11/05
2019
ついに「高野山」に詣でる!
宿坊の精進料理に舌鼓をうち、
“金剛峯寺(こんごうぶじ)”の品のある美しさを体験し、
奥の院で1,200年という永きを知る。
そして、阿字観体験もさせていただいた。
ふっふっふっ…
訪れなければ分からないことばかり。
やっと“空海”という教科書上の人物が
実在していたことを体感し、
その功績を改めて実感することになるわけだが…
→唐で学んだ土木知識を活かして、
香川県にある満濃池をたった3か月で治水
→中国でも認められるほどの書の達人だとも
→難解なサンスクリット語と中国語を数か月で習得
→そして、たった2年間の留学中に儒教・道教・キリスト教・
ゾロアスター教・マニ教といった様々な教えも学んだとか
とにかく、真言宗の総本山「高野山」に
足を踏み入れないことにはその影響力は分からないわけだ。
平安時代の初期に活躍し、835年62歳で入定したと。
すなわち永遠の禅定(瞑想)に入ったとされている。

そこで高野山では、“空海”は今も生きているとされていて、
奥の院には毎日朝6時と10時半の2回、
数名の僧侶によって食事が運ばれているという。
もう1,200年も経つというのに、その“空海”の教えは
未だに脈々と受け継がれていることを実感する。
私たちも同じ世界にいることは間違いないのだ。
さて…
今私達は、AIやICTの可能性を研究し、
アメリカのプラットフォーマーも意識して
これからのビジネスを考察しているわけだが…
1,200年もの間綿々と続く、この“JAPAN”ならではの大切な価値観を
私たちはこの期に及んで、忘れているような気がするのは
私だけだろうか?