これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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01/14
2014

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経済ではなく“人的シナジー”が根本

今年も6日から忙しく始まったわけだが…
早々にあのプロ棋士の
羽生義治(よしはる)氏にお会いした。
そこでは、気負いのない自然体で、
ざっくばらんにお話をしてもらった。

そして、週中頃には、
ラジオにもご登場いただいた
モンベルの辰野勇(いさむ)会長にも
お会いすることに。

この方も本当に飾らない方で、
歯に衣着せぬ物言いが、経営者と言うより、
大自然を相手にする冒険家(登山家?)を
強くイメージさせる。

そして、富山の講演から急遽帰って来て
千葉の大網でお会いしたのは、
伊那の「産直市場グリーンファーム」の生みの親、
小林史麿(ふみまろ)会長。

小林会長の講演のお話も素晴しかったが、
人との接触のし方とその時の笑顔に
人間性が醸し出されていた。
小林会長に思わず伊那に行く決断を
お伝えしたほどだ。

それにしても年始めから
素晴らしい人に出会えること。

今週も、フラットフォーの
小森隆社長ご夫妻とお約束があるし、
ラジオ収録では、野田岩の五代目主人
金本兼次郎(かねじろう)さんとも…。

あっ、週末にはゆうゆうワイドの
大沢悠里さんともお会いできるんだ。
はっはっはっ…。

うんうん、今年も素晴しい人たちとの
出会いの年になりそう。
出会いは、いろいろなお話を聴けるだけでなく、
刺激と感動をもらえる。

その刺激も感動も、
私だけのものにするのではなく、
多くの人たちに発信していくのが
私の仕事であり役割ということ。

そして、これだけ多くの
素晴らしい人たちに出会えるのも、
多くの友人、知人やQB関係者のお陰。
多くの人たちに感謝、出会いに感謝!

そう、これらも“シナジー”なのだ。
私の一貫したテーマでもある “Synergy”。
この人的シナジーこそが、
ビジネスの原点に思えてならない。

実は、世の中は“経済活動”で
動いているのではなく、
人的シナジーで動いているのだ。

お金でもなく、業界でもなく、
人的シナジーこそが社会の根本ということだ。

これを原点に据えて今年も
“ビジネスの達人”を発信し続けますので、
みなさんよろしく。

あっ、先週は芝田山親方(横綱大乃国)にも
お話をしてもらったんだぁ、すみませんm(_ _)m
同郷なものでついうっかり…
でも、さすがのお話でした(^ω^)

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羽生義治氏

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辰野勇会長

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小林史麿会長

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小森隆社長

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金本兼次郎氏

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大沢悠里氏

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芝田山親方

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選ばれるビジネス

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2014

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「里山十帖」のレーゾンデートル

「当館では環境に配慮し、
アメニティは必要最低限で用意しております。
とくにカミソリは難リサイクル商品ですので、
ご自身でお持ちのものをご利用していただくか、
持ち帰って何度か使用していただけたら幸いです」

これは以前ビジ達でも紹介した、
株式会社自遊人が手がける
新潟県南魚沼市の旅館「里山十帖」の
館内案内パンフレットの一文だ
(実はこの正月に1泊体験してきたのだ)。

この旅館は、2012年に「自遊人」の編集者であり
代表の岩佐十良(いわさとおる)氏が、
一軒の宿を引き継ぎ、改装工事を行って
2013年10月にオープンしたものだ。

歴史ある建物の骨組みを活かしたうえで、
デザイナーズ家具や現代アートなどの
モダンな要素を取り入れた空間になっている。

ここで体験できるのは、
徹底された里山十帖のこだわり。

冒頭でも紹介した通り、
いまやほとんどの旅館やホテルに
当たり前にあるアメニティは
必要最低限のもののみ。

私も出張の際は、歯ブラシや歯磨き粉、
カミソリなどは常備しているので問題ないが、
一部の人は驚いてしまうかもしれない。

また、次のような文章も。

「私たちが目指している料理は、
“認定を並べる料理”でもなければ、
“認定を得るための料理”でもありません。
目指しているのは、
力のある食材を感じていただくこと。
そして生産者の想いを
食材から感じていただくこと」

つまり、有機JAS認定などを
得ている野菜だとかではなく、
野菜を作っている人たちの想いを
料理を通じて感じ取ってほしい、ということ。

新潟県の南魚沼産のお米はもちろんのこと、
質にこだわった野菜は
どれをとっても生き生きしている。
私も食を通じて贅沢な時間を過ごすことができた。

さらに気になったのが、この一文。

「当館は「オーガニック」を
重要なテーマのひとつにしています。
そのため、コンビニのお弁当やカップラーメン、
ファストフード等の館内への
お持ち込みはご遠慮いただいております」

必要以上にお客さんにおもねることをせず、
自分たちのこだわりを体験して欲しい
(この価値観へのこだわりの意味を伝えたい!? )
という強い思いを感じた。

ふと、ビジ達で紹介した株式会社フラットフォーの
小森代表の話を思い出した。
好きなモノをつくり、好きな人がそれを買う。

強いこだわりや想いを込めて
作り手が提供するとは、理解ある人にとっては
心地の良い体験になるのだろう
(こんな価値観の人に来てほしいと…)。

これからは“お客さまは神様です”でもなければ、
何でもお客さんに合わせる時代ではない。

自分たちの流儀を貫き通し、
共感できるお客さんに楽しんでもらうことで
生まれるレーゾンデートル(存在意義)。
それこそが、里山十帖の仕事道ということだろう。

これからのビジネスでは、
この“レーゾンデートル”を
しっかり見つけ出すことが重要だ。

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野菜の色から新鮮さが伝わってくる!

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こだわりの一品に舌鼓

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お酒にも一つひとつに思い入れが

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シンプルだけど美味しい

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岩佐氏自らこだわりを紹介!

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選ばれる仕事道

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2014

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作家“百田尚樹”の仕事道

エンドロールが流れていても
誰もその場を立とうとしない。
むしろ、思わず涙する人たち。
もちろん私も…。

あの百田尚樹氏の大ベストセラー『永遠の0』。
先日、その映画を観てきたのだが…、
いや~ホントにいい映画だった!

書籍の内容をかなり忠実に再現しており、
その当時の様子が実にリアルに描かれていた
(実は、本の方は最後まで
読み切ってはいないのだが…)。

発行部数450万部という
記録を打ち出した『永遠の0』だが、
発売当初は、戦争に近い世代である
50代60代が主な読者だったそうだ。

しかし百田氏曰く、
200万部、300万部と増えるにつれ、
若い層の読者がじわじわと増えたという。

まさに若い世代から中高年世代まで、
多くの人が触れた作品と言っていいだろう。

また百田氏といえば、
このビジ達でも何度か紹介させていただいている
出光佐三氏をモデルとした『海賊とよばれた男』。

こちらの作品も、
累計で170万部を突破するヒットを記録している。

『永遠の0』と『海賊とよばれた男』という
百田氏の出世作。
これらの作品を通して、
百田氏が本当に語りたかったことは一体何なのだろうか。

そこで鍵となるのが、「大東亜戦争」の存在。
百田氏が発信する上で、
このキーワードは切っても切れない存在だろう。

戦争がその後の日本にどのような課題をつくったのか。
この時代を生きた先達が、
どれほど日本のために尽くしたのか。
その結果として存在する今の日本を、
私たちは次なる世代に
どのように承継したらいいのか。

百田氏は戦争を近くで感じた世代だけでなく、
全く経験していない若い世代の人にも、
その重要性を伝えたかったのだという
(先日の講演でそのような内容を語っていた)。

もっと言えば、そこで活躍した人のおかげで、
今の日本があるということ。
今を生きる私たちは、そのことを
また未来の人につなげる必要があるのだ。

日本の未来のために生き残ってもらいたいと
願ったその時代の人たちは、
生き残った者の責務としてその想いを語り継ぐ。

そうやって、過去から未来へ想いをつなぐことで、
人類は同じ間違いを犯すことなく、
少しずつ前へ進んでいけるのだ。

戦争を経験しての“今の日本”ということを、
若い人含め多くの日本人に伝えることこそ、
百田尚樹氏の“仕事道”なのだろう。

「この空に願う、未来―壮大な愛の物語。」

時間がある方は、ぜひとも劇場に足を運び、
作家百田尚樹氏の仕事道に
触れてみてはいかがだろうか。

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戦争が残した課題とは…

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過去から未来へ想いをつなぐ

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百田氏の仕事道に注目!

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シナジースペシャル

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2014

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メガ・シナジーをプロデュース

「ついに弊社クオーターバックが
フロアを拡大しま~す!」

これまではビル5階のフロアに
オフィスを置いていたのだが、
昨年末そこの8階のフロアに
空きが出るということで、
思い切って借りることに。

5階のフロアに比べ、少し狭いスペースだが、
内装工事を施し、必要な机やいす、
プロジェクターなども揃えて、
最大で50人程度が集える場づくりができた。

今年はこの8階のフロアを使って、
昨年語った“超シナジー”を超える
“メガ・シナジー”を
プロデュースしようと考えている。
より大きな相乗効果をこの空間によって
生み出そうとしているのだ。

どうすれば8階でメガ・シナジーを
生むことができるのか。

それは、“人が集う空間として有効的に活用すること”。
多くの人が集える場所があると、
活用の仕方次第で大きなシナジーを生み出す
可能性を秘めているのだ。

社内イベントはもちろん、
今私が中心となって開催している、
石門心学実践講座、リーダーズセミナー、
αクラブ定例セミナー、
BRT(ビジネス・ラウンド・テーブル)会議等の
セミナー会場として利用していく。
これらはそれぞれ、多くの人たちが集う場となっている。

人が集えば、さまざまな情報が集まり、
新たな出会いもある。

さらに、人間関係も親化(親密化し、深くなること)
していくだろう。
人とのつながりこそが、シナジーを生み出すきっかけになるのだ。

「人生はシナジーの5乗、ビジネスはシナジーの10乗」。
(中島的裏付のないイメージフレーズだが…)
私はこれまで、繰り返しシナジーの大切さについて語ってきた。
人生は相乗効果でできていると言っても過言ではないだろう。
そして、もちろんビジネスもシナジーを活かせなければ、
拡大もしないし多くの人を喜ばせることも出来ないと思うのだ。

楽をしたいがためにとか、
目先の利益を追うがためにプロセスを
ショートカットすると、相乗効果は生まれない。
このプロセスこそが相乗効果を生む宝の山なのだ。

それなりの投資とはなるのだが、
8階フロアがきっかけとなって、
さまざまなシナジーが生まれ、広がっていく。
そして、そこに集う人たちにもさまざまなシナジーが…
これほど素晴らしいことはないのではないだろうか。

シナジーを生み出す環境を演出する。
それこそまさに“メガ・シナジーをプロデュース”することなのだ。

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今年は“メガ・シナジー”だ!

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セミナーもここで出来る!

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使い方いろいろ

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先取りビジネストレンド

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2014

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イオンモール幕張新都心の裏側

巨大ショッピングモールが、
またもやオープンした!

昨年末に幕張にできた、
国内最大級のショッピングモール
「イオンモール幕張新都心」。

なんでも、東京ドーム4個分の
敷地面積を有するのだとか。

これだけ大きいと、
「あの店にもう一度戻りたい」
と思っても、その店が1km先だったりするのだ!

特徴的なのは、360店舗のうち
約1/3が体験型という点。
子ども向けのテーマパークはもちろん、
物販エリアでも楽器演奏や自転車の試乗など
実際に商品を触って体験することができる。

体験型にするとその分滞在時間が長くなるので、
それにより購買率を上げようという試みだろう。

でも、ちょっと待ってほしい!
確かに人の注目を集めるような
コンセプトや規模かもしれないが、
本当にこれでいいのだろうか?

私はかねてから
大型ショッピングモールの乱立に疑問を抱き、
“日本列島疲弊論”なるものを提唱している。

ショッピングモールや大手チェーン店の台頭は、
地域を疲弊させ、職人技を喪失させる。

事実、街の商店が閉店し、
シャッター通りが増えている地域も多い。
結果的に、地域文化が
失われていくというわけだ。

今や日本全国にショッピングモールは存在するが、
どこも同じようなテナントが入っている。
そしてそのほとんどが
全国展開しているチェーン店だ。

つまり、たとえ地域のショッピングモールで
人々がお金を使ったとしても、
そのお金は地域には回らず、
結果的に都市部にある本社に集まることになる。
地域に落ちるのは、せいぜいパートや
アルバイトの賃金と場所代くらいだろう。

私は以前、地方百貨店の
コンサルタントをしていたつき合いで、
とあるハイブランドのジャケットを
購入したことがある。

生地がしっかりしているのはもちろん
縫製も丁寧で(お値段も立派だった!)、
15年は着ることができた。
一流の職人が丹精込めてつくったものは、
色褪せることがないのだ。

便利なショッピングモールが
全国各地に増えているこの頃。
果たして便利さや安さにかまけ、
「あ、便利」と簡単にものを選んでいいのか?

長く使えて愛着を持てるものを、
顔の見える人たちから買うのが
本来のショッピングであり、
街を維持し活性化するカギも
そこに隠されているのではないだろうか。

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巨大型ショッピングモール増加中!

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この規模だとショッピングするだけでいい運動になる!?

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どこもかしこも人、人、人!

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どこも大体似たようなテナントばかり…

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