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目からウロコのおすすめ本

05/31
2021

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清風掃々WEBマガジン“ONE by ONE”

ついに“日本を美しくする会”のWEBマガジン“ONE by ONE”が
公開された。
“ONE by ONE”とは“日本を美しくする会”の鍵山秀三郎相談役の、
「一つ拾えば一つだけきれいになる」という言葉から
“ひとつずつ”という意味で名付けた。

“清風掃々”は“日本を美しくする会”のメンバーと賛助会員、
国内の“掃除に学ぶ会”に配布されている機関誌で
おおよそ5000部発行されている。
これまでもこの冊子が、“掃除に学ぶ会”から
その先の人たちにどのくらい配布されているかが疑問だった。
5000部印刷しても、本当の意味で“掃除”に興味を抱いた人たちに
届いているかどうか・・・?と思っていたわけだ。

・“掃除”の関係者
・鍵山秀三郎相談役と“掃除”について興味を抱いた人
・鍵山相談役から学びたい人
・掃除に興味のある人
こんな方々に確実に届く情報を発信していきたい。
そしてまだ掃除の可能性を知らない人や若い人たちに
情報を届けたく、“清風掃々”を
WEBマガジン化することになったというわけ。
既に掃除と取り組んでいる若いメンバーに
もっと活躍して欲しいという期待もあってのことだ。

さらに、鍵山相談役ももうすぐ米寿を迎えようとしている。
相談役から学んだ経営者も、相談役同様に年齢を
重ねている。今ここで、“掃除”をその先に繋げていくためにも
若返りが求められている。
次世代へバトンを渡すことも考えてのWEBマガジン発行なのだ。

このWEBマガジンは、
・相談役の本を読んだ人や相談役についてキーワード検索
してのアクセス 
・冊子や他の紹介から、URL入手
・YouTubeや他のSNSとの連動
と様々な可能性があり、これからどんどん拡がっていくだろう。
(拡がっていかせたいわけだが・・・)

すでに掃除と取り組んでいる国も、
台湾、中国、イタリア、ルーマニア、アメリカ、インドと
世界に拡がっている。
一部を英語にするだけでも、可能性はどんどん拡がるということ。
すでにイタリアとやり取りをしていて、
イタリアからこのWEbマガジンに記事を
掲載してくれることになっている。
改めて、限定されていた人たちへのリアルの冊子配布から
オンライン化による効果は、その10倍の5万人以上、
もしかしたら100倍を超す50万人以上に拡がる可能性があるのだ。

SNSや検索による様々な人たちからの興味の拡がりを期待したい。
魅力あるマガジンとして発信することでより多くの方々に
見てもらえるようになっていくだろう。
高齢化が始まった“日本を美しくする会”も
次なる時代の“日本を美しくする会”にスタートを切ったということ。

魅力ある“清風掃々WEBマガジンONE by ONE”
掃除に興味のない“あなた”もぜひご高覧あれ!!
新たな気づきや出会いがあるかも!?

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“ONE by ONE”ついに公開!

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目からウロコのおすすめ本

04/12
2021

book

『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』大野萌子(もえこ)著

いかに私達が余計なひと言を発しているか・・・。
この本にはそんな事例がたくさん掲載されていた。
反省するばかりだったことも含め紹介する。

その前に触れておきたい本が、佐々木圭一著の『伝え方が9割』。
この本は、なんと発行部数が112万部突破している。(スゴイ!)
例えば、好きな人をデートに誘う時、
「デートしてください」では断られる確率が高いが、
「驚くほど旨いパスタの店があるんだけど、いかない?」
と伝えると“行ってもいいかも”と思う確率がグーンと高くなると。
すなわち、伝え方次第で結果はだいぶ違うということなのだ。
佐々木氏はコピーラーターで、普段からいろんな言いかえを
訓練しているクリエイター。
同じところにたどり着くには、様々な方法があるが、
より多くの人が思わずそこに行きたくなる発想をすべきとのことだ。

さて、今回のおすすめ本、
『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』
の事例を紹介する。

1.“ちゃんと”、“しっかり”、“徹底的に”
→「この作業はここまでやってください」に。
曖昧な表現を避け、受け手側がわかりやすい
具体的な数字などを入れると伝わる。

2.「ご存じないと思いますが・・・」
→「ご存じかもしれませんが・・・」に。
つい言ってしまう表現。私は情報通だから知っているかのような
態度が見えてしまう失礼な表現。

3.「若いのに、しっかりしているね」
→「しっかりしているね」
「若いのに」をつけてはダメ。
若いから経験も知識もなくうまくいかないはず
と言っていることに。年齢に関する発言は差別にもなる。
17歳でデビューしたDoul(ダウル)は、
“15歳なのにうまいね”と言われてムッとした言っていた。

4.「要するに何が言いたいの?」
→「いちばん言いたいことは何?」とか。
 「私にもわかるように説明してください」などに。
ついイライラして言ってしまいがちだが、
受け手は相談を拒否された気分にもなり、
ハラスメント扱いされる場合もある。

5.「世の中そんなに甘くないから・・・」
→「あなたの考えをきかせてくれる?」
  親が子に、上司が部下に発してしまいがちだが、
これらは“地雷ワード”だ。

6.「やっぱりダメだったね」
→「よくがんばったのに残念だったね」
 相手にマイナス評価をしていたことが明らかになる失礼な言葉。

紹介したものは実際私もつい発言していると思う。
言い方ひとつで相手の気持ちは大きく変化する。
これからは、感情任せの発言は控え、
直前に、“ほんの一瞬”止まり、
その場の状況や相手の事を考え、
言葉を選ばなければならないと感じた。
人間関係をよくするためにも、言い方を考えていきましょう!


book

いかに私達が余計なひと言を発しているか・・・。

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目からウロコのおすすめ本

02/15
2021

book

「1日1話 読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」致知出版社

この分厚い本をついに買った。
2020年11月25日発刊、1ヶ月で10万部売れた本だ。
私が最近よく行くようになった丸善・丸の内本店では、
店長が出版されるやいなや、200冊を並べたと
聞いている。

このプロローグに、
「人間力と仕事力が身につく、
仕事ができる人はここが違う。
人生で真剣勝負をした人の言葉は詩人の言葉のように光る」とある。

この本は、致知出版社ということもあり、
鍵山秀三郎相談役も勿論登場するが、
めくっていくと、私が直接お会いし、
話をお聴きした人がなんと30人も!

その30人をあげると・・・、
1.渡部昇一(上智大学名誉教授)
2.平尾誠二(神戸製鋼ラグビー部ゼネラルマネージャー)
3、塚越寛(伊奈食品工業会長)
4、安藤忠雄(建築家)
5、坂田道信(ハガキ道伝道者)
6、木下晴弘(アビリティトレーニング社長)
7、上甲晃(志ネットワーク「青年塾」代表)
8、和田裕美(HIROWA代表取締役)
9、山口良治(京都市スポーツ政策監)
10、鍵山秀三郎(日本を美しくする会相談役)
11、玉置辰次(半兵衛魅第11代目当主)
12、植松努(植松電機代表取締役)
13、森下篤史(テンポスバスターズ社長)
14、山下泰裕(東海大学教授)
15、桜井章一(雀鬼会会長)
16、鈴木敏文(セブン&アイホールディングス名誉顧問)
17、白駒妃登美(ことほぎ代表取締役)
18、鳥羽博道(ドトールコーヒー名誉会長)
19、江崎玲於奈(物理学者)
20、高嶋栄(船井総研ホールディングス社長)
21、高田明(ジャパネットたかた創業者)
22、奥田政行( 「アル ・ ケッチアーノ」オーナー シェフ)
23、岡田武史(日本サッカ ー協会理事・日本代表前監督)
24、神田昌典(経営コンサルタント)
25、木村秋則(りんご農家)
26、野口誠一 (八起会会長)
27、青木定雄(MKグループ・オーナー)
28、黒川光博(虎屋社長)
29、舩井幸雄(船井総合研究所社長)
30、羽生善治(将棋棋士)

この方々は講演を聴いただけでなく、関わりがあった人達なのだ。
私が主宰するαクラブセミナーに登壇して頂いたり、
私がパーソナリティを務めたラジオ番組に出演して頂いたり、
18年続いているCDにも出演して頂いたりしている方々ということ。

“365分の30”は少ない!?
それとも、意外と多い?!
いろんな出会いがありご縁のできた30人を
この本により、身近に感じることができた。
出会いがあり、そのお陰で私や私の関係する経営者にも
学んでもらい、経営や自分達の生き方に
たくさんの影響を与えられたと思った次第。

出会いに感謝!
ということで今回は一日一話を紹介させてもらった。


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2020年11月25日発刊、1ヶ月で10万部売れたそう

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出会いに感謝!

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目からウロコのおすすめ本

11/24
2020

book1

『ザッポス伝説2.0』ハピネスドリブンカンパニー トニー・シェイ著

“ザッポス”をご存知だろうか?
日本ではまだ販売されていないが、靴のオンライン販売の会社だ。
著者のトニー・シェイ氏はこの“ザッポス”のCEO。
今注目されている企業で2冊目の本だ。

この本を開くと1ページ目に
“ザッポスの目的”とあり、
「顧客と社員とコミュニティーと取引先と株主の
すべてに向けて、長期的かつ持続可能な方法で
ハピネスを提供できることを証明し、
世界をインスパイアすること」とある。
要するに、「WOW(ワオ)を体現して提供することだね」
とトニー・シェイ氏は口語調で書いている。

ザッポスの驚愕の企業文化は、その組織にも現れている。
通常のヒエラルキー的組織ではなく、
社員一人一人の自律的な振る舞いの結果として秩序を持つ
大きな組織を作ることを目指している。
小さな会社であれば、一人一人が何らかの責任をもって
対応することは可能だが、この会社は年商1000億円超企業。
大きな企業での“自己組織化”の実現は、
ティール型組織を大規模会社でもやっていけるという
ことを証明したということ。

そしてアマゾンがこのザッポスを800億円で
買収したことでも注目された。
アマゾンは、将来脅威となる可能性のある企業を
まだ企業規模が小さいうちにM&Aし、 
グループに入れるという戦略をとる。
しかし、アマゾンはザッポスに対して、
傘下のeコマース企業でありながら
独立した経営をトニー・シェイ氏に約束している。

“ザッポス”の10のコア・バリューを紹介する。
1.サービスを通じてWOW(驚愕)を届ける
2.変化を受け入れ、その原動力となれ
3.楽しさと、ちょっと変わったことをクリエイトせよ
4.間違いを恐れず、創造的でオープンマインドであれ
5.成長と学びを追求せよ
6.コミュニケーションを通じて、オープンで正直な人間関係を構築せよ
7.チーム・家族精神を育てよ
8.限りあるところから、より大きな成果を生み出せ
9.情熱と強い意思を持て
10. 謙虚であれ

アマゾンは、IT技術を駆使することでCSを実現しようとしている。
一方、ザッポスは、ITを使用するが、従来から存在した
“人を思う気持ち”と、“人と人の繋がり”を大切にしてCSを
追求しようとしているのだ。
これぞまさに私が小阪祐司氏との対談の時に
つくった言葉、“ヒューマンドリブン”だ!
オンラインではあるが、実際にはオフラインに近い体験が出来る
のがザッポスの目指すところ。
もしかすると、アマゾンは“ザッポスの企業文化”に
興味を持って買収したと言ってもいいのかもしれない。

この本にはいかに一人一人の裁量が日々のビジネスに
活かされているか、
“WOWな対応”の事例がたくさん掲載されている。
新しい企業文化を創り、新たな“ヒューマンドリブン”を
実現する企業・・・やっぱり出てくるんですね!

book1

ザッポスをご存知だろうか

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目からウロコのおすすめ本

06/15
2020

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“アフターコロナ”をどう捉えるかの3冊

今、本屋には“アフターコロナ”をテーマにした本が並んでいる。
その中でも注目の3冊を今回、紹介する。
1冊目、『コロナショックサバイバル』冨山和彦著
2冊目、『働き方5.0これからの世界をつくる仲間たちへ』
落合陽一著
3冊目、 日経BPムック『見えてきた7つのメガトレンド アフターコロナ』

まず、一冊目の『コロナショックサバイバル』
“コロナショックをどのように勝ち抜いていくか”の本だ。
冨山さんは、“コーポレートトランスフォーメーション”
こそが日本企業生き残りのキーワードとなると。
「破壊的イノベーションにより
産業アーキテクチャーの転換が続く時代に、
日本企業が会社の基本的な形、
まさに自らのコーポレートアーキテクチャーを転換し、
組織能力を根こそぎ変換することが重要だ」と。
すなわち企業が大きく変わらないとならないということを
発信しているのだ。
私の感覚では、多分コロナショックをテーマとした本としては
これが最初だったのだと思う。

2冊目は、『働き方5.0これからの世界をつくる仲間たちへ』
落合陽一著
コロナ禍によりどのように働き方が変わるのかを語っている。
「コロナによって、社会の前提がすべて変わった。
我々の“働き方”が大改革を迫られ、ますますコンピュータや
AIが進化する中、私たちは、“人間がやるべき仕事とは何か”
という命題に直面している。
機械では代替できない能力を持つ人材、すなわち
“クリエイティブ・クラス”として生きていくには、
社会とどう向き合うべきなのか」
ということだ。
そして、コロナ禍のあとの2020年からが本当の21世紀だとも
語っている。

3冊目 日経BPムック 『見えてきた7つのメガトレンド アフターコロナ』
小見出しは、「描きかけの地図を携えて“アフターコロナ”を生きる」
「ペストはルネサンスを生んだ。
では、新型コロナウィルスは何を生むのか・・・。
新型コロナウィルスにより短期的な混乱が明けたフェーズを
“アフターコロナ”と定義するなら、我々はまだその世界の
新しい地図を手にしていない。
ただ、そのヒントは見えてきた。
描きかけの地図を更新しながら、私たちは新常態(ニューノーマル)
を生きてゆく」と書かれている。
この本のもう1つの注目は第4章のキーパーソンが語る
「私たちのアフターコロナ」。
ここでは経団連会長の中西氏、星野リゾートの星野氏、
建築家の隈研吾氏など30名のキーパーソンが
「私たちのアフターコロナ」として語っている。

この3冊から学べることは、
“ニューノーマル”を予測して、私たちは次なる一歩をどう進め、
どうチャレンジしていくのか・・・。
それを予測しない限り、その先はないということ。

専門家の人たちの意見を参考にしながら
自分達のビジネスのその先を予測する。
そのための参考となる3冊なのでぜひ読んでみて
皆さんの“その先”をつかんでほしい。



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“アフターコロナ”をテーマにした本

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ビジネスのその先を予測するために

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