これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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先取りビジネストレンド

06/08
2020

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「すでに起こっている未来」に気づけ!

「すでに起こっている未来」に気づけ!
丁度今から1年程前ビジ達で、
このフレーズを発信していた。

ドラッガーの著書「創造する経営者」にて、
“第一に、未来は分からない”
“第二に、未来は現在とは違う”
だが、
“すでに起こった未来は、体系的に見つけることができる”と
書かれている。

未来は予測不能ではあるが、未来を決める要素はすでに
存在しているということだ。
お気づきだろうか?
この本の中では、“すでに起こった未来”という言い方をしている。
この言葉は、翻訳者が書いた言葉だが、
私は、あえて“すでに起こっている未来”と発信している。

すでに起こっている現象が継続的につながっていくのが“未来”。
したがい、“起こっている”にこだわりたい。

今、日本のビジネスでは構造改革が起きようとしている。
日本では6000万人が働いていて、半分が41才以上で
残り半分がミレニアム世代、Z世代だ。
すなわち、これからはますますミレニアム世代以降の人が
増えていくということ。
例えば私が1才年齢を重ねると、新しい世代が世の中に100万人以上
排出されてくるのだ。

そこで、中島流の“ジャパニーズトランスフォーメーション”より
これから起きる5つの革新をあげると・・・、
1. 技術的革新 
IoT/ICT/AI化/5G
2. ビジネスモデル革新 
世界的なプラットフォーム化
サブスク化/オンライン化/シェアリングエコノミー/
キャッシュレス化
3. 働き方改革
リモートワーク化/パラレルワーク/ワーケーション
4. ライフスタイル革新
価値観のシフト/モノからコトへ/選び方・買い方の変化
5. グローバル革新
ボーダレス化/地球規模のプラットフォーム化/
地球経済化

この5個の革新(イノベーション)はそれぞれが掛け合わされ、
それにもうひとつ現在の“コロナ禍”により、
“すでに起こっている未来”が
明確化され、スピードアップされている。

これまでもパラダイムシフトが起き、大きな変化が起きると
再三発信してきたが、
これからのビジネスシーンはまだまだ混沌としてゆく。
ある程度の着地をみるにはまだ何年も必要だろう。
でも、今、“すでに起こっている未来”は
あちこちに見て取れるわけで、
いかにその“起こっている未来”を裏付けに
次なるチャンレンジをするかということ。

さぁ、“すでに起こっている未来”を正視せよ。


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“すでに起こっている未来”を正視せよ

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ファインスピリッツキーワード

06/08
2020

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令和ビジネスにおける 中島流“コンピテンシー・マネジメント”のすすめ

またまた、“新キーワード“の発信である。
“コンピテンシー”とは“成果につながる考え方や行動特性”を言い、
“コンピテンシー・マネジメント”とは、
“成果につながる能力のマネジメント”ということ。

しばらく前に、プロジェクトリーダーにる
マネジメントと称して、これからの時代のマネジメンドメソッドを
概念図で紹介した。
これと体系は変わっていないのだが、今回タイトルを
“コンピテンシー・マネジメント”としたわけだ。
この概念図は中島オリジナルであり、それなりに
的を射たメソッドだと自負している。
その中で、“成果につながる行動特性”を意識した
マネジメントとしたことが今回のポイント。

ドラッガー著の、『経営者の条件』では、
「成果をあげる人とあげない人の差は、習慣的な姿勢である」と。
そして・・・「ほかの人間をマネジメントできるなどということは
証明されていない。
しかし、自らをマネジメントすることは常に可能である。
マネジメントとは模範となることによって行うものである」
と書かれている。

成果を生み出しているのは、いわゆる業務知識や専門知識では
なく“5つの能力”としている。
それは・・・、
1. 時間管理する
2. “貢献”に焦点を合わせる
3. 人の強みを活かす
4. 最も重要なことに集中する
5. 成果のあがる意思決定をする

部下をマネジメントしなさいと言っても
できるものではないから、背中を見せることと
自分自身が体系化されたものを習慣化し、
きちっと進めてさえいれば、
結果的にマネジメントとディベロップメントの両方が
できるということにつながるのだ。

ここで、図を見て欲しい。
プロジェクトリーダーは、
チームの目標設定、組織づくり、目標達成へのプロセスづくりと
評価をどう管理するかのマネジメンド側面。
そして、OJT(どう経験させるか)、動機づけ、フィードバック、
フォローアップを管理し、個々をどう成長させていくかの
キャリアディベロップメントの2つの側面から
マネジメントをしていくということ。

その中でも中島流は、3チング!
(通常はこんな言い方はしていないが・・・)
すなわち、このマネジメントとディベロップメントの合計
8コのタスクをどう日々のコミュニュケーションに
落とし込んでいくかということ。
マネージャーは“ティーチング”で教え、
“ミーティング”で対話をし、“コーチング”でモチベーションアップするという
この3つのコミュニュケーション手段を
うまく使いわけることがポイント。
まさに、ミレニアム世代が中心となるこれからの時代は
リーダーが、個々の人間力とチーム力を向上させ、成果に導く
ことが大切なのだ。
これが、令和ビジネスにおける成果につながる
“コンピテンシー・マネジメント”ということ。

マネージャーがこの“コンピテンシー・マネジメント”のメソッドに倣い、
“コンピテンシー”を意識して実践することが、
結果として部下が成長し、成果もついてくるということなのだ。

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“成果につながる能力のマネジメント”

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“コンピテンシー”とは“成果につながる考え方や行動特性”

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令和ビジネスのマネージメント!

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はなまるア・ラ・カルト

06/01
2020

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“The BIG ISSUE”の存在理由

皆さん、『The BIG ISSUE』という雑誌をご存知
でしょうか。
ビジ達モバイルでも紹介したことがあるのですが・・・。

“ISSUE”とは、「議論されるべき問題」という意味。
すなわちこの雑誌は“地球規模で議論されるべき、大きな問題”を
取り上げている雑誌。
1991年、ロンドンで第一号が発行され、
日本では2003年9月からなので今年で17年目。

“The BIG ISSUE”の存在理由を2つあげると・・・

1つ目は“働く場”を作ること。
ホームレス問題の解決を目指しての雑誌販売。
ホームレスの人たちは、住所を持たないと職につけない。
そこで、彼らがこの雑誌を販売することで、“住所を得る”手がかりとする
ことを目的としている。
価格は450円で、雑誌1冊につき230円が収入になる。
(この4月から値上がりしたという)
多く販売することで、ホームレスからの脱却を図るのだ。
現在、東京では102人が登録されていて
ここで働いて得たお金をもとにし、住所を得た人が
既に200人以上いる。

もう1つの存在理由は、記事の世界観とクォリティだ。
政治・環境・エコロジー・自由・人権・平和・国際事情など
をテーマとして扱っている。
4月号の表紙はグレタ・トゥーンベリ。
そして5月号の特集は、
“コロナ補償とベーシックインカム(BI)”。
 (BIとは国が全ての国民に対して最低限の生活をおくるのに
必要とされる現金を支給する制度)
これは、コロナ禍ゆえの記事であり、
日本のニュースだけみていたらわからないことを
地球規模で、しかもマクロ的視点で編集されている。

私はこの記事で、BIが世界的に注目されていると知った。
“ただでお金をもらえると誰も仕事しなくなるのでは?”
という疑問に対し、BIの実証実験しているリーダーは、
“BIが導入されたら、働かなくなりますか?”との質問に
実に90%の人が“仕事を続ける”と答えたとあった。
そして「なぜなら仕事にはお金意外の意味があり、私達は仕事により
承認され、成長し、社会的なつながりを持つのです」と。
このように奥深い記事が掲載されているのだ。

私は時々、飯田橋の交差点で赤いベストを着たオジさんから
この雑誌を買う。
このオジさんの首には、顔写真と販売者番号が
明記されている身分証明書がぶら下がっている。
販売の心得の一つとしてこんな内容がある。
「売り場を大切にしています。売り場のゴミ拾いや
周辺で仕事をする人たちとのいい関係づくりをし
必要に応じた道案内も、身体の不自由な人の手助けを
するなどまちを心地よくするよう努力します」

社会問題解決、クォリティの高い記事、そしてしっかりした
販売員の行動規範が設定されている“The BIG ISSUE“は
存在理由がある雑誌なのだ!

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BIG ISSUEをご存知?

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存在理由がある雑誌なのだ!

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“The BIG ISSUE”の存在理由とは…

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モバイルショット

06/01
2020

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大棟耕介流“日日是好日”

2週間前に、リーダーズセミナーでパフォーマンス。
そして、今回はアルファCLUBで“パフォーマンスセミナー”
となったわけだが…

時節柄、どちらもzoomによるパフォーマンスなのだが、
クラウンKこと大棟耕介はとにかく進化していた。
そのワザはもちろんだが、zoomで届けられる映像も
かなりキレイになっていたのだ。

今回のセミナーのディスカッションでメンバーから
マイク&スピーカーのいいアイテムの紹介があると
それもすでに取り寄せ対応したという。

さすが、大棟耕介!!

今回のコロナ禍で、3月ににはホスピタルクラウンとして
子供たちのところへいけない旨のポスター展開を皮切りに、
zoomやYouTubeを使ってのパフォーマンスのお届けや
“NO密”野外パフォーマンスなどを矢継ぎ早に展開。

多くのメディアも注目してくれるわけだが、
そのパフォーマンス内容もどんどん進化していくわけだ。
次なる大棟耕介に期待大となる。

↓ ↓ ↓

今回のコロナショックは、ショックを受けて途方に暮れているか、
“であれば、できることは何!?”と頭をひねり
その先に一歩を踏み出すかが大きな違いとなってくる。

実は一歩を踏み出してみると、
それまでの見えていた景色とかなり違う景色だというのだ。

これを機にリモートワークを当たり前の仕事の仕方
とするところも多くなるだろう。
テイクアウトの料理にチカラを入れるお店も多くなるだろう。

みんなの買い物の仕方も変わってくるし、
お金の使い方バランスも変わってくることになるのだろう。

私たちのビジネスもこれらの変化を取り込んで変革しないことには
その先には進んで行けないということ。
すなわちこのパラダイム転換後の「ニューノーマル」を
どう捉えて対応していくかということだ。

禅語に“日日是好日”という言葉があるが、
これも、取り方によっては“日日是好日”ってことか!?

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進化するパフォーマンス!

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リーダーズセミナーでパフォーマンス

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選ばれるビジネス

06/01
2020

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オンラインセミナー“Challenge&動中の工夫”が選ばれる

先日、東京NBCの委員会の企画でZOOMによる
オンラインセミナーを開催した。
テーマは「革新企業はどんなしくじりをしてきたのか?」
パン・アキモトの秋元義彦社長とアイワ広告の小山雅明社長の
お二人がゲスト。
私がモデレーターをさせていただいた。

セミナー参加者は50数名で、東京NBCから半分、
残りの半分は全国のNBCから参加してくれた。
オンラインセミナーは開催時間に通信機器さえあれば、
全世界、どこにいても参加できる。
これからは、顔をあわせてのオフラインセミナーだけではなく
このようなオンラインセミナーがニューノーマルとなっていく
のは間違いないだろう。

ゲストのお二人とも社長歴30年以上。
ベンチャー企業ではあるが、ベテラン社長だ。
セミナーでは、
長年の経営の中であった“しくじり”から学ぶべきことを
具体的に掘り下げる予定だったのだが・・・。
結果的に、チャレンジと“しくじり”を繰り返すことで今につながっている
ことがわかったセミナーとなった。

パン・アキモトさんは備蓄用の美味しいパンの缶詰を
世界の飢餓地域に送るビジネスモデルで有名だ。
災害が発生すると、被災地に行き支援をする。
このコロナ禍でも、地元の病院に無償でパンを届け、
それがメディアにも取り上げられ、一層注目されている。
本当に有事の時に強い会社だ。

アイワ広告は、看板に特化した広告会社だったのだが・・・
最近、2店舗目となる食パン専門店、「マチダベッカリー」を
開店し行列のできる繁盛店として、
「嵐にしやがれ」にも紹介された。
さすがに看板屋さんだけあって、
「パン以上、ケーキ未満。」という大きな店頭看板の
効果は大きいようだ。
パン屋を開店するきっかけは、
社員の食事事情を知った小山社長が、社員の健康を考え、
社員食堂を設けたことから。
すると社員の実家から様々な食材が手に入り、たまたま自社ビルの
1階店舗が開いたのを機にパン屋を開店することにしたという。
思い切ってやってみたことでいい結果につながっているのだ。

今回、ゲストでお招きしたお二人は
たまたま“パン”という共通項があったのだが、
いろいろ話を聴いてみると、一番の共通項は
“どんどんチャレンジする”ことだった。
壁にあたりながら、動中の工夫をしながら、
チャレンジを繰り返しすることで、
世界へパンが届く会社へ、そして行列のできるパン屋さんに、
なっていったということ。

“しくじり”も当然たくさん繰り返されるわけだが、
あきらめなければ、
“動中の工夫は静中の工夫に勝ること幾千億倍”なのであろう。
選ばれるビジネスには必ず理由があるということですよね。


bijimain

“動中の工夫は静中の工夫に勝る”

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