これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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02/09
2015

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効き目ある中島流、陽転思考術!

「通常はこの3月の見学はお断りしてるんですが、
鍵山相談役であり、掃除の会には普段から
お世話になってますので校長先生自ら、
案内させていただきますと…」

えっ!思ってもみないすばらしい返答が、
萩の明倫小学校から返ってきたと言うのだ。
(吉田松陰も教鞭をとったという明倫館の流れをくむ小学校)

お願いしときながらも、
この季節は学校行事も多いはずで
見学は難しいだろうなぁ~と思っていた
矢先の朗報だった。

すばらしい!仲間の経営者に無理を承知で
お願いしたのだが、甲斐のある結果となった。
(田子社長、ありがとうございます(^ω^))

それにしても、残念な情報も飛び込んでくる
こともあるが、思った以上の朗報もたくさんある。

この一週間だけでも…

ヴィラデストワイナリーのオーナー
玉村豊男さんのラジオ収録では、
長野県からはるばる足を運んでもらい、
本当にいいお話しをたくさんしてもらうと同時に、
いいワインぶどうづくりのための情報も
今後もらう約束までもしてもらった。
くっくっくっ…v(。・ω・。)ィェィ♪

そして、こんなことも…
ある約束があり、40分ほどかけて出向いたが、
相手サイドのトラブルにより目的を果たせず
また40分ほどかけて戻ることに(´Д`;)
まぁ~こんなこともあるさぁ~。

そして…
あっ自転車のカギがいつものコートの
ポケットに入っていないΣ( ̄ロ ̄lll) 
げっ!どういうことだ~~!
そろそろ雨もやみそうだから昨日置き去りにした
愛車を駐輪場へ取りに行こうとしたのに…

カギを取り忘れたのなら場合によっては
自転車ごとない可能性も…あ~ぁ(´。`;)
とにかく、まずは駐輪場へ。

少し遠くから眺めると
おっ!私の自転車らしきものがある(よかったぁ~)
ロックは(?)と…
してあるが何とカギはつけたまま。
よく無事だった…なんという失態。

駐輪場に置いた後、雨が降ったことも
幸いしたのかもしれない。
不幸中の幸い。ヽ( ´∇`)ノ

そして、約10年ぶりの友人とのやり取りも…
そう、心理占星術研究家 鏡リュウジ氏と
久々に電話で話す機会が偶然できたのだ。

それは、我社のスタッフがその関係も知らず
鏡氏に仕事を依頼したところから始まった。

鏡氏は社名を聞き
“中島さんによろしくお伝えください!”
と言ったという!
うんうん、うれしい偶然だ…(´ω`*)

実は、ここでは語れない不幸な知らせもあったのだが、
一週間だけでもこんなに予期せぬ
いろいろなことが起きるもの。

そこで、中島流の“陽転思考術”。

一見不幸と思える事件や知らせも
視点の持ち方によっては不幸な出来事では
なかったりもするもの。
だから、その事をしっかり捉え
冷静に思考することが大切だ。

すると、意外に気持ちは、沈まないで済む。
また、うれしくラッキーなことは、手帳にも書き
何度も反芻(はんすう)する。
そして、人にも話す機会を意識的に多くする。
これで、アタマの中は常に上昇気流。

すなわち、日常はいつも“プラス発想”に
展開できるということ。
これが中島流、陽転思考術。

仕事をするにも、人に会うにも
プラス発想はとにかく場を明るくするし、
結果、幸運を招くということだ。

だから、ペースメーカーとして
ついつい口火を切る役になってしまうわけで…

これも、私の役回りと捉えて、
今日も陽転思考で行こう!

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松下松陰の聖地へ

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再び萩へ

玉村豊雄

玉村さんとMr.セイージ

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選ばれるビジネス

02/09
2015

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世間が育ててくれる“仕事旅行社”

探偵になる旅、占い師になる旅、旅館の仲居になる旅、
ご当地キャラになる旅(着ぐるみを着るのだろうか)。

一度は「なりたい」と思った職業を体験できるなら…。
そんな願いを叶えてくれるのは、
ビジ達でも以前ご紹介させてもらった「仕事旅行」だ。

「仕事旅行」とは、“旅”と称して
さまざまな職場(仕事)を体験できるサービス。
つい先日、このコンセプトで事業展開を行う、
仕事旅行社の田中翼社長とお話をする機会があった。

最近では、多くのメディアに
取り上げられるようになった影響で、
多くの人々の認知につながっている
(仕事旅行を体験する人は、
今や月に300人以上なのだとか!)。

じわじわと認知が進む中で、このところ企業から
研修で活用したいという依頼が増えたそうだ。
さらに「我々の仕事をぜひ体験してもらいたい」と、
地方自治体から逆オファーが届きはじめたという。

つまり、お客様であり、関係者が寄り添って
“新しい仕事旅行”のカタチを
作りあげてくれているということ。

いや~これはすごい!
通常の流れなら、仕事旅行社側が
企業や地方自治体に提案するというもの。
しかし、お客様のほうからさまざまな提案をしてくれる。

一体なぜだろう?
その答えはズバリ、仕事旅行社は
社会にとって必要であり、求められる存在だから。

お客様が次なる要望を伝えたくなるほど、
思わず協力したくなるほど、本当にユニークで画期的で、
潜在的に望まれていたビジネスなのだろう。

関連する事業でいえば、
以前ビジ達でもご紹介した
ミドリムシで有名なユーグレナや、
産直市場グリーンファーム、そしてパン・アキモト。

いずれも社会や地域にとって必要であったり、
社会性のあるビジネスモデルだ。
だからこそ多くの人たちに
興味を持ってもらうことに成功し、協力してもらえる。

もちろん仕事旅行も社会的意義があったからこそ、
世間が育ててくれているのだろう
(改めて実感することができた!)。

そのユニークさで人から注目され、
長く続けられるビジネス。
そのヒントは、まだまだたくさんあるはずだ。

そんな仕事旅行社の田中社長のお話は、
InterFMにて2月15日(日)朝6時から放送の
『BUSINESS LAB.』でオンエア! お楽しみに!

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田中社長のユニークなお話は要チェック

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仕事旅行の“旅”とは?

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ガイドも素敵な仕様で安心

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はなまるア・ラ・カルト

02/09
2015

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“ブランド”は世間が育んでくれるもの

我が家にはトラが住み着いている。

キラキラと金色に光るトラが数匹、
いつも手に届きそうなところで黒い紙袋に
貼りつき、整列しながらいる。

もう、お分かりだろうが、
創業約480年の老舗和菓子店
虎屋の紙袋のことだ。

この紙袋は、銀座を歩く御婦人方が、
堂々と持ち歩くほど、
世間の認知度と人気は高い
(私自身は、取材の時以外ほとんど
手にすることのない特別な紙袋だが…)。

人気の理由は、描かれているトラが、
明治時代~大正時代にかけて大活躍した
文人画家・富岡鉄斎が描いたものと
いわれているからか(諸説あるそうだが…)?

いや、私はそうは思わない。

この紙袋の金色のトラには、
虎屋自体が持つブランドイメージが
見事に反映されているからなのだ!!

最近では、書籍や雑誌などに、
「利益を生み出す熱狂ブランドの作り方」など
という言葉を見かける。

そこには、ブランドイメージは戦略的に
確立できるというようなことが多く書かれている。

しかし、私はそう簡単にブランドイメージを
確立することはできないと考えている。

虎屋は約480年の長い時間をかけ、
企業哲学や理念を反映させながら、
コツコツと事業展開を徹底してきた。

そして、そんな虎屋の仕事ぶりを見た
世間の人々による、口伝えや実体験を通じて、
こうした虎屋イメージは
作り上げられてきたのだ。

それは、虎屋がいいものづくりの徹底、
人づくりの徹底を長年追求し続けてきたことに
対して世間が評価し、育まれてきたもの。

すなわち、そのブランドは、
企業がつくったものではなく、
世間がつくってきたもの。

虎屋のマネージャーに伺った話なのだが…
研修を終えた新入社員が
いざ、店頭で働き始めると、
最初は先輩たちのようにうまくはいかない。

そこで、ごひいきのお客様たちが、
その対応に対して助言をしてくださったり、
スタッフも育ててもらっているのだと。

まさに、お客様や、世間が虎屋を
育んでくれているということなのだ。

企業哲学や理念を
事業展開に徹底し、“積小為大”、“先義後利”を
常に意識して歩んできた賜物といえるだろう。

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虎屋といったらこのマーク!

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おしゃれな銀座に虎屋が光る

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全国各地で虎屋はにぎわう!

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誰もが知っている虎屋紙袋!

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シナジースペシャル

02/09
2015

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“里山ビジネス”のシナジー独演会

う~さ~ぎ~追~いし
彼~の~山~♪

こんな歌いだしで有名な唱歌『ふるさと』。
その歌詞やメロディーを聞くだけで、
ふるさとの自然や、祖父母の時代の
日本元来の暮らしを思い浮かべる人も多いだろう。

先日、そんな日本の「里山」について、
アルファクラブ定例セミナーで
独演会をさせていただいた。
今回のテーマは、ずばり「里山ビジネス」。

ビジ達でも紹介した、
産直市場グリーンファームや
スコットランド・エジンバラにあるクレイジングファーム、
株式会社マイファームなど、
このところ「里山ビジネス」を実践する
多くの企業と出会っている。

このような企業を紹介しつつ、
いかに“里山”がビジネスにおいて
重要なキーワードになってきているのかを
お話させていただいたのだ。

今回は、お招きするゲストも不在という
“本気の独演会”だったのだが、結果は大好評。
参加した経営者からは
「里山ビジネスに共感した」との声もいただいた。

ここで気になったのが、なぜ「里山ビジネス」は、
これほどに参加者からの共感を得ることが
できたのだろうかというところ。

もしかすると、共通する
何かがあったのかもしれない。

そこで脳裏を掠めたのが、
NPO法人日本を美しくする会が
たびたび開催するトイレ掃除。

そこでは毎回、閉会式に
参加者全員で歌を歌うのだが、
それこそが、冒頭で紹介した
唱歌『ふるさと』なのだ。

『ふるさと』の作詞・作曲を担当したのは、
日本の国文学者でもある高野辰之氏と、
作曲家の岡野貞一氏。

両者は『春の小川』
(春の小川はさらさらいくよ~♪)や
『もみじ』(秋の夕日に~照る山紅葉~♪)などの、
日本人なら誰もが知っている名曲を生み出してきた。

また、高野氏の出身は長野県中野市、
岡野氏は鳥取県鳥取市だという。
そこでの里山に囲まれた生活があったからこそ、
牧歌的で懐かしさを感じ、
日本の大切なものを想起させる
これらの曲を生み出すことができたのだろう。
そして、私達もまた、この歌を通して
その風景や生活をイメージすることができるのだ。

だからこそ、日本人の多くはこれらの歌を通し、
里山を思い描くことができ、
「里山」という言葉と
「里山ビジネス」に共鳴感を抱くのだろう。

このように、日本人には
共通する里山へのいいイメージがある。
それは、懐かしさだけでなく
「大切で守るべきもの」という
意識を起こさせるシナジーをつくり出し、
多くの人を動かしているのだ。

私達が学校で歌っていた身近な歌が、
日本人に里山に対する
共通のイメージを湧かせることに繋がるとは面白い。

もしかすると、
「里山ビジネス」が描く未来の日本こそ、
私達が幼い頃から求めているものなのかもしれない。

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独演会は大好評!

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あの歌が聞こえてくる…

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今後のキーワードは「里山」

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海外の里山ビジネスにも注目

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先取りビジネストレンド

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2015

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ピケティ『21世紀の資本』

日本語版で700ページ以上、価格は6,000円近く!
(ヒエー!…いやいや、価格のことじゃないよ!)

そんな経済書が、いま世界的ベストセラーになっていることは、
きっとビジネスに関わる皆さんならご存知のはず。

そう、トマ・ピケティという
フランスの経済学者が書いた『21世紀の資本』のことだ。
先週のモバイルショットでも少し触れたが、
いま本屋に行くと経済書のコーナーに
この本がずらりと並んでいる。

現在の資本経済がもたらす
格差について書かれたこの本では…
というといかにも読んだみたいだけれど、
実はまだ読んでいない!(エッ??)

ただし、本を解説した書籍や雑誌、番組は
しっかりチェックしたからご安心を。

この本で取り上げる最も大きなトピックは、
「現在の資本主義は格差を拡大し、固定してしまっている」
ということだ。

ここで言う資本主義というのは、
不労所得による資本が幅を利かせている状態のこと。
たとえば、米国で上位10%の富裕層が総所得に占める割合は、
1980年に34%程度だったのに対し、
現在は50%近い水準にまで急上昇している。

戦争などの不幸な出来事は
経済的な格差を縮小する方向に傾くが、
この資本主義はその縮小分をあっという間に
取り戻してしまう勢いなのだ。

ここで不等式「r>g」が登場する。
つまり、株や不動産・債権などの投資による資本収益率=rは、
平均的労働者の所得に大きく関わる経済成長率=gを
上回り続けているというのだ。

つまり、ピケティ氏が言いたいのは、
現在の資本主義では格差の是正が望めないということ。

これまで、米国の経済学者の多くは、
「自由市場においては、
誰もが格差をなくすチャンスを持っている」と考えていた。
そこにピケティ氏の
「資本主義である限り、格差は無くならない」という本が
現れたものだからビックリ!!
たちまち大ベストセラーになったのだ。

このままでは、世界全体の格差はどんどん拡大し、
固定されていってしまう。

ピケティ氏は、それでいいのだろうか?という
警鐘を鳴らしている。
そして、その警鐘に共鳴する人が多いからこそ、
この分厚い本が世界的ベストセラーになっているのだ。

何より、この格差社会の問題は、
ビジ達で何度も語ってきたこと。

ピケティ氏のように経済学的視点から
論理的に語ることはもちろんできないが、
今の日本でも、富裕層とそうでない人たちの格差だけではなく、
都市部と地方との地域格差、業種による格差が明確に表れている。

これこそ、まさにピケティ氏が語っている
今の資本主義の構造的問題の表れに違いないのだ。

多くの人が危機感を持てば、
かならず現在の経済至上主義はひっくり返る時が来る。
そして、次なる新しい社会的システムがやってくるはず。
そう、“パラダイムシフト75”で私が言っているとおり、
今こそ価値観の大きな転換期!

…アレ? 本の話がいつのまにか持論に?
いやいや、それだけ価値観の転換が
差し迫っているということ。
ピケティ氏の指摘により、
多くの人が現在の歪みに気づいたことだろう。
転換期は、もうすぐそこなのだ。

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話題の大ベストセラー!

trend (2)

書店には関連書がズラリ

trend (3)

しかし分厚いぞ…!

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