これからの選ばれるビジネス!

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はなまるア・ラ・カルト

11/18
2013

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“世の中、甘いから”論

「世の中、甘いから大丈夫!」
セミナーや弊社のミーティングで、
私はたまにこんな言葉を口にする。

すると受講生や社内のスタッフたちは、
「えぇ~なんで? 世の中は甘くないでしょう?」
とでも言いたげに、怪訝な顔で私を見る。

何事も真剣に取り組めば、
さまざまな問題や困難が立ちはだかる。
それを世間的には「世の中は厳しい」と言い換え、
親や先輩たちは子どもや部下にそんな言葉をかける。

私が思うに、ビジネスマンの多くは、
問題が起きないような行動をとろうとする。
大きなチャレンジをすればリスクを伴うが、
多くの人はリスクを避けるために、
チャレンジすることを諦めたりラクな道を選んだりする。

そうそう、私は数十年間ランニングや
腕立て伏せを習慣にしている。
以前は、1週間のうち4日は自宅で
腕立て伏せを100回していた。
しかし50代半ばに差し掛かると、
段々そのペースが週2日になり、
次第にしない日が増え…。

やはり人は、ついラクな方へと流れてしまいがちなのだ
(私もこれではダメだと思い、ジム通いを始めたけど)。

だが、ラジオ番組『BUSINESS LAB.』に
登場していただいた経営者の方たちは、
たとえ困難が立ちはだかったとしても
逃げずに正面からぶつかり、
突破口を求めて試行錯誤してきた人たちばかり。

だから人間性も磨かれていくし、
それが経験値になり、
次なるステージへのチャレンジに
活かすことができるのだ。

私の勝手な統計では、98%の人は
困難を避けてラクな方へ行こうとしてしまう。
先のことを考えてリスク覚悟でチャレンジを続け、
さまざまなことを徹底して
継続していける人たちはわずか2%程度。

2%の人々は、決して諦めず困難に
立ち向かうからこそ、新たな道も開けてくる。
さまざまな問題に対して正面から対処すれば、
対処できるスキルと精神力が身につくのだ。
すると、さらなるチャンスが訪れることも…。

さらに、日々の中での鍛錬を習慣にし、
凡事徹底を忘れない。
すると、徳を積むことにも通じ、
人間性も磨かれる。
だから多くの人から選ばれ、
協力を得られる立場となるのだろう。

大半の人々のように、一度困難を
避けてラクな方へ逃げてしまうと、
逃げることが癖になってしまう。
当然、人間性も磨かれないし、
突破するためのスキルや精神力は身につかないので、
いつまでたっても成長はできないということに。

私が「世間は甘い」と言うのは、
98%の人は「逃げて、ラクで、責任をとらない」ことを
いつの間にか選ぶから。
つまり「逃げない、ラクを優先しない、
責任を覚悟」すれば、
それほどの才能やセンスはなくても、
2%に残れる可能性が高いということだ。

まぁ~私自身がそれに近いことを
実践してきたとも言えるかも。
だから「世間は甘いから大丈夫」ということになるのだ。

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ブレイクスルーが胆!

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世間の2%の方々は、やはりパワフル!

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