これからの選ばれるビジネス!

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選ばれる仕事道

05/14
2024

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石丸伸二市長が語る、包括連携協定締結のワケ。 安芸高田市石丸市長と東京NBC井川会長対談

4月17日に安芸高田市と東京NBCとが包括連携協定を結んだ。
ある企業が自治体と連携協定を結ぶことはあっても、
経営者の集まりである“東京NBC”が
個別自治体と結ぶことは珍しいこと。

安芸高田市の抱える多様な課題の解決に向けて、
相互協力して連携事業を継続的に推進していくための協定である。
すなわちNBCの経営者たちが、事業家としてさまざまな事業を通じて
市の抱える課題をあらゆる角度から解決に導くという展開。
(うんうん、面白い連携協定なのだ)

その締結を記念しての石丸市長と東京NBC井川会長との対談の
ファシリテーションを私がさせてもらったということ。

【石丸市長と井川会長の包括連携協定への期待!】
https://www.youtube.com/watch?v=GDcjoiqqlpQ

(石丸市長)
安芸高田の少子化等による人口問題は、日本全国の自治体も抱える問題。
もう広島県の安芸高田市の自力だけでは、解決は難しいわけです。
そこで外のチカラを借りるしかないということから、
東京NBCさんとの連携協定につながったわけです。

(井川会長)
東京NBCには900社に及ぶニュービジネスを展開する経営者が
会員として存在し、互いに情報交換しながら
より事業を活性化させようと切磋琢磨しているわけです。
社会の新たな課題を事業を持って解決するのが、
中小企業経営者のスゴいところ。
自治体の活性化にいい事例となることを期待してます。

(石丸市長)
先日の東京NBCでの課題の投げかけプレゼンにより、
すでに10数件の提案をいただいています。
その案からも期待は大きく膨らんでいます。
そして、NBC会員の経営者による安芸高田市訪問も決まっています。
これによるブラッシュアップであり、新たな提案も期待しています。

(井川会長)
私は故郷、佐賀の“サガン鳥栖”のテコ入れにも関わり、
最後まで諦めない街の「夢づくり」が、交流人口の増大につながり、
経済の原動力になることは経験しています。

(石丸市長)
そうなんですよね~、だからこれからに大いに期待してるわけです。
この4月に発信した安芸高田市のキャッチフレーズ
「百万一心、未来へつなぐ」も全国から1700の応募をいただき、
最終的には、市内の中学、高校の生徒会長8人に選んでもらいました。
この地を支配した武将“毛利元就”の言葉をいただいての 
キャッチフレーズになっています。
この未来の安芸高田を担う若い人たちに関わってもらうことも
大切だと思っています。

(井川会長)
いい試みですね。
今回の安芸高田市と東京NBCの連携を知ったいくつかの自治体から、
すでに私たちも連携したいと手が挙がっているようです。
そういう意味でも、この安芸高田市の課題解決を
モデルケースにしたいと思っているんです。


実は日本にある約1700の自治体のほとんどが、
安芸高田市と同様の課題を抱えていると言ってもいいのかもしれない。
先日発表された“消滅する可能性がある自治体”が744自治体。
なんと全体の4割である。
もちろん人口3万人弱の安芸高田市もその中に入っているわけだ。

私も、より面白く、そして意味ある対談にしようと
ファシリテーションさせてもらったわけだが…
石丸市長は、全国の自治体が抱える課題を代表してSNSの発信含め、
さまざまチャレンジをしていることは間違いないようだ。

石丸市長の今後の身の振り方含め、目が離せない。

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東京NBCという外のチカラを借りる連携協定

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ファインスピリッツキーワード

05/07
2024

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令和のビジネスは、急加速する。 だからバックキャスティング思考!?

令和のビジネスは、とにかくその変化が早い。
働き方も変化するが、さまざまなビジネスモデル自体も変化する。
私たちはどうすれば、この変化のスピードに対応できるのか?!

古代ギリシャの自然哲学者であるヘラクレイトスの名言で有名なのが、
“There is nothing permanent except change”
“変化以外に永続的なものはない”
分かりやすく言えば、“万物は流転する”ということ。

「ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、
久しくとどまりたるためしなし…」

これは、1212年に記された鴨長明の『方丈記』冒頭のお話し。
(当然、知っている人も多いと思うわけだが…)
そして先のヘラクレイトスは、紀元前のソクラテス以前の哲学者。
まぁ鴨長明がヘラクレイトスのこの言葉を知っていて『方丈記』の
冒頭をつくったとは思えないが、
とにかく、古今東西の感性持った人々は、私たちの人間社会はもちろん
自然も含め、この世のものは常に変化していること、
“無常”であることに気づいていたということ。

私たち原生人類ホモ・サピエンス出現の25〜40万年前から
私たちはず〜っと変化し続けてきたわけだが、
ヘラクレイトスの頃の紀元前5世紀ごろからその変化のスピードが
少しずつ上がり始め(…??)、18世紀の産業革命により
そのスピードは次なる段階に入ったということ。
そしてこの21世紀に入った頃から始まった第四次産業革命であり、
パンデミック体験の2020年以降は、
間違いなくもう一つ上のスピードギアに入ったと言っていいだろう。
これを“超流転”の時代と言ってもいいのかもしれない。

【すべてが加速する今だから、バックキャスティング思考】

私は「すべてが加速する時代のビジネス」という表現を
度々するわけだが、この加速度を伴っての変化への対応は
とにかく難しく大変であることは間違いない。
多くの人たちは、メディア情報や業界の動きを見て始動するわけだから、
後手にまわるケースがほとんど。
すなわち、現在の延長線上で未来を予測する
“フォアキャスティング思考”ではこのスピードに対応できないのが実際。

すなわち、令和のビジネスは“急加速”するということで、
私が提案するのは“未来ビジネスの先取り”であり、
“バックキャスティング思考”を推薦する。
目標とする自分たちの“未来の姿”を描き、
そこに向かって“いま何をすべきなのか”を考える思考法のこと。

このビジ達でも、少し前に“バックキャスティング思考”を
紹介したことがあったと記憶しているが…
私たちの未来ビジョンを描き、
そのビジョンに到達するための道筋を逆算する展開。
具体的には、まず未来の理想像を明確にし、次にその理想像が
実現されるときには、どのような状況や条件が必要かを考える。
そして、その条件を実現するためには、
いま何をすべきかを検討し、行動計画を策定するという流れ。

ご理解いただけただろうか。
急加速する令和のビジネスに対応して、その存在をキープするには
我々中小企業は、“バックキャスティング思考”しかないのかもしれない。

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未来を先取りする考えを持とう

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選ばれるビジネス

05/07
2024

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“企業文化”をデザインしよう! 在りたいカタチにデザインしよう!

今回のテーマは「企業文化をデザインする」。
そう、これからの時代、“企業文化”が大切なんだよね〜。

物質的な豊かさを十分に得られた現代は、数十年前と比較すると
多くの人々にとって“働く意義”が変化してきていると言える。
“生きるために働く”ことが当たり前だった時代から、
それぞれの人生において“働く意義とは何か”が
問われている時代なのだ。

ということで、ミレニアル世代やZ世代にとっては、
会社選びや働き方に対しての価値観が実に多様化してきている。
そんな時代や世代に選ばれ、かつその人たちがやる気に満ちて
働き続けることができる環境を、どのように実現すべきなのか。

まさに今問われているのは、
企業そのものの“生き方”であり“生きがい”。
その姿勢や行動に対する“共感”がトリガーとなり、
自分の“生きがい”に照らし合わせて会社を選び、
楽しく意味を持って働く時代ということ。
この企業の“生き方”や“生きがい”こそが「企業文化」なのだ。
(うんうん、だいぶ分かったような…)

そこでその掴みどころのない“企業の生き方”であり
“企業文化”を具体的事例を持って考えてみたい。
それが分からないとデザインすることもできないわけだ。

“企業文化”の検索では…
「企業と従業員との間で意識的、あるいは無意識的に共有されている
独自の価値観や行動規範のこと」とある。
この“独自の価値観や行動規範”を
株式会社クオーターバックの経営者として
実践してきたさまざまな行動施策から割り出してみたい。

【これが経営者の価値観からくるQBの企業カルチャー?!】

1、“クリエイティブを通して社会に貢献したい”をテーマに、
広告やマーケティングに限らず、QBらしい新しい発想、
新しい仕組みづくりを常に追求しできた。
→クオーターバックは創業から41年、これを追求してきた

2、世の中の“ビジネスの先端を常に意識していたい”ということから
常に次なる時代を意識して学び続けてきた。
→経営者と行く海外研修ツアーは四半世紀実行
→“未来戦略研究会”はスタートから30年、
セミナーやさまざまな会議を継続的に実践!
→YouTubeチャンネル“ビジ達 7 ”はすでに5年目

3、ビジネスに関わる新たなサービスをスタートさせると、
常に試行錯誤して、継続そして前進(常にチャレンジの連続)。
→月刊CD制作/20年目(2種継続)
→リーダーズセミナー/17年目
→三尺三寸箸会議/12年目
(→インターFMのラジオ番組“ビジネスLABO”は4年間継続)

4、ビジネスだけでなく意味ある団体に入会、協力する
→認定NPO法人“日本を美しくする会(掃除に学ぶ会)”/約20年
→一般社団法人 東京NBC/約20年

主なものを振り返ってみたわけだが…
本来の業界に関係なく、今後のQBの可能性を追求して、
新たなチャレンジを繰り返してきたのかもしれない。
すなわち、経営者のパーソナルカルチャーであり
ビジネスへの意識が、企業カルチャーにオーバーラップする
ということなのだろう。

話を冒頭に戻すと…
これらのすでに創られつつある企業カルチャーを
時代に合わせて意識的に伸ばしたり、プラスしたりして
今後の在りたいカタチにデザインすることが、
「企業文化をデザインする」ことになるのだろう。

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今の時代の企業のあり方とは

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はなまるア・ラ・カルト

04/22
2024

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「How To Do」と「How To Be」。 令和の時代は「How To Be」を意識しよう!

先日『いま、中小企業経営者に必要なこと』という
ベタなタイトルの本を手にした。
株式会社フォーバルの大久保秀夫会長の著作だから
購入したわけではないのだが…
手に取ってみると大久保会長の書いた本だったのだ。

そう大久保会長は2代前の東京NBCの会長でもあり、私とも同年代。
当時は会社にもお邪魔していろいろお話をさせてもらった記憶が…

パラパラとめくっていて飛び込んできたキーワードが
「How To Do」と「How To Be」。
うんうん、感覚的にこの表現は分かりやすく
“使える”と思い購入を決めた。

経営者にとって「How To Do」は、
上手くいく方法やたくさん売るための“やり方”のこと。
すなわち、“○○の方法”ということ。
「How To Be」は、“あるべき姿”。
すなわち、企業の在り方を定義するパーパス(存在意義)のこと。

確かに多くの中小企業の経営者が、ついつい“How To Do”を
優先して考えてしまうわけだ。
(大久保会長が今このタイミングで出版した理由は分かりますよ)

【“How To Be”を根にした企業という大樹?!】

この本を開いていくとIntroductionのところに
「大樹が大きく育つために不可欠な根と幹」として
例の“良樹細根”的な樹と根の概念図があった。

ところが、私が普段強調している
“目に見えない根の部分”がなぜか浅いのだ。
根のところには理念でありビジョンと書かれてはいるのだが、
大きな樹の全体感として、“How To Be”を語るには根の部分が浅い。
(大久保会長、ごめんなさい)

できればもっともっと根の部分を強調して
「How To Be」の重要性を発信して欲しかったということ。

先日のある企業での私の定例のセミナーでは、
令和に求められる“企業風土と文化づくり”には
“何をするのか”“どうやるのか”の前に“How To Be”であり、
“Why(なぜするのか)”が重要だと語ったほど。

【「Why」からはじめる“ゴールデンサークル”の考え方】

人の思考は「ゴールデンサークル」という3つの円のフレームによって
階層をわけることができるという。
多くの人は、What(何をするのか) → How(どうやるのか)
の2つに終始してしまい“Why(なぜやるのか)”を知らないケースが多い。
伝える際にも、What → How という内容のみを伝えているのがほとんど。

優れたリーダーはその真逆で
Why(なぜやるのか) → How(どうやるのか) → What(何をするのか)
という流れで考え伝えているのだ。

すなわち、一つ目の円を描き中心にはWhy。
次は同じ中心から一回り大きな円を描きHowと。
同様に同じ中心からもっと外側に3つ目の円を描きWhatと。
そう、中心のWhyこそがすべての元となるわけだ。

とにかくいいタイミングでフォーバルの大久保会長が
すべてが加速する時代だからこそ
「How To Be」が大切だと発信してくれたわけだ。

そして“人と文化の資本経営”の実践にも、
この「How To Be」が明確でないことには
地に足ついた企業文化づくりはできないということ。

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経営者にとって「How To Do」とは

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シナジースペシャル

04/22
2024

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2024年リーダーズセミナーがスタート! “コンピテンシー・ディスカッション”が活躍する!

今年も始まりました!2024年リーダーズセミナー!

私は、この初顔合わせの初日のリーダーズセミナーが大好き!
今年は13人のメンバーが、少し緊張した面持ちでリアルに顔を合わせた。

そしてセミナーやディスカッション、みんなでの昼食を通じて
少しずつ少しずつ打ち解けあっていく。
そして午後の5時頃、セミナーの終わり頃には
みんなの笑顔がこぼれ始める。
そして、そこから懇親会へ。
(お酒も入って写真のような笑顔になってくるわけだ)

ここから12月6日のV&Tプレゼンテーションまで、
月一でいろいろ体験、いろいろリスキリング、
してみんなでシナジーあるディスカッションをしていく。
2024年のアジェンダも以下のようにほとんど決まっている。

◆2024年度のリーダーズセミナー年間計画

【1】4月→ 第1回 オリエンテーション&ワークショップ

【2】5月→第2回 靖國神社境内のトイレ掃除

【3】6月→第3回 林香寺 川野泰周先生によるマインドフルネスセミナー

【4】7月→第4回 石坂産業視察&石坂典子社長によるセッション

【5】8月→第5回 クラウンK(大棟耕介)によるパフォーマンスセミナー

【6】9月→第6回 吉田 有コーチのコーチングセミナー

【7】10月→第7回 高尾山登山+ コーチングフォローセミナー

【8】11月→第8回 未定

【9】12月→第9回 V&Tプレゼンテーション(五反田フォーカスシステムズ)

【10】1月→第10回 年明け懇親会


【“コンピテンシー・ディスカッション”が活躍してくれる?!】
今年もとにかくディスカッションを多く入れたい。
このメンバー同志のディスカッションによるシナジーこそが、
リーダーズセミナーの醍醐味でもある。
これが中島流の「コンピテンシー・ディスカッション」である。

その意味は“成果に結びつくディスカッション”ということ。
これまでのリーダーズセミナーでも、
この“コンピテンシー・ディスカッション”がいい関係を生み、
いい気付き、いい発想、いい知見を与えてくれていた。

残念だが、私の一方的ティーチングよりずーっと効果があるのだ。
だから私の役割は今後必要とされるテーマであり、体験の場を創るだけ。
それらをテーマにグループでディスカッションしてくれるだけで
誰もが成長してくれるわけだ。

うんうん自画自賛だが、いい仕組みとルールを伴った
“コンピテンシー・ディスカッション”ということ。

【経営者も参加できるリーダーズセミナー体験!】

今回の2024年の5月、6月、7月のリーダーズセミナーには、
リーダーズメンバーを送り出してくれている会社の経営者も
希望と都合に合わせて選択し、
セミナー体験してもらうことになっている。

→靖國神社のトイレ掃除だって、“掃除に学ぶ会”のルールに則って
掃除体験することってなかなかできませんからねぇ~。

→林香寺19代目住職は、精神科の医師でもあり、
両方のノウハウとスキルを持った川野先生だから
“マインドフルネス”の重要性を私たちに発信してくれるわけで…

→石坂産業を体験して石坂典子社長の話を直に聴けることは、
これから必要とされる“人と文化の資本経営”を知り、
自社に展開するには最高の機会ということ。

いかがだろうか。
リーダーズセミナーも17年目ということもあり、どんどん進化し
次なるビジネスに対応できるステージを開発している。

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リーダーズセミナーも17年目

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“コンピテンシー・ディスカッション”が活躍

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