これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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01/06
2014

moba (1)

一年の計は、元旦にあり

今年も走る。
元旦から走る。

まず北の丸公園から皇居へ。
そして、乾門あたりから内堀の外周へ。
これがけっこう走り甲斐があるんだなぁ~。

「お~~意外に多くの人たちが
元旦から走っていること。みんなヤルねぇ」

そして、桜田門をゴールに見立てて、
ラストスパート。

59歳(まだ数日間は58歳だけど…)には、
このラストスパートがキツい!

桜田門をくぐると…おっ!
この寒い中、お堀で寒中水泳か??
(そんな訳はないわけで…)

どう見ても警察官に見えるが…
ウェットスーツを着た人が2~3名。
足ヒレも手に持っている。

「すみません、ちょっといいですか。
警備のためにお堀にも潜るってことですか?」

手短に、そして、ストレートに。
(さすが、手短にストレートにきくねぇ~自画自賛)

明日の一般参賀を前に、お堀に潜ってまで
セキュリティチェックをしているのだ。

日本の警察官は、ここまでやってしまう。

何か行動を起こせば、必ず何かに出会える。
やっぱり“一年の計は、元旦にあり”。

今年も“凡事徹底”。
健康のためにも、出会いのためにも、
新しい自分に出会うためにも・・・

すると、正月二日の一般参賀。
その警備の甲斐もあって、
何と8万1,540人もの人たちが集まったという。

そして天皇陛下は、
「本年が国民一人ひとりにとり、安らかな
穏やかなものであることを願っています。
年の初めにあたり、我国と世界の人々の
安寧(あんねい)と幸せを祈ります」

すばらしいお言葉。
日本だけでなく、世界の人々の安寧と幸せを…だって。
(いつまでもブツブツ言っている
隣国の人たちに聴かせてやりたいねぇ~)

すなわち、天皇陛下もエコノミーの
“経済活性化”ではなく、
本来の“経済”⇒“経世済民”を願ってくれているのだ。

元旦から走ったお陰で、天皇陛下の
このありがたいお言葉にもしっかり耳を傾けることができた。

2014年も、ラクをせずやることは
しっかりやるをモットーに!

今年も“仕事道”で…

moba (1)

寒中水泳…なわけないか…

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水中までセキュリティ・・・

moba (4)

ありがとうございます

moba (3)

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選ばれる仕事道

01/06
2014

sgt (1)

イチローの奥義

「自分が成長する可能性がなくなった時に引退する」
と語るイチロー選手は、もう40歳。
しかし、年齢による衰えをまったく感じさせない。

メジャーのグラウンドに立つ
イチロー選手を初めてこの目で見たのは、数年前。

当時はシアトル・マリナーズで活躍していた頃だが、
ホームランやヒットを連発する、
素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた
(もしかしたら、私が球場にいることを
知ってのパフォーマンスだったのかも…!?)。

そして、2013年8月には、なんと日米通算4,000本安打を記録!
そんなイチロー選手が、NHKのテレビ番組
『プロフェッショナル 仕事の流儀』にて、
こんな言葉を語っていた。

「近道はない。遠回りの方が意味がある」。

そういえば、鍵山相談役も
「“大きな努力で小さな成果”がいいんです」
と語っていたっけ…。
私たちはつい“小さな努力で大きな成果”
を求めてしまう。

しかし、イチロー選手も鍵山相談役も、
自分の流儀で道を切り拓いてきた人々は
皆この言葉に行き着く。

チームメイトの話によると、
イチロー選手は毎日必ず決まった時間に
バッティングゲージに来るという。
そして、同じ場所で同じ練習をする。

それは、162試合すべてに出場できるよう、
毎日妥協を許さずに準備をするためだ。
鍛え抜かれたその体は、
確かにメジャーリーガーとしては
小柄かもしれないが、とても強靭で柔らかいという。

「練習で100%の自分をつくらないと、
打席に立つことはできません。
自分の形を見つけておかないと、
どん底まで突き落とされます」

自分を常にベストの状態まで持っていく。
日々の生活の中でも凡事を徹底し
準備万端な状態をつくっておくことで、
対応力も身につくのだ。

「努力せずに何かできるようになる人のことを
天才というのなら、僕はそうじゃない。
努力した結果、何かができるように
なる人のことを天才というのなら、
僕はそうだと思う」

彼の華々しい活躍こそが、
まさにその言葉を証明している!

世界を舞台に活躍するメジャーリーガーであっても、
日々の積み重ねを決して怠らない。
やはり、小さい努力も惜しまずに
鍛錬を続けていくことが、道を切り拓くのだ。

まさにイチロー選手だからこその“奥義”だろう。
とはいえ、私たちのビジネスにおいても
その根本は一緒なのだ。

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努力なくして活躍もなし!

sgt (2)

いけいけイチロー!

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見事なパフォーマンス!

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シナジースペシャル

01/06
2014

syn (3)

競馬界の“行雲流水”

『空を行く雲、川を流れる水は一時も同じ状態ではない。
一切のものに執着しない悟りの境地である』

禅語“行雲流水(こううんりゅうすい)”。

時代は常に流れ、その場に留まることを知らない。
その流れに逆らわず、身を任せること。
そして、お金や名誉、地位にも執着せず、
挑戦し続けることが大切だという意味である。

まさにこのことは、
3年から4年でスターホースが変わると言われている
(私が勝手に言っているのだが…)
「競馬界」にも同様のことが言える。

先日行われた有馬記念では、
8馬身差という驚愕のパフォーマンスで優勝した
オルフェーヴルの強さや人気もあり、
実に11万人以上が来場するという盛り上がりをみせた。

日本生産馬として初めて国外の
国際GⅠを制したステイゴールド
(日本のGⅠは獲ってないけど…)の
血を受け継ぐオルフェーヴルも、
この日の中山競馬場は
気持ちよく走れたに違いないだろう
(さらにその母の父はあのメジロマックイーンなのだから
すばらしい掛け合わせで…って
本来の競馬好きじゃないとわからないけど)。

ついつい馬と騎手に注目が集まる競馬界だが、
私がここで注目したいのは、調教師の存在。
先日のビジ達でもご紹介した
オルフェーヴルの池江調教師だ。

池江泰郎、池江泰寿と親子2代にわたり、
調教師として活躍。
その実績を辿ると、実に豪華な顔ぶれの
競走馬を管理してきたことがわかる。

メジロデュレン、メジロマックイーン、
ステイゴールド、トゥザヴィクトリー、
ディープインパクト、そしてオルフェーヴル
(ドリームジャーニーもだ)と、
まさにその時代の競馬界を先導してきた
スターホースばかりである。

それは単純に、池江親子が競走馬との出会いに
恵まれていただけなのだろうか?

いや、そうではないだろう。
目まぐるしく変化する競馬界の中にいても、
その流れに逆らうことなく、
常にさまざまなことにチャレンジしてきたことが、
結果的にその功績を生んだのだ。

つまり、競馬界という“行雲流水”の中にあっても、
チャレンジすることで成長のチャンスをつかむ
ヒントが得られるということ
(親子2代で凱旋門賞に挑戦していることもそのひとつだ)。
まさに挑戦なくして、進化はないのだ!

このことをビジネス界では
「チャンスの神様には前髪しかない」
という言葉がある。

好機はすぐに捉えなければ、
後から捉えることはできないという意味だ
(ひょっとしたら池江親子は知っているのでは…)。

競馬界においてもビジネス業界においても、
その時代は絶えることなく流れている。

その流れに反して一定の場所に身を置くのではなく、
流れと共に常にチャレンジしていくことが、
その先につながる新たな相乗効果を展開することに
つながるのではないだろうか。

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未だ記憶に新しい有馬記念

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オルフェーヴルの驚愕のパフォーマンス

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調教師の挑戦あっての競走馬

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来年も期待!

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目からウロコのおすすめ本

01/06
2014

book

シェルパ斉藤の“ニッポンの良心”

良心くんをバックパックから出し、
北海道の雄大な光景を見せ、
そしてひまわりの横に立たせてみた。

良心くんの丸顔と、ひまわりの花。
どちらもほんわかとして、
いい勝負じゃないか、と思う。
(シェルパ斉藤の“ニッポンの良心”
その三「良心くん、オートバイで北海道を
スロー・ツーリング!」より)

これは、「シェルパ斉藤の“ニッポンの良心”」
というコラムの一節。
大きなひまわりの花と並んで撮った
良心くんの写真が添えられている。

私も北海道の出身なので、
北海道の風景はよく見たし、写真にも撮った。
でも、この良心くんが存在する
北海道の風景写真は、それまでのものとちょっと違う。

電子書籍の出版社「UP BOOKS & MAGAZINES」が
運営するウェブサイト。

ここで、日本を代表するバックパッカーである
シェルパ斉藤氏が、
全国を巡る紀行文を執筆しているのだ。

その連載の第5話は、
北海道オホーツク海を舞台に、
ホタテの漁獲量日本一を誇る
猿払村(さるふつむら)の話から始まる。

ここでも登場するのが「良心くん」。
背丈40cmほどの木製の僧侶の彫り物で、
シェルパ斉藤氏が2009年の誕生日に
奥様から贈られたものだ。

以来、現在に至るまで旅のお供をしているのだ。

そんな良心くんは、シェルパ斉藤氏との旅では
重要な役割を担っているのだ。

猿払村にあるホタテの貝でできた丘、
その中央に良心くんが立っている。
すると、その光景は途端に
何か意味のある場面のような雰囲気を醸し出すのだ。
良心くんがいなければ、
そこはただのホタテの残骸の山という“風景”になってしまう。

良心くんはただの人形ではない。
人が体験して成長するのと同じように、
旅先の空気に触れることで、
良心くん自身がそれを吸収して、
なにか特別な存在へと変化していっているようにも見える。

それが、風景に加わることで、
画面に意味を持たせ、読み手の想像力を
かきたてるのではないだろうか。

そういえば私も、20年もの間
定期的に海外へ足を運んでいる。
だが、写真はたくさん撮ったのにも関わらず、
どれも建造物や街の様子を撮影した“風景写真”でしかない。

そこで、良心くんからヒントを得て思いついた!
自分もシェルパ斉藤氏のように、
中島流“良心くん”(もしくはそれに代わる何か?)を
連れて海外を旅するのはどうだろう?

それによって、世界のいろいろな街や風景に
意味や深みが加わってくるかもしれない。

シェルパ斉藤氏と良心くんの旅の続きは、
ぜひウェブサイトで読んでほしい。
全国を旅してニッポンの空気を吸収している
良心くんに会えることだろう!

UP BOOKS & MAGAZINES
http://www.upbooks.jp/

book1

その他のコラムもおすすめだ

book2

良心くんがいい演出をしている

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選ばれるビジネス

01/06
2014

biji (1)

“新幹線、7分間のワザ”

「新幹線のスピード(300キロ!)ではなく、
車内清掃のスピードに驚いた!」

日本の新幹線に乗った海外の人たちが、
感嘆の声を上げるという車内清掃。

行っているのは、ビジ達でもたびたび紹介している、
株式会社JR東日本テクノハートTESSEIだ。

本来、見下される(?)ことが多い、清掃の仕事。
そんな中、TESSEIの掃除は
「新幹線お掃除の天使たち」と呼ばれ、
多くのお客さまを感動させているのだ。

その仕掛け人となったのは、
TESSEIの“おもてなし創造部長”である矢部輝夫氏。

定年まであと数年という57歳で、
JR東日本からTESSEIに赴任。
静かに定年を待ちたいと思う人が多い中、
矢部氏は違った。

「これまでの40年の鉄道マンとしての
人生がパアになってしまう…。
自分の誇りや想いを持ち続けながら
人生を全うしたい!」と奮起し、
TESSEI内部の大改革をはじめたのだ。

まず矢部氏が行ったのは
「自分の仕事に誇りを持たせる」こと。

新幹線が各駅に停車する時間は12分。
そこから降車時間(2分)と乗車時間(3分)を引いた、
残り7分間(実質的には4分間!)で、
完璧に掃除しなくてはいけない。

どうすればそうできるかを試行錯誤し、
検査官による厳しいチェックもはさむことで
「見せる掃除」を実現。それによって
1人1人に自信と誇りを持たせることができた。

次に「スモールミーティングの実施」。
社員が数百人いる中、各チームごとに
1日1回1分以上のショートタイムミーティングを必ず行い、
意見やアイデアを提案し合った。

社員それぞれに考えさせることで、
中島流にいう組織の血流力
(組織に血を通わせること)をアップさせたのだ。

そして、「JR東日本グループの一員であるという意識づくり」。
駅長と食事をする機会を設けたり、
新幹線の運行をコントロールする
指令室を見学したりすることで、
JR東日本グループの一員であるという誇りを定着させた。

さらに、清掃員の制服も清掃員と感じさせない
洗練されたものに変えたのだ。

こうした小さな改革施策の積み重ねによって、
海外からも視察団がくるような組織へと
成長することができたのだ。

やはり、待っているだけでは何も変わらない。
しっかりした改革の意識を持って
自分から仕掛けていくことが何より大切。
矢部氏の8年に渡る地道な実践が、
大きな改革につながったのだ。

TESSEIに大きな革命をもたらした矢部氏の
詳しいお話が聴けるのは、1/12と1/19の「BUSINESS LAB.」。
2年目を迎え、さらにパワーアップした
「BUSINESS LAB.」をぜひチェックしてもらいたい。

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InterFM『BUSINESS LAB.』
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毎週日曜 朝 6時から好評放送中!
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biji (1)

改革の意識を持ってチャレンジ!

biji (2)

「見せる掃除」を徹底!

biji (3)

この働きぶりは素晴らしい!

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