07/16
2013
舌を巻かせる、プロの料理人
え~~、稚鮎と茄子?
ふ~ん。
なぜ、稚鮎の苦味と茄子の苦味が口の中で合わさって、
新しいコクを演出してくれるのか?
パンナコッタにスイカのシャーベット!?
彩りのために、ピンクのシャーベットを上にかけたんじゃ…。
お~~うまい! 新しい味のハーモニーの演出。
みんなに聞いてみても、この2品の奥田マジックは
特にみんなの舌を驚かせ、“舌を巻かせた”ようだ。
それにしても、なぜ奥田シェフはこんな芸当ができるのか?
特に味覚がすぐれている?
それだけでは、味のマッチングができることにはならないし…。
それとも料理人としての知識とセンス?
やっぱり、それらだけでは人々が感動する
味覚まで届かないような気がするし…。
食材の作り手の気持ちと、食材自身の気持ち(?)、
そして、食べ手の気持ちまで何気に(しっかり?)理解している
料理人だから、この料理演出ができてしまうのだろう。
そしてそして、そこに奥田シェフの“やさしさ”がプラスされるから、
誰にでも伝わってしまうんだろう。
もしかしたらこんな“Good job”は料理の世界だけではないかも。
どんなプロフェッショナルの仕事にも、
あてはまるのかもしれない。
ビジネスの知識や技術、ノウハウだけでなく、
クライアントはもちろん関係者の気持ちまでしっかり意識したときに、
“Good job”への必要条件が出揃うのだろう。
でも、まだ十分条件ではないようだが…
必要十分条件とするための要素って??
果たして…。
とにかく、まずは、人間性を高める努力から…。