02/18
2019
おっさんの言うことはすべて聞かなくていい!
先日、40代の経営者が若い経営者達のオフ会に偶然遭遇し
こんな話を聞いてきたと…
実は50代60代の先輩の経営者方とは
“敢えて話をしないようにしている”と言ったという。
な、なんて事を言うのだ。
なぜか悔しい気持ちも込み上げてくるのだが…
でもその一方で、わかる気持ちも。
そうなんだなぁ、私たち50代60代の経営者達の経験は
今のビジネスシーンに活かせないものがかなり多い。
ビジネスモデルはもちろん、組織づくりも
マーケッティングも、コミュニケーションの仕方すらも…
これからの時代にはその多くが通用しないと言っていいだろう。
さて、ここで今手にしてる『死ぬこと以外かすり傷』という
幻冬舎編集者の箕輪厚介氏の本。
出版してまだ半年経っていないのにすでに第12刷発行。
えっ、幻冬社の編集者なのにマガジンハウスからの出版!
そんなことってあり⁈
いやいや、出版者のイチ編集者が本を出すこと自体稀有なのだが…
いや、そこではなく…
この箕輪厚介氏は33歳のまさにミレニアル世代であり、
先ほどのオフ会の若い経営者世代と同じ世代。
そしてこんなことをその本のプロローグで語っているのだ。
「今、若者はチャンスだ。
これまでのルールとシステムが通用しなくなっている。
古い世代にはわけの分からない変化が今まさに起こり始めている。
ワクワクする未来が迫っている。
この波に乗ろう。
自分たちの手で、世界の輪郭に触れ、自由で新しい秩序を作り直そう。
おっさんの言うことはすべて聞かなくていい。
そのかわり誰よりも動け!……」
いかがだろうか?
「おっさんの言うことはすべて聞かなくていい」だって!
“すべて”が入っているのは痛いが、
私は実は、悔しいがそんな気もするのだ。
先日も“チームラボ プラネッツ”を観てかなりショックを受けたばかり。
新しい時代の流れを察知したということ。
あの「teamLAB」の猪子寿之社長も40そこそこ。
とにかく無類の少年ジャンプファンだという。
まさにこれまでとは違う新しい流れが地球規模でやってきているのだ。
ここはもう、次の時代を担う若いリーダー達に任そうではないか!
はっはっはっ、“すべて”は任さないけどね(^ω^)