01/21
2013
濃い褐色の理由(わけ)
この色の違い、わかります?
実は色の違いより、匂いの違いの方がスゴい。
濃い褐色の方のボトルの蓋を開けようものなら、
鼻が曲る程の匂いなのだ。
(なつかしい表現だが、この表現がピッタシ)
半年前までは、部屋の中にこれらの
実験ボトルを設置していたのだが、
蓋をしっかりしていても近寄ると臭うのだ。
自慢の部屋が“何か臭い”では台無しと、
ベランダに移動。
それから約半年。実験が
始まってから10ヶ月が経過。
もう、それほどの変化は見られなくなったが、
差は歴然!
この2種類の米の違いは、無農薬無肥料の自然栽培のお米(東北地方産)と、
近所のスーパーマーケットで買ってきた東北ブランドの通常栽培のお米。
もちろん、まだどこか澄んでいる風のボトルが自然栽培のお米。
見た目も違うが、匂いはもっと違う。
1ヶ月過ぎた頃から少しずつ、
差が見えはじめて来たのだが、
時が過ぎる程に差は開く一方。
さて、ビジネスにおいても、
生産性が上がるようにとか、
虫がつかないようにとか、
会社サイドの都合に合わせて、
肥料をまいたり、農薬を散布したりすると…。
その商品やサービスもそうだが、何といっても、
そこで働く人材がこの濃い褐色になってしまうのかもしれない。
いや、もしかしたら、その商品やサービスを購入した
生活者も濃い褐色になっているとも考えられる。
とにかく、ヒトやモノの本来のあり方を無視して、
自分たちの都合を優先したビジネスを展開すると、
必ずや何らかの弊害が出てくるという事だろう。
ひいては、そのビジネスそのものが濃い褐色になってしまうということ。
いや~本当に腐敗した通常米が
ここまでクサいとは…
そろそろ、このボトルを処理したいのだが、
この中身をどこに捨てたらいいのだろう??