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07/05
2021

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金沢で“IMOKO”のかき氷を堪能!!

金沢の竪町(たてまち)通りを歩いていると、
ちょっとオシャレなスイーツカフェ!?
はさすがに一人で入ることはまずないのだが…

実はスイーツではなく、“かき氷”のお店だったのだ。
なんと7月の今日、夏季限定の“かき氷”の店として
新装オープンしたばかりだという。

“かき氷”づくり担当の女性も、
お店として初めて、お客様に“かき氷”を出したという。
(一番乘りは何か嬉しい気分!!)

私も久々の“かき氷”だったのだが、
かなり跳躍した感の美味しい“かき氷”を堪能したわけだ。

私はマンゴーの“かき氷”を注文。
氷も柔らかく、マンゴーの果肉も多く、中程では練乳が活躍して
最初から最後まで隙なく美味しさを楽しめる“かき氷”だった。
(うんうん、食レポは難しい…)

実はこの“IMOKO”というお店、最近流行りのモンブランのお店で
和栗とさつまいものモンブランで注目のお店。
昨年11月にも、東京自由が丘に“さつまいもスイーツ専門店”として
オープンしたという。

私はスイーツ通なわけではないので、スイーツの話はこのくらいにしてと…

ところで、“かき氷”の歴史は結構古いと聞いてはいたが、
冷蔵庫がなくても“かき氷”は成立するのか?

そう、冷蔵庫などない平安時代の『枕草子』に
“削り氷(けずりひ)”として登場してるという。
清少納言もしっかり食べていたからこそ、
ここに書いたということなのだろう!?

削った氷に甘葛(あまかづら・あまづら)という樹液をかけて、
金属製の新しいお椀に入れて食べていたというから、
今の私たちと変わらず、甘いシロップをかけて
贅沢品として食べていたということ。

なんと1,000年以上前に器にも凝り、上流階級の人たちは
“かき氷”を夏の風物詩として楽しんでいたわけだ。

江戸時代には、ここ加賀藩が冬期に切り出しておいた雪氷を、
夏に入る頃将軍に献上していたという。

その加賀藩で今、私はマンゴーのかき氷を食しているわけだが…

実はその江戸時代に献上していた川の雪氷を使い
“IMOKO”のかき氷をつくってますというと、
そのストーリーは完璧なんだけどねぇ~。

などとアタマで巡らせてソフトな感触を楽しんでいると、
金沢の“かき氷”はもっと価値が膨らんでくるのだった。

ちなみに、壁一面のこのアーティスティックな口は何!?

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“IMOKO”のかき氷

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壁一面のこのアーティスティックな口は何!?

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