
06/23
2025


ときには、現代的ではないことも大切!
私は昨年の4月に今の自宅へ引っ越しました。
親と同居でない家に住むのも、賃貸に住むのも初めて。
今どきは防犯的な面を気にして、
引っ越し先がアパートやマンションであっても
隣や上下の部屋への挨拶はあまりしないらしい。
私は、一度ばったり会ったことで、
隣に半年くらいの赤ちゃんとそのママが
住んでいることは知っていたのです。
【予想外な展開】
私は普段から在宅勤務が多く、
週の半分は自宅でパソコンやスマホと向き合っています。
ある日、建物が木造ということもあり
お隣さんの赤ちゃんが泣いている声がよく聞こえました。
度々赤ちゃんの泣き声は聞こえてきていたけど、
その日は特段長く泣いていて…
そこで私が心配になったのは赤ちゃんじゃなくて、ママ。
最近は、子育て中の悲しいニュースも多いので
「ママって大変なんだろうな」
「でも今どき、挨拶なんて迷惑かな」
などと、すごく迷いながらも
私は家にあったお菓子を持ってお隣さんを訪ねました。
赤ちゃんを抱っこしたママがドアから出てきて
「こちらこそ挨拶できなくてごめんね」から始まり
意外にも話が弾みました。
(赤ちゃんも驚いて泣き止んでくれた!)
ママに「どんな人が引っ越してきたのかわからなかったから…
とても安心した」と言ってもらい
最終的には今度ランチ行こうねという話にまで!
その後私は1年以上、お隣さんの親子と
2ヶ月に1度程のお出かけをしています。
赤ちゃんも今では1歳半を過ぎ
もう少しで私の名前を呼べるようになるところ。
(ママの目標は“きこちゃん”らしいが、
今は“きーひゃん”みたいな感じで呼んでくれる)
【この出会いには良い事が沢山】
私は元々子どもが苦手でしたが、
お隣さん親子が会う度にかわいくて、今では子ども好きに。
それに加え、大切に大切に育てているところを間近で見ることで
自分の家族への感謝の心も大きくなりました。
お隣さんのママも、私と出会った時期は
まだ赤ちゃんとは話ができなかったから、
大人と話がしたくて仕方なかったらしい。
そして、「この子に近所のお姉ちゃんなんて存在が
できると思っていなかったからとても嬉しい」と。
【現代って良い時代?】
今どきは、プライバシーやセキュリティなどについて
ものすごく厳しい時代になっています。
危ない目にあってはいけないので
今回の私の行動は簡単に人に勧められるものではないですが
私が経験したような、予想外で素敵なつながりを体験できる人が
少なくなってきている現代は、少し寂しい気もします。
私が小さい時は、
犬の散歩をしているおじさんがよく飴をくれていたし
近所の魚屋さんがボランティアで
横断歩道を見守ってくれていました。
通行人のほとんどが行ってらっしゃいと声をかけてくれる
あの環境は、もうあまりないんだろうなと思うと
現代社会は大切なものを失っているようにも思います。
つい仕事でもプライベートでも、
現代に適応していくことを目標にしてしまいますが
私や多くの人が、現代の風潮だけに囚われず
昔の話を伝えていくことや、変化させずに守っていくこと、
一般論から外れた挑戦をすることも私は大切だと思うのです。
時代についていきながらも、本末転倒にならないように
考えて行動していきましょう〜!
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