのずと政に繋がってゆく!
それでいいのだ。」

曹操孟徳は、「目の前の闘いに勝ち、領土を拡げればいい」
という考えは持ちあわせていない。
闘いの後の、政に目を向けているのだ。
この一例をとっても、曹操の“発想”と“リーダーとしての存在能力”に
美しさすら感じる。
この戦国時代を新しい時代の“訪れ機会”にしようと
さまざまなチャレンジを試みている。
すなわち、曹操は新しい秩序を持った新生“中華”を
創ろうとしたのでは!?

時には、400年以上続いた漢の時代の
孔子・孟子・荀子たち儒者をも否定し、
様々な能力を持ったひとたちの登用も試みているのだ。
(ちなみに、三国志の時代は紀元180年から280年頃までの話だ)

私はこの新しい時代をつくるために奮闘した
曹操孟徳に、“超マクロ思考”を感じた。
“超マクロ思考のマトリクス”は以前にも紹介したが、
まさしく曹操孟徳は“超マクロ思考”で、
新しい中華をつくるために思考を重ね、そして戦う
哲学家、リーダーというわけ。
さらに、様々な分野の芸術家も集め、
新しい価値観で国を作ろうともした。
まぁ~私のような者には当然“憧れの存在”となるわけだ。

ステイホーム中に読んだ『蒼天航路』は実にさわやかだった。
まだステイホームが続くのであれば、TSUTAYAに
行けばすぐに借りられるはずなので、おすすめですよ。


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蒼天航路は実に爽やか

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モーニングに掲載されていた

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ぜひご一読を

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05/18
2020

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“クラウン K”のzoomパフォーマンスがスゴい!!

ほ~まずはバルンアートね。
ジャグリングも観せてくれるんだ。
おっ、脚立上げも…えっ2つを組み合わせて上げちゃう!?
さすが“クラウン K”。

いつものジャグリングも、カメラからの距離を考えての
パフォーマンスに!
バルンアートもzoomを意識しての遊びを加えての展開。

そして、お得意のパイプ椅子を積み上げての
バランスパフォーマンスも、道化師らしい面白みをを加えて
しっかり観せてくれた。

素晴らしい!!
まさに、Chance to Challenge!

↓ ↓ ↓

今回は全てzoomを通しての名古屋からのパフォーマンス。

このコロナ禍において、お金になるならないは別として
“クラウンとしてのできること”をどんどんアイデアを出し
実践しているのだからスゴい!

東日本大震災でも、熊本の地震でも
とにかく、すぐさま行動するのが“クラウンK”こと
大棟耕介氏なのだ。

今回のリーダーズセミナーの参加メンバーたちも、
zoomでここまでパフォーマンスを観せてくれて、
そしてクラウンとしてできること、実践してることを
どう思考し行動に移しているかを語ってくれるわけだから、
仕事をするものとしての驚嘆もあり、みんの満足度も高かったはず。

実は、今回のコロナ禍により、ホスピタルクラウンとして
全国の病院に行けなくなってしまったのだ。
すると「行けなくなってゴメンなさい!」の
ちょっと笑えるポスターを全国の訪問予定の90カ所以上の
病院に送付したという。

そしてホスピタルクラウンとしての活動が出来ない分、
YouTubeやzoomで対応しているという。

今回は前日に急遽お願いしての
名古屋からのzoomによるパフォーマンス生中継だったのだ。

さて、このコロナ禍でも“クラウン K“はzoomを通してなら
いろいろなパフォーマンスをやってくれるよ!?

こんな時こそ、“クラウン K”なのかもしれない!!

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こんな時こそ、“クラウン K”

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05/18
2020

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大里綜合管理は”3.0“へ

3月末に大里綜合管理の第46期、経営計画発表会へ参加してきた。
いつもなら多くのゲストをお招きし、開催されるのだが、
新型コロナウィルスの影響もあり、
残念ながら社員プラスαの人たちの発表会となった。

野老真理子氏のお母さんで熊木さんという方が
大里綜合管理の創業者。。
ご存知のように、二代目社長の野老真理子氏は
メディアへの出演も多く、
国の“おもてなし経営企業選”にも選ばれ、
地域に貢献する企業として注目をあび、
会社の存在感は大きくなっていった。

野老真理子社長は還暦を迎え、
ついにご子息の33才の野老憲一氏に社長の座を
バトンタッチをした。(5年計画だったという)
ゆえに憲一氏は三代目であり、タイトルに「3.0へ」と記した。
今回は新社長として初めての経営計画発表会だった。

新社長はこの経営計画発表会において二代目が開拓をした
学童保育や地域貢献活動を踏襲しながらも、
いくつかの特徴をもった新たな展開についての発表があった。
それは、
・居住支援事業に力を入れる(多様性を活かした地域貢献)
 元受刑者や高齢者、障害のある人たちに家賃債務保証をし
入居してもらう計画。
・会社の消費電力を100%自然エネルギーで賄う
 東日本大震災や昨年の台風で電力供給の必要性を感じてのこと。
 有事の際には電気自動車の電気供給だけでは賄えないと
 判断しての決断。

誰もが口にする「不易流行」という言葉がある。
これは「変えるべきものと、変えてはいけないもの」
という意味だが・・・。
大里綜合管理の今までの地域への貢献を踏襲することが
「不易」の部分であり、新計画は「流行」部分だ。
そしてこれに加えて、“デジタルシフト“と、
大網白里地区の“Wants”、つまり新しい時代の価値観を
経営戦略に盛り込み、ビジネスを展開していってほしい。
すなわち、デジタルを駆使して、地域における
新しい大里綜合管理としての存在理由に向けて
チャレンジすることを望む。

今回の新社長誕生を機に、野老真理子氏と同年代の60才前後の社員の
方々が同時に5人退職し、マネージャーも若い世代へと変わり
新組織へと移行した。

まさにパラダイム(ある時代におけるものの見方や捉え方)が
大きく変わる今、企業経営は新しい価値観を備えている
ミレニアル世代への“リーダーシフト”の時代となっている。
そういう意味で、実にいいタイミングでの世代交代だと感じた。

私は憲一社長を10才のころから知っていることもあり
どんな発表会となりか心配してたわけだが・・・、
毅然としたプレゼンだったことに安堵したわけだ。
新社長のもと、バージョンアップした
次なる大里綜合管理に期待したい。

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ついにバトンタッチ!

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次なる大里綜合管理に期待したい

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