これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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シナジースペシャル

04/01
2019

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“他己紹介”のシナジー

NBCの行事として、毎年行われている
「新入会員 ウエルカムパーティ」。
この1年間に入会した新人たちを対象としたイベントで、
理事たちとの交流の場となっている。

この機会に理事たちとよい関係をつくることで、
今後のメンター的な役割を果たしてもらえるし、
各委員会との関わりも持て、
お互いに情報交換ができるなどの
相乗効果も期待できるのだ(^^)v

そこで毎回盛り上がるのが、1組計3分の
“他己紹介”。新人1人に理事1人がつき、
歓談で得た情報をもとに、1分30秒で
新入会員の“他己紹介”を行うのである。
(ちなみに、残りの1分30秒で
補足として自己紹介も行っている!)

この“他己紹介”の効果性について説明すると…
1 和やかな雰囲気をつくり出せる
2 参加者同士のコミュニケーションを円滑化できる
3 受け入れられている安心感を演出できる
4 (NBCにおいては)ベテランたちと知り合える
以上の4つが挙げられる。

また、上手く“他己紹介”を行うためには
1 限られた時間内に、よい情報を収集するための
「情報収集能力」
2 収集した情報を取捨選択する「整理整頓力」
3 ネタにできるポイントをピックアップし、
  ストーリー性を持たせる「伝達力」
が必要なのである。

実は、NBCのこのウエルカムパーティでは
歓談の際にアルコールが入ることもあり、
プレゼンはとにかく盛り上がる。
そのちょっと大胆なまでの“他己紹介”が
より参加者たちの興味を演出するってこと。

このように、お互いのことを自然と知り
会場全体が盛り上がる“他己紹介”は、
すごいシナジー効果を生みだしているのだ!
私が開催しているリーダーズセミナーにも、
“他己紹介”を取り入れてみようかな…(^_^)


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新入会員 ウエルカムパーティ

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毎回盛り上がる “他己紹介”

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“他己紹介”はすごいシナジーを生みだしている

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お酒も入って楽しい会だった

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03/25
2019

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のめり込むようなコーヒー体験

“STARBUCKS RESERVE
コーヒーへの愛情があふれる、
のめり込むようなコーヒー体験を届けること。
スターバックス リザーブ ロースタリーで焙煎される
世界中で最も希少で、最も高く評価され、
誰もが味わいたいと思うコーヒーを探し求める旅を続けること。
これが、私たちの確固たるコミットメントです”

読んでるだけでワクワクしてきませんか?
読んだ場所はもちろん、中目黒のスターバックス リザーブロースタリー。

この前のリベンジ!と
平日早朝に行ってみたところ、無事入店できました。
そこで2階と3階の間、階段の踊り場の
壁に刻まれていたのが、このコミットメントだったというわけ。
恭しく額縁なんかに入れてないのが、またカッコイイ。

さて、入店してみての体験を一言で伝えるなら『プレミアム感満載』!
4階建てでそれぞれ異なったコンセプトの
フロアになっているところ、1階・2階と満席だったので、
やっと席がとれたのはBarとしてお酒も飲める3階カウンター。

そこでお酒入りのカモミールティー(1,700円也!)
と軽食をいただいたのだが、

1)「のめりこむようなコーヒー体験」と謳うだけあり、
 店に入るだけで大きなストーリーを感じさせるコンセプト。
2)隈研吾氏設計の店舗のカッコ良さ!
3)店内ど真ん中には銅製の大きな豆貯蔵庫があり、存在感バツグン。
 また、ケースに並ぶフードメニューやカップの彩り、
 スタッフの立ち振る舞い、
 これらと巧みな設計による、空間デザイン。
4)☆/R(Rぶんのスター)
リザーブロースタリーのシンボルマーク)のさまざまなグッズ!
5)メニューの豊富さ
6)スタッフのコミュニケーション能力の高さ

こうした要素が相乗効果をもたらして、
ここで飲食をすることそのものがプレミアム感を持つような、
素晴らしいブランディングに成功しているのだ。

2014年、シアトルに初めてできたリザーブロースタリー1号店は、
今や「スターバックス史上最も成功した出店」と言われている。

それは、売上への貢献・ブランディングへの寄与、
どちらをとっても最高レベルのものだから。
その成功を受けて、東京にもついに世界5番目の店舗が誕生したのだ。

実際に行ってみれば、この1店舗が、
スターバックスそのもののブランド価値をどんなに高めるか、
体験として分かるのでは。

“No choice but to experience”
まだ混んではいるけれど、ぜひあなたも行ってみていただきたい。
その混雑の理由が、きっと理解できるはずだ。

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中目黒のスターバックス リザーブロースタリー

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相変わらずの大盛況!

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印象的なコピーが!

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02/12
2019

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5Gの成せるワザと可能性

このタイトルを見ただけで、「また!?」
と思う方もいるかもしれない。
いやいや、このキーワードについては
何度でも語りたいくらい、重要なトピックなのだ。

特徴をおさらいすると、
まずはこれまでの100倍といわれるほどの
大量のデータ通信が可能になる超高速・大容量。
さらに、ほとんど時差なくデータが送れる超低遅延。
そしてとどめが多数同時接続。
これによって、1つのデバイスから
多数への接続が必要になるIoT時代に備えるというわけ。
スマートスピーカーが普及しはじめたところだが、
5Gによってそれがより便利な生活になるだろう。

たとえば。自動運転では、自動車同士が
相互に通信しあって事故を防止する、という場面がある。
あっ危ない!というとき、
現状はブレーキの作動から実際に停止するまで
0.05秒かかり、距離にすれば1.4mも車が進んでしまう。
(時速100キロの時だけど…)

5Gではそれが0.001秒に短縮され、
たったの2.8cmで車が止まることができるのだとか。
(人の動作ではまずあり得ない!)
えーっ、事故の防止に断然役立つじゃないか!
こんなふうに即座の対応が可能になることが、
5Gの素晴らしさの一つと言えるだろう。

他にも、遠隔地の患者をモニターで見ながら
ロボットを使って手術する「遠隔手術」。
データ容量が大幅に増える低遅延により
この技術への信頼性が高まれば、
地球の裏側にいる腕のいい専門の医師に、
自宅近くの医療施設で手術が受けられるのだ。

これらはあくまでほんの一部の事例でしかない。
さまざまな分野でこれらの可能性を追求していくことで
もっともっと多くの“コト”が実現されていくことだろう。

さあ、この素晴らしい5Gを、
中小企業で働く私たちはどう活かすかがポイント。
今年の秋にはプレサービスが開始されるが、
多数同時接続の利用でデータが飛び交えば、
今まで以上にセキュリティーの面でも
ビジネスチャンスが生まれるかもしれない。

はたまた、高速・大容量通信を生かした
動画サービスの展開もあるかもしれない。
5Gの登場は、単なる通信サービスの拡充ではなく、
大きなビジネスチャンスなのだ。

冒頭に戻れば、だからこそ何度でも伝えたいビックワードなわけ。
5Gの可能性、あなたはどう活かす?

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5Gの可能性、あなたはどう活かす?

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01/28
2019

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迂回のビズ・シナジー

この頃は「最適化」「最短化」など、
遠回りを避けたビジネスモデルがもてはやされている。
しかし、それは本当のベストだろうか?
かえって、遠回り=迂回したときのほうが、
結果として大きなシナジーを生むのではないだろうか。

もともとそれが私の持論ではあるが、
改めてそれについて考えさせてくれたのが、
ココ・ファーム・ワイナリーの
池上千恵子氏が出演した『Business Today』だった。

ココ・ファーム・ワイナリーは、
障がいを持つ子ども達のための支援施設
「こころみ学園」の運営資金調達のための
農園経営から始まり、今ではその味わいが
世界から賞賛されるほどの醸造会社だ。

まずは、最初に栃木県足利市「三角山」を取得するわけだが、
大変な急斜面だったこともあり、
子供たちと懸命に耕し、どうにかワインの苗だけは植えられたという。
その後、いいワインぶどうが育つわけだが…。

ところが突然のブドウの不作がワイナリーを襲う。
必死にワインぶどうを探すわけだが、
国内では見つからずカリフォルニアにまで声かけし、
ついに調達先を見つけるわけだ。

それがご縁で、今では現地にブドウ畑を持つに至る。
つまり国内で不作に陥っても、
カリフォルニアの畑でリスクヘッジができるというわけ。
それだけだはない。
これがきっかけで、醸造技師の
ブルース・ガットラブ氏に出会うことに。
実は、このガットラブ氏のおかげで
九州・沖縄サミットの乾杯のワインに
選ばれるまでになるのだ。

遠回りでも誠実な道を選ぶことで、
予想もしていなかった大きなシナジーを
得ることに至ったのだ。

15年ほど前にニトリの創業者似鳥氏にお会いしたときも、
同じようなエピソードを語ってくれていた。
(面白い話で、ここで語りたいところだが…
 行が足りないのでこの次の機会に!)

順風満帆に行かないからこそ、
色んな試行錯誤があり、そこから新たな道が拓けたり、
思いもよらない出会いがあったりする。
一見遠回りに見えても、
この「迂回」こそが最大のシナジーの源。
「迂回のビズ・シナジー」に今こそ注目するときなのだ。


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遠回りでも誠実な道を

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広大な三角山

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一流のワイン造りの地に

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また訪れたいものだ

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01/15
2019

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時流を摑めばシナジーが…

このところ私がハマっているフレーズといえば、
「商流革新」。つまり、例の「一流を目指すなら、5流を掴め!」
の4流[金・物・人・情](かなものにんじょう)+時流の
商流の変革に気づけといいたいわけだが…
今回のテーマは、原点に立ち返る(?!)「時流」。

きっかけは昨年末の時価総額ランキングだ。
久しぶりにマイクロソフトが1位に返り咲き、
以下2位アップル、3位アマゾン、4位アルファベット(Google)、
5位バークシャーハザウェイ、6位テンセント、
7位フェイスブック、8位アリババ…と
グローバル企業が名を連ねていくわけだが、
5位を除けば、TOP8のうち7社までが
モノや情報の仲介を行うプラットファーマーではないか!

マクロに捉えれば、現代は地球そのものが
経済圏となり得る「地球経済圏時代」だが、
もう少し目線を落とせば、プラットフォーマーが活躍する
「プラットフォーマー時代」とも言える。

もちろん、デジタルコミュニケーション時代でもあり、
それを証明する時価総額ランキングとも言えるだろう。
SNSの短い歴史を振り返っても、
2004年のFacebookから始まって2005年のYouTube、
翌年のニコニコ動画、最近ではTikTokなど、
ビジュアルで伝わる動画や写真にどんどん
コミュニケーションの比重が高まっていると感じられる。

そこで私が注目しているのが、
大手携帯キャリア3社+楽天で今年の後半に始まる5Gサービス。
超高速大容量通信を提供するというのだが、
これが意味するものとはいったい何か?
ずばり答えれば、家電や車など私たちの身近な機械の多くが
インターネットと繋がるIoT時代と、
動画コミュニケーション時代の到来だ。

これまでデータ容量の問題がその実現を阻んできたが、
5Gサービスの開始によって、誰でもがIoT家電を持ち、
なんなく動画を送りあう時代がやってくる。
「へ~、でもオジサンには関係ないや」
なんて言っていたらダメダメ。

初めは若者の流行に見えても、そのハードルが低くなれば、
オジサンだって当たり前にやるようになるのだ。
そこに時流が生まれ、新たなビジネスチャンスが生まれる。

まさに、「時流を摑めばシナジーが…」。
皆さんのアンテナが捉えた時流は何かな?

 

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時流を掴め!

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