これからの選ばれるビジネス!

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03/07
2022

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“Connecting the dots”ディスカッションの意義

みなさんもご存知のスタンフォード大学での
ステーブ・ジョブズ伝説のスピーチ。
そこで発信された“Connecting the dots”の発想。
これは、点と点を結ぶという意味。

ジョブズは通っていた大学をやめても
こっそりカリグラフィの授業だけは受けていた。
ビルゲイツはデジタルチックな発想であったが、
ジョブズがたくさんの書体や色、そしてデザイン性に
すぐれた“マッキントッシュ”を発想できたワケは
このカリグラフィの授業からだと言われている。

ジョブズはそれだけではなく、
21歳でアップルをつくり30歳で追い出される。
そこで、アップルをあきらめ、自分で
パソコンづくりをしようと“NeXT社”を立ち上げた。
結果的にアップル社がNeXT社のOSを
導入することになり、またアップルへ戻る
こととなった。

私の話になるが、私はもともとデザイナーで
その後、クリエイティブディレクターになり
プロデューサーを経て自身経営者でもある
コンサルタントになった。
ラジオ番組でのパーソナリティになれたのも、
様々な経営者との接点があったからこそだ。
今はラジオから転じて、動画サイトで番組を持ったり、
YouTubeでコンテンツを配信させてもらったりしているのも、
デザインされた概念図をお見せすることで
わかり易く説明できるから。

その概念図はセミナーや講演会でも活用させてもらっているが、
このようなオリジナル概念図を創れるのも、
過去の経験が活かされてのことなのだ。 

ジョブズも私も(ジョブズと並べるには異論もあるだろうが・・・)
過去にたくさんのdotsを打ってきたということ。
ビジ達でも幾度となく取り上げている“Connecting the dots”を
私はよくセミナーや講演会で取り上げている。

そこで、私の定例セミナーでは、“Connecting the dots”をテーマに
3~4人のグループをつくり、
ディスカッションしてもらったりしている。
そこでは、まず皆さんがこれまでどんなdotsを
打ってきたのかを内省してもらう。
そして、これからはどんなdotsを打っていきたいのか。
そしてそれをどう活かしたいのかを
ディスカッションしてもらうのだ。

ディスカッションによる効果だが・・・、
① その仲間がどんなことにチャレンジしてきたのか
  何が得意なのか、何を目指したいのかが分かる
② この機会により、自分自身を見つめ直せる
  やりたいことが再構築できる
③ 仲間からの刺激をもらえる
④ “Connecting the dots“の意義が見えてくる

好きなことをして意識的にdotsをつないでいくと
個々のdotsがつながり他の人ではなかなかなし得ない
展開へと持っていける可能性が!?
ジョブズの自分の人生をふりかえっての
“Connecting the dots”の発想ってやっぱり面白い。
私たちのこれから歩んでいく先の意味を意識して
もっとdotsを打っていきたい。今からでも!?

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定例セミナーの様子

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02/07
2022

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YouTube “ビジ達7” 100本超のシナジー効果

今回取り上げた影のテーマは、“積土成山”。
意味は、わずかな土でも積み上げていくと
山になるというお話。

2020年2月から始まったYouTube “ビジ達7” の発信が
ついに100本を超した。
(ワァ~~~イ!)
2年前の2月あたりから新型コロナウィルスの影響が日本でも徐々に
見られるようになった、そんな時期だった。

さて、この“ビジ達7”では、最近どのようなテーマを
発信したか紹介しよう。

Vol.92 地球規模の大変革
    「地球規模で全ての仕様が変わるとき
    ミレニアルパラダイムシフト2022」
    → 2022年は千年に一度のパラダイムシフトがあると語る

Vol 93 仕事はルール化 “タラレバ3回、ルール3乗”もDX化へ
    → 拙著にも出ているが、「○○していレバが3回あったら
      ルール化しましょう」もDX化する時代に!

Vol 94 地球からお引っ越し?
    そろそろ引っ越す頃だと思わない!?
    → 地球規模の社会課題に取り組もう、
      仕事でもプライベートでも

Vol 95 体験型リーダー育成研修
    「リーダーとしてのトランスフォーメーション
    リーダーズセミナー2021」

Vol.96 Z世代分析
    「Z世代の“チャネルシフト3.0 
    ミレニアル世代よりZ世代がイニシアチブを持つ」

Vol 97 国内最大級の洋服レンタル
    注目のサブスクレンタルサービス
    “エアークローゼット”の天沼社長が語る 
    (実は、Business Todayの予告としての役割も)

Vol 100 クラウンKこと大棟耕介は何故被災地に出向くのか?!
    (この回もBusiness Todayに登場)

実際、2年間継続することでいい効果につながっている。
実は、このYouTube動画制作にあたり、新しいコンテンツを
次から次へと開発している。
そして、そのコンテンツごとに(約半分くらい!?)
概念図も制作している。
概念図があることで、ビジュアルからも理解を促せるわけだ。
これも動画の特徴を活かす展開。
そんなわけで、概念図がたくさん誕生した。
(この概念図は当然セミナーや講演会でも活躍する)

さらに新しいコンテンツに伴い、
新しいキーワードもたくさん開発してきた。
私自身、キーワードやネーミング開発の訓練にもなっている。

例をあげると、
新サクラマス降海理論
Z世代のチャネルシフト3.0
ビジネス脳トレの実践へ
JAPANESE UP CYCLE
すで起・未来
商流革新2.0
温新知故  など・・・。

YouTuberをやることでの直接的な経済的メリットはないのだが・・・。
時代の変化とビジネスを意識し、概念図制作と
新しいキーワード開発を継続することは、
私自身の知見も拡がり、センスも磨かれるということに。

わずかな土でも継続すると山になるという“積土成山”。
100本を超えたことで、いろんな相乗効果が
すでに発生しているのかも知れない。
皆さんも何かを継続的に取り組むこと・・・、
大切ですよ!!

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継続によって相乗効果が発生しているかも

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01/17
2022

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“時流観測所”にもデジタルの波

時流観測所を確認したい方はこちら↓
https://bt.q-b.co.jp/trendcheck/#/home

皆さん、時代の流れを定点観測する
“時流観測所”・・・ご存知ですよね?
ビジネスの達人のサイトに、“時流観測所”のバナーがあり、
クリックすると時流ワードが飛び出してくる。
2週間に1度7個の“時流”ワードを紹介している。
2ヶ月分を合わせて見ることが可能でこのところの時流28個を
確認できるサイト。
ということは、この時流観測所は
“すで起・未来(すでに起こっている未来)”を見る
ことができるサイトなのだ。

それでは、この1ヶ月で紹介された時流のワード5つを
紹介しよう。

1.企業内デジタルアカデミー 
→ 企業の中でデジタル人材を育成するための企業内カリキュラム
2.TOKYOワクション
→ ワクチンの接種記録を登録すると、特典を利用できるアプリ
(Lineを使うプラットフォームでワクチンパスポートになる)
3.TikTokキッチン   
→ TikTokで紹介されたレシピをレストランが再現しデリバリー販売
 (SNSを利用した新たなビジネス開発)
4.つながらない権利
→ 時間外での業務連絡を禁ずる権利がとある国で法制化された
 (急速に進んだテレワークに対する課題であり対応の時流)
5.4Gガラケー
→ 9年ぶりに発売された4G対応のガラケー
 (手袋をはめて仕事している人に人気のある折りたたみ式携帯電話)
    
この5個のワードを確認してもらいたい。
約半分がアプリ活用のビジネスの話や、
デジタル化により生じた現象や制度、サービスなのだ。
すなわち、デジタル化、IT化に関係しているキーワードということ。
これほど、デジタルの波がやってきているという証拠でもある。

これからもどんどんこのデジタル化は加速していく。
すなわち、ものづくり、サービスづくり、流通はもちろん、
わたしたちの生活にもデジタル機器は
必須アイテムになった。
その上で社会生活を営み、日常を設計して
ルール化していく時代なのだ。

このデジタル化が進むことが、世界や社会にとって
良いか悪いかは別問題としてだが・・・。
私たちは、これに対応せずしての社会生活は、
難しいというステージに入ってしまったということかもしれない。
とはいえ・・・
先日も、藻谷浩介さんの話を久々に聞いた。
私も、藻谷氏の“里山資本主義”に共鳴しているし、
“里山と生きる協会”も起ち上げている。
自然を大切にすることや、里山を活かすことは
大切だと捉えている。
このかけがえのない日本の里山を大切にしながらも、
片方では、デジタル化の波にうまく乗り、
ビジネスや日常を展開していかねばならない。

ということで、定期的に”時流観測所“をチェックすることは、
“すでに起こっている未来”を早くに察知することとなり、
これからのビジネスや未来の社会を創造しやすくなるのだ。
“時流観測所”活用してくださいネ!

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ビジネスの達人のサイトから“時流観測所”に入れます

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12/06
2021

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進化する“コンピテンシー・ディスカッション”

“コンピテンシー”とは成果に結びつく行動特性のこと。
以前、“コンピテンシー・マネージメント”と名付け発信した。
今回、私がお話したいのは、成果に結びつくディスカッション。
中島オリジナル、“コンピテンシー・ディスカッション(competency discussion)”
とネーミングしてみた。
通常しているグループディスカッションを
より質の高いものへと進化させていくものなのだ。

私のセミナーではこのディスカッション手法を用いている。
その日に強調し伝えたいことを概念図などを使い話をした後、
それに関わるテーマを投げかけてディスカッションしてもらっている。
一方通行のセミナーや講演会をしても、
どう活かしてくれるかはもちろん、
どのくらい理解してもらったかもわからなかった。
そういうこともあり、実際にそこにいるメンバーを3~4人に分けて
ディスカッションしてもらっている。
このディスカッションを体系化しルール化したのが
“コンピテンシー・ディスカッション”というわけ。

◆コンピテンシー・ディスカッションの意義
1、知見が得られる
2、気付き、考察が得られる
3、刺激がもらえる
4、意識の高揚
5、応用のヒントが得られる

参加メンバーのユニークな経験や知識の共有は、
自分にはない視点に気づくことができるし、
そこから考えを巡らせることも。
業種業態の違い、立場や年齢の違いから
自分とは違う発想や意見は刺激になる。
たとえそのテーマに興味を持ったことがなくても、
ディスカッションをすることで意識付けとなっていく。
テーマについての気づきから、日々の仕事や生活に
どう活かすかまでを考え発信することで、
一人一人がそのテーマについてどう応用するかの
ヒントが得られるというわけ。

◆コンピテンシー・ディスカッションの進め方
1) テーブルマスターが進行管理
→テーブルマスターがタイムキーパーや書記を設定
2) ディスカッションタイム(時間配分)
→内省タイム(自分の考えをまとめる時間)
 + 各人発表タイム(決められた時間で平等に発表)
 + ディスカッションタイム?(テーマに対しての
  ディスカッション)
3) 応用発想のシェア
→日々のビジネスや生活への活かし方をシェアする
4) 発表に向けて
→発表者を決めて、まとめをして発表する

この進め方が“コンピテンシー・ディスカッションの意義”に
つながってくる。

ただディスカッションするだけではなくて、
時間管理をし、進行管理をし、
最後にどう活かすかまで参加者同士でシェアすることで、
活きたディスカッションになるのだ。
皆さんも、社内、会合にて
この“コンピテンシー・ディスカッション”を意識しながら
ディスカッション時間を作ってみてはいかがだろうか?
成果につながるディスカッションにたどりつけますよ!

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成果に結びつくディスカッションの実践を!

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11/15
2021

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北海道十勝と東京多摩の地をつなぐ“シナジー”ワイン

ついに、北海道十勝、芽室町の農家からぶどうが東京に届いた!
2015年にスタートした“Memuroワインヴァレー構想”。
2018年夏頃に“大人の事情”で頓挫した状態になってしまったが、
私の構想に協力してくださり、懇意にしている
農家の人たちのぶどうが無事成長し、
この秋に700キロのぶどうが収穫された。
700キロのぶどうからは、700本ほどのワインになる計算だ。
苗を植えたのは2016年~2017年なので、
3~4年かけてついに実をつけてくれたということ。
(昨年までの収穫量はそれほどではなかったようだ)

私が農家にぶどうの苗を供給し、ワインづくりを薦めた責任があり、
どうあっても収穫されたぶどうを醸造し、ワインの販売まで
展開せねば・・・と思っていた。
(そこで朗報が舞い込む!)
東京、福生の石川酒造、石川社長の紹介で
東京の多摩地区にあるぶどう畑とワイン醸造所を持つ
“ヴィンヤード多摩”と知り合うことができた。
ここは、醸造を始めて3年目という新しい醸造所だ。

ただ問題は、道東の十勝から東京多摩まで
劣化せずにどのようにぶどうを運搬するか・・・だった。
私の甥がトラック運搬の仕事をしていることを思い出し、
相談してみると、ここでも思っていた以上の好条件が・・・。
東京までの約1300キロの道のりを冷蔵車で運ぶことが
可能になったのだ。
おおむね20時間、しかも“冷蔵車”の混載便を
手配してくれたおかげで意外に安く運ぶことが可能に。

劣化せずに運ばれた糖分多目のワインぶどうは現在、
既に醸造されタンクに入れられ、発酵(熟成?)している状態。
もうすぐ樽に移されて、樽の中で約1年熟成される。
さて、来年の秋には、ヨーロッパ品種との
ブレンドを考えてみようかなぁ~。
メルローとかいいかぁ~、カベルネソーヴィニヨンもいいかも!?
(楽しみは広がる)
これで北海道と東京をつなぐワインが造り出されるわけだ。

今回のこのワインづくりの連携は、
1,ぶどう農家・・・いいぶどうを育成・収穫
2.私の甥・・・トラック混載の手配
3.石川酒造の石川社長・・・ワイナリーの紹介
4.ヴィンヤード多摩 ・・・ ヨーロッパ品種含めたワインづくり

この4者がうまく連携して念願のワインづくりにつながった。
これもまさしくシナジーが生み出したものだ。
あ~、石川酒造は販売も協力してくれるはず!!

前回、北海道でつくったワインは“Yukidoke”とネーミングしたので、
今回は、北海道と東京との連携でつくられる
ワインということで“Yukidokeハーモニー”という名前にしようかなぁ!?

醸造されたワインを試飲してみたが、
そのしっかりした味に力強さを感じた程だ。
タイトルにあるように、この連携ワインは北海道十勝と東京多摩をつなぐ
期待の“シナジーワイン”なのだ。
これは、今までにないワインとなってくれると期待している。
2022年の年末には、瓶につめラベルを貼り世に出ていく予定。
皆さんご期待ください!!

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苗を植えてから3~4年かけてついに実をつけてくれた

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