これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

HOME

ビジネスの達人

モバイルショット

03/04
2013

そのマンゴプリンそんなに美味しいですか?

私「この“メロ”ってどんな魚なんですか?」
ゴムっぽい前掛をしたスタッフ「メロはメロだよ!」
私「…………。」

なんだ、この対応は! と、怒りが。
でも、なかなかはっきりと言えないタイプの私は、
何も返さず、その売場に背を向けて帰路についたのだ。

実は、メロは通称銀ムツのことなのだが、
法律の改正により原産地などの
名称表示をしなければならず…
ということで、デパートの地下食品売場での
先程のやり取りとなったのだ。

それからというもの、私はその魚売場は
あえて避けるように。

実は、スーパーマーケットでも
デパートの食品売場でも、
このお客さまとの接点こそが、一番大切なところ。
当然、レジもその接点のポイントとなるわけで…。

いまどきの売場は、セルフサービスが多く、
お客さまとの接点は、かなり限られている。
だからこそ、その接点がお客さまとの大切な
コミュニケーションの場となるのだ。

レジでは、「お待たせいたしました。
〇〇カードはご利用ですか? 失礼いたしました」。
お客さまと目も合わせず、
マニュアル通りの言葉を投げかける。
ほんとにこれでいいの?

お客さまとの接点ということは、
対応次第では、よりいい関係も築けるということ。

実は、しばらく前に、あるスーパーマーケットで、
レジのお姉さんが私を見て、こんな投げかけをしてくれたのだ。

レジのお姉さん「そんなにそのマンゴプリン美味しいんですか?」
私「まぁね、これを冷凍庫で冷やして…………」
レジのお姉さん「私も試してみよう~っと」

私とのこのやり取りで、
いま買ったばかりのマンゴプリンを
彼女にプレゼントしたくなったほど心が動いたのだ。

接点が少ないからこそ、その接点が大きなポイントとなるってことだ。

それほど美形ではなかったお姉さんだったが、
すご~くチャーミングに見えたのはもちろんだ。

Exif_JPEG_PICTURE

マニュアルのみでは寂しい

Exif_JPEG_PICTURE

心のあるレジ係りを目指して

ページTOPへ
はなまるア・ラ・カルト

03/04
2013

ara

“見・投資”流 ワークライフバランス

日本人の平均睡眠時間をご存じだろうか。

20代は約7時間半。
30代は約7時間。
40代・50代は約6時間半。

「おいおいおい。」と私は思うわけだ。
若者よ、たっぷり寝ている場合じゃないぞ、と。

「鉄は熱いうちに打て」とはよく言ったもので、
20代はビジネスシーンにおいて
もっとも吸収力があり、
柔軟にものごとを学べる時期。
だからこそ、この時期に集約して多くのことを
学ぶべきだと思うのだ。

こんなことを考えながら、心の中で若者へ
エールを送っていると、
このところよく耳にする「ワークライフバランス」
という言葉が頭を過ぎった。

「ワークライフバランス」とはご存じのように、
仕事と生活をバランスよく調和させ、
各々に合った生き方を実現する概念のこと。
(その解釈のほとんどは、
「働き過ぎに注意」って感じ!?)

だが、ちょっと待て。
本当にその時々の仕事と生活の
バランスを考えるだけでいいのだろうか?

20代の時に努力を集約することで、
質の高い学びが得られるというように、
その世代に合った
適切な生き方(仕事と生活のバランス)を
するのは大事なこと。

しかし多くの人たちが語るワークライフバランスは、
世代に関係なく、仕事と生活のバランス! と
発信するだけ。

これには意義アリ!

先を見通し、その世代に合った
適切な時間を投資する。
まさに私が提唱する“見・投資”の
理念を盛り込むことで、
真のワークライフバランスは完成するのだ。

この理念の重要性は、「秋山木工」からの
教えが裏付けてくれた。
僭越ながら、私が勝手に考えさせて
いただいているステージ名とともに
「秋山木工」のワークライフバランスを
紹介したいと思う。

まず入社してから4年間は、「丁稚ステージ」。
1日15時間以上(?)を費やし
丁稚として修行に励む。
これは、職人にとって最も大事な
「人づくり」を若いうちに徹底しようという取組だ。

20代前半では、この膨大な時間投資を経て、
このステージをようやくクリアすることができる。

そして、次なる20代後半から30代にかけては
「発揮ステージ」。
ここでは1日10~12時間程度を投資し、
学んだことを職人として実践。ひたすら経験を積む。

次の40~60代は「大志・育成ステージ」。

このステージは、投資時間自体は
8~10時間程度でいいだろうが、
残りの時間を人と会ったり、本を読んだりと、
先のために仕入れをしないといけない時期だろう。

また、経験を積んだ中年だからこそ
できることを考え、
次世代の育成も担っていくステージでもある。
“中高年よ、大志を抱け!”ということ。

このように、ワークライフバランスに、
“見・投資”という概念を加えると、
当然、世代によって仕事にかける
時間は変わってくる。

ビジネスステージにおける40年という長い年月。
“見・投資”のあるワークライフバランスを
意識して実践することで、
そのプロセスで得られる貴重な経験やノウハウを、
より有意義なものとして吸収していこう。

いくつになっても人から期待される
自分でいたいからねぇ~

ara

仕事道の極意から相乗効果!

ara1

バランスが大事! とは言うが…

ara2

しっかりとしたビジョンはある?

ŽdŽ–“¹

これからも成長あるのみ!

ページTOPへ
先取りビジネストレンド

03/04
2013

trend1

手亡豆(てぼうまめ)から、日本の農業の革新へ

「これ、“手亡豆”の餡が入ったどら
焼きなんですよ~!おいしいですよ~!」

“手亡豆”。
この言葉を聞いたのは20年、いや30年ぶりだろうか。

私の出身地である北海道芽室町を
含む十勝地方は、
大豆や小豆など、豆類を生産する
農業が盛んに行われている(いた、かな?)。

私も小さい頃はよく豆刈りを
お手伝いさせてもらった(手伝わされた…?)ので、
“手亡豆”はとてもなじみ深い作物なのだ。

“手亡豆”は蔓があり、収穫するには
とても手間がかかる。
そのため出荷数が少なく、
あまり知られていないのが現実だ。
しかし手亡豆はクセがなく、
白餡にすると非常に美味しい。
(どら焼きもすごく美味しかった!)

こんなに美味しい手亡豆を食べることが出来るのも、
日本の農業の質が高いからだと言えるだろう。
そんな日本の農業においても、今注目を集めているのが“TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)”
加入の問題。

これにより、農家の人たちは大打撃を
受けると危惧されていて、
今まさに私たちの語るビジネスだけでなく、
農業も過渡期を迎えていると言っていいだろう。

私の地元、十勝の農家を見ても、
ここ20~30年で農業が変わってきて
いるように感じる。

40~50年くらい前は、豆類やじゃがいもを中心に
作っていたのだが(酪農もあったけど…)、
近年は、長芋やキャベツ、
アスパラやゴボウ、ユリ根など
幅広く作物を作っている。

変わったのは「何を作るか」だけではない。

中には、あの奇跡のりんごで知られる木村秋則さんの無農薬・無肥料を学び、取り入れている農家も出てきた。

さらに、育てた野菜を加工してから流通させるという
“第6次産業化”を視野に入れた農家も出てきている。

それぞれの農家が、作るものを考え、
質を高め、第6次産業化を進める。
生産から流通まで考えて展開することができれば、
TPPはそれほど恐いものではないと思われる。

日本の農作物は他の国に比べて、非常に質が高い。
他国には真似のできない“質”で勝負をしていけば十分に対応できるだろう。

アサヒビール再建の立役者・樋口廣太郎氏の言葉
「挑めばチャンス、逃げればピンチ」にもある通り、
日本の農業はまさに“新しい農業のあり方”を
見据えた、革新を進めていくべき岐路に立っているのだ。

ところで、今、手亡豆は十勝のどの辺の農家が
どんな生産の仕方をしているのだろう。
きっともう、あの頃の手間のかかる“豆刈り”はしていないはず。

trend

ビジネスも農業も変化の時!

trend2

何十年ぶりかの手亡豆との再会

trend1

上品な甘さがたまらない…!

ページTOPへ
シナジースペシャル

03/04
2013

sny5

今年はニューヨーク&シカゴ研修ツアー

毎年恒例の海外研修ツアー!!
今年の目的地はニューヨーク&シカゴに決定!

過去の海外研修でも何度か
訪れているニューヨークだが、
やはり3、4年もするとトレンドも人気のスポットも、
また、街の雰囲気もいろいろと変化するもの。

今回は目的地にシカゴを加え、
世界都市の「今」を見つめに行く!

まず、ニューヨークといえば足を運んでおきたいのが
世界貿易センタービル跡地。
最近では広場やミュージアムがつくられ、
高層ビルの建設も進んでいるという。

そういえば、2013年に
ワン・ワールドトレードセンターも
完成と聞いていたが…。
12年という歳月を経て再建に向かいつつある
グラウンドゼロの現在の姿とは。

もちろん、ソーホー地区も、5番街も、
タイムズスクエアも行く。
世界一の平米売上を誇る
食品マーケット“スチューレオナード”にも!

そして、ときの変化を肌で感じるのと同時に、
古くからあり続けるものからも学びたい。

注目すべきは近代建築の巨匠である
フランク・ロイド・ライト邸
(シカゴにあるオークパーク)。

空間の使い方や自然との調和など
巨匠のアイデアがたくさん詰まった
色あせない建築は、
ビジネスの発想にヒントを与えてくれるだろう。

もちろん「食」に関連する視察も計画しているので
ご安心を!

今回は、つい最近日本にも第1号店がオープンした
シカゴの老舗店「ギャレット ポップコーン」を
訪ねる予定。
60年以上前の創業以来、
行列が途切れたことがないという
超人気店の秘密に迫る!

他にも、ミシガン湖クルーズを計画中だ。
五大湖の雄大さに負けないくらいの
ダイナミックな視野で、
ビジネスについて考えてみる…
なんてのもまた一興!?

そうそう、シカゴといったら
映画『アンタッチャブル』で有名な
ユニオン・ステーションの階段も外せない!
(アンディ・ガルシアの射撃シーン、
シビれるよねぇ~)

商業や経済、文化などあらゆる面で
世界を牽引するニューヨークと、
物流の中心地として大きな役割を担うシカゴ。
中枢都市として大国アメリカを支える
ニューヨークとシカゴを、
中島流ビジネスの視点を伴って一緒に
体験しましょう!

ニューヨーク&シカゴ研修ツアーは
5/26(日)~6/1(土)。
私と一緒に世界のビジネスの「今」を
その目で見たい!
という方はぜひご連絡を!
▼詳細につきましては下記にお問い合わせください▼
Tel:03-5225-6601 / Mail:iino@q-b.co.jp
(担当/飯野)まで

sny

前回はこんな場所や…

sny2

食料品スーパーマーケットや…

sny3

トレンドスポットまで!

sny5

着々と予定が決まってきてるぞ~

2

あなたの参加を待っています!

ページTOPへ

BACKNUMBER

ページTOPへ