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06/07
2021

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世界戦略としての“新・Japanese Life Stage”[前倒しリーダーシップ論]

と、かっこいいタイトルをつけたわけだが、
“新”となっているのは、今までの日本のライフステージから
新しいライフステージに切り換えましょうという提案。
サブタイトルが[前倒しリーダーシップ論]。
(こちらの方がその主旨がわかると思うが・・・)

さて、日本の人口は、世界11位で、1億2650万人。
平均年齢は2020年のデータで48.4歳と先週のビジ達でも紹介した。
ちなみに世界の平均年齢は何と30.9歳で17.5歳も差がある。
この差はこれからどう影響が出てくるのだろうか・・・。

それは世界のデジタル化、オンライン化に
乗り遅れはしまいか?という懸念だ。
ビジネスでも、デジタル化、オンライン化が進み、
あらゆる管理はデータ化されつつある。
さらに、裏付けのあるデータを駆使したデータドリブンにより
マーケティングや商品開発、販売活動にも反映
していく時代となった。
すなわちデジタル化が活かされ、裏付けある戦略の時代に
入ったということ。
そして、IRやPRもYouTubeやSNSをうまく活用する
デジタル化、ネット時代になっている。
このようにあらゆる場面でDXはどんどん進んでいっているのだ。

実際のところ、このような加速するデジタル化は、
若くないとついていけないのが現実だ。
48.4歳の年齢でスピーディなDX化はできるのか?ということなのだ。
新しいアプリ、新しいシステムやサービスが出てきた時に
それを使いこなすことができるのか?ということ。
若い人は新しいスマホを使い、SNSを活用して
デジタル化に対応していく術をもっている。
若くないとついていけないのだ。

ということから中島流で“新・Japanese Life Stage”として
“前倒しリーダーシップ論”を展開した。
まずは、概念図を見てほしい。
20代→ビジネスを知り、経験し成長のとき、
そしてチャレンジのとき
30代→ビジネスを創り、試行錯誤のとき、
そしてリーダーシップを取り、ビジネスを成長させるとき
40代→リーダーシップを取りながらも人を育む、
そして会社を成長させ、人も成長させる
50代、60代→もうリーダーシップを取る時期ではなく、
人を育みフォローする、会社成長のためのフォローアップ
そして新たな存在理由を見つけるとき

中島流では、30代でビジネスを創りリーダーシップを
とっていかないと遅れるということなのだ。
すなわち、世界に通用する新しいビジネスを展開するには
30代、40代のリーダーシップが必要ということ。
(いや20代、30代かもしれないが・・・)

日本では、すでに70歳まで働かなければならない時代となったが、
50代60代の役割もしっかりあるので、
自らの居場所を見つけてほしい。
(私も含めてだが・・・)

世界に通用する日本企業を育てていくためにも、
10、20、30年後を見据え
企業のトップだけでなく部門のトップも
プロジェクトリーダーも含めて
30代、40代にリーダーシップをまかせようではないか!
早く新しい “Japanese Life Stage”へ移行しよう!
というのが中島流の“前倒しリーダーシップ論”というわけ。

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早く新しい “Japanese Life Stage”へ移行しよう

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選ばれるビジネス

06/07
2021

biji

“お菓子ドンキ・お酒ドンキ”は買う意味を演出!

“驚安の殿堂ドンキ・ホーテ”が新業態の
“お菓子ドンキ・お酒ドンキ”を先月、
東京駅八重洲地下街にオープンさせた。
「専門性がなく、いろいろなモノが混在し
複雑な売り場を展開しているところ」がドンキの特徴で
それが若者達にウケた・・・と思っていたのだが、
ついに専門店を出すという。

早速行ってみてわかったのは、“お菓子ドンキ”と“お酒ドンキ”は
通路をはさんで向かい合わせになっていた。
この2店舗を“品揃え” “陳列の仕方” “見せ方” “仕かけ”
と4つのポイントで紹介する。

1.品揃え
“お菓子ドンキ”なのに、カップ麺や昆虫食があり、
“おかしのまちおか”とは品揃えが違った。
“お酒ドンキ”にはオリジナリティ高いお酒も多い。
2.陳列の仕方 
両店舗とも通路が狭く、天井までうずたかく陳列する
“ドンキらしさ”が。
お客様は狭い通路をも楽しみながら商品を物色する
従来のドンキの流れを演出。
3.見せ方
ポップは派手でドンキらしい。
商品のこだわりやストーリー、オリジナル性についての
ショーカードがいっぱい。
お菓子には年間累計販売数を比較できる商品もあり、
販売数が多い実績を見て改めて手に取ってしまう人もいるという。
4.仕かけ
3500円の“ウィスキーガチャ”まで。
うまくあたると金額以上のウィスキーをゲットできるとか。
ガチャ世代は、思わず廻してしまうのだろう!
評判もよくすぐ売り切れるという。

“品揃え” “陳列の仕方” “見せ方” “仕かけ”と
とこれまでのドンキのノウハウが活かされている。

さて、私は、“昭和のビジネス”、“令和のビジネス”の話を
これまでもしてきたが、店舗での販売方法にも“令和流”がある。
それがタイトルにある、“買う意味”を演出するということだ。
“昭和のビジネス”では必要だからお店に買いに来てもらっていた。
例えば、旅をして手土産を買うのもある意味、
“必要だから買う”に近い。

今回紹介している、“お菓子ドンキ・お酒ドンキ”は
“令和の時代”のお店の販売方法と言えるだろう。
“ニーズ”ではなく、“ウォンツ”に照準を合わせ
“買う意味”を店舗が演出しているのだ。
買う側は、お店の中でワクワクし、
楽しみながらショッピングをすることに。
この辺がドンキのうまいところなわけだが・・・。
とはいえ、これで必ずうまくいくかといえばそれは??
ちなみに、カルデイコーヒーファームも同様に
“買う意味”の演出をしているお店だ。
お客様に楽しく買ってもらうような
“買う意味”の演出をしていくお店が
“令和の時代”のお店ということ!
そんな目線で街に出て行くと、その店の今後が見えるかも・・・?!

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新業態の “お菓子ドンキ・お酒ドンキ”

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東京駅八重洲地下街にオープン

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早速行ってみた

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