これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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03/09
2015

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「ザ・フナイ」に8,000字掲載!

「これから75年、選ばれるビジネス」
このタイトルを目にすると読んでみたくなる!?

そして、こんな書き出しで始まった。
「これからの時代に選ばれるビジネスとは?」
誰もがその問いかけの答えを知りたいことだろう。

ところで、なぜ私が“75年”に
焦点を当てたかというと、
実は、この2015年は、中島流に
言うとパラダイムシフトの時なのだ。

わかりやすく言うと、
枠組みの転換期ということ。
もちろん私だけでなく、
多くの先輩たちも転換期と語っている。

2015年から75年くらい遡ると、1940年。
つまり…
この辺のくだりは、たびたび“ビジ達では登場する
「中島流パラダイムシフト75」のこと。

ここから、約8,000文字の文章が続く。
これは「ザ・フナイ」3月号に掲載されたもの。
(webで検索してみると、その書き出しが読めるのだ)

久々に長い文章を書く機会となったこともあり、
結構、真剣に取り組むことに。

さすがにいつもの1,000文字くらいの
コラムとはちょっと違う。

でも、“ビジ達”で毎週、5コンテンツも
発信していることもあり、
その内容には、事欠かなかった。

やっぱりポイントは、それらの事例を
どうつなぎ串刺しにしてまとめるか。
すなわちどう編集するかということだ。
(いいまとめ方ができたと思うが…)

それはともかく、改めてこのところの
いろいろな中島流の注目の企業事例を
集めることで、確かにこれからの時代の
“選ばれるビジネス”が見えてきたのだ。

ちょっと無責任な言い方であるが、
「これから75年、選ばれるビジネス」と
タイトルをつけときながらも、
書きながらその共通点であり、
傾向をシミュレーションすることで、
しっかり見えてきたということ。

少なくとも“これまでの常識”通りに
やっていたのでは、“選ばれるビジネス”
側には入れない。

すなわち、大胆で潔い革新を図り、
しっかり徹底できるかどうか…

このところのビジ達では
何度も語っていることだが、
その会社ならではの“存在理由”のある
ビジネス展開をしないことには
選ばれ、そして事業の継続はできないのだ。
うんうんヽ(´o`; ということ。

どんなビジネス事例が紹介され、
どんな結論になっているのか興味のある方は
まず、「ザ・フナイ」で検索してもらいたい。
すると、3月号の表紙がでてきて、
右サイドに「中島セイジ」の名前が…

何と今どきは電子版もあるよう。
クリックして買うか、買わないかはあなた次第。
「ザ・フナイ」

ナマで中島から直接聴きたい方は、
4月16日(木曜日)のαクラブ定例セミナーで!
第129回αクラブセミナー

あれっ?いつの間にかPRになっちゃったσ(^_^;)
はははぁ

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中島セイジの名が!

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見てみて!

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パラダイムシフト75だ

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お申込みはじまってまぁ~す♪

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先取りビジネストレンド

03/09
2015

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“上美生ワインバレー構想”のゆくえ

構想を思い描いてから早2ヶ月余り。
ついに、北海道の芽室町にて
“上美生ワインバレー構想”をプレゼンしてきた!

これは、私の出身地である
芽室町上美生にぶどう園とワイナリーを設置し、
そこを拠点としてさまざまな情報を発信しながら、
地域活性化につなげようというもの。

“里山ビジネス”を追求・発信している私が
「実践」として掲げる、次なる構想と挑戦だ
(出身地でのプレゼンだけあって、
とにかくワクワクしながらのプレゼンだった!)。

もちろん、私一人が気を吐いても
実現できる計画ではないため、
“里山ビジネス”実践の「第一歩」として現地に赴き、
農家の方々の集会にて
プレゼンをさせていただいたのだ。

その結果は、一同“驚きを隠せない”
といったところだろうか
(目が点になっている様子だった!)。

ただぶどうやワインを作るだけではなく、
地域の長期的な活性化と
ブランディングをもテーマにした構想だったのが
予想外だったのだろうか…
(プレゼン資料を、かなりしっかり
作っていたことも驚きだったのかも…)?

また、役所の関係課の方々や金融機関の支店長、
そして、その地域を支える
“キーマン(重要人物)”の方にもお話させていただいた。

ぶどうやワインを作る農家の方々だけはなく、
地域全体で計画に取り組まなければ、
その実現も難しいし、地域の活性化への相乗効果のためにも
“地域ぐるみ”が重要なのだ。

とにかく、地域の協力スタッフのお陰で、
今回だけでも沢山の方々へ
その構想をプレゼンすることができた
(延與さん、渡辺さん、ありがとうございます)。
すばらしい第一回目のプレゼンだったと言えるだろう。

北海道における地域活性の事例では、
池田町の「十勝ワイン」がある。

このワインは、池田町の里山を活かした商品開発、
技術研修などに町民が力を注ぎ、
国際的にも高い評価を得るまでに成長した。

そのため、“存在価値のあるビジネス”として、
町全体がこの計画に協力しているのだ
(今回も、池田町のワイン城を訪問して、
いろいろと勉強させてもらった)。

地域のためのビジネスは、
地域の人々の協力によって大きな相乗効果を得る。
だからこそ、沢山の人と交流し、
理解を得るこの「第一歩」が重要なのだ。

ということで“上美生ワインバレー構想”は、
第一歩を踏み出したといえるだろう。
実現のためには、まだまだやるべきことは山積みだが、
この大きな挑戦にやりがいを感じている。

このビジネスの今後の成長にぜひ期待していただきたい
(もちろん、また報告させていただきま~す!)。


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故郷の里山を活かしたビジネス!

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ワインバレー構想への期待も高まる

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“地域ぐるみ”で活性化へ

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進行状況は随時報告しま~す!

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はなまるア・ラ・カルト

03/09
2015

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十勝池田ワインのブランディング

北海道池田町の「十勝ワイン」といえば、
既に多くの人が知るワイン。
実はその十勝ワインが誕生して、
50数年が経ったそうだ!!

今でこそ、「十勝ワイン」として
しっかりとしたブランディングがされている…。

ここまで来るには
多くの困難との戦いがあったという。

1950年ごろからの十勝沖地震や二度の冷害など…。
池田町の多くの農家は、
不作が続いたことで、大きな損害を被ったという。

そんな時、町長が斜面で
元気よく実っている山ブドウを見て
ワイン作りにチャレンジしようと
決断したのだ。

そこから、試行錯誤の
50数年間が始まったということ。

先日、仕事の一環で
北海道に訪れる機会があった。
里山の話やワイナリーの話をする者として、
ここはしっかり勉強しなくてはと、
池田町ブドウ・ブドウ酒研究所(通称:ワイン城)を
見学することに。

そこでは、所長自ら細かく、試行錯誤の経緯や、
ワインづくりに対する考え方を語ってくださった。

様々なブドウの掛け合わせによって多種多様な品種をつくり、
その環境適応力を観察していった。

それを幾度も繰り返し、その結果
厳選したオリジナルの品種へと至ったという。

一番のポイントは、十勝・池田町の気候や
風土にあった品種を作らないといけないということ。
そうして、寒さに強くワインに適した
品種にたどり着いたのだ。

今では、多くの人が
「十勝ワイン」を知り、愛飲している。
「池田町」の名前を知る人も多い。

しかし、50数年前に
災害が起き、その新たなチャレンジに
行き着いてなければ、
「十勝ワイン」もできていなかったし、
池田町の名前が日本全国で
知られることもなかったのだ。

自分たちの地域で作った特産品が、
全国区になったことは
地元の人たちにとって、
大変誇らしいもの。
だからこそ、もっと知ってもらいたいという気持ちになり、
情報の拡散の動きに繋がる。

こうした街を挙げたブランディングが
地域への帰属意識や、
活性化に繋がっているということ。

“ブランディング”は、
当然短期間でできるものではない。
地道な努力、手間と時間をかける
ことが必要なのだ。

そう思いながら、
今夜は、「十勝ワイン」を嗜んでいる。
うん、うん。これが十勝ワイン…。

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池田町のワイン城

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ここで十勝ワインがつくられているのだ!

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様々な種類の十勝ワイン

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シナジースペシャル

03/09
2015

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ビジョンへの“還暦がシナジー”

無事に還暦を迎え、
昔と比べてどんな変化が自分に訪れたか。

一番に言えるのは、
“自分の中の全てが連結してきた”こと。

若い頃は、人との出会いは得られることも多いが、
次につながる機会は少ない。
経験したことは、自分の経験として記憶されるが、
なかなか活かす場がないもの…。

そんなことばかりで、
自分に起きた出来事が
密接に関連しあうことが少なかったのだ。

この頃、いろんな人と出会う機会が多い活動といえば、
まずNBC(東京ニュービジネス協議会)の定例会と
昼餉フォーラムに来ていただく、ゲスト講師の手配。

さらに月刊CDや毎週のラジオ番組、
αクラブ定例セミナーのゲスト選出など。

こういった活動を続けてきた結果、
このところ一つひとつの経験や、
人的ネットワークが互いに
相乗効果を生み出していることに気付いたのだ。

例えば、ラジオにゲスト出演してくれた方に、
月刊CDや定例会等にも登場してもらえたり。
自分の活動や出会い、
経験がいろんなところで活かされてきたのだ。
すなわち、それは相乗効果(シナジー)が
表れてきたということなのだろう。

このシナジーをどうやって
より意味を持って活かせるか。
そんな発想から生まれてきた答えは、
“ビジョン”を掲げること。

未来にビジョンを打ち出し、
そこに向けて構想することで、
そのシナジーは集約されていくのだ。

私のビジョン(志)は、
故郷・北海道十勝の活性化のための活動。
そのために現在、ワイナリー構想を推進している。

そんなことを考え始めた矢先、
若い頃とは違った現象が起きている。

今まで点在していた、
私の出会った人々や出来事が
一気に同じ方向へと流れ、繋がってきたのだ。

還暦とは、起算点となった年の干支に
一巡することを指すわけだが…。
中島流に考えれば、
もっと深い意味を持つように思えてならない。

人は、それぞれの年齢時に、
さまざまな経験をする。
それまでのことがこの還暦を機に、
結果的に巡り、つながって集約されていくこと。
それこそが干支や年齢のことだけではない、
“還暦”という言葉の真の意味なのではないだろうか。
そして、ここには大きなシナジーが作りだされるのだ!

この還暦というタイミングだからこそ、
ビジョンを掲げて実行に移す。
そうすることによって、
蓄積された経験や出会いを、
より活きたシナジーにすることができるのかもしれない。
たかが還暦、されど還暦!

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変化したことは年齢だけではない

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社内では、立派なお祝いもいただきました

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いままでのことが活かされてるからこその活動!

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目からウロコのおすすめ本

03/09
2015

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『ブルース、日本でワインをつくる』ブルース・ガットラヴ 木村博江著

わ、わ、わ!
長年の疑問が解決!!
まさに感動の一冊!

おっと失礼、思わず取り乱してしまった。
それというのも、
有限会社ココ・ファーム・ワイナリーの元醸造責任者、
ブルース・ガットラヴ氏の著書
『ブルース、日本でワインをつくる』を読んで、
長年の疑問の数々が解決したから。

ブルース氏は、現在北海道の岩見沢で
ぶどう畑を開拓し、ワイナリーを経営している。

北海道の出身地でワイナリー構想を
描いている私にとっては、
知りたかったことをあれこれ教えてくれる、
素晴らしい本なのだ。

また、この本の中ではブルース氏が
いかにして日本のココ・ファーム・ワイナリーで
ワイン造りを実践するようになったのか。
どのように障がいをもつ人たちといい関係を築き、
ワイン造りを続けてきたのかについて、
触れられている。

少しでもココ・ファームのことを知っている人なら、
川田昇園長との関係を含め、
いろいろと疑問に感じていたことに対して
答えを出してくれる内容なのだ。

それだけではなく、
なんといっても私が嬉しかったのは、
北海道の風土の中で、
ヨーロッパのワインぶどうの品種が
どうやって育つのかを具体的に知れたこと!

たとえば、ブルース氏の14ヘクタールの畑のうち、
ぶどう畑は2.3ヘクタール。
そのうちの1.8ヘクタールに
ピノ・ノワール8,000本を植え、
残りの0.5ヘクタールに
ソーヴィニョンブランを植えているのだとか。

他にも800本のぶどうの木と、
その他の作物が、元々の自然と共存する
有機農法で大切に育てられている。

つまり、ブルース氏のワインづくりは
工場のように大量生産し、農薬をばらまく農業とは
根本的にちがうものなのだ。

人間の手を加えても、里山のなかにある限り
畑は自然の中に取り込まれていく可能性がある。
それならば、自然の力を活かした農業こそ
最もスマートで、持続可能なやり方だということ。
(うんうん、育て方次第でヨーロッパのぶどう品種は
北海道の地でも十分育つということ。すばらしい!)

そのほかにも、
なるほど~!と感心することばかり。

ココ・ファーム・ワイナリーを一躍有名にした、
2000年の九州沖縄サミット乾杯で用いられた
スパークリングワイン『NOVO』や、
2008年北海道洞爺湖サミットの
総理夫人主催の夕食会で飲まれた赤ワイン
『風のルージュ』誕生の秘密も明かされている。

また、ココ・ファーム・ワイナリー創始者である
川田昇氏に共鳴したきっかけ(これが知りたかった!)
も語られていて、改めて川田氏の偉大さに感じ入った。

1961年にニューヨークで生まれ、
カルフォルニア大学で醸造学を学んだ青年が、
どのようにして日本で有機ワイン作りに
人生を捧げることになったのか。

運命の不思議に感謝するとともに、
醸造家としての勇気とチャレンジ精神に、
こちらも奮い立つ一冊。

まさに、いま注目の「マッサン」を
彷彿とさせるお話がたくさんあった。

ワイナリー経営には興味がない方も、
ぜひぜひ読んでいただきたい一冊だ。

book (1)

素敵なジャケットの本です!

book (2)

ココ・ファーム・ワイナリー創始者の川田昇氏

book (3)

気になるワイン造りのあれこれを知れる

book (4)

北海道でもぶどうを育てられる!

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