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06/27
2016

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“退路を断つ”経営

「覚悟と決断」

先日、第13回でついに最終回を迎えた
日本を美しくする会の「鍵山塾」。
これは、その最後の「鍵山塾」で鍵山相談役が、
ゲスト講師である石坂産業株式会社の
石坂典子氏についてお話されたときの重要なワードだ。

「覚悟」とは、危険なこと、不利なこと、困難なことを
予想してそれを受け止める心構えをすることだ。

石坂典子氏は、31歳の若さで父から“試しの社長”として
その役職を任され、それから13年が経った。
女性社長であることも含めて、
この13年間の石坂氏の「覚悟と決断」は
半端なものではなかっただろう。

父が15億円かけてつくった焼却用のプラントを廃棄し、
焼却炉なしの処理工場をつくる…。
従来の「産廃屋」のイメージを一掃すべく、
まい進した石坂氏の日々は、まさに
「覚悟と決断」の連続であったという。

そこで改めて考えてみてほしい。
本当に、困難なことを予想して「覚悟」するだけで
経営ってうまくいくのだろうか?
長く経営を続けていけば、
予想も出来ないようなことも沢山起こる。
経営者は、その想定外の困難も
ひとつひとつを乗り越えていかなければならないのだ。

“退路を断つ”という言葉がある。
私は「覚悟」というだけでなく、退路を断っているから
前に進む選択しかないのではと考える。
石坂社長自身、退路を断っている意識を
持っているかどうかは別にしてだが…。

そういえば、
先日ついにイチロー選手が4257安打を日米通算で達成し、
話題となった。
そのイチロー選手は「多くの人たちに笑われてきた」と話していた。
だが、嘲笑されても
「プロ野球選手になる」「首位打者になる」「メジャーで活躍する」
という強い気持ちで前を向いて突き進んだのだ。

まさにイチロー選手がしてきたことは「覚悟と決断」だけれど…

これってやっぱり“退路を断った”からこそ出来たのだろうと
私は思う。

決断するときに持っているのは、
まだ漠然とした「覚悟」だろう。
だがそこに加わった“退路を断つ”という大胆で
潔い考え方が彼を成功へと導いたのではないだろうか。

“大胆で潔い”という言葉は、(このビジ達でもお馴染みだが)
中島流の “新・選ばルール7”の中にも登場する。
つまりビジネスにおいても、生き方においても、
この“大胆で潔さ”がないと多くの人が
注目する領域に行けないということなのだろう。

逃げ道をふさいで、前に進む。そんなことが出来る人がいい
決断をし、結果的にいい経営者となるのだ。

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今回で最終回となった「鍵山塾」

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鍵山相談役

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石坂典子社長

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