10/15
2018
3年先の稽古
「くわ~~っ!」
いい顔だこと。
この勝負顔の繰り返しが、
3年後の…いや5年後の強さにつながるのだ。
だいたい年に1回は芝田山部屋を訪問させていただき
約2時間半ぶっ通しで稽古を観せてもらう。
毎年、私が主催する
リーダーズセミナーでお邪魔するわけだが…
足は痺れるが、観ていてとにかく面白く飽きない。
この申し合い稽古の中に
今後の力士としてのストーリーが見え隠れするのだ。
相撲の世界には「3年先の稽古」という言葉がある。
目先の結果にとらわれず、3年先を見据えて
じっくりしっかり身体をつくり、
地力もつけていけということ。
地味でカッコよくない稽古姿の繰り返しであっても
その先を見据えて精進する。
これが相撲取りとしての
醍醐味(?)なのかもしれない。
今手間をかけてやってることは、
すぐの結果にはつながらないがその先で…
あ~まさに私たちのビジネスも一緒では?!
目先の数字ばかり追っていては、
いいお客様もできなければいいスタッフも育たない。
いまや私たちの人生も100年時代に!
20代前半で働き始めたとしても、
40年50年と働かなくてはならないわけだ。
だったら目先の成果ばかり追わずに、
10年後20年後をも見据えて今を過ごしたい。
(角界よりそのタームは長いのだが…)
そこで中島流の“MY アセットマネジメント”。
すなわち、20代は30代で
活躍するための無形の資産づくりをしよう。
30代は目先の生活のための成果も追うが、
40代50代を見据えての無形の資産づくり。
そして60代70代を見据えて
今からどんな資産づくりをするか⁈
角界なら“土俵には金が埋まっている”
なんて言い方をするが、
残念ながら私たちの社会では
どこにお金が埋まっているかわからないわけで…
まぁとにかく、何歳になっても
人から期待される自分をつくっておきたいもの。
さて、今からどんな
申し合い稽古をしたらいいのだろうか?