これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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12/01
2014

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ビジ達3,000本ノック

何と、今回の発信が599回目。
ワ~~イ! 自分ながらスゴ~イ!
(ビジ達は今日で599回目の発信なのだ。)

“600回目”より、599回の方が臨場感を感ずるのは私だけ!?

すなわち、599を50(年50週)で割ると、
何と丸12年続けて来たということ。

1回の発信がコンテンツ5本だから、
600×5本=3,000本となる。

3,000…、3,000…、3,000…

ヤンキースのイチロー選手の
日米通算4,000本安打が大注目された訳で。
それと比較しても十分評価に値する…
(比較する対象は違うかもしれないが…)

まぁ~とにかく3,000本は
自分で言うのもなんだけど、
スゴイと言いたいのだ。

毎週1,000文字くらいのコラムを
5本を発信する訳だから、
それなりに負荷はかかっていたわけだが、
とにかくガムシャラに続けてきた。

日常業務も滞ることなく、続けて来たのだ。
(もちろんQBのスタッフにも助けられてのことだが…)

その半分くらいは、月間CDとなって
多くの経営者が聴いてくれていて、
また、その一部はFMラジオの
私がパーソナリティを務める番組で
週一本発信されている。

もちろん…定例のセミナーや講演会でも
そのコンテンツを編集して発信している訳だ。

すべての源がこの「ビジ達」ということ。

結果、12年間の3,000本安打は?
いや3,000打席は、ヒットか凡打かは別にして、
少なからずいろいろな方々に
何らかの影響を与えて来たのは間違いないだろう。

“量は質に転化する”という言葉を信じて
続けてきたのだが、果たして??

本当に“量は質に転化”してくれるんだろうか?
いや、必ずや少しずつかもしれないが、
転化しているはず。

その昔よりは、当然扱うテーマも
内容の質も進化して来たとは思うが…
まだまだであるということも確かだ。
(その分、伸び代はまだまだあるということだ!)

イチローの4,000本をまずは超さないことには
(またイチローとの比較だが…)、
その質には到達できないということだろう。

まずは基本となる“素振り”を
もっともっとやらないことには、
イチローには追いつけない。
「ビジ達」で素振りと言えば“仕入れ”だ。

東奔西走、そして出逢い、学び、
そして、書籍を通じて先人達からも学ぶ。

この素振りの量がなくては、
ビジ達の“量は質に転化”はないということ。

そして、まずはイチローの4,000本に追いつこう。

よし、“吾、六十にして学に志す”だ。
孔子は“十五にして学に志す”だったから、
えっ! 孔子より45年遅れ!?
まぁ~、孔子と比較する程のことでもないかぁ~。

<次週に続く!>

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祝・599回目!

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すべての源はここにある

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シナジースペシャル

12/01
2014

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「人脈」2乗のシナジーの実践

のっけから恐縮だが、私が1年間で行っている
プロデューサーとしての仕事をご紹介したい。

1.月刊ビジネスの達人CDのゲスト選定と演出

2.月刊ビジネスイノベーションCDの
ゲスト選定と演出

3.毎週のラジオBUSINESS LAB.
ゲストの選定と演出

4.年に4回行っているαクラブ視察セミナーの
視察場所選定と演出

5.東京NBC定例会の隔月講演会
ゲストスピーカーの招待と演出

6.NBC“昼餉フォーラム”における毎月のゲストスピーカーの選定

7.年7回のリーダーズセミナーの研修視察場所の選定と演出

8.年1回の海外ツアー先と諸々のコーディネート・演出

この他にも、仕事として請け負う
イベントや情報コンテンツのプロデュースがあり…。

いやいや、
ここまで読んだ方も大変だっただろうが、
これだけのゲストをコーディネートし
演出する私もなかなか大変(?)なのだ!

平均すれば、月に5人ほどは
ゲストを選定・演出しているだろうか。

プロデュースするだけではなく、
講演会では私がナビゲーターを務めることも多い。

元々はこんなにたくさんのゲストを
お招きするだけの人脈を持っていたわけではなかった。

しかし、今これだけのプロデュースを
実践させていただいているのには、
理由がある。

それは、今から20数年前のこと。
αクラブという中小企業経営者の会を作り、
2ヶ月に1回の例会セミナーを予定した。
もちろん私も話をさせていただくのだが、
ゲストスピーカーも必要となってくる。

そんなことからゲストの人たちと親しくなり、
ある著名人と月刊CDを作ることに。
そして、その月刊CDのために
毎回ゲストのコーディネートが必要になったのだ。

そうして月刊CD作りを続けていたことで、
ラジオパーソナリティとしてもお声がかかり、
ラジオのゲストにもお会いすることになり…。

こうした場があるからこそ、
新たな人とお会いできるようになったのだ。
さらに、その人との出会いは、
次に繋がる新たな人脈を
もたらしてくれることも多い。

例えば、先日このビジ達でご紹介した
Candy Miyuki氏も、
ホスピタルクラウンとして
度々登場していただいたプレジャー企画の会長、
大棟氏からご紹介いただいたのだ。

“類は友を呼ぶ”と言うように、
世の中には、チャレンジ型の経営者もいれば、
保守型の経営者もいる。
私が会いたい! と思う方は
チャレンジ型の経営者が多く、
しかもスピーカーとしても
実に質の高い方々なのだ。

その方々から広がる人脈もまた、
チャレンジ型で話し上手の方ばかりだ。

このビジ達でも何度か紹介している、
中島流の「相乗効果は行動の2乗に比例する」という法則。

すなわち、
人脈もその2乗に値するシナジーをもたらす
ということだ。
人との出会いが、また次なる人脈の広がりへ…という、
“人脈シナジー”が発生しているのだ。

つまり、チャレンジこそが
人脈シナジーの発現につながるということ!
さて、次なる人脈のためにも
新たなるチャレンジを実践しなきゃ!

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相乗効果は行動の2乗に比例!

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“人脈シナジー”からこんな出会いも

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人との出会いが、また次なる人脈の広がりへ…

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熟ジュクア・ラ・カルト

12/01
2014

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“返金保障”は斜陽の証

生鮮食品・満足保障プログラム!
“ど生鮮! 全額返金保障!”

あるスーパーマーケットの店内で、
吊り下げられた横断幕に書かれた
こんなキャッチフレーズ。

店内商品の鮮度や品質に不満があれば、
全額返金するキャンペーンだという。

この店はもともと「低価格」をウリにしており、
これによりお客さまからの満足度を
向上させようという狙いなのかもしれないが…。

私からすると、これはまったくの逆効果、
斜陽の証だと言える!

というのは、お客さまの本当の満足は、
接客や商品の品質、そして値段やアフターケアなどが、
トータルに合わさって生まれるから。
そして、それがカスタマー(常連客)になる
きっかけにもなるのだ。

なので“返金保障”などと
「お金」だけに注力したキャンペーンは、
「お客さま=お金(価格)だけで店を選んでいる」
と解釈されてもしょうがないのだ。

このキャンペーンの傾向は、家電量販店にも見られる。
例えば「他店で当店より安い価格で販売していた場合、
言ってくれたらそれ以下にします」というフレーズ
などが代表的なものだろう。

このように価格に照準を当てた集客姿勢は、
サービスのどこかにひずみを生み、
結果、多くのお客さまの
信頼を失うことにつながるのだ。

冒頭で紹介したスーパーマーケットは、
世界最大のスーパーマーケット
「ウォルマート」の傘下だというが、
近年その経営状況は思わしくないようだ。

実際、「低価格」を実現するために、
価格以外のサービスがしわ寄せを
受けてしまっていることは否めない
(スタッフが少ないこともあり機械的な接客だし、
野菜の上を虫が這っていたこともあった!)。

常にお客さまの立場に立った
サービスを提供し続けることが、
選ばれ続けるためには必要なのだ。

そんなスーパーマーケットの
サービスの質を測る1つの目安として、
私が提唱しているのが「集客アジ理論」。

これは、その店が提供している“アジフライ”の質で、
サービスに対する店の姿勢や
今後の経営を推察できるというもの。

アジフライは、決して高額ではないが、
味は店によって大きく違う。
美味しいアジフライを作るためには、
鮮度の良いアジを用意するのはもちろん、
調理の技術も必要だし、
お客さまの手に渡るまでの品質管理も重要だからだ
(うんうん、すばらしい理論だ)。

つまり、美味しいアジフライを提供している店は、
それ以外の商品やサービスも質が高いということなのだ
(今回の店のアジフライは…言わずもがな)。

価格だけでなく、手間をかけ
お客さま本来の満足につながるサービスを展開しないことには、
お客さまをカスタマーにすることはできないのだ。

食品店に限らずどのビジネスにおいても、
価格を重要視しすぎることは、サービスや品質の劣化にもつながる。
すると、それまでのカスタマーまで
逃がしてしまう可能性が出てきてしまう。

目先の集客ではなく、サービス全体の品質向上こそが、
お客さまから選ばれ続けるための「理由」となるのだ。

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アジフライで見るサービス品質!

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ファインスピリッツキーワード

12/01
2014

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“里山主義”はLOHASに通ず

先日、あるテレビ番組を見ていたときのこと。
そこでは、鎌倉時代の禅僧である道元禅師が
取り上げられていた。

日本における曹洞宗の開祖とされる道元禅師。
自身を磨くために中国へと渡ったのだが、
そこである教えを伝授されたそうだ。

それは、掃除や料理など、日常のあらゆるプロセスが
意味のあるものであり、修行なのであるということだ。
私は、この言葉を聞いてハッとした。

そうだ! 私が以前から口にしている、
“里山主義”の根本はまさにこの考え方ではないか!

日々のプロセスを大切にすることが、
生活そのものの質を向上させてくれる。
すなわち、健康も保持できるし、
人とのコミュニケーションの円滑化にもつながる。

例えば、急に訪れてくれた人へのもてなしにつながり、
自然と自分だけではなく周囲も活性化されていくのだ。

そう考えると、私の身近にも“里山主義”の根本を
体現している人たちがいるではないか。

掃除をして身の周りをきれいにすることだけでなく、
掃除の過程が自分自身の人間性をも磨くことにつながると考える、
「掃除道」の鍵山相談役。

自分の教え子である、知的障害を持った子らに、
農業という働く場所を提供し、
働き手の健康と社会での自立を促した、
「ココファームワイナリー」の故・川田昇氏。

さらには、このビジ達で度々登場する「グリーンファーム」や
「大里綜合管理」や「マイファーム」といった企業も、
里山主義を行動原理としているのではないだろうか。

やはりビジネスモデルの中に、里山主義を取り込み、
そのプロセスを重視する。
それが地域のコミュニティの活性化にも
通ずることとなり、結果的に継続的なビジネスにも
つながっているのだ。

と、筆を進めている中、少しひっかかりが…。
この考え方は、何かに共通しているのではないか?
そう、タイトルでわかってしまっているであろうが、
数年前に一世を風靡した“LOHAS”である。

「lifestyles of health and sustainability」
つまり、健康で持続可能なライフスタイル。
これは、“里山主義”の考え方と通ずるのではないか。

言葉としては変化しているかもしれない。
また、その時代の流行が取り入れられることもあるだろう。

だが重要な考え方とは、姿形を変えて
いつの時代も根本に存在しているのだ。

私たちのビジネスにも、今の時代に大切にすべき
“里山主義”を取り込むことが
サステイナブル(持続可能であること)へ
つながるのではないだろうか。

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ココファームワイナリー

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広大なぶどう畑

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大里綜合管理のナノビジネス35

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大里綜合管理の地域住民を取り込んだ活動

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産直市場グリーンファームの販売風景

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産直市場グリーンファームの外観

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選ばれるビジネス

12/01
2014

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“敢えてSpirits”が選ばれる

「普通のことをしても褒めてもらえない」
ある時、こんなフレーズがテレビで紹介されていた。

今注目されているミュージシャンである
べーシストのKenKen氏を紹介する番組だった。

今でこそ、いくつものバンドをかけもちする
人気ミュージシャンであるKenKen氏。

音楽を志すきっかけは、8歳のときに見た
海外ミュージシャンのビデオだったという。

ミュージシャンを目指し始めた
KenKen氏は、実は音楽一家の出身。
ならばギターなんて弾けて当たり前…
という反応しかされなかったそうだ。

「だったら、人の倍以上やってやる」
という気持ちで練習に打ち込み、
その結果才能を開花した。

そしてKenKen氏は
多くのミュージシャン仲間からも
その実力を認められるようになったという。

私がそこでふと気づいたのは、
音楽一家という厳しい環境にいたからこそ、
通常以上を求められ、試行錯誤したのではないか。

それによって自分の可能性を最大限に
発揮できたのではないかと思うのだ。

どんな環境であっても、
より高いレベルを目指して「敢えて○○をする」。

厳しい条件があるからこそ、
自分なりの努力を重ねて能力やノウハウを
身に付けることができるのだ。

この“敢えて”を選べる精神(=Spirits)があれば、
新しい段階へ進んだ自分に出会うことができるのだ!

先週ご紹介した飴細工師の
Candy Miyuki氏も同様だろう。

シングルマザーとして子どもを育てていくことを考え、
技術力と演技力さえあれば男女関係なく
能力が発揮できる“飴細工師”を選んでいる。

その結果、ディズニーワールドで働くという機会を得て、
さらなるレベルアップを可能にしている。

KenKen氏のように音楽一家に生まれながらも、
家族以上のミュージシャンを志すことや、
Candy Miyuki氏のように女手一つで子どもを育てること。

これらは一見選択肢の限られた環境に思えても、
「敢えて○○をする」という選択により、
より上質な自己実現につなげることができるのだ。

これって、実はうちの会社にも
当てはまることがあるのだ!

弊社はコーポレートコミュニケーションを
テーマにした制作会社だ。
そしてそれだけではなく、
「プランニング」も含めた、
責任あるビジネススタイルを徹底してきた。

そのお陰か、少しだけ、
より皆さまから選ばれる会社になれている気がするのだ
(まだまだ発展途上だが…)。

自分が試行錯誤するために
厳しい環境・状況を“敢えて”選ぶ。

その“敢えて”Spiritsを持ちながら努力を続ければ、
選ばれる理由につながっていくのかもしれない。

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“敢えてSpirits”をお持ちのCandy Miyuki氏

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