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03/22
2016

守り人シリーズ (1)

『精霊の守り人』は原作をどう超えるのか!?

さて、綾瀬はるかは、あの“バルサ”らしく
演じられるのか!?

NHKがラジオ放送開始から90年を記念して
制作する大河ファンタジーが『精霊の守り人(もりびと)』
だという。(なぜ、ラジオ放送の開始から記念してが
『精霊の守り人』かはよくわからないが…)

とにかくNHKがチカラを入れてつくったってことだろう。
NHKを観ていると、このドラマの番宣映像もたびたび…
いや、しょっちゅうと言っていいほど目にした記憶が。

そしてCGはもちろん最新の映像音響技術を駆使して
上橋菜穂子著のあの異世界ファンタジーを描いているという。
綾瀬はるかを主人公にして、果たしてどんな風に格闘シーン
の多い物語を映像化しているのだろう!?

このビジ達でも何度か紹介して来たが、私はこのところ、
上橋氏の著作をとにかく読みあさっているのだ。この
「守り人シリーズ」の12巻はもちろん、「鹿の王」「獣の奏者」
と読んでいるのだが、どれも異世界で異時代のファンタジー
なのだが、次のページに指をはさんでめくる程、私には面白く
読める本なのだ。

これだけ読んできたからこそ、綾瀬はるかがどんな風な役づく
りで登場するか楽しみなわけ。だって私が読み描いた“バルサ”
のイメージと綾瀬はるかとではかなり大きなギャップが…。
そして先程の格闘シーンの多さもあってなのだ。

そして、この「守り人シリーズ」は累計280万部というから、
とんでもなく多くの人たちに読まれているわけで、私だけで
なく、とにかく多くの読者に期待されての映像化ともいえる。
当然、異世界ファンタジーは読む人によって描くイメージも
それぞれなわけ…。果たしてそれらの人たちを満足させられ
るかということだ。

すでに世界の5、6ヵ国でもこのシリーズは出版されていると
いうから、NHKもこのドラマ映像を世界へ発信すること
も考えてのことだろう。

聞くところによると、綾瀬はるかは役づくりのために腹筋は
30回を5セット、腕立て伏せは200回くらいを日常的にやって
きたという。(すばらしい!)

ある記事には、撮影の1日目だけで「心折れそうになった」と
も書いてあったほど…。(いいねいいね。そのくらいのクオ
リティを求められているところがいい。)

このくらい真剣に取り組んでくれたのなら、期待できるかも!! 
(私はちょっと綾瀬はるかに甘いかもしれない…。)

とにかく真剣に取り組んだ姿勢は、必ずやその作品に
出てくるもの。私たちの仕事でも付け焼刃の仕事か、
真剣に取り組んだ仕事かは、その出来栄えに反映され
るのだ。

少し前に紹介した
「自分が燃えていなければ、人の心に火を灯すことはできない」
まさにこの言葉の通り。

綾瀬はるかはじめ、NHKの関係者が、燃えて制作にあたって
来たかどうかということ。(とにかく楽しみ楽しみ。)

さてこのドラマ3月19日(土)が第1回目となるわけで…。
あっ…、このビジ達が発信されるときには、もう始まっている
わけだ。

この原稿を書き換えることにならなきゃいいが…。

守り人シリーズ (1)

上橋菜穂子著『守り人シリーズ』

守り人シリーズ (鹿の王)

上橋氏の作品を読みあさっている

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